ゴルフが上達する人、しない人、その違いとは?
最新の「ゴルフ上達理論」を読み解く。

片山晋呉
あのツアー永久シード選手
片山晋呉プロが
数々のタイトル獲得後に陥った罠

ゴルフライブチーム

片山晋呉… この名前を聞いたことがないゴルフファンはいないのではないでしょうか。2016年に日本ツアー通算「30勝」を達成した永久シード選手として、今でも現役のプロゴルファーとして活躍しています。その卓越した他の追随を許さないショット技術を武器に、44歳となった今も現役で試合に出ている姿は、私たちゴルファーの憧れと言っても過言ではないでしょう。

そんな片山晋呉プロは、ずっと華々しい表街道を歩いてきたと思うかもしれませんが、実はそうではありませんでした。日本屈指のゴルフの名門校である水城高等学校から日本大学に進学し、日本オープン選手権ではベストアマチュア賞などを獲得。在学中の1994年には日本学生ゴルフ選手権競技で優勝も飾り、鳴り物入りでプロの世界に飛び込んだ20代の頃… 彼はとんでもないスランプの中にいたのです。

1995年にプロゴルファーテストに合格し、グローイングツアー(現在のチャレンジトーナメント)では上位に位置していたものの、レギュラーツアーでは予選落ちの繰り返し。まさに壁にぶつかっていました。それまでに味わったことのないような、先の見えない状況に悩んでいました。


江連忠
そんなときに手を差し伸べたのが、
「プロを教えるプロ」としては日本ゴルフ界の第一人者、江連忠プロでした。

片山晋呉プロは江連氏の門を叩き、片山プロの当時のスイングを見て一言、こう言ったそうです。

「シンゴ… 2年間、賞金ゼロでも我慢できるかい?」

そして、江連氏は続けてこう言いました。

「我慢できないなら、他のティーチングプロのところに行ってくれ。
でも… もしそれが我慢できたら、スゴイことになると思うよ」

片山プロは江連氏のその言葉に一瞬ためらいながらも「お願いします!」と答えたと言います。

片山晋呉

当時を振り返る江連氏によれば、当時の片山プロはスイングのバランスこそ抜群だったものの、スイングプレーンもフェースコントロールも、ボールや身体のポジションもバラバラだったのだとか。さらにゴルファーにとっての命綱とも言えるグリップですら、おぼつかないものだったようです。

なぜ、片山晋呉はスランプから復活できたのか?

片山晋呉

永久シード選手の片山晋呉プロがこれほどのスランプに陥ったことがあるというのは、意外に思うかもしれませんが、ある意味必然だったとも言えるのかもしれません。そしてここに、アマチュアゴルファーが進むべき一つの活路を見い出すことができます。

これをお読みの、ゴルフに熱心なあなたであれば、腰から腰の小さい振り幅のショットが、ゴルフのスイングを作る上で重要だということはよくご存知でしょう。ですが、多くのゴルファーは、その事実を信じようとはしていないようです。それが証拠に、ゴルフ練習場に行けば、その場のほとんどのゴルファーがフルスイングの練習しかしていないのですから。

しかし片山晋呉プロは違いました。江連コーチのもとで「サンドウエッジを使った30ヤード以下の振り幅の小さいショット」をひたすら繰り返しました。そして、その努力が実を結び、1998年の「サンコー・グランドサマートーナメント」でレギュラーツアー初優勝を果たしました。

その後も、2000年の「ダンロップフェニックストーナメント」、そして日本メジャータイトルである「ゴルフ日本シリーズ・JTカップ」などで優勝を飾り、同年には初の賞金王にも輝いたのです。

片山晋呉プロは確信しました。

「これだけやってればプロとして稼げる」と。それは、実際に江連プロとの二人三脚の中で得た確信だったに違いありません。実際にその後さらに3度、合計4回も賞金王になり、今までに20億円以上の賞金を稼いでいるわけです。

ですが、ここで一つの疑問があなたの頭に浮かぶかもしれません。「そんなプロの中のプロがやっている練習が、本当に私たちアマチュアの役に立つのか?」「片山晋呉プロと同じことが、自分にできるのか?」「きっとさぞかしキツイ練習なんじゃないか?」と…

ですが、これに対する答えは単純です。「もちろん、役に立ちます」「あなたにも簡単に実践することができます」それがまさに、ゴルフというスポーツ、スイング作りの核心をついた練習メニューだからです。

片山晋呉プロのメソッドで結果を出し続ける人々

ETGAレッスン風景

片山晋呉プロのやっている方法はまさに「ビジネスゾーン練習」とも通じるものです。このスイング練習は、短い距離のサンドウェッジのアプローチから、ドライバーのフルショットまで全てにおいて役に立ちます。

練習とはこのように、全てに通用すること一本に絞って練習することで、その効率を最大化することができます。実はプロほど、こうした効率を重視した練習をしていると言われています。時間は人間にとっては有限なものであり、短期間で結果を出すことが出来なければ、プロとして生き残っていけないからです。

実際にこの方法を江連忠ゴルフアカデミー(ETGA)ではアマチュアやジュニアゴルファーたちにもレッスンをしていて、普通でない結果を出しています。

華やかな結果の裏には、何らかの「変化」がある

もしあなたが、今よりスコアを10打縮めたのなら、そのマイナス10打は、上達をするための時間やお金、あるいは何らかの創意工夫がされたことの印(しるし)です。つまり、何らかの変化が生まれたということを意味しているとも言えるのです。

物理学者のアインシュタインはこんなことを言っているそうです。 「狂気とはすなわち、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること」だと。同じことをしているのに違う結果を望んでも、それはただの「ないものねだり」でしかないのではないでしょうか。

ゴルフを継続的に上達させる人は
「たった一つのこと」だけをひたすらやっている

とはいえ安心してください。だからといって、何も特別で複雑なことをする必要なないのです。片山晋呉プロは言います。

「オレがプロになってからやってきた練習は、たったコレ一つだけだった」
「あのジャンボ(尾崎将司)さんだってそう。今だって、ずっとやってる」
「だからこれだけやって。お願いだから」

2つ以上のこと、多くのことに手を出してしまうから、うまくいかない。何か全く別のところに答えがあると思い込むところから、失敗や挫折の歯車がカタカタと回り始めるのです。

逆に、片山晋呉も実践する、この「たった一つのこと」を続けることで、多くのゴルファーが自分が思っているよりも一段も二段も上の結果を出し続けているのです。

この片山晋呉プロと江連忠コーチのタッグによって生まれた教材プログラム、『オレなら、これ一つだけしかやらないね』は、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)で繰り広げられた片山晋呉&江連忠の練習指導風景を公開しています。


pdfファイル
江連プロは片山晋呉プロを賞金王に導いた他にも、2001年には伊澤利光プロを復活賞金王に、2007年には上田桃子を賞金女王に導き「賞金王製造機」の異名も持っています。まさにその指導風景は「日本一」「ゴルフレッスンの最高峰」と言っても過言ではありません。

この指導風景はNHKのドキュメントでも放送されたことがありますが、それはほんのごくごく一部。ここでは合計1000時間にもおよぶ内部資料の中から、その指導の核心にあたる部分を13項目(収録時間:約14時間)取り上げました。

さらに今なら、この門外不出の「秘伝書」に「裏ノウハウ」までもプレゼントとしてお付けしてお届けしています。


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