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【新講師】出会いの素晴らしさ

2014.04.17
kondo

From:近藤雅彦
千葉駅のドトールより、、、

おはようございます!そして、初めまして!!

小原プロと一緒にスタジオでレッスンをしている
近藤雅彦(こんどうまさひこ)と言います。

今日からゴルフライブ講師として僕も筆をとらせて頂くことになりました。
今週からどうぞよろしくお願いします。

第一回目のメールということで、いきなり難しい話は置いておいて…

今日は僕と小原プロとの出会いの話をしたいと思います。

盟友・小原大二郎との出会い

その前に、僕の名前を見て何を思いました?

もしかして。。。

「ギンギラギンにさりげなく~♪」

の、あの人を思い出したのでは。
そう!同姓同名なんです☆

はい、覚えやすいですね!
いっそ、マッチと覚えて頂いてもOKです。笑

今日からどうぞよろしくお願いします。

さてさて話が脱線しました。

小原さんとの出会いの話をさせてください。
1996年、春。話しは今から18年ほどさかのぼります。

僕はプロを目指すために千葉県の某ゴルフ場を訪れました。

目的はそこで研修生として働くためです。

深夜にバスで到着し・・・玄関に若い男が見えました。
それが小原さんでした。

僕より先に2人はそのゴルフ場で研修生として働き
プロを目指して頑張っていました。

偶然ではありましたが、出会い、
同い年ということもあって
仲良くなるまでには時間がかかりませんでした。

僕らは仲良くもあり、そして良きライバルでもありました。
食事に行ったり飲みに行ったり夜の街へ遊びに行くこともありましたが(笑)
ゴルフとなると話は別です。

「絶対にこいつには負けない」と全員が思っていたと思います☆

ケンカとかそういうことはなかったですが、
一緒にラウンドして負ければものすっごく悔しくて眠れませんでした。

そして恥ずかしいのを我慢しつつ、
お互いにアドバイスをし合って成長していきました。

また、僕らがいたゴルフ場には
ツアーで何度も優勝しているような
先輩ツアープロもたくさんいました。

Mプロ、Fプロなど・・・
実名は出せませんが本当に憧れのプロがたくさんいました。

僕と小原は仕事が終わった後に
こういったツアープロに無理を言って
一緒にラウンドをさせてもらいました。

本当に学ぶことが多かったので、
無理を言って何度も何度も回ってもらいました。

また試合も何度も一緒に出場しました。
同じ組で回ることはなかったですが、
お互いいい成績が残せないと終わってから反省会をして。

練習ラウンドもお互いにアドバイスしながら
本当に切磋琢磨して成長してきました。

1年、2年の時の流れは一瞬で・・・

それからしばらくして
僕は関西のゴルフ場に身を移すことにしました。

ちょっとしたコネがあって
試合の経費を見てくれるいい話があったんです。

なので小原さんとはしばらく離れることになりました。

そして1年、2年くらい経った頃。
三重県のある予選会に出場した時、たまたま小原さんと再会したんです。

「あれ、近ちゃん!?うわ~~~久しぶり!!」

1年、2年の時の流れはすぐに埋まってしまいました。

そこで4日間ほど滞在したのですが小原とはいろんな話をしました。

今後の将来のこと・・・
これからのゴルフのこと・・・
レッスンのこと・・・

お互い不安と期待でいっぱいで、同じような状況にいました。
なのでお互いの気持ちがとてもよくわかったんです。

それから僕はまた関東に戻り、
小原さんとは一緒に練習をし続けてきました。

当時、他にもプロを目指していた仲間はいましたが
もうほとんどがゴルフの道を諦めていました。

小原と僕で飲んだりすると、

「あいつ、何やってんだろーな、元気かな」

なんて話をしていました。

気付けばここまで続けてこれたのも
お互いの存在があったからかもしれません。

僕の人生のレールが「カチッ」と動いた

それから数年たって・・・
僕も小原さんもツアーの道ではなくレッスンの道へ進んでいました。

小原さんはビジネスゾーンについて徹底的に研究して、
多くのアマチュアの方に感謝されていました。

一方、僕はお世話になった先輩に誘われて
都内の某スクールでレッスンを行うようになっていました。

手前味噌ですが、生徒さんにも恵まれ、
結婚もして、とても幸せな毎日を送っていました。

そんなある日のこと。
小原から一本の電話が入りました。

「あー近ちゃん?(僕のことです)実はさ、俺スタジオをやることになったんだよ。そう、ゴルフレッスンスタジオ!本当に嬉しいよ!でさ・・・もしよかったら、近ちゃん力貸してくれないかな?」

・・・レッスンスタジオの話なんて聞いてなかった!!(驚)

一国一城の主かよ~~!なんて思ったのですが、
最初、僕には関係のないことだと思いました。

僕は僕で上手くやれているし、たくさんの生徒さんに感謝を頂いてました。
それに今の生活を変える気なんて全然なかったからです。

だから力を貸してほしいといわれても、
うーん、と最初は思いました。

・・・でも。

・・・でも、僕はこの時、小原さんが言ったことを生涯忘れません。

彼はこう言ったんです。

小原「近ちゃん、俺らで日本のゴルフ界変えよう。自分が教えてきたことに自信あるでしょ。今のゴルフ界って絶対おかしいと思うでしょ。上達したいならやるべきこと違うって思うでしょ。俺らならやれるよ。ちょっと本気でやってみない?」

僕はその瞬間、本気でゴルフ界を変えたいと思いました。

大げさかもしれませんが、人生の大きなターニングポイントだと思いました。

僕らが培ってきた上達のノウハウは多くの人に受け入れられてきました。

だからもっと一人でも多くの人にこのノウハウを
伝えていくことが使命だと勝手に熱く燃えてしまったのです(笑)

そして今に至るわけです。

出会いの素晴らしさ

3人がたまたま出会ったあの日から18年以上が経ちました。

当時は友人でありライバルだった僕ら。
でも今では3人が同じ方向を向いて本気でゴルフ界を変えたいと思っています。

これまでもたくさんの出会いはありました。
でもこんなに時間がたってから、大きなことが動き出したことは初めてでした。

出会いって素晴らしいと思います。

あなたにもきっといるはず。人生を変えてくれた出会い。
そしてそれはゴルフでも同じです。

良き仲間との出会い、ライバルとの出会いは
必ずあなたのゴルフにプラスをもたらします。

そういう仲間と出会うためにも、クラブコンペ等に参加することを私は積極的にオススメしています。

初めてのメルマガだったので、
ゴルフの話からは大きくズレてしまったかもしれません。すいません(^^;)

これから、あなたに上達の秘訣をメルマガでお届けしたいと思います。

技術的な部分だけでなく、メンタル面もお伝えできればと思います。

それでは今日から、どうぞよろしくお願いいたします。

少しでも皆さんのことを知りたいので良かったらコメントくださいね☆

近藤

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【最後のビデオ】振り遅れないためのポイント

2014.04.16
hattori

From:服部コースケ
代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。
前回、木曜日のメールで最後とお伝えしましたが、

本当に最後ということで
お別れに、動画レッスンを一つプレゼントしたいと思います。

お教えしたいと思うのは振り遅れないためのポイントです。

振り遅れるとスライスが出てしまいますので、
当てはまるかもしれないという方は
ぜひ確認してくださいね。

※音が大きめなので注意して下さい

スマホの方、動画が見れない方はこちら

追伸:
引き続き、こういった動画レッスンを
「ゴルフライブ飛伝」という新しい飛ばしのメルマガで
配信していきます。

ぜひ、これからはこちらをご購読くださいね。

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【ビデオ】アプローチを成功させるためのポイント

2014.04.15
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日はウィークリーレッスン動画を配信します。

今回は、アプローチを成功させるためのポイントを
アドバイスさせていただきます。

コースに行ってアプローチが安定しない方は、
構えに問題があるケースがほとんどです。

ご紹介する3つの位置を常に一定に保つことで、
練習場で練習した成果をコースでも発揮しやすくなります。

一度ご自分の3つの位置をチェックしてみましょう。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

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自転車とゴルフ

2014.04.15
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先日のことですが、
自宅の近くで自転車に乗っていたら
アメリカ人と正面衝突しそうになりました。

前から自転車に乗った金髪のお姉さん。
千葉の田舎にめずらしいなー
なんて思っていたら車が来て、避けたら接近。

右に行こうとしたら外人女性も右へ、
左に行こうとしたら外人女性も左へ。

もうちょっとでぶつかりそうになり、
お互いブレーキをかけ止まりました。

あぶない^^;

Sorry!なんていいながら
にこやかにその場を去りましたが。笑

自転車に乗ったことがあるなら
誰にでもこんな経験ありますよね。
子供の頃にもきっと。

自転車ってスピードが速い時よりも、
遅い時の方がバランスを取るのが難しいですよね。

スピードが速ければ
バランスも簡単に取れるし、
なんなら手放しでも運転できます。

これってゴルフをやっていても
同じだなーとふと思いました。

自分に目標があって、
まっしぐらに進んでいる時、
一生懸命努力している時って、

とても充実感があって、
モチベーションも高いですよね。

でも一方で、
目標もなくなんとなくやったり、
目標への強い意識がなかったりすると
モチベーションが落ちますよね。

それは次第にイライラへ。
やる気より不満にフォーカスしませんか?

でも現状がどう変わったって、
そういうタイプの人って満足しません。

見方によっては
常に不満を探しているようにも見えます。

これは私がゴルフ人生の中で感じたことなのですが、
人間って目標を追求する生き物だと思います。

自分に目標を与えてあげて、
こき使ってあげた方がいいパフォーマンスが出ます。

逆に何も与えないで、
使わないといずれ錆びてしまいます。

ある意味・・・Mな生き物なのでしょうか。苦笑

ゴルフで常にモチベーションを保ちたい、
そう思うのであれば常に目標を持ちましょう。

環境や状況が変わったりして、
色々な障害が出てモチベーションが下がっても
自分の目標だけは持ち続けましょう。

新しい目標、やりがいある目標があると
現状への不満は無くなります。

目標が必要、ゴールが必要です。
私たちゴルファーには^^

あなたは年に1回とか2回、
ゴルフをやるくらいのゴルファーではないでしょう。

月に1回、いやそれ以上?
かなりゴルフには熱心なはずですよね。

そんなあなたにとって
モチベーションの維持はとても重要。

1つ何か達成したら
すぐに次のゴールを作ること。

これがとても大事です。

あなたは今目標がありますか?
ゴールがありますか?

もしよければあなたの目標を聞かせてください^^

またメールします。

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「体」動かす順番の驚くべき効果

2014.04.13
omori

From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、

こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。

今回は「動かす順番の驚くべき効果」について、
お話ししてみたいと思います。

この事は、上達の限界に大きく影響する体の使い方への、
大きなヒントになります。

スポーツ科学の世界では、この動きをできるかどうかが
上級者への近道とも言われています。

やってみましょう

まずは、次の2つの動きを意識してやってみてください。
ちょっと普段のスイングとは異なるかもしれませんが、何も経験ですので。

(1)テークバックでは下半身の動きに少しだけ遅れてクラブがついてくる

(2)ダウンスイングではクラブがトップに向かって動いている間に下半身先行

一度に2つの事を考えると、なかなかうまくできないと思いますので、
まずは、(1)をやってみて、次に(2)をやってみるなど。

(1)がある程度できてから、(2)をやってもいいですし、
スイング毎に(1)と(2)を交互に意識してやってみてもいいです。

小さな振りのショットなどから試してみてもいいですね。

動きが滑らかになったり、リズムよく動けたりしたら、
うまくできた証拠です。

うまくできるためのコツ

ここまで、なんとなくわからなかった方のために、
うまくできるためのコツを伝授したいと思います。

それは、体のもう少し細かいパーツ毎の、動く順番に注意を払う事です。

例えば(1)の下半身の動きにクラブが遅れてくる感じをやろうとした場合。

腰、胴体、肩、上腕、前腕、手首の動きをこの順番で行うようにします。
絶対、どこかが先走ってはいけません。

肩よりも先に、上腕が動くとかはだめですね。
とにかく、この下半身から手首につながる順に動くようにしてみてください。

動きの大きさということではなく、動きはじめる順番です。

クラブが腰の高さぐらいに上がるまで、守ってみてください。
クラブが腰の高さの時に、クラブシャフトが飛球線方向を向いていたら、
うまくできた可能性は高いです。

ここで順番以外で大切なことは、無理やり手の動きを使って、
このクラブシャフトのポジションに持ってこようとしないことです。

ま、そうしたとすると、順番も狂っている事になるのですが。

下半身から順に動いた結果、クラブが腰の高さで、
良い方向を向いていた。という感じが大切になります 。

通常のショットでは、
手首のコックが下半身の動きと同時ぐらいに動いてもいいです。

ただし、今回の下半身からの順番を守るというやり方は、
一つの練習としてやっていただくと、新しい世界が開けて来ます。

うまくできたとき感じること

うまくできたときは、腰、胴体、肩、上腕、前腕、手首の順に、
筋肉が引き伸ばされる感じになります。

自分で筋肉を収縮させようとした感じではなく、
順に引き伸ばされてゆく感じです。

この感じが出てきたら、後は、クラブヘッドの重さを感じてみましょう。

テークバックでは理想的なトップに向かってクラブが動き始めてくれます。

腰から上に上がるときに、腕で無理やりクラブを引き上げるなどの
無駄な力がはいっていると、その分トップの位置が乱れます。

腰から上での動きは、クラブヘッドの重さを感じて
その動きに体を合わせてあげるぐらいの謙虚さが重要です。

腰の高さまでのテークバックがうまく行って入れば、
クラブヘッドはいい動きをしているので、その動きを邪魔しないということですね。

ダウンスイングでは、クラブがまだトップに上がりきっていない間に、
下半身からダウンスイングの動作を先行させます。

そうすると、左腰と左腕が引っ張り合って、
その間にある筋肉と腱が引き伸ばされる感じとなります。

左腰と左腕の間の筋肉を、自ら縮めるのではなく、
一旦引き伸ばされる感じですね。

そして、この筋肉と腱が引き伸ばされる事で、
上半身にたくさんエネルギーを貯めることができ、飛距離が伸びます。

からだが美味しがる動きとは

なぜ、順番について、取り上げたのか?
それは、体の仕組みの中には、非常におもしろい仕組みがあるからなのです。

意識下では、自分の最大のパワーはなかなか出せるものではありません。
そこをぶち破ってくれる仕組みが幾つかあります。

ここで取り上げたい一つは、「伸張短縮サイクル」という仕組みです。

人によって違いはあるのですが、この仕組によって、
意識的に力を入れた場合の、2倍とかのパワーを出させてくれるのです。

テレビで見ているツアー選手のスイングを見ていると、
軽く振っているように見えて、飛んでいるという感じが、
この「伸張短縮サイクル」での体の動きになっているんです。

だから、めちゃくちゃ振っているように見えないんですね。

「伸張短縮サイクル」では、筋肉を引っ張ってあげると、
勝手に縮もうとすることで体が動いてくれます。

引っ張ると縮もうとして、勝手に力を発揮するという事です。

引っ張られると筋肉が縮もうとする現象は、
「伸張反射」という反応になります。

これは、本来、筋肉を引き伸ばされたときに、
筋肉が切れてしまうことを防止するための仕組みと言われています。

筋肉の中には、伸ばされたことを検知するセンサーがあり、
そのセンサーからの信号は、脳ではなく、脊髄に伝わります。

この脊髄の中で、筋肉が伸ばされた信号が、
そのセンサーのある筋肉を収縮させようとする信号に変換されて、
伸ばされた筋肉が無意識下で収縮します。

その、勝手に収縮してしまう力を利用すると、
一生懸命自分の意志で出そうとした力よりも、大きなパワーを出せるのです。

自分の意志で動かせる筋肉量は100%にはなりません。
火事場の馬鹿力と言われるように、本来の力の一部しか、意識下では出せないのです。

声を出したり、「伸張短縮サイクル」によって、その脳による防御反応を、
ある程度、効かなくすることができるのです。

また、「伸張短縮サイクル」では、
腱が引き伸ばされてゴムのようにエネルギーを貯める現象も、
同時に発生しています。

ですので、瞬間的に発揮できるパワーとしては、
筋肉だけでは到底到達できないエネルギーの集中砲火が可能なのです。

うまくできるための大切なイメージ

筋肉の仕組みに関しては、少し難しかったかもしれませんね。

そこで、わかりにくいという方に、
どんなイメージを描いたらうまく行きやすいのか伝授したいと思います。

それは、「体幹で打つ」というイメージです。

体幹というのは大雑把に言うと、胴体の事になります。

デンデン太鼓を思い浮かべていただければいいのですが、
柄の部分が脚で、紐に重りがつながったところが腕、
そして、柄にくっついた太鼓の部分が体幹という感じでしょうか。

デンデン太鼓では、脚である柄の部分を回すと、
それに伴って胴体である太鼓の部分が回転して、
太鼓につながっている腕である紐と重りがブルンブルン回ります。

そして、紐の先の重りが太鼓にポンポンあたります。

下半身を使ってテークバックすると、板のような体幹を伝わって、
腕が体の周りを回転します。そして、腕の先のクラブも体の周りを回転します。

また、下半身を使ってダウンスイングすると、
下半身のターン動作が、板のような体幹を伝わって、
腕とクラブをテークバックとは逆の回転方向に回転させようとします。

そして、体幹と腕の付け根には、肩甲骨という、
大きくスライドする部分があります。

ダウンスイング開始では、左の肩甲骨が体の前側(胸の方向)にスライドされて、
体幹の回転に対して、腕から先が少し遅れて回転します。

ちなみに、上半身のパワーのほとんどは、
この肩甲骨のスライドにより発生しているのですが、
このスライドをうまくできない方は、かなり損をしている事になります。

ダウンスイングで肩甲骨がスライドすると、
左肩甲骨につながる筋肉と腱が引き伸ばされます。

この引き伸ばしの動きが、先ほどの「伸張短縮サイクル」を発生させて、
意識しないのに大きなパワーが発揮されることになるのです。

「トップで、左肩をその場に置いてくる。」などという感覚が、
肩甲骨をスライドさせやすくしてくれます。

体幹としての胴体も少しは捻りが入ります。

但、体幹は自分から捻るイメージではなく、
上半身の動きに対して下半身が反対方向の動きをすることで、
捻られてしまうイメージです。

ゴルフでよく勘違いされることがあります。上半身を捻る様にしてテークバックして、
トップで下半身と上半身の捻転差が大きいほど飛ぶと言われたりします。

そうすると、トップでの捻転差を最大にしようとして、
かなり力んでしまいます。

実は、トップで体幹の捻転差を最大にするのではなく、
トップからさらにダウンスイングが進んだところで、
最大にするというのが正解になります。

体幹は基本的に、自分からは捻りません。
捻られるに任せるのです。

体幹は木の板ぐらいのイメージで体を使うことが非常に大切です。

この肩甲骨の大きなスライドと体幹の少しの捻転が、
自分からどこかの筋肉を収縮させることではなく、
下半身とクラブを引っ張り合わせる事です。

「伸張短縮サイクル」を自然発生していれば、
思った以上のパワーが発揮されるのです。

はじめに書いた、次の2つの事で、
下半身とクラブが引っ張り合うようにしてみましよう。

(1)テークバックでは下半身の動きに少しだけ遅れてクラブがついてくる

(2)ダウンスイングではクラブがトップに向かって動いている間に下半身先行

この2つの事をやろうとしてみることで、
リズムよく、かつ、パワフルなショットが出来上がってきます。

では、また。

追伸:今週末限定で、私が開発したプログラムがキャンペーン中です。
   明日4/14(月)までの期間限定です。

http://g-live.info/click/jsnx20140412/

 ※ETGA所属プロの動画あり

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