2024.09.07
From:服部コースケ
沖縄の自宅より、、、
おはようございます。
服部コースケです。
いつもメールマガジンを
ご愛読いただきありがとうございます。
アマチュアが頻発しがちなスイングの
ミスのひとつが、あおり打ち。
ボールを飛ばそう、上げようという気持ちが起こす
ミスショットの重要な動きについてお伝えします。
あおり打ちとは・・・
基本的には、
すくい打ちと同じ言葉で捉えると
分かりやすいでしょうか。
クラブが最下点を迎えてから上がりながら当たる
ややトップしていくようなインパクトができてしまう動きです。
例えば、
ボールを上げたいと思う方に多い動きですね。
ボールを上げようと思うと
どうしても下からボールをすくい上げるような
打ち方になってしまう方が多くいらっしゃいます。
下からすくおうとすると
必ずボールよりも最下点が手前にくるので
ダフリ、またはトップが出やすくなってしまいます。
アイアンの場合、理想的なインパクトは
ボールの先で最下点を迎える
下降しながらのインパクトです。
体の動きで言えば、
ボールを上げて、遠くに飛ばそうと思って打つと
そんな動きになってしまいます。
飛距離を出そうと思えば思うほど、
良い球を打とうと思えば思うほど、
ミスショットになってしまう。
これってゴルフの難しいところですよね。
そんな瞬間に出てしまうのが
あおり打ち、すくい打ちです。
ドライバーでも急激なヘッドの上昇は、
逆にボールがドロップするような原因も
作ってしまいます。
1つ目の鍵「体重移動」
右足に体重が残って
インパクトをむかえてしまう。
体重が右足に残るということは
それだけクラブヘッドの最下点も右側になります。
つまり、ダフリ・トップを
生みやすい形になるんですね。
かつ、体重が後方に残ることで
スイングスピードが出づらく
飛距離もロスしてしまいます。
体重移動はテークバックでは右
フィニュッシュでは左
に移動することが最適ですが、
体重移動できない方の多くは
バックスイングの時に
右足に体重が乗っていません。
左足に体重が乗ったままに
なっているんですね。
このような人は、
切り返し以降で左足に残っていた体重が
右足に移ってしまうのです。
理想的な体重移動とは
逆のパターンになっていますね。
まずは、
バックスイングで右足に体重を乗せ
ダウンスイングで左足に体重を乗せる
これをちょっとイメージしてみてください。
イメージできたら
実際に練習をしましょう。
①バックスイングの時は、左足を完全に地面から浮かせる。
②ダウンスイングに入る切り返しの時に、浮かせた左足を踏み込む。
③そしてフォロースルーで、右足を地面から再び完全に浮かせて1本足で立つ。
まずはクラブを持たなくても良いです。
慣れてきたらクラブを持ちましょう。
ドライバーでもアイアンでも
どのクラブでも構いません。
最初はビジネスゾーンの振り幅から
始めるのが良いです。
これで体重移動を意識しないでも
できるようになったら
次は肩から肩のスイング
そして最後にフルスイングと
段階的にやっていきましょう。
2つ目の鍵「前傾角度の起き上がり」
あおり打ちと言われる動きに
前傾角度の起き上がりもあります。
アドレスで作った
腰の角度がフィニッシュまでに
上体が起き上がってしまう動きです。
インパクトの瞬間に前傾角度が崩れて
上体が起き上がってしまうと
クラブヘッドがボールに届かないで
ボールの上辺を叩いてしまいます。
それをカバーするために
別の癖が出てしまいます。
結果、ミート率が悪くなり
これでは、高く遠くへどころ
ではなくなります。
必ず前傾角度をキープして
打てるように練習していきましょう。
前傾角度をキープするためには
おしりが前にでないことが重要です。
スイング中に
おしりの位置が変わらないことを
意識しましょう。
あおり打ちはボールの飛距離や
弾道を意識するほど
強く出てしまいます。
まずはボールを打たずに
ダウンブローに当てるイメージを
作っていきましょう。
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本日も最後までご購読いただきありがとうございました。
服部コースケ