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傾斜地の練習がしたいと思っているあなたへ

2013.11.02
obara

From:小原大二郎
大阪のホテルより、、、

おはようございます、小原大二郎です。

昨日は、兵庫県の大宝塚ゴルフクラブでコンペでした。

女性の方がベスグロスコアを達成されたり、
関西コンペなのに、わざわざ千葉からご参加いただいた方もいたり、、、

熱心な方々にご参加いただいて、私もとても嬉しかったです。
ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございます!

そこで今日は、そのコンペ中に受けた質問と、その回答について、
みなさんにシェアしたいと思います。

傾斜の練習をどうするか?

今回コンペを行った大宝塚ゴルフクラブは、
かなりアップダウンの多いコースでした。

アップダウンが多いですから、もちろん傾斜も多いなかで、
参加者のみなさんもミスヒットが多く悩まされていたようです。

そんなこともあってか、コンペのラウンド終了後に実施した座談会で、
こんな質問がありました。

 「練習場は結局平らなところでの練習ですが、
  傾斜に対応する練習を、どのようにすべきでしょうか?」

もちろん、練習場は平らですから、傾斜の練習ができないですよね?

ですがそもそも、平らなところで真っ直ぐのボールが打てないのであれば、
傾斜地のライでちゃんと打つことはできません。。。

 「小原さん、そうは言いますけれど。。。」

 「だったら、どうすればいいんですか?」

はい、傾斜地でちゃんと打てるようになるためのポイントとして、
まずあなたがしなければならないことは、、、

ベタ足+腰の回転

 「肩から肩のスイングの練習」

 「しっかりとベタ足で打てるようになる練習」

この二つが、とても大事になってきます。

なぜ、ベタ足での練習が必要かというと、
コースに出た時に、傾斜地の斜めのライでしっかりヒットするためです。

傾斜地で対応できるようになるためには、基本の動きを
「肩から肩」のベタ足で打つ練習をおそろかにしないことなんですね。

まずはベタ足ができるかどうか、これが基本です。

私もいろいろなところのレッスンで、このことは言っているのですが、
それを改めて、思い出してほしいと思います。

この「ベタ足スイング」の練習に加えて、もう一つ大切なのが、、、

 「腰をレベルに回転(水平に回転)させる」

ということです。
つまり、おへそを地面と平行に回転させるということですね。

基本の基本をアバウトに練習しない

「基本の基本」としてのポイントはたくさんありますけれども、
第一番目にできなければいけないことが、こうした練習です。

しかしながら、、、これをおろそかにしている人が意外と多いです。

みなさんはやっているつもりでも、
意外とアバウトな練習になってしまう傾向があるようです。

こうした話のほかにも、練習メニューの組み立て方や、
シャンクの直し方など、質問に答えながらお話をしました。

こうしたことに、熱心にメモも取りながら聞いてくれていて、
話している立場としては、とてもありがたかったです。

今日来てくださったみなさんは、
今後ますます上達されるのではないかと思います。

また関西でのコンペも企画したい思っていますので、
それまでにどんどん上手くなってくださいね!

またメールします。

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30ヤード先にある自由

2013.11.01
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は「30ヤード先にある自由」ということについて
お話をしようと思います。

 「ん? 一体どういうこと?」

そんなふうに思う方も多いと思いますが、
私が時々レッスンをしているゴルフ場で行き来する道でのことです。。。

「ん? これはまさか。。。?」

私はそのゴルフ場への行き帰りは車を使っているのですが、
その道の途中に一つだけ、混雑しやすい交差点があるのです。

朝早いとそうでもないのですが、通勤時間帯に近づくにつれて、
朝でも混雑をすることがあります。

また、帰りの夕方ぐらいにも、その交差点は混雑していることが多いのです。
混雑するとその交差点を抜けるのに、3~4つの信号は軽く待つことになります。

ですが、しかし。。。

実は私は、この交差点を通らずに行くことのできる抜け道を知っていまして、
混んでいる時間帯にはこの道を通ることにしています。

これだけで、5分は確実に違います。
それなのに、でもなぜかみんな、そちらの道には行かないんですね。

私もその道を知らなかったころは、その交差点が混んでいるのを見て、

 「ああ、またか。。。」

と思ってばかりいたんですが、ある時ふと、前の車がひょいと曲がったんです。

 「ん? これはまさか。。。?」

と思ったので、私もその車を追って、曲がったんですね。

そうして、その抜け道を知りました。

「横道」の選択肢がないだけ

そこを曲がって、ゴルフの距離なら20~30ヤードほど先に(笑)、
その混んでいる道に並行して走っている道があるのですね。

ただ、ちょっと横道にそれるだけ。
それだけで、渋滞を避ける事ができるのです。

この抜け道の話、ものすごーく単純なことです。
それなのに、今でもその交差点は混雑をしている。。。なぜか?

それは、かつての私のように、抜け道があることを知らないからです。

ものすごく単純に言えば、
「横の道に曲がる」という選択肢がない、というだけなのです。。。

さきほどふざけて20~30ヤードと言いましたが(笑)、
これはもしかしたら、ゴルフでも同じことが言えるのかもしれません。

スコアをアップさせるために、使える方法や知っている方法が一つしかなければ、
その道を通る以外の方法を選択することがありません。

もっと簡単にボールをクラブヘッドに当てられる方法があるかもしれません。
もっと効率よく、スコアアップをさせることのできる方法があるかもしれません。

もっと確実に上達できる、別の方法があるかもしれません。

自由である=選択肢がある

私が提唱している、腰から腰のビジネスゾーンの練習もそうですが、
練習場に行って、そうした練習をしている人は少ないかもしれません。

みなさん、ドライバーでネットに向かって、ただ黙々と打つだけ。。。

もちろんそれが100パーセント無駄だと言うつもりはありません。

ですが、ビジネスゾーンの練習をすることで、
あなたは上達のための新たな「選択肢」を得ることができます。

しかも、比較的効率よく短期間に上達できて、
どんな人にもあてはまる再現性も持ち合わせています。

しかも、ある程度は自分一人で練習をすることもできます。

選択肢をたくさん持っていて、その選択肢から自分の意志で
何を選ぶかを決められる。。。

それを人は「自由である」と言います。
別にムリをして、不自由なままでいる必要はありません。

新しい選択肢を手に入れれば、先ほどの渋滞の例で言えば、
渋滞に巻き込まれることなく、スムーズに進むことができるのです。

そしてその選択肢は、たった20~30ヤードほど先にあります。

もしあなたが、ゴルフの上達ができないと悩んでいらっしゃるのなら、
今までとは違う、別の方法を探ってみることをオススメします。

それは別に車の道やゴルフに限らず、人生においてもそうかもしれません。

またメールします。

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不満ではなく不安

2013.10.31
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日はあなたに、ちょっと恥ずかしい私の過去についてお話ししようと思います。

これは私がプロゴルファーとしてゴルフを教え始めた頃のこと。

とあるゴルフ練習場で、教えていた生徒さんと別れて、
トイレに行ったのですが。。。

トイレでの会話

その日のレッスンは、1対3ぐらいで行うグループレッスンでした。

ですのでまあ、全体に説明する時間があったり、
個別に見る時間があったりという感じだったんですね。

その中で私なりに、その人に合ったレッスン方法を模索しながら、

 「こんなことをしてみたらいいですよ」

 「こんな練習が役に立ちますよ」

ということをお伝えしていました。ですが、、、

練習場のトイレに行って、いわゆる私は「大」のほうに入ったんです(笑)。
そうしたら、先ほど教えた生徒さんに違いない人たちが入ってきました。

 「あのさっきの練習、ちょっとめんどくさい、、、」

 「なんであんな練習しなきゃいけないんだ?」

 「本当にあんな練習でうまくなれるのか?」

そんなことをトイレで口々に言っている声を、、、聞いてしまったんです。

怒りから無力感に。。。

内容としては、教えている練習方法からして、
私のレッスン内容のことを言っているのは明白でした。

その声を聞いて、はじめはその生徒さんたちに対して、
怒りの気持ちを抱きました。

 「何にもわかっていないくせに!」

しかしその一方で、同時に浮かんできたのは、
自分に対する無力感のようなものでした。

 「自分はアマチュア一人もうまくすることができないのか。。。?」

実際、自分が信頼されていないからこそ、
そのように思われてしまうのであって、そのことに無力感を感じていました。

そんなことがあって、私は何がいけなかったのか、
今までの何がいけないのかを考えるようになりました。

何が、悪かったのか? 答えは意外とすぐに出ました。

不満ではなく不安

その生徒さんたちは私のレッスンに不満を感じていたのは事実です。

しかしながら、それ以上にあったのは「不満」ではなく
「不安」のほうが大きかったのではないかと気づきました。

おそらく、私がレッスンで伝えた方法に、
「本当にそれでいいのか?」と不安になっていたのだと思います。

だからそれが

 「あのさっきの練習、ちょっとめんどくさい、、、」

 「なんであんな練習しなきゃいけないんだ?」

 「本当にあんな練習でうまくなれるのか?」

という、生徒さんの言葉に集約されていたのだと思います。

人間という生き物は、自分が分からないものに対しては
不安や恐怖を抱くようになっているようです。

 ・これをやったら、次に何が起こるのか?

 ・これをやったら、何がどうなるのか?

 ・この先に目指すゴールがあるのか?

こうしたことが見えないと不安になります。
そして、、、不安になると、人は行動しなくなるのです。

そしてこれは別に、私が教えるうんぬんのことだけに限りません。

教わる側、上達を望む側からすれば、次に何が起こるのかがわかると、
上達への行動がしやすくなるということです。

あなたももし、自分が行動できないと悩んでいるのなら、、、
自分が何に不満を感じているかではなく、何が不安なのか?

そしてその不安はどうすれば取り去ることができるのか?

そのことにフォーカスしてみると、何かが変わるかもしれません。

またメールします。

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【ビデオ】左足上がりのアプローチ

2013.10.30
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今週のウィークリーレッスンでは、
左足上がりのアプローチについてお話しします。

グリーン周りというのはスコアアップにおいて
非常に重要になってくるポイントですよね。

具体的な攻め方に関しては以前、
DVDでもまとめさせて頂きました。
(今は在庫切れになってますが。。。)

http://g-live.info/product/approach/

今日はその中から特に
基本となる打ち方について説明しますね。

動画が見れない方、スマホの方はこちら

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ゴルファーよ、大志を抱け

2013.10.29
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

日本人の方は本当によく謙遜なさる方が多くて
先日のグループレッスンでも参加者の方が

「いやぁ、私には無理ですよ」

と、せっかくのアドバイスを
やらないと宣言なさったことがありました。

いかにも日本人らしい言葉です。

でもそれを聞いていた私は、、、

「もったいないなぁ・・・ もう少しなのに・・・」

と心のなかで思いました。

できないは、もったいない

ゴルフは難しい。

ゴルフを長くやられている方も、始めてすぐの方も
そう感じるとことがあると思いますが

少しでもそんな難しいゴルフが簡単に上達できたよ!
と喜んでいただければ、と日々試行錯誤しています。

みなさんに上手く伝えられればよいのですが、
先ほどの生徒さんに「私には無理ですよ」と言われてしまったシーンでも
生徒さんに良かれとしたアドバイスをしたときのことでした。

勿論、私の今までのレッスン経験の中で
間違いなく実践すれば結果がでるという練習をお教えして

「自分には、できないよ」

ということを伺ったときの残念さは
指導者として切ないものがあります。
(ただ、生徒さんにそうおっしゃった事情がいくつかあるのもわかっております)

上達への近道と回り道

難しいゴルフに、上達への近道のようなものを
用意するのが私の仕事なのですが、

その近道を用意しても、それを通っていただけないと
私はどうしようもありません。

ただ、振り返ってみると私自身

ゴルフで「◯◯出来ない」と投げ出してしまったこともありましたし
そういう言葉で自分の不出来さから逃げていたことがありました。

そのときの私は自分のスイングに自信も持てず
課題があるにもかかわらず、自分で練習に取り組みもしませんでした。

何をやっても満足できなくて、気分も落ち込んでいました。

ですが、その時の私を変えたのは
当時私が教わっていたゴルフの師の言葉でした。

「出来ないと言ったけれど、やりたいのか、
やりたくないのか、どっちなんだ?

やりたいならやればいいし、やりたくないなら
やらなければいい。」

という言葉。

そうです。そこには「私の意志」がかけていました。

ゴルフに関することを「できない」と逃げていて
自分がどうなりたいかを考えていなかったのです。

あなたに足りていないのは、
技術ではなく、意志だとしたら

それを省みることで一気に上達が用意に感じられますよ。

上達の近道には乗った方が絶対に得なのに・・・
あなたのゴルフへの志。再確認してくださいね。

またメールします。

小原大二郎

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