From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、どうすれば自分のスイングに自信が持てるのか、
という話をしたいと思います。
「自分のスイングに自信を持つことができません。。。」
そんな話を生徒さんから聞くことも少なくありません。
ゴルフの良し悪しを決めるのはスイングですから、
そこに自信を持つことは大切だと私も思います。ですが、、、
その「自信の持ち方」は、よく考えておかないと、
ちょっとした間違いを引き起こすこともあると、私は思っています。
「これだけ練習したんだから。。。」
私が教えている生徒さんで、Tさんという方がいらっしゃいます。
Tさんは50代の男性で、ゴルフ歴が10年ちょっと。
ベストスコアが103だったのですが、
今まではずっと我流でやって来たということで、
ちゃんとゴルフをしたいと思い、私のところにやってきました。
話を聞くと、素振りや打ち込みなど、
練習自体は相当していらっしゃるそうでした。
小原 「だいたい練習はどれぐらいやられているんですか?」
Tさん「練習は、やってるほうだと思います。下手ですけどね(笑)。
回りのうまい人から教わったりして、見よう見まねでいろいろ」
小原 「へえ、すごいですね」
Tさん「自分、高校まで野球をやっていて、その時の教訓というか、
『これだけ練習したんだから』という気持ちが大切だなと思って、
練習だけはちゃんと量をこなそうと思っていましてね」
小原 「なるほど、そうなんですね。。。」
ですが、やはり我流ということで、
スイング自体は決して理想的なものではありませんでした。
ただ、ボールの数を打っていることもあって、
上達はけっこう早くて、私のレッスンに2回来て、
そのあとで「94」というスコアを出すことができました。
何ができるのか?
確かに、スポーツをやられていた方だと、
「練習量をこなしたことによって自信を得た、、、、」
そんな経験をしたことが多いかもしれません。
このTさんも、同じような感じですね。
練習量というのは、確かに大切です。
ですが、、、自信を持つということに関して、
・これだけ練習したんだから。。。
・これだけ走りこんだんだから。。。
・これだけやったんだから。。。
こうしたことを否定するつもりはないのですが、
決して絶対的なものではないのではないか、、、そのようにも感じます。
どういうことかというと、、、
スポーツというのは、ゴルフに限らず何でもそうだと思うのですが、
「どれだけやったか?」ということがそのままパフォーマンスとして
反映されるわけではないからです。
そうではなくて「どれだけのことができるか?」ということが
パフォーマンスを作っているのです。
これはアマチュア、プロを問わずにそうだと思うのですが、
・セカンドショットで確実にグリーンないしはグリーンそばに持っていく力
・アプローチでピンそばに寄せることができる
・パターで3パットをしない力
結果が出ている人というのは、
自分が得意なことで戦う力を身につけているはずです。
こうしたスキルを持っているかどうかが、あなたのスコアに反映されるわけですね。
何ができるのか、の「素」になるもの
少し厳しい言い方になってしまうかもしれませんが。。。
「がんばったからやれる」といった種類の自信は、
自分より格上の人とやると、すぐに崩れてしまいます。
最終的には、自分の身につけているもの、パフォーマンスだけが頼り。
そして、そのゴルフのパフォーマンスを作り上げているもの、、、
それがまさに、あなたの「スイング」なのです。
当たり前のことですが、、、
「自信」は目に見えませんが、スイングは目に見えます。
であるとすれば、、、、目に見える部分を作り上げるほうが、
はるかに建設的だとは思いませんか?
また、自信は崩れますが、スイングは一度身につけてしまえば、
そうそう崩れることはありません(もちろんメンテナンスは必要です)。
しかも、自分のスイングを身につけている人は、
多少調子が悪くても、最低限のパフォーマンスを発揮できます。
こんなことを言うと、まるで
「自信を持つためのメンタルトレーニングは重要ではない」
そんなふうに言っているように聞こえるかもしれませんね。
もちろんそんなつもりはなくて、先に「目に見える」部分を身につけて、
その上で、メンタル的なところを固めるのはむしろいいことです。
しかし、最初に大切なのはスイングの再現性だということを、
ここでもう一度、確認しておきたいと思います。
またメールします。
追伸:
メンタル、技術、、、そしてもう一つは身体、、、ですよね。
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