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スコアを気にしするとスコアアップできない?

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
最近、レッスンをしている女性の生徒さんからメールが来ました。
Fさんという方で、年齢は40代。当時の平均スコアは110ぐらい。
この前のラウンドで3ラウンド連続の100切りを達成したそうで、
練習の成果が出たとの喜びのメールでした。

 
> 小原先生
>
> 先週のラウンドでも47-50の97を出すことができました。
>
> 後半ちょっと崩れかかって、大丈夫かなあと思ったんですが、
> ショートゲームでどうにか取り戻した感じです。
>
> まさかたった半年間で安定して100が切れるようになって、
> 自分でもとても驚いています。
>
> 小原先生に見てもらうまで、自分のスコアやドライバーの飛距離を
> 「女性だからしょうがない」とあきらめていました。
>
> でも、
> 「Fさん、スコアや飛距離にこだわらないようにしてください」
> という小原さんの言葉を信じてやってきて、本当によかったです。
>
> まだまだできないことだらけですが、
> これからもたくさん学んで大きく成長していきたいです。
>
> 今後ともご指導よろしくお願いします。
> 小原先生のメールを読むのが日課で、すごく楽しんでいます。
> いつもありがとうございます。
>

 
■スコアや飛距離は気にするな!
Fさん、どうもありがとうございます。
こういうメールというのは、いつもらってもうれしいものですね。

 
おそらく、多くのゴルファーが気にする数字というのが、
・スコア
・飛距離
この二つではないでしょうか。
この二つというのは、目に見えて分かりやすいものなので、
ゴルファーとして気になる気持ちもよくわかります。
しかし、年齢や男女に限らず、多くのゴルファーが気にして見るべき数字は、
この二つではありません。
逆に、この二つにばかりこだわってしまうことが、
あなたのゴルフをより難しくしてしまっている可能性があります。
特に女性の場合、どうしても男性よりは飛びませんから、
飛距離にばかりこだわって長いクラブでばかり練習していると、
スイングが崩れて、スコアを余計に悪くするかもしれません。

 
■自分の基準を変えること
一番いけないのは、スコアや飛距離のことばかりにこだわっていると
どうしてもゴルフのパフォーマンスに目が行かなくなるのです。
ゴルフのパフォーマンスをあらわす数字とは、、、
たとえばドライバーのフェアウェイキープ率や総パット数、
パーオン率orボギーオン率など。
もっと細かいものとしては、、、
50y以内のグリーンオン率、平均3パット数、
2m以内のパット成功率などですね。
このような数字のほうが、ゴルフでははるかに重要です。

 
Fさんもはじめは飛距離にこだわっていたのですが、
先ほどの数字の一番悪いところに絞って練習したところ、、、
2ヶ月でベストスコアを更新。
半年で100を安定して切れるようになりました。

 
ここで大事なのは、ゴルフの自分の基準を変えることです。
かつてのFさんは、飛距離とスコアがゴルフの基準でした。
しかし、その基準を飛距離やスコアに置かずに、
より細かい数字に落とし込んでいくことで、
最終的にスコアをよくすることができたのですね。

 
得たい結果を得るためには結局、
その結果を形作っている原因が何かと考えて、
その原因の悪いところを一つずつつぶしていく。。。
ゴルフはスコアを直接いじることはできません。
また、飛距離を無理矢理のばそうとすると、たいていはうまくいきません。

 

 

「ひとまずはスコアや飛距離にこだわるな!」

 
ゴルフが上達したいと強く思っている人には、
このことを強くお伝えしたいと思います。

 
またメールします。
小原大二郎

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ゴルフにおける最悪の数字とは?

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
今日は「ゴルフにおける最悪の数字」についてお話します。
数字といっても、スコアのことではありません。

 
■雨に強い人はうまくなる
先日、初めてレッスンをしたKさんとお話していた時のことです。

 
Kさん「先週、コンペで回ったんですけど、雨がひどくて散々でしたよ」

小原 「へー、大変でしたね」

Kさん「みんなスコアを落とす中で、ある人だけスコアをキープして、
結局その人がぶっちぎりで優勝しちゃったんですけどね」

小原 「おお、そうなんですね」

Kさん「その人、自分とそんなにハンデとかは変わらないんですけど、、、
雨に強い人っているんですかね?」

小原 「ええ。そういう人って、たいていもっとうまくなりますよ」

Kさん「え、そうなんですか?」

 
もちろん、いつもではないんですが、
たいていの場合、これはほぼ当てはまるんですね。

 
■雨に強い=変化に強い
なぜ、ある人は雨で大ダメージを受けるのに、
ある人はほとんどダメージがないのか?
そして、なぜ雨に強い人というのはゴルフが上手くなるのか?
もちろん、これはあくまで傾向なのですが、
これには私なりに理由があります。

 
簡単に言えば、雨が降ってもスコアが変わらないということは、
状況の変化やトラブルに強いということです。
場合によっては、雨などのトラブルに見舞われたとしても、
動じず、常に前向きな気持ちでラウンドができるということです。

 
もちろん、現実のところはよくわかりません。
ただ、この話をKさんにしたところ、
「確かにうまい人って、不慮のトラブルに強いですよね」
と納得していました。

 
■ゴルフにおける最悪の数字は「1」
私はいつも思うのですが、ゴルフにおいて最悪の数字は
「1」
だと思います。

 
この数字はスコアのことではありません。
次のアクションの選択肢が「1つしかない」ということです。
つまり、どんな状況であっても、ある特定の攻め方しかできない状態、
あなたのゴルフがその一つの攻め方だけにかかっているという状態です。

 
たとえば、あなたがティーショットを左右の林に打ち込んでしまった場合、
「真横のフェアウェイに出す」
ぐらいの対応スキルしかなかったとしたら、
どうしてもそのホールでは他のホールより大きく叩いてしまいます。

 
でももし、あなたが真横に出す他に、
「木の合間を縫って、見えない目標に向かって打ち出す」
こともできるスキルがあった場合、
あなたには2つ以上の選択肢があるということになります。
それなら、先ほどの真横に出すよりも多少リスクは上がりますが、
他のホールと変わらない打数で上がることができるかもしれません。

 
またあるいは、もっと上手い人であれば、
「ボールを曲げて打つことでパーオンを狙う」
ことだってできるかもしれません。
アマチュアはもちろん、プロにとってもレベルの高いスキルですが、
これが成功したら、バーディーも取れる可能性だってあります。

 
ここではトラブル時のショットを例にとってお話ししましたが、
これは普通のフェアウェイからのセカンドショットでも同様のことです。
風などの天候、その日のピンの位置によって、
飛距離を重視するショットにするのか、方向性を重視するショットにするのか、、、
あるいは、選んだ番手のアイアンでフルショットするのか、
それとも一つ番手を上げてやや抑え気味にショットするのか、、、
などなど、多くの可能性があるでしょう。

 
■選択肢が一つしかないのは危険
このように、選択肢が一つしかないというのは、
その選択肢に、あなたのゴルフの命運を全て賭けてしまっている状態です。
つまり、危険でリスクの高い状態であるとも言えるのです。

 
そのために私は、特に100を切るレベルになった方には、
・ボールを自在に曲げるスキル
(トラブル時に回避できる選択肢を身につける)

・方向性を重視したアイアンショット
(いわゆる「ボールを置きに行く」ショット)
こんなこともできるように練習してください、とお伝えしています。
そうすることで、その先のステージに行くことができるからです。

 
あなたのゴルフにおける「1」はどこでしょうか?
ちょっとレベルの高い話になってしまいましたが、
ぜひ一度、考えてみることをオススメします。
またメールします。
小原大二郎

 

 

 

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スライスさえ、しなくなれば…

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
私が教えている生徒さんの話。
その方は、とにかくスライスに悩んでいて、
「ボールを曲げないようにするにはどうすればいいか?」
ゴルフをしていて、もう、そればっかり考えているんですね。
スライスさせたくないという理由だけで、グリップを変えようとしたり。
(そのような理由だけでグリップをいじるのは、リスクが高く危険です)
ゴルフの雑誌の「スライスを直す」みたいな記事だけをむさぼり読んだり…
「スライスでOBをして、スコアが崩れていく夢をよく見るんです」
うーん・・・ ^^;

 
■スライスさえ、しなくなれば…
ボールがストレートに行けば、
ティーショットのOBはなくなるのに。
「スライスさえ、しなくなれば…」
ボールが曲がらなければ、
もっと飛距離が出るはずなのに。
「スライスさえ、しなくなれば…」

 
これはスライスに限ったことではなくて、
もしあなたにこの手の「ゴルフの敵」が常にいるのなら、、、
それは要注意です。
あなたは、自分で自分を苦しめているかもしれません。

 
なぜかというと、
「敵」について考えること。

「敵」をどうやったらやっつけられるかを考えること。
「スライスさえなければ、こんなに幸せなのに!!」

「このスライスさえ、しなくなれば、ゴルフがもっと楽しくなるのに!!!」
こんなふうに考えることは、、、
最もいなくなってほしい「敵」のことで頭をいっぱいにしているからです。
(「夢にまで出てくる」のはこのせいです)

 
■応急処置は逆効果
本当は、楽しくて幸せなゴルフライフを送りたい、
楽しいことで頭をいっぱいにしたい、と思っているにもかかわらず、、、
そのことを考えてワクワクするかわりに、最も考えたくない「敵」のことを考えて
イライラしているということだからです。

 
正直な話、きちんとスイングを作っていけば、スライスは消えるものです。
逆に、雑誌などを読んだりして、応急処置的なことばかりをやっていると、
ますますスイングを崩して泥沼にはまってしまいます。
応急処置的なことというのは、スイングを崩す原因になりやすいのです。

 
スライスのことを考えずに、当たり前のことを当たり前に
まっとうにやっていけば、スライスはしなくなります。
そもそも、スライスするはずがないのです。
最初の方の例の場合、スライスのことばかり考えていることで
むしろスライスを逆に引き寄せているのではないかと思ってしまうぐらいです。

 
■他のことに目を向けよう
多くのゴルファーにとって、
確かにスライスは「腹の立つ」存在かもしれません。
追い出したい気持ち、やっつけてしまいたい気持ちも
わからないでもありません。

 
でも、スライスのことばかりを考えてゴルフをするのって、
とてももったいないことだとは思いませんか?
そのスライスに対処している時間があるのなら、
自分にとって結果の出ることにもっと時間を使えばいいのです。

 
自分の頭の中から「敵」を追い出す最も簡単な方法は、
「どうやって『敵』をやっつけるかを考えるのではなく、
むしろ『敵』について考えないようにすること」
これです。

 
あなたの頭の中は「スライス」によって「支配されている」のではありません。
「あなた自身」が自らスライスのことで頭の中をいっぱいにしているだけなのです。
あなたが何について考えるかは、あなたが決められるのですから。
またメールします。
小原大二郎

 

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目的を持っていますか?

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
今日は、目的についてお話ししましょう。
もしかすると、ちょっと大きなテーマになるかもしれませんが、
肩肘を張らずに、ゆったりとした気持ちでお読み下さい。

 
■ゴールと目的
この目的という言葉は、とても大切な言葉です。
多くのアマチュアゴルファーたちは、
「練習する目的は、うまくなるためだ」

「うまくなるために、練習をする」
と考えます。

 
しかし、私は逆に、
「練習をするために、うまくなる」

「新たな課題を見つけるために、上達する」
と考えます。

 
■うまくなるほど大きくなる壁を楽しむ
ちょっとわかりにくいかもしれませんので、
もう少し噛み砕いてお話しますね。
どういうことかというと、、、
ゴルフというのはそれこそ終わりのないスポーツです。
ボールを打てば、右に左に曲がることもあるでしょうし、
深いラフ、バンカー、林、池、、、などなど
多くのトラブルに見舞われることもあるでしょう。

 
クラブを振っていれば、必ず何かしらの問題が出てくるものです。
それはプロになったとしても同様です。
いや、むしろプロの方が、
他のゴルファーが直面したことのないような
とてつもなく大きな問題と向き合っているものです。
しかし、それを乗り越えることができた時の喜びというのは、
何ものにも変えがたいものです。
ゴルフがうまくなれば、問題がなくなるのではありません。
むしろ、問題はますます大きくなります。

 
これは会社を経営なさっている方とかであれば、
「会社が大きくなって売上がバンバン上がったとしても、
問題はなくなるどころか、むしろ大きな問題があらわれる」
そんなことと、似ているところがあるのかもしれませんね。
しかし、その一方で、、、
その壁を乗り越える喜びが大きくなるのですね。

 
■壁を探すためにうまくなる
アマチュアゴルファーの多くは
「上手くなるために」練習をしていると思います。
もちろん、私たちはゴルフがうまくなるために練習をしているのですが、
その気持ちだけを持って練習をしていると、、、
「うまくならないと、あきらめてやめてしまう」
のですね。

 
「いろいろやってみたけど、うまくならないから」

「自分の思い通りにならないから」

「センスがないから」

 
こういう言葉とともに、クラブを置いてしまう人も多いと思います。

 
しかし、
「新たな課題を見つけるために、上達する」
と考えている人であれば、、、
たとえ結果が思うように出なかったとしても、
それは新たな課題を探すためものなので、やめる理由にはありません。
目の前にある問題にも、前向きになれます。
そして何より、よりゴルフを楽しむこともできるようになります。

 
あなたは、ゴルフが上手くなるのが目的ですか?

それとも、ゴルフを楽しむことが目的ですか?

 
またメールします。
小原大二郎

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「そうせざるを得ない」ワナ

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
私がアマチュアの方にレッスンをするようになった頃、
バカの一つ覚えのようにやって、
100%の確率で成果をあげた方法があります。
この方法を使うことで、100が切れない人でも、
ショットが安定し、クラブが芯をとらえるようになります。

 
100人教えて、ほぼ100人の方が
「この方法、とってもいいですね。これからも続けます!」
そのように言ってくれる方法です。

 
■考えてみて下さい・・・

 
ちょっと考えてみて下さい。

 

 

↓(ここは考える時間です。)

 

 

↓(ちゃんと考えてくださいね。)

 

 

↓(ちゃんと考えてますか???)

 

 
どうでしょうか?

 

正解は、「腰から腰のビジネスゾーン」です。

 
おそらくトータルで120ぐらい叩いている人というのは、
練習場ではドライバーばかり振り回しているはずです。
そういう人は、ドライバーで練習をすることしか知らないからです。
練習場で練習している周りの人も同じように
ドライバーだけを振り回している人がほとんどですから、
それ以外の方法論を知りません。

 
だから、
「PWで腰から腰のビジネスゾーンを練習する」
という方法を導入するだけで、インパクトや方向性も安定し、
それが100切りの足がかりとなって、簡単に結果を出すことができるのです。

 
■選択肢がない
これをアマチュアゴルファーの立場から見た場合、
練習には、ドライバーのフルショットという方法しか知らなかった、ということです。
しかし、私が「腰から腰のビジネスゾーン」のことを教えることで、
練習方法としての選択肢を手に入れた、ということに他なりません。

 
もちろん、レッスンプロによってはドライバーから練習をすることで
結果を出すという人もいるかもしれません。
しかし、他の方法を知らないからドライバーばかりを打っている。
100が切れない人は、そういう人が大半なのです。

 
私たちは知らず知らずのうちに、選択肢を持っていない結果として
「そうせざるを得ない」という状況に追い込まれています。

 
たとえば、ボールを打つことでしか練習ができないと考えている人は、
ボールの数をとにかく打つことにこだわろうとします。
そうすると、私がオススメしている「ティーの連続打ち」などの練習は
全く考えることはありません。
ボールを打つという練習法しか知らない人は、
ボールを打たないで上達する方法は使えません。

 
■私もその一人だったからこそ
もちろんボールを打つ練習はとても大切で、
ボールを一切打つな、と言っているのではありません。
他の選択肢があるのを知らないで
「そうせざるを得ない」ということが悪いのです。

 
こんなふうに偉そうなことを言っていますが、
「そうせざるを得ない」ワナにかかっていたのは、私自身も同様です。
私も18歳からゴルフを始めて、練習場で育ったゴルファーですから、
「練習」とは「ボールを打つ」ことと同義でした。

 
しかし、このビジネスゾーンの練習を知った私は、
ボールを打つことだけにこだわるのをやめて、
自分一回一回のスイングを大切にするという選択肢を手に入れました。
結果、アマチュアゴルファーの方に教えることになっても、
結果を出すことができるようになりました。

 
もしあなたが100を切ることができなくて、
何とか100を切りたいと思っているなら、、、
「腰から腰のビジネスゾーン」とってもオススメです。

 
選択肢が一つしかないままに、他の選択肢を知らずに突き進んでしまったら、
元に戻ることがきわめて難しいということもあります。
もしあなたに私の教材がお手元にあるのなら、
もう一度、ビジネスゾーンの練習を確認してみてくださいね。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

 

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