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上達するゴルファーは甘やかし上手

2024.05.01
kondo2

From:近藤雅彦
神田のカフェより、

おはようございます。
近藤です。

 
ゴルファーの中には
かなりストイックに筋トレや食事制限をして
体づくりをしている方も結構いらっしゃいます。

 
かくいう私達ゴルフライブ講師陣も
筋トレを定期的に行っており、

特に小原プロの筋肉に対する造詣の深さは
目を見張るものがありますが、、、

 
今回は、そんな筋トレ・ダイエットと
ゴルフ上達に関して共通する

失敗する人・成功する人の特徴について
お話していこうと思います。

研究熱心なゴルファーなのに…

早くゴルフを上達させるためには、
効率的な練習を行う必要があります。

 
実際、我々の動画レッスンや
雑誌の特集などを見て

「ビジネスゾーン練習が最重要なのか・・・」

「ドライバーばかり打っても上達しにくいんだな・・・」

と、練習内容を見直して
ストイックな練習メニューを組んでいる方も
生徒の方で多く見かけます。

 
それ自体は素晴らしいことです。
むしろ上達するためのお手本といってもよいでしょう!

 
ですが、そういう方の中にも
なかなか上達できない方がいらっしゃいます。

 
そういう方に共通するのが、、、

ストイックすぎて練習がつまらなくなって、
練習の頻度自体が下がってしまうこと
です。

上達に必要な事なのはわかるけど…

上達に必要なアプローチや
ビジネスゾーンの練習。

 
上達のためにはこれが一番最適だと
頭では理解しつつも、

「思い切り振って、気持ちよく飛ばしたい!」

この誘惑はどうしても出てきてしまうでしょう。

 
しかし、真面目な方ほど

「いや、でも上達のためには無駄な練習はしない方が・・・」

そう考えて、ストイックに練習を継続します。

 
もちろんそれが苦でなくて、
上達の実感とともに継続できれば
それに越したことはないのですが、

練習後や練習中に物足りなさ、
つまらなさを感じたり、、、

つい我慢できなくて、
後ろめたさを感じながら
合間合間で思い切り飛ばしたり、、、

 
そんな風につまらなさや罪悪感を感じるくらいなら、
いっそのこと・・・

チートデイならぬチート練習で効率を上げる

 
筋トレやダイエットの食事制限でも
チートデイという考えがあります。

 
ストイックな食事制限を続けていると、
精神的にもストレスがたまるばかりか、

肉体も「飢餓状態」だと判断して
制限された食事量に順応して
代謝量などのエネルギー消費を落としてしまいます。

 
そこでチートデイという
何の食事制限もしない日をたまに設定し、
脳に「糖質(エネルギー)は十分にある」と錯覚させて
エネルギー消費量を戻す考えです。

 
これと同じで、なにも罪悪感を感じず
「好き勝手にしていい日」をつくることで
練習へのモチベーションを上げたり、

練習に限らずラウンドでも
スコアに執着せず、新しいチャレンジをしたり
伸び伸び楽しむゴルフに
集中する日を作る
のも非常に良いです。

 
一番よくないのは、
中途半端に発散したり
どちらも半端になって
効率的な練習に集中できないことです。

 
もちろん上達も大切ですが、
楽しむことが一番です!

 
上達が上手は人には、
そこらへんの発散と
上達のために気持ちを引き締める
スイッチの切り替えが上手な方が多いです。

大切なのはバランス

上達のために必要なのは
しっかりと効率的な練習を継続する事。

そのために、あえて効率を無視して
モチベーションをあげる選択肢を
とることも有効だという話をしましたが、、、、

 
いくら気持ち良い練習でも、
いつまでも上達できないのでは
結局苦痛になります。

ただ気持ちの良い練習ばかりしていても
良いというものではありません。

 
好き勝手やるときは
とことん自分を甘やかして、

気持ちを引き締めるところは
しっかりと集中する。 

 
たとえばどうしてもウッドが打ちたくなる人は、
クラブをウェッジ・アイアンの
3本しかもっていかない日を作る
とか、

そういう方法で強制的に
練習を制限する方法も効果的です。

 
特にゴールデンウィークなどは
練習やラウンドに行く時間ができて
普段以上にゴルフに打ち込める方も多いと思いますが、

そのゴルフへの打ち込みを継続して
上達へつなげられるように、

ぜひとも継続でき、モチベも保てる
自分なりの練習バランスを考えてみてください。

近藤

  

<本日のオススメ>

効率的な練習の代表格といえば?

・・・そう、ビジネスゾーンですね。

 
すべてのスイングの核であり、
インパクトの良し悪しを司る
最重要ポイント。

 
その最重要ポイントを磨き
「完璧なインパクト」を手に入れながら、
さらにその先…

「完璧な軌道コントロール」まで手に入れたら、
あなたのゴルフがどうなるか想像できますか?

 
もうスライスやミスショットにも悩まされず、
プロのような鋭いドローボールで
飛距離も大きく伸ばし、狙った場所に落とす
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【ビデオ】どっちが正解?左手or右手主導

2024.04.30
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From:石井忍
千葉のゴルフスタジオより、、、

こんにちは、ゴルフインストラクターの石井忍です。

私の過去のメールマガジンの記事については
右のバックナンバーからご覧いただけます。
よろしければどうぞ。
 

さて、今日は
左手主導と右手主導、正しいのはどちらか?
についてです。

今回の話には、
飛距離アップにかかわる話が含まれていますので
飛ばしたいと願う方は、要チェックです。

右手の方が「器用」だけれども…

 「左手主導なのか? 右手主導なのか?」

このへんの話は、あなたもどこかで一度は
聞いたことがあるかもしれません。

どういうふうに聞いたことがあるのか?

あるいはどういうふうにお考えになっているのか?

ということなんですが…

ですがそもそも通常、
多くの方は右利きですよね?

ですので、その右手が優位に働くわけで
左手で細かい動きするのは
相性が良くないように思われがちです。

ですがこの話はまず
ビデオを見ていただいたほうが早いので
とりあえずこちらをご覧になって下さい。

それでは、どうぞ。
 


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。


 

映像でもお伝えしているように
右利きのプレイヤーの方でしたら
私は左手主体の方がいいかなと思っています。

ですが大切なのは、体と少しズレながら
遅れてきてピュンと振れること。

この関係性をしっかり理解するだけで
スイングがスムーズになりますし…

何より、飛距離につながってきます。

この点、何度もビデオをご覧になって
ぜひ、あなたもやってみて下さいね。

グレース・キムが尊過ぎた…

心底感動したので、シェアさせて下さい。


 

それでは、また次回お会いしましょう。

石井忍
 

<本日のオススメ>

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バンカーの「神様」に好かれる方法

2024.04.30
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From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「バンカーの「神様」に好かれる方法」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

まず、バンカーについて
絶対に入れてはいけない「ルール」があるんです。
それは。。。?

35ヤード以上のところにあるバンカー

そのルールとは、
 

 ピンまで35ヤード以上のところにある
 バンカーには入れてはダメ

 

というのも、これはゴルフでおそらく
一番難しいショットになってしまうからです。
 

まずは、ここに入れたらダメです。
 

そしてバンカーについては
何度かこのメールマガジンでもお伝えしていますが、

せっかくの機会なので、
残り35ヤードのバンカーに限らず、
一発でバンカーを出すための復習です。
 

ところで、以前に何度かお伝えした
「バンカーショットの3つのNG」
覚えていらっしゃいますか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・

バンカーショットの3つのNG

 1. クラブを極端に短く持つ

 2. すくい上げようとして上体が傾く

 3. クラブフェースが開けていない
 

この3つでしたね。
 

このNGを踏まえた上で、以下の3つの基本ポイント
 

 1. クラブフェースを開く

 2. 力みのないスイングをいつも以上に意識

 3. フィニッシュではターゲットを全身で見る
 

これを守って下さい。
 

そして、これもお伝えしましたが
これらの前提として知っておいてほしいのが
 

 バンカーは簡単であるということ
 

なぜならバンカーショットというのは
ほぼ唯一、ボールを打たなくていいショットだから
でしたね。
 

先ほどの残り35ヤードのバンカーショットは別として
そもそもバンカーショットというのは
「割とアバウトでいい」ということです。
 

これらのことを復習していただいた上で
実際にバンカーで練習をする機会さえあれば。。。
 

バンカーは割と簡単に脱出できるようになります。

バンカー、もう一つの重要ルール

そして、もう一つのルールとして大切なのが
 

 バンカーに入ったら、入る前以上にキレイにすること
 

これは私の師匠にも言われたことですが、
 

 「バンカーはいくら練習してもいいけど
  練習する前よりもキレイにしておけ。

  そうすると、次にバンカーに入った時に
  運がよくなるから。」

 

そうすることでバンカーの神様、
ゴルフの神様がついてくるんですね。
 

そういえば、以前ゴルフライブで
見栄晴さんと以下のような企画をやった時にも
お話ししたことがありました。
 

ゴールデンウイークでお時間があって
まだ見たことがないようでしたら
一度、ご覧になってみて下さい。
 

見栄晴さん、ご病気のニュースが出てから
私も個人的にご連絡させていただいていましたが、
今月お仕事に復帰されたようで、よかったです。


 

見栄晴さんのますますのご快復を
心よりお祈りしています。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

この飛ばしの秘密は、

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スコアを安定させるスイング中のグリップとは?

2024.04.29
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
「ボールが右に曲がってしまう」
「ボールが左に曲がってしまう」

 
そんな癖にお悩みだった場合、

 
コースに出たときは
いつもの癖=ボールの曲がりをある程度加味して
攻めるということもできると思うのですが…

 
「右にも左にも曲がってしまう」

 
このように1球1球打つたびに
どちらに曲がるかわからないような状況ですと、

 
コースに行ったときも
攻めようがなくなってしまいますよね。

 
そこで、今回は左右の曲がりの原因を解消するための
1つのチェックポイントをご紹介したいと思います。

左右の曲がり多い原因は…

まずボールの左右の曲がりの
直接的な原因となるのは、

 
右に曲がるときは
インパクト時にフェースが右を向き、

 
左に曲がるときは
インパクト時にフェースが左に向いている
ということなのですが…

 
スイングするたびに
ボールが右へ行ったり左へ行ったりと、

 
ボールが安定しない根本的な原因の1つが
スイング中のグリップです。

 
本来、しっかりとスイングをするときは
両方のグリップをしっかりと握りますが、

 
グリップが緩すぎてしまいますと
クラブのフェースの向きが安定しなくなり、

 
右へ左へとボールが
不安定になってしまう原因となります。

右手のグリップをチェック

特に脱力を意識しすぎて
右手のグリップをゆるく握りすぎているケースがあります。

 
右手の力が入り過ぎから入りすぎるから
曲がるんじゃないかと、

 
力を抜きすぎてかえってボールが曲がってしまう
原因を作り出してしまっているというケースですね。

 
こういった場合
1つのチェックポイントとして、

 
トップに上がって切り返しのときに、

 
右手がパカパカと
外れてしまっていないかを確認してみてください。

右手をしっかりとホールド

もし、右手のグリップを
ゆるく握りすぎている場合は、

 
切り返しのときに
右手をしっかりとホールドするように
意識してみてください。

 
右手が利き手のゴルファーというのは
右手に必要以上に力が入りすぎてしまいます。

 
しかし、必要以上の力みも
必要以上の脱力もスイングをアンバランスにしてしまいます。

 
左右のバランスを均等にしていただくことで、

 
力みによるボールの曲がりや
ミスショットを解消していくことができます。

 
スイング中のクラブフェースの向きが安定し、
ボールの左右の曲がりも改善していくと思いますので、
右手のグリップを確認してみてくださいね。

 

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【ビデオ】知らないと怖いヘッドの偏重心特性

2024.04.28
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「知らないと怖いヘッドの偏重心特性」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ヘッドの重心はシャフトから離れている重心が
シャフトの中心からズレているという意味の偏重心になっています。

特にインパクトに向かって脚と上半身の力の出し方で
ショットは「天国」と「地獄」に分かれてしまうのです。
どういうことか?

(続きはビデオにて)

知らないと怖いヘッドの偏重心特性


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf240428/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

下半身で引っ張り続ける

では、この偏重心特性と上手く付き合うためには
どのようなことを意識してスイングしなければならないのか
見てみましょう。

結論から言うと、下半身の動きで
クラブの重心を引っ張り続けてインパクトするイメージです。

トップからは下半身の動きで
クラブの重心を引っ張るようにして上半身をしならせます。

ところが腰は左に45度ぐらい回転したあたりで
回転力のピークとなります。

そうすると、それまでしなり戻ろうとしていた
上半身のしなり戻りの力が腰の回転力を超えた瞬間に、
上半身のしなりは一気にしなり戻りクラブを引っ張ります。

このときに左脚で地面を支えて、
クラブの重心が引っ張る遠心力に100%耐えるイメージで
左脚をしっかり伸ばして耐え切りましょう。

そうすることで、ヘッドの向きの変化を最小限に抑えながら
タイミングにあまり依存しない再現性の高いショットになります。

しかも、ヘッドが加速中なら当たり負けも少なく、
インパクトの衝撃でのヘッドの向きの変化も抑えることができて
曲がりにくくなるばかりではありません。

ヘッドスピードの割にボール初速を高くできることで、
ボールを遠くまで飛ばすことにも貢献します。

偏重心特性の怖い点

そして、クラブを手で振ろうとするとグリップに対して
横方向の力を入れて振る傾向にあり、それがシャフト方向への力となって
ヘッドの向きは変化しようとします。

シャフトに対する横方向への力が加わると
ヘッドの重心は置いていかれる方向に動こうとして、
ヘッドは力の加わった方向に対して開こうとします。

トップから手で振りに行こうとすると、
シャフトに対して横方向の力を使うことになって
ヘッドは開こうとする力を受けて開いてくる傾向になります。

ヘッドの軌道に対して開いてボールにインパクトすると、
ボールは軌道の右に飛んでいきます。

ボールをターゲット方向へ運ぶなら、
ダウンスイング序盤で開いたヘッドを閉じる動きが
必要になります。

そして、逆にシャフトに対して
横向きにブレーキをかける方向へ力を入れると、
ヘッドは閉じようとします。

ダウンスイング序盤で開いたヘッドが体の動きを止めることで閉じてきて、
ちょうどヘッドの軌道方向に向いてインパクトすれば
軌道方向へ真っ直ぐ飛び出します。

しかし、どのタイミングでどれぐらい体の回転をゆるめるかのコントロールは、
まさにタイミングと力加減に依存して、スイングは難しくなります。

実際、開いたヘッドを閉じるために
下半身の動きや手元を止めてしまう傾向が、
多くのゴルファーで見られます。

さらに、ヘッドが減速中では当たり負けも多くなって、
インパクトでボールに押された影響でヘッドの向きも変わりやすくなって
不意の曲がりが大きくなります。

当然、ヘッドスピードの割にボール初速もあがらず飛びません。

下半身でヘッドを引っ張り、
下半身の動きが鈍くなったところで上半身がしなり戻って
ヘッドを引っ張っている最中にインパクトさせましょう。

トウダウン

また、ヘッドスピードが速くなるほど遠心力は強くなって、
ヘッドの偏重心特性によってシャフトは
ヘッドのヒール側に向かって曲がってきます。

これはヘッドが垂れる形になるトウダウンです。

ドライバーなどのシャフトが長くヘッドスピードが速くなるクラブほど、
セットアップしてトウ側が浮く程度が大きなシャフトと
ヘッドの角度になっています。

ヘッドの下側を平らに置いてソールしたときの
地面に対するシャフトの角度のことを
ライ角と言います。

そういった意味では長いクラブほど
ライ角は小さくなっています。

そして、ヘッドが急激に減速してヘッドに対する遠心力が急減すると、
このトウダウンも減る方向へ変化することになります。

となると、打点も不安定になって、
特にヘッドの下側方向へ打点がずれたりします。

ドライバーでは理論上の最適なバックスピン量1500回転/分に対して、
通常は3000回転/分ぐらいなのでバックスピンは少ないほど飛びます。

ところが、打点はヘッドの下側になるほど
当たり負けでのギア効果でボールのバックスピンは増えます。

また、トウダウンが少なくなるほどヘッドのロフトは左を向くので、
ボールは左に飛び出しやすくなります。

ヘッドの向きの不意の変化がしない力の方向

ところで、ヘッドの向きの不意の変化が少ない力の方向とは
どんな方向かというと、クラブ全体の重心を引っ張る方向です。

指でグリップエンドをつまんで、
クラブを振り子のイメージで揺らしてみましょう。

まさに、グリップエンド方向に力を使って
手元を少し左右に揺らすようにほぼ回転の中心に向かって
グリップエンドを引っ張ります。

このときにいくら大きく振ってもヘッドの向きは変わりません。

これは偏重心特性と言っても
それはシャフトに対してクラブの重心がずれていることから発生することなので、
クラブの重心に対しては偏りはないからです。

ここが偏重心特性のあるクラブを操るためのキーです。

シャフトに対して横方向の力を使ってクラブを振るのではなく、
クラブの重心を引っ張り続けることで
クラブを加速することが大切です。

ボールを飛ばすならグリップエンド方向へ強く振る

ボールを遠くまで飛ばしたいなら、
ヘッドではなくグリップエンドを意識して
グリップエンド方向へ強く振りましょう。

特にトップから強く振りはじめることは
飛距離を出すキーとなります。

トップから振ってはいけないと思って
上半身の力を抜いていては、飛距離は出ません。

トップから振ると手元やヘッドが外に出て
アウトサイド・インになるからというのが、
トップから振らないほうがよいと勘違いする最大の理由です。

ところが、トップからフルパワーでグリップを振り始めることは
飛距離アップの要で、インパクト近くではグリップエンド方向へ
しっかり引っ張ります。

トップ近くではグリップエンドは振り出し後方ぐらいを向いているので、
まずはグリップ全体を加速するイメージです。

そして、グリップエンドはダウンスイング序盤では
だんだん下を向いてくるので、まさに地面にボールをぶつけるイメージで
グリップエンドを地面に向かって振りおろします。

ダウンスイングしてきてシャフトが水平になってきたら、
まさに振り出し方向に向かってグリップエンドを向けるイメージで
体の回転でグリップエンドを振ります。

そうすると、クラブの重心を引っ張る遠心力は回転半径が同じなら
回転速度の2乗で増加するので、
その爆発的に増加する遠心力でクラブの重心は体から離れます。

それまでクラブの重心が描く軌道方向へグリップエンドが向いていたのが、
クラブの重心は体を中心にしたぐらいの回転運動になってきます。

グリップは体の方向を向いてくることになるので、
大きな遠心力を100%支え切るイメージで左脚と背筋を使って
グリップエンド方向へ引っ張ります。

そして、クラブの重心の速度の2乗に比例して
急激に大きくなる向心力の軌道方向成分が、
まさにクラブの重心を加速します。

これが、クラブの重心を引っ張り続けるだけで
ヘッドを大きく加速できるための基本原理です。
 

では、また。
 

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