From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、
こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。
今回は、
「体・お風呂で体操」
について話してみたいと思います。
お風呂には毎日入るというのが、日本人の習慣ですね。
ということで、お風呂で何かゴルフに役立つ事ができたら、
なんだかいいかもしれません。
私がやっているお風呂での体操を、幾つかご紹介しますので、
ご自分で試していただき、続けられそうな物があったりしたら、
ぜひやってみてください。
両手背中つかみ
肩関節周りをストレッチングします。
背中で両手を掴みます。
お風呂だと何も着ていないし、皮膚が濡れていて滑りやすいので、
実はやりやすいんです。
右手を肩の上から背中に垂らし、
左手を背中の真ん中から上に上げていって、
両手を背中側で組みます。
逆もやります。それぞれ10秒以上やります。
1セットでも気持ち良く感じますので、やってみましょう。
わたしは、これをやることが習慣になってしまっていて、
体が泡だらけの時に、やってます。
やらないと、なんだか気持ち悪いという感じです。
手を組めるまで近づけない場合は、手ぬぐいを両手て掴んで、
手ぬぐいに沿って、両手をだんだん近づけるようにしてみてください。
だんだん、手ぬぐいなしでも、できるようになってきます。
もっと楽なパターンは、右手を真っ直ぐ上に上げて、右肘を曲げ、
首の後ろに右前腕を下ろし、右前腕が首と直角になるようにします。
そして、左腕を背中に回して左前腕が腰のラインに沿うように横にします。
ちょうど、体の上と下で右前腕と左前腕が並行になる感じですね。
左右の腕を入れ替えます。
この姿勢でも、肩甲骨はかなりスライドするので、
何もしないでぼーっとしているより、はるかに肩周りが楽になります。
ゴルフにおける、上半身のパワーのかなりの部分は、
この肩甲骨のスライドになりますので、肩甲骨周りをしなやかにするほど、
たくさんエネルギーを溜めることができて、大きなパワーを出すことが出来ます。
親指つかみ肘あげ体操
肩甲骨周りから首にかけてストレッチングします。
片方の腕を胸の前に伸ばして、その腕の上に、
反対側の腕をクロスに乗せ、両肘を曲げながら、
下になった腕の指で、上になった腕の親指を掴みます。
そこから、両腕全体を上に上げます。
これをやると、ゴルフでよく使う親指の周りの筋肉を
ストレッチングできるだけでなく、肩から首にかけても伸ばされます。
3秒上げて1秒下ろすという運動を左右それぞれ入れ替えて、
適当に気持ちのいい回数やります。
ごれで、ゴルフで使う肩甲骨周りの筋群を
動的にストレッチングすることができ、
スイングで肩甲骨のスライドを大きく使える様になり、
上半身がリラックスして動けるようになります。
ただし、親指をつかめない方は無理にやらないで、
両肘をくっつけるだけで、上下させる運動から始めてみてください。
足外くるぶしとアキレス腱の間の指圧
ゴルフをやった後は、大殿筋や腰の後ろ側の筋群を使うことが多く、
前屈が辛くなることがあります。
そのような場合、腰のツボを刺激します。
湯船の中で、足の外くるぶしとアキレス腱の間を、
手の親指で軽く押していると、しこりがあったり、
痛みを感じる部分があったりします。
そのようなところを、軽く気持ちのいい回数押します。
足内くるぶしの下側の指圧
股関節周りの疲労から来る腰の違和感には、
このツボが効きます。
湯船の中で、足の内くるぶしの下を、手の親指で軽く押していると、
しこりがあったり、痛みを感じる部分があったりします。
そのようなところを軽く気持ちのいい回数押します。
膝裏指圧
ここも腰のツボになります。
湯船の中で座り、両膝を曲げます。
膝の後ろ側のシワの真ん中あたりを、手の親指で押します。
軽く押していると痛みを感じたり、しこりを感じたところを押します。
3秒ぐらい押す事を気持ちのいい範囲でやってみましょう。
腰や脚全体がすっきりした感じになります。
足の親指の内側の指圧
小脳を刺激します。
湯船の中で、足の親指の内側を
反対側の手の親指を使って押してみます。
始めてやる時は痛みがあったりします。
痛みを感じる部分を3秒づつ10回ぐらい押します。
毎日やっていると、そのうちに痛みを感じなくなりますが、
同じように押すことを続けてください。
小脳は繰り返し行う運動を記憶して、
無意識でできるようにしてくれます。
せっかく練習してうまくできたことは、
小脳にプログラムして、自動化したいものですね。
そんな能力を刺激してうまく機能できるようにするのが、
この足親指内側刺激です。
手の小指の付け根ぐりぐり体操
手の小指の付け根を、反対側の手の親指と人差し指で挟んで
グリグリ関節の周りを押しながら回します。
気持ちのいい程度ぐりぐりやります。
そうすると、グリグリした側の股関節が楽になってきます。
ゆびまわし体操
脳全体を活性化します。
湯船につかっている時にやってみます。
5本の指の先端をそれぞれくっつけて、
指で丸いドームの形を作ります。
ここから、親指から順に小指まで回します。
その時、回している指は、お互いに接触しないようにします。
栗田昌裕博士考案の体操となります。
最初は意外とうまく指を回せないので驚きです。
それぞれの指を回す回数は10~20回ぐらいですね。
右回りができたら左回りもやってみましょう。
指の運動を支配する領域は脳に広い範囲に分布しています。
そのため、指を回すことで脳の多くの部分を活性化することができます。
指回し体操は、本当は夜よりも朝起きてからやるといいのです。
しかし、意外と両手が開いている時間がないのと、
電車の中では、ちょいと恥ずかしいのでできないなどの理由で、
まったくやらないよりは、夜でもいいのでやりましょうという感じでしょうか。
朝ならトイレの中でやるという手もありますが。
などなど、わたしが気まぐれにお風呂でやっていることを、
いろいろご紹介してしまいました。
頭の片隅に、一つでも残していただければ、
お風呂でくつろいでいる時にふと思い出してやっていた、
なんてこともあるかもですね。
では、また。
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お誘いくだされありがとうございます。これからが楽しみです。
随分悩んだ末に参加を決定しました。参加決意の決めては、アプローチです。私のウイークポイントは30y~20yの寄せです。この習得に賭けることで参加を決めました。
自己紹介をさせていただきます。
生年月日1938年01月29日。満76歳です。現住所はタイ国チェンマイ県メーリム町に移動済です。郵便番号は50180。
かれこれ10年に近いのですが、私は加齢と共に諏訪の寒さで「脹脛」の痙攣で長年悩まされました。沖縄にも1ヶ月程ゴルフスクールで滞在しましたが、冬場の季節風の強さに対応できませんでした。その後探す内に縁あってチェンマイを知り、多少の仕事も得て日本を行き来する生活になりました。
私の夢は、エージュシュート達成です。グリーン周りのアプローチさえ上達すれば達成は可能と思っています。ご指導ご鞭撻をよろしくお願いします。
タイ滞在中ですが、私の都合が許せば、日本での技術講習(実習)会など参加も可能だと思っています。
「Break to 80」という、通信授業もあります。もしまだでしたら、こちらもご検討いただけるとうれしいです。これは、まさに海外の方なども、気軽にご参加いただけるプログラムとなっていますので、120%活用していただけたらと思います。チェックリストを、ご自分で付けて頂いて、それをわたしが精査して、今後の練習方法など、A4で1枚ぐらいの文章になりますが、ご返事させていただくというものです。
41℃くらいのお湯に15分つかり、体温が38℃以上なると、体内でヒートショックプロテインが作られと、免疫力が高くなり、肌にも身体にも良いと聞き、長くお風呂につかろうと試みているのですが、カラスの行水状態で実行できずにいました。
今回、大森先生に教えて頂いた「お風呂で体操」を早速実践することで、正に一石二鳥となります。
また、股関節周りの疲労から来る腰の違和感もあったため、効果のあるツボも教えて頂き、本当にありがとうございました。
最近、左肘に痛み(違和感)が出るようになりました。痛みが出る部位は、左肘のえくぼを体の正面方向(上側)に向けた場合、肘の左上の部分です。
痛みは、アプローチやシャードスイング練習時に出ることが多く、アイアン、ドライバーのフルスイングではほとんど出ることはありません。 練習後や、普段は、ほとんど痛み(違和感)を感じることはありません。
今までは、このように左肘が痛くなったことはなく、痛み(違和感)が出るのは今回が初めてです。
自分で何が原因かわからず悩みながらも練習を続けています。
スイング時に気を付けることや、トレーニング方法、痛みを和らげるツボ等ございましたら、お教え頂けると助かります。
大森コーチの教材のスイングを身に付けようと頑張っています。よろしくお願い致します。
左肘の痛みに関して、シャドーとアプローチだけで感じ、フルショットでは大丈夫という事からすると、関節というより、筋肉の新しい使い方での疲労かもしれません。通常のゴルフの動作では、お聞きした所が痛くなるということは、私は経験がありません。こればかりは、ここでお聞きしただけでは、なんとも判断しかねるます。しばらく、経過を観察していただき、あまり痛みがあるようでしたら、専門医にかかっていただけたらと思います。
いただいた文章から、判断できそうな事を考えてみると。ゴルフでも、よくテニス肘といわれる痛みが出ることがあります。これは、前腕のねじれを使いすぎた場合など、左肘の外側に痛みを感じるようになることです。しかし、左肘の内側の上ですので、前腕のねじりすぎではないようです。
痛みのある筋肉に沿って、軽く上から押して行って、一番硬さを感じて、軽くおしただけで痛みのある部分を見つけて、しこりの部分を撫ぜるように、優しく指圧するとか、その部分の皮膚を指で摘んで、上に少しだけ持ち上げる事をやってみてもいいです。これも、やり過ぎると、逆効果になりますので、練習の後、ほんの少し触ってみるという感じでいいのです。
普通、健康な筋肉は、軽く押しても、皮膚をつまみ上げても痛みは感じません。それで、不健康な部分がわかるのです。皮膚を持ち上げるのは、筋肉の表面にある、膜と、筋肉本体の間の圧力を、緩めることで、そこの滑走性(正常なら、筋肉本体と膜は滑るのですが、炎症などがあると滑りにくくなる)を改善するという方向に仕向けることに相当します。いずれにしても、痛みが強くなる傾向があるとか、痛みからの回復時間がだんだん長くなるようでしたら、専門医にご相談して頂くことをお勧めします。
ご丁寧なご返答ありがとうございます。
私の表現が悪く申し訳ございませんでした。痛みを感じるのは左肘の外側です。大森先生のご返答と自分で調べた疼痛を誘発する試験の診断から判断すると「テニス肘」だと思います。
アプローチで痛くなる時とならない時があり、痛くならない方がきれいな球が出ます。アプローチで前腕のねじれを使いすぎているのが原因かもしれません。
大森先生のお蔭で原因が分かり安心しました。保存療法で様子を見て、症状が悪化するようだと専門医にご相談しようと思います。
ただ、「Break to 80」に参加させて頂いているのと、大森コーチの教材(5つの教材を購入させて頂いております。)のお蔭で練習がすごく面白いのと11月下旬に大事なゴルフの勝負があるため練習をセーブできなさそうなのが不安ですが…。(笑い)
本当にありがとうございました。
厚かましいお願いで申し訳ございませんが、テニス肘を防止するため、スイング時に気を付けるポイントがありましたらお教え頂けるとたすかります。今後の練習で注意したいと思います。
よろしくお願致します。
「テニス肘を防止するため、スイング時に気を付けるポイント」とは、ダフらないことです。ダフルと、急激に腕をねじらされてしまいます。ということで、前回(技・ダフった時の対処」でお伝えした、下記の事を注意してください。
http://g-live.info/?p=11370
「ダフった後は、下半身をしっかり使って腰をフルターン(おへそを打ち出し方向まで向ける)させたフィニッシュをイメージしてショットしましょう。」
また、練習場のマットだと、少しダフった方が、ボールも捕まって、ある意味、気持ちのいい球が出ます。そのため、ちょいダフリの練習を続けてしまうことになりやすいのです。そこで、音に注意してください。乾いた音、多分、普段ダフっている方からすると、ハーフトップと思うような音ですね。ヘッドの溝(スコアライン)の下から2本目ぐらいに、ボールの赤道をヒットさせるのが、本来の芯に当たった事になります。そして、その時の音は、木琴の様に乾いた音です。
ダフらなくても、前腕のねじりを力ずくでやっていると、良くないことは確かです。15yキャリーのフォローで、打ち出し後方から見て、クラブヘッドが体に隠れないで、つま先のラインよりも、右側(つま先側)にあるようにすることも、前腕のねじれを力ずくで行わない、そして、手首のヒンジの不自然なリリースを防止するために、かなり有効ですので、チェックしてみてください。
ついでながら、バンカー練習のやり過ぎでも、前腕に負担がかかりやすいので、ほどほどにという事もあります。ま、それだけバンカーを練習できる環境がなかなかなくて、やりたくても出来ないというのが現状とは思いますが。
ご返答ありがとうございました。
楽しいゴルフを長く続けられる為ににも、もっと上手くなるように頑張ります。
お忙しいところ、適切なアドバイス本当にありがとうございました。