ゴルフの「強み・持ち味」がなくてもいいとき

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2013.06.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、アマチュアゴルファーがゴルフをする上で
「強み・持ち味は必要か?」という話をします。

最近、多くの方を教えていて、その方々から

 「スコアアップできました!」

 「念願の100を切りました!」

 「90切りついに達成しました!」

そんな報告をよくいただきます。

生徒さんからの質問。。。

「がんばっている」「成果が出た」そんな話というのは、
何度聞いても教えている人間として、うれしいものです。

人からそのように感謝の言葉をいただいて、
こうしてすばらしい生徒さんと楽しく仕事ができているのは、
本当にありがたいことだなあと感じます。

そして先日「これから100を切るためにがんばりたい」という
生徒さんのから、こんな質問を受けました。

 「ゴルファーとして『強み』のようなものは必要でしょうか?」

という質問です。

確かに、プロゴルファーを見てみると、
10人いれば10人が全員、確固たるスタイルを持っていますよね。

 ・ドライバーの飛距離がスゴイ

 ・アイアンショットが正確

 ・パターの技術がピカイチ

ですので、そうした強みを磨くことのほうがいいのではないか、、、
そんなふうに思っているかもしれません。

でも、果たして本当にそうでしょうか?

アマチュアに「強み」は必要か?

確かに、ご商売やビジネスをやられている方であれば、
「自分の強みを明確にしてお客さんを絞る」みたいなことが言われます。

しかしながら、ゴルフではそうとは限らない場合があります。

それが。。。特にまだ100を切っていないような方です。

まだ100を切っていないぐらいの方であれば、
強みを持って戦うというよりも、まずは基本技術を身につける段階だからです。

通常、強みというのは「作る」というよりも「見つける」と言いますよね?

つまり、ゴルフを続けていく中で、得意不得意の偏りが出てきたり、
いっしょに回っている仲間によくほめられるところが出てきます。

それを発見することで、自分の強みがわかってくる。。。
だからこそ「見つける」なのです。

 「ゴルファーとして『強み』のようなものは必要でしょうか?」

おそらくこういう質問をしてくる人というのは、
非常に勉強家で真面目、優秀な人なのだと思います。

しかしながら、実はそういう人ほど成果がでないことがあります。
なぜでしょうか?

とりあえずまずはやってみよう

勉強家の人は

 「さあ、ゴルフうまくなろう。そのための自分の強みは?」

でも当然ですが、ゴルフの経験が浅いのですから、
そんなものはすぐに見つかりません。

一方で、勉強家ではない人は、とりあえずやってみることで
何らかの突破口を見つけます。

ひとまず100を切るまでは、理屈でいろいろ考えてみるより、
身体を動かしてスイングを身につけるほうがよほど重要です。

もちろん、何事も知識として知っておくことは大切です。
しかし、私の「5ステージ理論」で言えば、自分のステージに合わせて
それらの知識を使う必要があることに気づく必要があります。

まだ何もしていない人は、とりあえずは3ヶ月、
ビジネスゾーンの練習だけをして下さい。

そうすれば、スイングが安定してきて、スコアが縮まります。
それによって、いずれは自分の強みも見つかってきます。

ただ、どんなアマチュアであっても、
「強み」を意識したほうがいいこともあります。

それは、メンタル的な問題で「自分がこれが得意だ」と思い込むことで、
ラウンド中の安心感が得られるということです。

たとえば「自分はアプローチが得意だ」と思っていれば、
自信を持ってアプローチを打つことができます。

そうしたプラスのイメージは結果として、スコアに反映されますから、
こういう時には「強み」をイメージすることが有効、とも言えます。

ただし、100を切っていないようであれば、強み以前に
まずはスイングを安定させること、これに尽きるのではないでしょうか?

またメールします。

小原大二郎

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

ゴルフの「強み・持ち味」がなくてもいいとき」への1件のフィードバック

  1. 本杉 常治

    小原先生のメールを毎日楽しく読んでいます。技術論に偏りすぎていない点が気に入っています。先生はビジネスゾーンの重要性を説いていらっしゃいます。私も基本に帰って練習に取り入れたいと思います。私は、ビジネスゾーンとは腰の高さから腰の高さまでのスィングと理解(誤解だったらごめんなさい)しています。具体的にクラブは何を選べばよいのでしょうか、また、手(グリップ)を腰まで上げた時、クラブヘッドの位置はどのあたり(腰の高さかあるいはクラブが垂直になるのか)が良いのでしょうか、スィングの強さは?。ご教示ください。なお、私は御年67歳、ゴルフ歴25年、最近の平均スコア110、ドライバーの飛距離180ヤード位です。飛距離のためか、私の好きなショットはグリーン周りからのアプローチ。寄せワンのパーは至福の時です。

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