これはやってはいけない。。。

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2013.10.24
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、上達するのにこれはやってはいけない、
ということについてお話をしたいと思います。

私もいろいろなところでこの話をしているので、

 「同じような話を聞いたなあ。。。」

もしかしたら、そんなふうに思うかもしれません。
ですがそういう方は、確認程度でお読みいただければと思います。

ゴルフやめたほうがいいかもしれません

私が教えている方ではないのですが、
ちょっとゴルフをご一緒したことがあった方がいます。

その方、、、名前は忘れてしまったのですが、
仮にAさんとさせていただきます。

Aさんは、私がレッスンしている人とのラウンドレッスンで、
いっしょに連れていらした方でした。

ラウンドしながらレッスンと簡単なアドバイスをさせていただいたんですが、
レッスンが終わってから、3人を交えてお話をしていました。

Aさん「私はもしかしたら、ゴルフをやらないほうがいいのかなと、
    よく思うんです。」

小原 「え、どういうことですか?」

Aさん「いやあ、やってもあまりうまくないですし、
    他の人は、私なんかよりも後で始めても、
    すぐに置いて行かれてしまうんです」

小原 「そうなんですか」

Aさん「はい、こんなんだったら、やってもしょうがないかなと」

小原 「でも、今日いっしょに回らせていただいても、
    ゴルフ自体は楽んでいらっしゃるように見えましたよ」

Aさん「ええ、ゴルフは好きです。でもやっぱり、
    素質がない自分を知ると、いやになりますね。。。」

頑張っているのに。。。

Aさんは実際、ラウンド中もゴルフ自体はとても楽しそうに回られていて、
話を聞く前までは、そこまで深刻に考えているようには見えませんでした。

しかし、話を聞いていて、ある一点が引っかかったんですね。
それは何かというと。。。

 「他人をゴルフの基準にしてしまっている」

ということです。どういうことかというと、、、

 ・自分はゴルフで人と比べてこんなにもできていない

 ・その一方で、あの人はこれもできる、あれもできる

 ・人と比べて劣る自分は、もうゴルフをやめたほうがいいんじゃないか

そんな考え方をしてしまっているということです。
ちなみに、そういう人は頑張っている割に上達が遅い人が多いです。。。

他人を基準にしない

ゴルフは基本的に一人で行うスポーツです。
だからこそ、他人がどうかというところから始めるのではなく、

 ・自分が今どうなっているか?

 ・自分の問題は何か?

 ・最終的に、自分はどうなりたいのか?

常に自分というところから考え始める必要があります。

しかし、どうしてもスコアが思うように伸びない頃というのは
自分に自信がないですから、自分にフォーカスするのは難しいです。

しかし、結局自分を変えるのは自分でしかありません。

そもそも人のためにゴルフをするのではありません。
自分のためにするのですから。

もちろん、他人が行っていることをリスペクトすることは大切です。

その人がどうやってうまくなったのか、その話を聞くことで、
自分の上達に結びつけることもできるかもしれません。

しかしその先に「じゃあ、自分はどうするのか?」
ここを忘れてはいけません。

人間というのは常に自信を持ち続けることは難しいかもしれません。

ですが、自信を持たなくても、自分を客観的に見ることとは別ですから、
たとえ自信がなかったとしても、自分を見つめられるかどうかが大切です。

他人を基準にしたゴルフの上達は、
はじめはうまくいくこともあるかもしれません。

ですがどこかで必ず壁にぶち当たる可能性があることを、
改めてお伝えしておきたと思い、このようなことを書きました。

またメールします。

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

これはやってはいけない。。。」への5件のフィードバック

  1. 橘 幹夫

    ゴルフはほかのスポーツに比べて、非常にメンタルの要素が強いと思います。
    「自分を客観的に見つめる」、「ミスしても10歩いたら忘れる、と心に決めてプレーする」、「淡々とプレーしている自分を強くイメージする」などを、肝に銘じたいと思います。

    返信
  2. 吉川義朗

    今日の言葉「他人を基準にしない」は 正に至言ですね!
    どうしてもライバルと比べてしまいがち
    自分の欠点 足りないところは 理解してるので それを重点的に修復したいと思います。

    返信
  3. ウエ○○○

    現在、HC21です。最近 HC11、16の方々とゴルフをします。なんせティショット、セカンドショットが飛んで曲がりません。最初のうちは力んで失敗していましたが、この頃ではグリーン周り、パットを集中してオナーになるホールもでてきました。
    私だけ オミソ・・でも得意なショットをみがき、ウッドの練習を重ねれば近づけそうな気がします。上手な方々とプレイする時は 自分のゴルフに徹し、上手いところを盗む事をおすすめします。
    ちなみにこの方々とラウンドし始めてから2年で、HC30から21になりました。11の方は去年の始めは15でしたが・・。

    返信
  4. 宮内 憲悟

    毎朝楽しく拝読しています。今日のお話はとても含蓄のある内容であり、再びゴルフをやる原点に立ち返らせてもらった様な気持ちになりました。有難うございました。宮内 拝

    返信
  5. 森山 博

    他人を相手にゴルフをするもんではないと実感しているのですが、いざコースに出るとついつい
    そうなってしまっている。
    意識して一度でもいいから、自分のゴルフをすればなにかを掴めるかもしれないと思って、
    今回もコースに立ちます。 挑戦してみます。 いい結果の報告したいと思っています。

    返信

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