あれもやりたい、これもやらなきゃは上達しない

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2013.11.12
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先日担当した生徒さん、ゴルフ初めてからまだ2年で
アベレージ120ほど。

ラウンドレッスンでお話をしたのですが
ここ最近自分の「課題」「やること」が多すぎて
どうしたらいいかわからないよという感じがするそうです、、、

私がメールなどでお教えしていることもあるし、
その他色々な方や雑誌などから教わることがある。

ラウンド中に自分自身気づいた箇所もある。

色々とやることが多くてどうしたらいいか
わからない、というお悩みを伺いました。

うーん、確かにどれから始めたらいいかわからない
ということで悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんよね。

これは、ゴルフを頑張っている方、
特に真面目にゴルフと向き合っている方に出がちな症状なのですが

効率がよい練習を沢山勉強して取り入れているはずなのに
悩んでしまって全然効果がでない症状です。

新しい練習法を知っただけで
ゴルフがより上達するようになったか?

というとそれは逆で、どちらかというと、
前より自分で取り組む時間自体が減ってしまっているようなんです。

おそらく、まじめに練習法を色々と勉強してくださった結果、
自分の課題がたくさん見えて、「あれもやらなきゃ」「これもしたい」
と思えて・・・

じゃあ何から始めればいいんだろう?

と悩んでしまったのかもしれません。

アレもやりたい、これもやらなきゃ・・・

そんな風にしているうちにやることリストがどんどん積み上がって
結局練習自体をやらずじまい。

実際のところ、どうすればそのような
練習をやらずに終わってしまう状態を解決できるかというと

素晴らしく結果を出している生徒さんというのは
やりたいと思った練習を全てをこなしている、というよりも、、、

一つの練習をしっかりとこなしている場合がほとんどです。

例えば、ビジネスゾーンの練習。
ここに特化していくことに時間をかけた方が私の生徒さんでは
結果が出るケースが多いです。

色々とやりたいことはあると思いますが、
自分に一番重要な部分の練習に集中することで

あなたの時間を有効に使うことが出来ます。

ビジネスゾーンをしっかりと構築するにも
継続的な練習は必要ですし、大変ですが

ビジネスゾーンを放っておくとすぐに、その基本も忘れてしまうので注意が必要です。

練習は100点じゃなくていい

先ほどの生徒さんの話に戻りましょう。

1つの練習に集中しなければならないのはわかるが、とてつもなく難しい。
どうすればいいか。

「どうやって一つのことに集中し続けるのか?」

はっきり行って、ものごとをスタートするのは非常に簡単。
しかしものごとを”やらない”と決めたり
”断捨離”したりするのは非常に難しい。

私や他のコーチが教えてくれる
練習を一つ一つ備忘録、練習ノートなどに記録することも
いいことだと思いますが、

記録していて、「やらなければ」
と思っているだけでは全く意味がありません。

なぜなら練習メニューが増えただけで
あなたの練習量が増えたわけではないからです。

選択肢が増えただけで、
練習量と質が変わったわけではないと。。。

なので、1日に実践する練習メニューの数をしぼり、
その練習に集中するようにして下さい。

練習の質は100点でなくていいので
十分な時間を取るようにしましょう。

練習の断捨離を進めると
あなたの頭もスッキリして

もっと基礎的な練習に取り組むことができるでしょう。

またメールします。

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

あれもやりたい、これもやらなきゃは上達しない」への7件のフィードバック

  1. ヨッシー

    わかります。私も始めたての頃はもちろん悪いところだらけだったので、あれもこれもと
    練習していた頃がありました。

    運よくゴルフ始めたての2年半前に小原プロと出会え、最初の頃からビジネスゾーンの
    ティー連打はほぼ毎日続けています。クラブは同じ物ではなく、番手を変えながらです。

    毎日やっていると、身体にその練習が染み付いているのがわかる瞬間があります。

    それは本番でミスショットをした時、「あっ、今のインパクトではフェイスがかぶっていた」
    などと、いつものビジネスゾーンの練習とは違うスイングだったと言う事がわかる様に
    なりました。

    そこでいつもの練習を思い出し、次のショット、ラウンドでの修正が出来る様になると
    思います。それが出来ると出来ないとでは相当なスコアの違いが出てくると思います。

    なので小原プロがいかにビジネスゾーンが大事なのか力説する事がわかりますし、また、
    再現性のあるスイング=ロースコアなのだと思います。

    返信
  2. 山崎大樹

    全く耳が痛い指摘です。あれもこれもやらなければと思う内、頭の中の整理がつかなくなり、訳が分からなくなることがよくあります。その結果何も身につかず、やっぱりこの方法では無理と諦める事の繰り返しです。これからは、一番必要と思うことを優先した練習を心掛けます。

    返信
  3. 若尾勇夫

    私は月1コースに出ていますが、前回の反省点を次のラウンドに向けて一生懸命練習します。ただなかなか全て進歩することはできずスコアが劇的に良くなることはありません。しかし、失敗にきずくことができるようになりました。粘り強く継続します。若尾勇夫

    返信
  4. かず

    ゴルフ暦2年、Gooプロジェクトにお世話になりもうすぐ一年の私がゴルフスイングについて感じていることは、上手な人やプロのスイングを頭で描き、または『下半身主導』とか『手を使わない』とかを参考に練習場でボールを打つ・・・スイングのイメージは人それぞれで、下半身を使いすぎている人・・・上半身が強すぎる人・・・
    しかし自分で描いたイメージがその上級者やプロとかけ離れていた場合、真逆?とは言わなくても方向が違う?私のような勘違いスイングを結果的に作り上げてしまう気がします。
    最近ようやく頭の奥でビジネスゾーン練習の延長に自分の思い描いていた大好きなプロのスイングがあることが理解し始めたようです。一年もかかってしまいましたね~頑固?は損をします(笑)
    シングル目指してがんばります。

    返信
  5. tomy

    昨今はすべてにおいて情報が氾濫しているので、雑音に迷わされずひとつの目標を立て
    それを自分のものにすることが上達に繋がると思いました。

    返信
  6. 稲元 雄二郎

    そうですね!真面目な人ほどありがちな症状ですね!各ステージにみあった練習メニューが良いですね♪

    返信

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