ゴルフ人生に「宝物」を持とう

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2014.03.25
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先日のこと。
レッスンで生徒さんにこんなことを言われました。

 「小原さん、実はこの前バーディが2連続で続いて。
  その日、すっごく調子が良かったんですよー。

  ただ、同組の友人が絶不調で。

  なんだか申し訳ない気持ちになってきて
  そのせいか次のホールは大叩きしてしまいました。」

こんな話を聞いたのは
実は初めてのことではありません。

もしかしてあなたもこんな経験はありませんか?

他人の成功、あなたの成功

あなたは今まで自分より
スコアのいい人を妬んだことはありますか?

あなたは今まで自分より
飛ばせる人を妬んだことはありますか?

あなたは今まで自分より
パッティングが上手な人を妬んだことはありますか?

あなたは今まで他人の成功を
妬んだことはありますか?

あなたは今まで他人の幸せを
妬んだことはありますか?

もし自分に正直になって
この質問に答えるとすれば
誰だってこんな経験をしていると思います。

もちろん私もあります。

プロを目指していたころ、
仲間に負けることが続いていた時、
湧いてくる感情は「妬み」でした。

そんな風に感じている時に
胸にとても嫌な感情が沸き起こります。

誰だってそんな感情は持ってしまうもの。

あなたなら当然ご存知だと思いますが
こんな時に大切なのはそれを認識して乗り越えることですよね。

今日のお話はこういった感情を
持たないようにしましょう、という話ではありません。

もっと大事なことがあります・・・。

当時の私の仲間には
Nというやつがいました。

Nは本当にゴルフが上手くて
いつも仲間より一歩二歩先にいました。

当時良くお世話になっていたゴルフ場では
プロに最も近い男と言われ、
仲間内でとても注目を集めていました。

プロの先輩にも顔が広く
よく憧れのプロの方とつるんでいました。

ですがNは少し変わっていました。

ゴルフがうまくてプロ連中にも顔が広く
当然高飛車・・・になりそうですよね。

ところがNからは
自慢とか一切話が出てこない。

ザックリとお話しすると
Nは自分が人より上手いことに
いい気持ちが持てないそうなのです。

というのもスポーツ選手には
少し人より気が強い人が
多いのは実際のところ。。。^^

思いっきり縦社会なので
自分より年下のNが上手いのが
先輩たちは気に食わなかったみたいで。

所属のゴルフ場では
けっこう風当たりが強いかったんですね。

その結果、自分が上手いという現実に
なんだか抵抗を覚えるようになったそうです。

一歩外から見ると
それはただの嫉妬のようですが、
その真っただ中にいると
それが分からなくなるものです。

そしてNは調子を崩し始めました。

あと一歩でツアーデビューか!?
とまで言われていたのに、
私の方が先にプロデビュー・・・。

5年経ち、10年経ってもプロになれず、
今ではある地方の練習場で
レッスンをしているようなのですが、
久しぶりに会ったNを見て
少し寂しいような気持ちになりました。

成功体験が嫌な感情で
塗りつぶされてしまっているのです。

Nは本当に良いやつなんですが
これはとてももったいないことですよね。

まわりがいくら嫉妬したからと言って
自分がその経験を悪く考える必要はないと思っています。

大切なのは自分が成功体験をどう考えるか。

最初にお話した生徒さんもそう。

うまくいったのがたまたまでも
まわりを気にして自分のせいのように
考える必要はないわけです。

難しいところもありますが、
私はこの考えは無理矢理にでも捨てるべきだと思います。

ゴルフ人生の宝物

上手くいっている人がいれば
「嫉妬」が起きるのは当然ですよね。

この先あなたにも成功体験が
どんどん生まれることだと思います。

その体験を起こすきっかけが
私の使命だと思っています^^

なのでこれから先、
もし成功体験が起きたら。

それをとても大事に、誇って、大切に扱ってください。

それはあなたのゴルフ人生における
宝物になっていきます。

これも上達するためには
とても大事なポイントです。

またメールします。

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

ゴルフ人生に「宝物」を持とう」への5件のフィードバック

  1. ウエ○○○

    確かに嫉妬されるという事はうれしい事ではあるのですが、非常に邪魔な事なのです。
    静かに努力し、少しづつ上達してきたのですが、邪魔が入ってきています。
    メンタルが弱い、気が回りすぎると先輩、キャディさんにも言われています。
    何故、人の事ばかり見るのでしょう? 真似したがるのでしょう? 静かに見ているぶんにはかまわない(視線は感じますが)のですが、私のレッスンプロのレッスンまで受けだしラウンドレッスンまで入り込んできた人・・に現在、困惑しているところです。当然、集中力がかけ絶不調です。
    そして、その人は上り調子・・・。
    ここを乗り切れれば 上達できるでしょうか?

    返信
  2. 吉田

    営業を20年以上経験しました。昔ながらの営業の世界では、ゴルフ、麻雀は必須アイテムです。
    私のモットウは、常に全力投球です。接待ゴルフでは常にベストスコアーを目指し、接待麻雀でも必勝を期して戦いました。接待相手をこてんぱにしたことも何度も有ります。当然大負けも沢山ありました。そんな営業マンを彼らは喜んで呼んでくれました。仕事もそれなりに成果を上げることができました。幸せな営業業務を経験できて良かったと思います。欲を言えばカラオケがもう少し旨ければと今も鍛錬しております。

    返信
  3. 田原義久

    この経験は私にも有ります。同僚とラウンドしていて、私は調子がいい、相手は最悪、この時相手に同情して、慰めの言葉をかけると、必ず私のスコアは崩れ、代わりに相手はスコアは、持ち直す、苦い経験です。何回もあります。以後私はこういう状態になっても、知らん顔をしてラウンドを終了します、これで崩れません。

    返信
  4. JI-(通称)

    私も変らなければ、他人の不調を自分のせいにせず、イイショット・いい結果を誇りに思って、LET GOGO

    返信
  5. 岸田正純

    毎回、参考になる話に興味深く読んでいます。
    さて、今回の話ですが、この内容と若干異なりますが、私にも経験があります。
    その話です。昔の話です。

    私は現在68才ですが、若い頃は野球が趣味で草野球に明け暮れていました。就職し営業に配属となり
    その付き合いというか接待で、ゴルフをするようにと上司の勧めもあり、やむなくゴルフを始めた次第です。だから気分的には、適当にとか、そこそことか、迷惑にならない程度とかで、本気度は野球に比べ低いものでした。
    それでも恥ずかしい姿は出来ないと知り合いの(野球の知り合いの人でたが)練習場のコ-チに習い、マナ-からル-ルと共にスイングの教えを受けました。
    3回目か4回目かのプレ-で、得意先のその先生(医師)と一緒にプレ-した時、その事件(未だに忘れもしませんが)起きました。
    そのコースは、いわゆる山岳のコ-スで、距離は短いものの、やたらバンカ-が多いコースでした。
    その日はなぜかバンカ-に入り、その都度3回以上たたきました。あきれてその先生が「私が数を数えてやるから安心して打ちなさい」と言いました。
    今思えば、その先生は初めから私の「へた」を見抜いていたのでしょう…。しかし、私はこの言葉に
    正直に反応し、こんなこと言われて恥ずかしい、と気が動転し、ゴルフどころではありません、また接待どころではありません、即時、逃げ帰りたい心境でした。
    この後は、その先生(その先生は当時HC12でしたが)をいつか追い抜いてやる、うまくなったなといわせてやる と強く思い懸命に、練習をしました。
    体力強化のために会社へは自転車通勤(40分)をし、練習場へは毎日通いました、ゴルフ場のメンバ-にもなりました。毎月の月例もC組からB組からA組に上がるにつれ、私のHCも上がりました。
    当然、その先生のHCを抜いてしまっていましたが、その先生にはその事件の当時の私の気持ちは話しませんでした。
    その当時、その先生と一緒にプレ-することは幾度もありましたが、スコアはいつも私の方が良い状況でした。先生は紳士であり。毎回気持ちよくプーレ-していただいている私は思っていました。
    ところがある時、私の上司とその先生と私が同組でプレ-することになりました。その時また事件が起きてしまいました。
    その日の私は、好調でOUT、IN共に30台のスコアでした。
    プレ-が終わり会食の時、私の上司が「何をトチ狂ったのか」私に言いました。
    「少しは遠慮するものだ…」、その先生に聞こえる様に言いました。
    それを聞いて、私自身「ガックリ」しました。遠慮しながらのゴルフは全然面白くありません。
    以後、私は気持的に、「接待ゴルフとは、そんなものか」だけど「ちょっと違うよね」と考えるようになり、接待向けのゴルフは出来るだけ断り、競技試合に移りたいと思い。競技に集中していきました。おかげで理事長杯も取ることも出来ました。
    今もこの歳になってもゴルフを愛しています。人生のよきパートナ-です。
    「ゴルフは人生そのもの」と誰かが言っていました。そうだと私も思います。

    返信

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