「技」パッティングストロークを良くするゲーム

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2014.07.20
omori

From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、

こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。

今回は、

 「技・パッティングストロークを良くするゲーム」

以前に「技・パターのストロークを良くする方法」でご紹介した、
ボールにぶつける練習を、ゲーム化してみました。

競ったり、あなた自身でノルマを設定することで、
飽きないで続けられる方法です。

とっても楽しくできますよ。

ストロークを良くする練習とは

(「技・パターのストロークを良くする方法」からの抜粋)

では、どうすれば、ストロークを効率よく上達させられるのか。
それは、ずばり、距離を無視して、打ち出し方向に集中する練習です。

そこで、打ち出し方法にフォーカスできる練習方法とは。

(1)物にボールを当てる

(1)通過させたいゲートを設けて、そこを通す

この2つが、典型的な打ち出し方向重視による、ストローク改善に最高効率な練習です。

ゲーム化できないか

実は先日、梶川プロとボールにぶつける練習をやっていたのですが、
もっと精度よくするための方法ってないだろうかと、いろいろ考えていました。

そして、ゲームみたいにできたら、
みんなで競ってやることができるので、楽しいだけではなく、
もし一人でも、飽きないで続けられると思ったのです。

そこで、次のようなゲームをやってみたら、
梶川プロも、面白がってどんどんやってくれました。

ボール当てゴール目指してゴー

まず、ルールです。

(1)2個ゴルフボールをグリーン上に1m間を開けて置きます。

(2)一方はパターで打ち出す専用、もう一方はターゲット専用です。

(3)ターゲット専用ボールを、決めたゴール地点まで運んだらゲーム終了

(4)ボールに当たらなかったら、元の位置からもう一度

(5)ゴールは一定のラインを超えたらOKとします(グリーンエッジとか)

スタートとゴールが近いと、10ヤード以下ぐらいだと、
一発強く当てると、ゴールできてしまう場合も有ります。

しかし、もし外れたらかなり遠くから当てなければならなくなるので、
次に当てようとすることがかなり困難になります。

弱く当てすぎると、なかなかゴールに向かって進めません。

ボールの芯を外すと、真っ直ぐに進まないで、
横方向に転がってしまいます。

そして、下手をすると、ゴールと反対方向にターゲット専用のボールが
行ってしまい、次の1打は逆行しなけらばならなかったりします。

そして、ターゲット専用のボールへの当て方は、
ホールを想定するのではなく、通過点として当てなければ、
前に進む量が少なすぎてなかなか前に進めないのです。

方向を変えたい場合は、ターゲット専用のボールへの当て方は、
芯に真っ直ぐではなく、ビリヤードをやるみたいに、

少し芯をはずして当てることになります。

そのため、当てる精度が限りなく高くなってきます。

このゲームの特徴

当てる専用ボールが、ホールではなく通過点となるので、
しっかり強めにストロークできます。

タッチというよりも、方向性重視となります。

ですので、パッティングストロークが自動的に良くなるのです。
(「技・パターのストロークを良くする方法」で説明済)

また、距離が20ヤードとかに設定すると、
意外とたくさん打つことになり、飽きないでやり続けることが出来ます。

ボールを2個用意すればいいだけなので、かなり気軽にできます。

ラウンド前の練習グリーンで、ホールがなくても出来ます。
グリーンの回りを一周とかでもいいかもしれません。

そうすれば、他の人に対して、あまり邪魔になることもないと思います。

とにかく、やってみると、簡単に始められて、
結構楽しめますので、やみつきになること間違いなしです。

ちなみに、梶川プロがこのゲームを終了して、
試しに15ヤードぐらい先のホールを狙ってパッティングしたら、
入ってしまいました(笑)。

私と梶川プロは、互いに目と目を合わせて、驚いたのです。

ま、まぐれもあるかと思ったのですが、
また、このゲームをしばらくやっって、
同じように18ヤードぐらいを狙って打ったら、入ってしまいました。

そして、また、私と梶川プロは、
互いに目と目を合わせて驚きの感情を隠せませんでした。

ならば、もう一度ということで、
3回目はさすがに外れましたが、惜しい外れ方でした。

なぜ、ボール当てで長いパットまで良くなるのか

ボール当てで、なぜ長いパットまで良くなるのかということの説明は、
なんともはっきりと言うことはできません。

出球の方向がよくなり、ストロークがいいので、
転がりが良くなる事は確かですが、まさかライン読みまで
良くなるなんて、考えにくいのです。

ボール当てで、右脳がかなり使われるのではないかとか、
いろいろ考えられそうではありますが、
なんとも、確信がもてるような理由は見つかっていません。

そう言えば、ボール当ての時は、スッとアドレスに入ったら、
すぐに打っています。要するに通常よりも、
セットアップが適当いうか本能的というか、
少なくとも、セットアップの時間は短くなります。

いずれにしても、少なくとも方向性はよくなり、
ストロークも良くなる事は確かですので、それによって
右脳がイメージしたラインに、うまくボールを転がしてゆくことが
でき易いからなのかもしれません。

家の中でやるとすれば

家の中でやるなら、ペットボトルを2本とか3本用意して、
その回りをぐるぐる回るとか、ペットボトルを目印に
スラローム(左右に抜ける)するなどでもいいかもです。

でも、ボール当ては、あまり狭いスペース
(3畳以下)ではやりにくいですね。

そうなると、家の中ではゲート通しが最適になります。

ゲート通しなら、ゲートまで20cm、
ボールを当てるクッションなどまで1mもあれば
十分いい練習ができますので、畳1畳あればいいんですね。

では、また。

追伸:その梶川プロのプログラム、今ならキャンペーン中です。
   バンカーショットが苦手な方に、特におすすめです。

http://g-live.info/click/kajikawa-b140717/

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

「技」パッティングストロークを良くするゲーム」への4件のフィードバック

  1. 中川

    お返事誠に恐縮します
    以前からボール2個を使い置いたボールに当てる訓練はしていましたがビリヤードのように弾いてゴールに辿り着く訓練はしていませんでした 目から鱗が落ちるとはこの事です
    今はジャストタッチではなくカップを40cmオーバーする強さでの
    衝突時の移動距離を目安に打ち出し速度を決めて訓練しています

    あと平常時のショットの訓練では90cm×30cmの厚めのベニヤ板と
    4cm×2cm×90cm の角材を使い様々な斜面例えばつま先下がり
    つま先上り左足下がりや全ての斜面を想定したショットの訓練や
    角材を使って拇指球周辺だけを使った平均台ショットも日々の訓練て日常的に行っています

    以前ハービーペニックに聞けでやりすぎと言う罠を拝見した時
    まさに我が意を得たりと思いました
    様々なゴルフtipsの多くは風邪の時の風邪薬と同じで多く飲んだり
    長く飲み過ぎては毒にもなると思います

    最後は基礎的なゴルフ力が確信を持ったショットを生み出すと
    信じています
    時に無心にショットを楽しみ時にプレッシャーを楽しみ今後も
    ゴルフを楽しんでまいります

    見ず知らずの私のような者にまで心配りを頂いて本当に
    感謝しております

    ありがとうございました

    返信
  2. 中川

    推敲中に投稿ボタンに触れたようで申し訳ありません。

    この覚悟の差はパッティングの圧倒的な練習量不足と真に迷いを断ち切り覚悟を決めるパッティングにおけるルーティンワークを確立出来ていなかった自分への戒めとして今後精進していく覚悟です

    今後もご活躍とご健勝を陰ながら祈念申し上げます。

    返信
  3. 中川

    初めてメールします 2010年6月から独学でゴルフを始め今に至ります。それまでは野球 テニス モータースポーツその他何でも
    こなすタイプでモータースポーツでは元F1レーサーの中嶋悟にも
    鈴鹿サーキットランド内のカートイベントでプッチ切りし優勝をした事もあります

    ただゴルフだけは一筋縄ではいきませんでした。
    当初は本当に悔しい思いもしました
    毎日600〜1000球の打ち込みをし ばね指 頚椎損傷 肋骨骨折
    肋間筋損傷 腰痛それらを経験 克服しようやくシングルの入り口に辿り着きました。
     
    今では頭頂部 肘 顔面 肩甲骨 肩関節周辺 背骨 広背筋周辺
    腰外周 股関節内側 膝 足首 足裏全体に自分なりの感覚センサーも発達しストレート ドロー フック フェード スライス
    玉の高低も空中の飛球線をイメージすれば誤差はあれど打ち分けも出来ます

    ただパッティングはダメです
    以前【覚悟を決めるルーティン】を拝見した時自分のショットとパッティングの覚悟の差を気づかせて頂きました
    ショットはいつも迷いが無いのです
    頭の中でこのライでこの傾斜と風ならこう振ればとイメージが確定するので素振りで動きや軸感 足裏感覚をリバーサルしショットすればいいのでエフォートレスに振り抜けミスも少ないのです
     
    パッティングでは常に迷いの中で覚悟を決められずボールとコンタクトしていました
    例えば傾斜や芝目でも少し多めに曲りを読んでしまう傾向かあるのて少な目に打ち出そうとするのてすがダメです
    その僅かに少な目に出そうとするのを体が拒否するのです
    フックスライスどちらのラインも同じ傾向にあります

    デイブペルツではありませんが40cmカップをオーバーする打ち出し速度が最もカップインの確率が高いつまりある程度ラインを消す
    打ち出し速度が有効でありその事実を理解し訓練も積んているのにショートする傾向が強いのてす

    この覚悟の差について考えを巡らせるきっかけを頂けた事に心から感謝します

    この覚悟の差はパッティングの圧倒的な練

    返信
    1. 大森 睦弘ohmori

      以前書かせていただいた事を、ずっと心に留めていただいていたようで、私も嬉しいです。この記事ですね。

      http://g-live.info/?p=5536

      セットアップルーティンも、やはりある程度こつこつ練習してゆく中で、自分のルーティンはこれだ!とひらめくというか、わかってくるものです。正しく練習を積んだ人を、神様は裏切らないと信じています。

      こつこつ練習して、頭で考えなくても、すべてが自然に動き出す、いつの間にか集中モードになっている。こんな風になっていただけたらいいですね。

      今回、紹介させていただいたパッティングゲームも、そんなこつこつ練習できるための、特効薬として、やっていただけるとうれしいです。

      返信

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