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[即実践OK]ベスト更新No1のプロに聞く上達の極意

2019.06.03
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先日、お休みをいただいて
私が代表を務めますレッスンスタジオの
全員研修を実施しました。

この写真はベストスコア達成率No1を
達成した新宿四谷店店長の森崎プロと私。

DSC_0314

個人的にはもはや、自分の写真映りというより
筋肉がどんな感じになっているかの方が
気になっているここ数年間です。

さて、今日の本題は

「ベスト更新No1のプロに聞く上達の極意」

ということで、森崎プロと
以前話していた際に上達するゴルファーには
共通点があると言っていたのでシェアします。

このメルマガを見た瞬間から
使えるワザを中心にご紹介したいと思います。

そっくりそのままマネしてほしい
上達するポイント

まず、一番最初に上達する、
スコアという数字を減らすのに必要なのは

「意味のあるスイングをする」
ということです。

ゴルフはシチュエーション毎に
クラブを持ち替え、ボールを
打つ距離も違いますよね。

もちろん、慣れてくれば
反射的に使うべきクラブを
握ることはよくあります。

ただ、

・OBが多かったり

・予想飛距離から大幅に
 ショートもしくはオーバー

することが多いのなら、
今からなぜそのクラブを握って
そのスイングをするのか自問自答してください。

森崎プロと話していても

「どんな球を打つか決めているゴルファーは
 やはりアドレスの段階でわかりますね。
 そして、そういうゴルファーほど上達します。」

とのことです。
次に、

「ミスを恐がらない」こと

ゴルフにおいては

・ナイススイングでナイスショット
・ナイススイングでバッドショット

と、

・バッドスイングでナイスショット
・バッドスイングでバッドショット

の4パターンしか存在しません。

たとえ2打目でトップしたとしても
ものすごい勢いで転がって花道の
絶好ポジション…って経験ございませんか?

森崎プロがいる新宿四谷店に
印象に残る方がいらっしゃいましたが、
その方は普通なら心折れそうな大叩きをしても

「大丈夫。僕もう少ししたら100切るんで」

と笑いながら言い続け、最終的には
90前半までスコアを伸ばした方がいます。

ミスは誰でもしますが、何よりも
恐いのはミスの上塗りをしてしまうことです。

すぐに気持ちを切り替えるのが
上手な人は本当に上達します。

最後に。ゴルフは難しい

ゴルフをやったことのない方は
「簡単なんじゃないの?」とか言いますが、
簡単であれば私達は今苦しんでないですよね…

ゴルフは他のスポーツと比較した場合、
やはり自分の満足するレベルに
到達する道のりは長いと思います。

私はゴルフ以外に野球とテニスの
経験がありますが、これほどまでに
難しいと感じたことはありません。

ただ、難しいかわりに一つだけ
良いことがあります。

それは「どうすれば上達するか
どうすれば上達しないかが結構
データとして出ている」ということ。

トライ&エラーの数が多いぶん、
統計的に上達出来る方法、出来ない方法が
既に判明しています。

そして、私を含めレッスンをさせてもらっている
プロ達は、ミスした量なら負けません笑

ゴルフという難しいスポーツを
簡単かつ面白く、楽しくして
上達のお手伝いをするのが私達です。

シーズンもまだまだ始まったばかりですから、
今一度わからないことは私達に聴いてくださいね。

それでは、また。

追伸

そして現在、私が監修しました
3パット撲滅プログラム、

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というのも、私が愛用する上達器具
「ザ・レール」が生産中止になってしまいまして、
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ウエッジ3本買うなら…オススメの角度は?

2019.06.03
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、あなたに

 「ウエッジ3本買うなら…オススメの角度は?」

という話をしたいと思います。

先日、このような質問をいただきました。

「ウエッジを3本そろえる場合、
 角度は何度をそろえるのがお薦めでしょうか?」

もちろんこの質問は、質問者様の意図次第で
お答えのしかたが変わる可能性があります。

ですがここでは、すでにピッチングウェッジ(PW)は
クラブセットの中にあって、その後のウェッジ(AW、SW…)の
角度を決めたい、という前提でお答えします。

ズバリ、これにお答えするとすれば。。。

(のちほど小原プロのウェッジセッティングもこっそり公開…)

今のピッチングウェッジの角度を基準に

この場合、まず気にしていただきたいのは、
現在お持ちでいらっしゃるピッチングウェッジ(PW)の角度です。

そのPWのロフトを基準にして、
あなたがそろえる角度を決めるのがベターです。

お客様からたまに、ヘッドのところに番手ではなく、
数字が書いてあるのを見て「これって何ですか?」と
聞かれることがあります。

最近のウェッジは番手ではなく、角度で記載されていて
「52」と書いてあれば、ロフトが52度のウェッジです。

特に、ウェッジを全面に出している売っているメーカーさんの場合は、
この数字での記載が最近は多いです。

さて、話を戻して、最近の大手メーカーさんのPWの場合だと、
ロフトが比較的立っているものが多く、
PWでも「44度」ぐらいが一般的かもしれません。

PWのロフトが44度なのか、46度なのか、48度なのか
そこを調べることが先決ですね。

PW次第で、その後の判断も大きく変わってきます。

その下にあと何本必要か?

さて、今使っているPWのロフトがわかったら、
そこを基準にして「あと何本、下に必要か?」ということになります。

ご存知の通り、クラブは14本までしか入れられないので、
セッティング全体ともかかわってくるところです。

大手メーカーさんのクラブセットの場合、PWが44度で、
いわゆるアプローチウェッジ(AW)が50度、
そしてサンドウェッジ(SW)が56度というのが一般的かもしれません。

つまり、メーカーさんの既存のセットだと「6度刻み」で、
かなり広くなっていると言えます。

ちなみに、SWと言うと56度以上のものを言います。
60度を過ぎるとロブウェッジ(LW)とも呼ばれます。

仮にPW(44度)の後に3本の余裕がある場合を
前提にお話をしますと。。。

PWが44度の場合、通常クラブは4度ピッチが多いので
「48、52、56度」というのが、素直な選択になるでしょうか。

ただ実は、小原プロの場合などは、
以下のようなピッチです。

・PW 46度
・AW 52度
・SW 58度

6度ずつピッチでのセッティングになっています。

打ち分けができるならOK。でも…

このような6度ピッチでもかまわないのは、
6度ピッチの中で打ち分けができるなら、
という前提になります。

これができるのは、まさにプロゆえというか、
練習量が多いからともいえます。

これであれば、PW以下に3本のセットは必要ありませんね。

そしてその分、上の番手のクラブでの選択肢を
この場合は増やすことができるわけです。

しかしながら、たとえばグリーン周りで

 「あちゃー、やっちゃったよ。。。」

というシチュエーションが多かったり、
あるいは練習時間が思うように取れなくて
ウェッジのクラブコントロールに自信がないのであれば。。。

アイアンの上の番手やウッドを1本抜いてでも、
PW(44~46度)の後にさらに3本、ウェッジを組み込むという
選択肢を取るのがいいと考えます。

PWが46度なら、その下は50、54、58度と選べばよいですね。

これもまさに、スコアをクラブでカバーすることができる一例です。

もちろん、重量フローを整えたり、
クラブの重量に慣れる必要はありますが、
これだけでもアドバンテージになることは間違いありません。

追伸:それでもウェッジの選択に迷ったら

もし、それでもウェッジの選択に迷っているのなら、
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その点、あらかじめご了承ください。
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それでは、また次回。

徳嵩力一

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シャフト調子の特徴とスイングの相性の関係

2019.06.03
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、あなたに

 「シャフト調子の特徴とスイングの相性の関係」

という話をしたいと思います。

今回のタイトルにある「調子」というものは、
シャフトの「キックポイント」とも呼ばれるもののことです。

クラブのことをあまり意識したことがない人には
ちょっとマニアックな話になるかもしれません。

ですが、今後のために知識として知っておいて
損はないと思いますし、できるだけ優しく説明するので
ぜひ聞いていただければと思います。

調子(キックポイント)とは?

調子(キックポイント)というのは、簡単に言うと
シャフトのどの部分が一番しなりやすいかを表しています。

この調子には主に3つのタイプがあります。

・先調子=シャフトの先端側がしなりやすい

・中調子=シャフトの中央付近がしなりやすい

・元調子=シャフトの手元側がしなりやすい

おおまかに言えば、このような感じです。

なぜ、このような話をさせていただくかというと、
最近このような質問をいただきました。

> シャフトの調子の特徴とスイングの相性が全くわかりません。
>
> そもそも先調子と中調子、手元調子がスイングにどう影響するかなど、
> 教えて頂けませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

このへんの話について、言葉にするのは
ちょっと難しいのですが、ものすごく単純化するなら

・先調子が合う人

 =ダウンスイングへの切り返しが早い人、
  リストターンが強い人。

・手元調子が合う人

 =ダウンスイングの切り返しがゆっくりめの人
  リストターンをあまり使わない人。

といった具合に大別されます。

つまり、切り返しが早かったり、リストターンが入る人は、
手元のしなりが大きくなりやすいので、手元が硬めの
(手元の剛性が高い)シャフトが適正になりやすく

逆に、切り返し、リストターンをしない人は、
シャフトのしなりの量がそもそも少なめなので、
手元のしなり感の多い(シャフトの運動量が多い)ものが合いやすい

という感じで、自分はだいたい見極めています。

「シャフトを変えたら飛ぶ」はホント?

もしかしたらあなたはショップの店員さんに

 「シャフトを変えたら飛びますよ」

というようなことを言われたことがあるかもしれません。
ちなみに私がクラブメーカーにいた頃、あるお客様から

 「このシャフトに変えたら、飛びますか?」

という問い合わせをいただいたことがあります。

メーカーサイドとしては、そういう問い合わせがあったら
「飛びますよ」と言ったほうが、売れる可能性が高いはずです。
(当たり前ですが。。。)

ですが、シャフトそのもので絶対的に飛ぶ飛ばないというのはなく、
それよりも使い手とのタイミングを合わせることによって
ゴルファー本人の力を引き出して発揮するほうがいいですね。

もし、ヘッドスピードがあがる可能性がすぐにはない状況で
シャフトを変えることで飛距離が変わるとすれば、

・シャフトの重さ(クラブ全体の重量)が適正で

  ↓

・シャフト特性(調子)を変えることでスイングのタイミングが合うようなって

  ↓

・今まで左や右に行っていたものが、まっすぐに行くようになれば

  ↓

・気持ち振れるようになり

  ↓

・気持ちよく振れるようになることでヘッドスピードが上がるので。。。

  ↓

・結果、飛距離が伸びるようになる

ここまでの条件が整ってくれば、
シャフトの交換で飛ぶようになる可能性はあります。

フィットする調子を調べられる条件

もちろんこのロジックについても、実際にスイングを見ないことには、
本当にそれが実現できるのか、一概には言えません。

ちなみに、自分がスタジオのフィッティングで
クラブの重量帯までが絞れたと思った時には、
シャフトの調子が合わないものも(わざと)打ってもらったりしています。

先調子が合いそうなのに、手元調子のものを打ってもらったり、
手元調子だといけそうなのに、先調子を打ってもらうんですね。

クラブ重量も合っている、ヘッドも一緒。
グリップも一緒、長さも一緒。

変わっている部分はシャフトの特性だけ。

そうすると、調子の特性が違うだけでミスばかりが出たりとか、
スイングが安定しなくなったります。

つまり、そこまでの環境でフィッティングができて初めて
自分がどういうシャフトの特性が合っているのかを知ることが出来るのです。

逆に、どんなにシャフト調子のバリエーションを試しても
シャフト重量自体が違っていたら、全く意味がありません。

また、これは以前からこの場でお伝えしているように
シャフトの特性、特徴もメーカーによってまちまちで、
統一基準があるものではありません。

ですのでやはり、
そうしたメーカーごとの事情もしっかり熟知したフィッターを頼りに
シャフトの調子のフィッティングも行うことをオススメします。

本当にシャフトの調子によってコンディションに
悪影響が出ているのかも含めて、診断を受けられますから。

追伸:シャフトの選択に迷っているあなたへ

もしあなたに、ひいきにしているショップや
フィッターがいらっしゃらないのであれば。。。

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その点、あらかじめご了承ください。
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繰り返しになりますが、
ゴルフパフォーマンスのフィッティングは有料で、
かつ、ゴルフクラブのご提案もさせていただきますが。。。

必ず購入していただく必要は全くありませんので
どうぞご安心してご来場ください。

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それでは、また次回。

徳嵩力一
 

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【ビデオ】リラックスしたら飛ぶ筋肉の仕組みって何?

2019.06.02
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「リラックスしたら飛ぶ筋肉の仕組みって何?」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

筋肉は伸されようとしているときに、縮もうとすることが
一番大きな力を素早く発揮することができます。

ゴルフのスイングで言うなら。。。

(続きはビデオにて)

リラックスしたら飛ぶ筋肉の仕組みって何?

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf190602/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

下半身で上半身をしならせている瞬間

ゴルフのスイングで言うなら、
トップに向かう切り返しからボールヒット直前に向かって
下半身の動きで上半身をしならせている瞬間に、そのチャンスが訪れます。

しなると言うことは、筋肉や筋肉が骨につながる腱が
引き伸ばされている状態です。

その伸びている筋肉を縮める動きにすれば良いです。

この筋肉が伸ばされながら収縮しようとすることを
「伸張性収縮」と言います。

他にもエキセントリックとか遠心性収縮などとも
呼ばれていますが、私は「伸張性収縮」と呼ぶことが大好きです。

以前に筋肉には収縮の状態に3つあるという
お話をさせていただいたことがありますが、
ここで簡単におさらいします。

今お話した「伸張性収縮」もそのひとつの状態です。

他には、筋肉の長さを短くしながら収縮させようとする「短縮性収縮」
筋肉の長さが変わらない「等尺性収縮」の合計で3つです。

腕の筋肉の使い方で見ると、上腕の前側の上腕二頭筋に注目すると、
物を手のひらに乗せてそれが落ちる方向の時は「伸張性収縮」です。

同じ高さに保つときは「等尺性収縮」で、
持ちあげる動きでは「短縮性収縮」となります。

そして、力の大きさと発揮するスピードは
「伸張性収縮」>「等尺性収縮」>「短縮性収縮」の順となります。

大きな力をできるだけ短い時間に発揮するほど
ボールは爆発的に飛ぶわけですから、
ゴルフで使うなら「伸張性収縮」です。

ちなみに「短縮性収縮」の状態とは、
例えばトップから自ら出す力で振りにいくようなときの
力の出し方になります。

まさにがんばって力を自ら出して物を動かそうとすると、
筋肉は縮みながら収縮する「短縮性収縮」となります。

ところが、リラックスして筋肉をしなやかに保った状態のときに、
外からの力でそのリラックスした筋肉が引き伸ばされるときに収縮すれば
「伸張性収縮」状態です。

そのため、飛ばしたいときほど上半身はリラックスさせて、
下半身を目一杯使って下半身の動きで上半身をしならせることに専念します。

まずは飛ばしたいならセットアップに入るときに
ヘッドをポンと地面に落とすと、
それだけで上半身はリラックスしやすくなりますからやってみましょう。

いいですか、飛ばしたいとき
上半身をがんばらせるのではありません。

上半身はリラックス、下半身は目一杯、
このことを口ずさみながらセットアップしましょう。

勝手にしなり戻る仕組み

ところで、筋肉をリラックスさせていたら
どうやってしなり戻ると言うか、どうやって縮めたら良いのかと
疑問に思われるゴルファーも多いことと思います。

私も色々なところでこの筋肉が勝手に収縮しようとする
仕組みについてお話していますが、何度でもお伝えしておくことにします。

それは、伸張反射と呼ばれる体の仕組みがあるからです。

筋肉には長さに反応するセンサーが入っていて、
そのセンサーが伸されると脊髄には筋肉が伸されたことを示す
信号が伝わります。

そうすると、脊髄では伸ばされた部分を、
収縮させようとする信号を伸ばされた筋肉に送ります。

収縮しておかないと伸びき って切れてしまう事を防止する反応です。

これが「伸張反射」です。

そして、神経の伝達速度を見ると、ざっとした分類になりますが
運動神経伝達速度 15〜40m/sに対して、
伸張反射伝達速度 70〜120m/sとなっています。

これは伸張性収縮では、自ら縮めようとするよりも2倍以上ぐらい
高速に伝わることを示しています。

それはそうです、そもそも伸張反射は筋肉が切れないための
防衛反応でもあるわけですから。

さらに伸張反射は姿勢保持のための反射にもなっていて、
変化に対して脳を介さずに素早く反応して
一定の姿勢を保持することにも役立っています。

脳のリミッターを外す

また、火事場の馬鹿力っ て、あなたも聞いたことがありますね。

火事場のような 限界の状況では、
普段封印された力が全貌を現します。

普段の生活では脳は限界の力を出させないように、
脳は体にリミッターをかけています。

リミッター とは、力を出し切ることのないように
ある程度のところで止める働きです。

「伸張反射」により、伸ばされた筋肉は勝手に縮もうとします。

そして、この勝手に縮む仕組みには脳が介入せず
脊髄から発 せられる反射ですから、
脳のリミッターは効くわけがありません。

「伸張反射」なら、あなたの筋肉は本来持っている限界まで
全身全霊をもって縮もうとしまます。

自ら力を出そうとすると逆効果

そして、自ら筋肉を短縮させてしまうと、
せっかくの筋肉の中の長さに反応するセンサーが反応しません。

さらに、伸びるのではなく短縮させてしまうと、
まさに「伸張反射」の恩恵は全く受けることができなくなります。

そして、「伸張性収縮」での運動は、
エネルギー効率が良いことで知られています。

「伸張性収縮」を使ってスイングしていれば、
がんばって自ら力を出そうとして振っている場合よりも
疲れにくいことになります。

「伸張反射」を邪魔する反射もある

「伸張反射」の場合は、筋肉の長さに反応しました。

ところが、腱には力の大きさを測るセンサーがあります。

その腱のセンサーに力が加わるほど、
脊髄反射で関連する筋肉の収縮を抑えようとします。

この反射を「ゴルジ腱反射」といいます。

「ゴルジ腱反射」は腱を守るための反応で、
腱を引っ張る筋肉を緩めることで腱が切れることを防止します。

ところが実は、この「ゴルジ腱反射」が「伸張反射」での
パフォーマンスアップに逆行する仕組みとなります。

そして、「伸張反射」と「ゴルジ腱反射」を合算した結果で、
筋肉の最終的パフォーマンスが決まります。

また、通常は「伸張反射」による筋力向上は「ゴルジ腱反射」での
マイナス効果よりは上回りますが、
トレーニングの方法によってその差は大きく影響を受けます。

特に上級者ほど、ウエイトトレーニングで筋力を向上させても
結果とはなかなか結びつきません。

それは、単なるウエイトトレーニングでは
この「ゴルジ腱反射」が邪魔したままであり、
「伸張反射」の作用を緩めるからです。

筋力トレーニングを始めたばかりでは
絶対的筋力が急激に向上するので、
ウエイトトレーニングでも効果が見られます。

しかし、ある程度筋力も付いている状態の上級者では、
筋力向上はそれほど急激にはなりにくくなります。

そのため「ゴルジ腱反射」を抑えることを行わなければ、
筋力向上がそのままパフォーマンスアップには結び付きません。

結果として「ゴルジ腱反射」ができるだけ発生しないように、
神経系を慣れさせるやり方でトレーニングしなければ
効果は期待できません。 
 

そして、「伸張反射」が発生する状態でトレーニングすれば、
「ゴルジ腱反射」は抑制されるようになり結果がついてきます。

「ゴルジ腱反射」が無駄に発生しないためにどうすればいいか。

そのためには「伸張反射」が起きる状態で練習をします

トップで上半身から先に振りに行ってしまうと
「短縮性収縮」での動きとなります。

これでは「伸張反射」は発生しません。

トップに向かう切り返しにおいては「伸張反射」が起きやすいように、
下半身から順に動くことが「伸張反射」を発生させるために重要です。

下が動いてそれに上がついてきて、左肩甲骨の後ろなどの腕を振る筋肉が
じっくり伸ばされながら切り返すようにします。

このように「ゴルジ腱反射」を抑えて「伸張反射」を際立たせるためには、
実際のゴルフスイングの中で正しく動くことが重要です。

ゴルフスイングではなくウエイトをあげるなど、
筋肉を短くしながら筋肉を収縮させる運動では
「伸張反射」は発生しません。

そのためウエイトトレーニングでは
「ゴルジ腱反射」を抑制する神経系統には変貌できず、
「伸張反射」の威力は発揮しづらくなります。

まずは、トップに向かう切り返しから下半身を先行させて
上半身をしならせ、更に下半身の動きで上半身をしならせながら
ボールヒットに向かいましょう。

正しい動きでスイングすることが
「ゴルジ腱反射」のマイナス効果を激減させる、
一番のトレーニングです。
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

ただ打ってるだけで
スライスが治り、飛距離も
1番手から2番手伸びちゃう…

そんな都合のいい話があるわけない!

そう思いますか?

実はココに「ある」んです。

数千人ものゴルファーを診断し
最適なクラブを提案・製造する
徳嵩フィッターだからこそ、できました。

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【ビデオ】飛距離アップのためのアドレス

2019.06.01
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

おはようございます。
服部コースケです。


今日は、
飛距離アップのためのアドレスについて
ビデオで説明していきます。

ゴルフのアドレスは、
ボールを真っ直ぐ飛ばすために
とても重要な要素の1つ

ボールの方向性、スイングの安定性に影響する
というイメージをお持ちではないのかと思いますが、
実は、飛距離にも大きく関係しているのです。




しっかり飛ばすためには、
スウィートスポットでしっかりとボールをとらえる、
正しいインパクトをしなくてはいけません。

そして、
“インパクトはアドレスの再現”
と言われているように、

正しいインパクトをしたいのであれば
正しいアドレスを作らなくてはいけません。

正しいアドレスが作れていないと、
ボールの方向性だけでなく飛距離も伸びず、
全てが台無しになってしまうということですね。




アドレスと飛距離の関係性について、
理解していただけましたでしょうか。

それでは前置きはこの辺にして、
さっそくビデオをご覧ください。

今回ご紹介した、
「飛距離アップのためのアドレス」の
ポイントはたった1つです。

とても簡単に意識できるポイントですので、
ぜひ今日からのスイング練習で取り入れてみてください。

きっと数日後のあなたは
「こんな簡単に飛距離が伸びるのか!」
と驚くことでしょう。





服部コースケ


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。






<本日のオススメ>

飛距離アップのための
地道な練習を不要にしてしまう
クレイジーなアイアン?

飛距離アップ専門のコーチとしては
本当はおすすめしたくないのですが、

このアイアンの練習効果に
この私も驚きを隠せませんでした…

http://g-live.info/click/tvsa_1905/

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