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ビジネスゾーンより大切なこと?

2015.11.18
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

唐突ですが、ゴルフ以外に
あなたは趣味がありますか?

私は筋トレやダイエットが趣味です。

最初は、ゴルファーとして
身体を引き締める、もっと飛距離を伸ばす。

という軽い気持ちでしか
トレーニングを考えていませんでした。

しかし、2年ほど前に
トレーナーである水野さんに出会ってから
私のトレーニングに対する考え方がガラッと変わりました。

水野先生は、ジャック・ニクラウスも実践していたと言われる
エゴスキュープログラムのトレーナーです。

先生の教えのとおりにトレーニングをすると
骨格からゴルフのアドレスが変わり、
ショットの質が全く違うんです。

前と同じスイングだったとしても
骨盤の折れ方が変わるだけで
ショットのミスが劇的に変わります。

「え、スイングは変えていないのに!?
 こんなにも違うんですね!」

そんなイメージです。

これを実践すれば、
傾斜地からのショットでも
安定してナイスショットを打つことが出来るのですが、、、

まずは傾斜地からのスイング面で気をつけてほしいことを
動画レッスンでお伝えしますね。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

あとがき、、、

私はいまだに水野先生のコーチングを受けながら
そのエゴスキューというメソッドを
スタジオの生徒さんにもお教えしています。

これは、骨格を整えて
身体のパフォーマンスを向上させる
メソッドなのですが、

その魅力に取りつかれて、
実際にスタジオでも
生徒さんに教えたりしています。

「今までで一番何が良かったですか?」
と生徒さんに聞いた時、

「いや~、実はエゴスキューが良かったんですよ…」

と伺って、
正直、「もちろんビジネスゾーンですよ!」
と言って欲しくて嫉妬したくらいです。(笑)

ゴルファーの平均年齢が上がっているからこそ
こういったメソッドを実践していただくことは
ゴルフを長く続けるためにも役立ちますし、

飛距離が落ちた、思うようなスイングができなくなってきた
身体のキレが悪い。

そんなことを感じる方にこそ
エゴスキューは必要だと感じ、
スタジオでも教えることにしました。

股関節とアドレス

ゴルフのアドレスは股関節から折れる。
というのが正しい方法です。

これが間違っていると、
起き上がったり、猫背になりすぎたりします。

イメージとしてはこの画像が参考になると思います。

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ただ、背中を丸めるのではなく
股関節から折れていくイメージです。

もし、あなたがビジネスゾーンの練習を続けているのに
ダフり・トップが多くて悩んでいるとしたら
このアドレスの形に問題があるかもしれません。

しかも、骨盤と股関節の歪みによって
ミスがさらに助長されてしまうので、
このエゴスキューメソッドは

ミスを矯正して、
スコアアップするためにも最適なんです。

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これはエゴスキューのトレーナー資格を取りに
アメリカ、サンディエゴに行った時の写真です。

実は、明日そんなエゴスキューの水野さんと
一緒に企画した新しいプログラムを公開予定です。

楽しみにしていてください。

またメールします。

追伸:
11/26(木)はモンゴプロの誕生日です!

それを記念して、アプローチ上達のプログラムが
キャンペーン中らしいので、ぜひチェックしてくださいね^^

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スライスが出た時の4つの応急処置

2015.11.17
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

ゴルファーの95%以上が
スライスで悩んだ経験があると言います。

私自身もそうでした。

そして、ここ最近立て続けに、
重度のスライスで悩んでいる人が
多くレッスンに参加されました。

特に、練習場では曲がらないのに
コースに出ると曲がってしまうというケースです。

そこで今日はコースに行った時に
スライスが出た時の応急処置について
話してみようと思います。

スライスの原因は何?

スライスの原因は一言では収まりませんが、
簡単にいえば2つあります。

1つめは、フェースが開いていること。
2つめは、スイング軌道が正しくないことです。

ほとんどの原因はフェースの開き。

ボールに当たる瞬間に、
フェースが開いてしまうと
自然とボールが曲がってしまいます。

フェースが開いているというのは
フェースが正面でボールに当たらず
右側に飛ぶような角度で当たってしまっていることを指します。

フェースを開かないためのポイントは色々あるのですが、、、

例えば、
ウィークグリップになっていないか?
左腕の位置と右腕の位置は適切か?
手首の角度は正しくできているか?

などなど。

言い出すときりがないので、
ぜひ教材を見てほしいのですが
今日はコースでスライスが出てしまった時の
応急処置ポイントに焦点を絞ってお話しますね。

練習場では曲がらないのに
コースに出ると曲がってしまう方は多いと思います。

緊張、不安、焦りなど、
色んな原因が考えられます。

普段のスイングが出来なくて
焦ってさらなるミスを招く前に、
いったん応急処置を試してみてください。

スライスが出た時の4つの応急処置

1.グリップを通常よりもかなりストロングに握る

上から見て左手付け根のコブシが3つ以上見えるくらいに握りましょう。

ストロンググリップにすると、骨格上フェイスの向きをそれ以上開きずらく、容易に閉じやすくなります。

2.アドレスでクラブヘッドを左向きにして構える

アドレスでクラブヘッドを左に向けて構えましょう。そうすることで、インパクト時にクラブフェースが閉じた状態で打ちやすくなります。

クラブヘッドを左向きに構えることで、意識的にフックを打つことが出来ます。(これをインテンショナルフックと呼びます)

重要なポイントは、フェースを閉じてからグリップを握り直すことです。

3.左右のグリップを少し離して握る

左右のグリップを少し離して握ることで、ターンオーバーを行いやすくして、スライスを防ぎます。

ターンオーバーが行われず、インパクトからフォローで左腕が右腕よりも上の状態にあり続けると、フェースが開きっ放しになってしまいます。意識的に左腕より右腕が上の状態を作りましょう。

アドレスで右手と左手を離せば離すほどターンオーバーが行いやすくなります。インパクトからフォローでハンドルを左に切るイメージを持って振ってください。

4.クローズドスタンス

右足を少し引くいて構えていきましょう。この時上半身の向きはスクエアのままで、右足だけ少し引くのがポイントです。

(3)と同様にターンオーバーを促します。さらにクローズスタンスにすることにより、左サイドにカベができ、下半身にブレーキがかかることにより、ターンオーバーをしやすくなります。

また、右足を引いたアドレスでは、バックスイングの上半身の回転が深く入れやすいため(肩の回転不足が解消され)、アウトサイドインになりずらいという利点もあります。

スライスに引きずられないことが大事

応急処置と聞くと、
根本的な解決じゃないと思うかもしれませんが
大事なのはミスに引きずられ過ぎないこと。

スライスに引きずられて
楽しい1日が台無しにならないように、
無理矢理にでも解消してみましょう!

ゴルフはミスと上手く付き合うスポーツ。

この4つの応急処置で
スライスと上手く付き合う方法を試してみてください。

またメールします。

追伸:
11月26日(木)はモンゴプロの誕生日です。

誕生日が16日と勘違いしていて
昨日「おめでとう~!」と言ったら
思いっきり白い目をされました。笑

誕生日ということで、
モンゴプロのアプローチの極意プログラムが
限定割引キャンぺーン中です。

http://g-live.info/click/mongo-a201511/

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【写真付】料理上手はゴルフも上手い!?

2015.11.16
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「料理の話」

をしたいと思います。

ゴルフの話ではないんですが、
たまにはそういうのもいいかなと。

今日はこのゴルフライブさんの場を借りて、
こんなメールをアップしてしまいますが、

お読みになってのご意見、異論反論、お待ちしております。

ヨーグルト高野豆腐の生ハム巻き焼き

実は最近、こんな料理のレシピを見つけまして

http://g-live.info/click/151116_link/

面白そうなので、作ってみようと思いました。

以下、レシピを引用します。

※写真は全て私が作った時のものです。

材料

高野豆腐・・・・・・・2枚

プレーンヨーグルト・・120g

生ハム・・・・・・・・適量

小麦粉・・・・・・・・少々

2015-1116_1

※私の場合はオリーブオイルを使っているのがポイントです!

2015-1116_3

作り方

1.高野豆腐をヨーグルトに7~8時間浸けて戻す。

2015-1116_2

2.戻った高野豆腐は4分の1に切り、
  それぞれを適量の生ハムで巻く。

  巻き終わりには水溶き小麦粉を少々つけて止める。

2015-1116_4

3.油を引いたフライパンで両面を焼く。

2015-1116_5

とりあえず、作ってみたぞ~

そしてこれが完成品!

2015-1116_6

レシピのページには、こんなことが書いてありました。
(引用します)

> 煮物にするのが定番の高野豆腐がお洒落な洋風の一品に変身。
>
> ちなみに加熱した方がおいしい乾物や加熱が必要な乾物の場合
> (高野豆腐、乾燥麩、乾椎茸など)は、
> 乳製品と相性がいい方法で調理するとおいしいそう。
>
> パンの代わりに乾燥麩を使ったフレンチトーストもその一例だ。

生ハムの塩気ですこし塩辛いですけど、
サラダや酒の当てに使えそうです。

友達に写真を見せたら、

 「焼くならベーコンや豚バラでも良さそう」

ということでしたので
次はベーコンで試してみようと思います。

とりあえずチャレンジしてみる

私も今年還暦を迎えましたが、
こんな感じで小さなチャレンジをしています。

今回の私の場合は料理でしたが、ゴルフも同じで、
「あ、これよさそうだな」と思ったら、
一度チャレンジしてみるのは、とても大事です。

これだけ情報のあふれたネットの社会の中、
見たり聞いたりしたものが自分の心に引っかかったわけです。

その時点で、自分の精神が惹かれたわけですから、
何かの意味があるわけです。

年齢に関係なく、若い心を持っている人というのは、
こうして何気なく引っかかったものに対して、
好奇心を持って何かの行動ができる人だと思います。

今回はゴルフの話と全く関係なかったわけですが、
次週もし私のメールをお読みになって、
ちょっとでも引っかかるものがあったのなら、

ぜひ、ちょっとでもいいので、
とりあえずチャレンジして見るようにして下さい。

私よりも年上の先輩方がお読みの中で、
このようなことを書くのはどうかなとも思ったんですが、

それが、若さを保つ秘訣かなとも思いますので、
僭越ながら、書かせていただきました。

というわけで、あなたもこの料理、
ピンときたらぜひ、作ってみてください。
オススメですよ。

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

<本日のオススメ>

・なぜ、必死にスイングすればするほど、
 振り遅れていくのか?…

・なぜ、いつまでたってもスライス、チーピン
 シャンク”が止まらないのか?

・脱力して完璧なタイミングでミートするためのヒントとは?

これらのうち、一つでも気になることがあるなら、
この手紙を読んで答えを手に入れて下さい。

http://g-live.info/click/sl_151110/

※本日までの期間限定キャンペーン。お急ぎ下さい。

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新米コーチと生徒さんの話

2015.11.15
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From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

ある新米ゴルフコーチが実際に経験した
出来事を紹介します。

ゴルフコーチとして、まだ2年目の彼にとって
急に現れたその生徒さんは、
コーチにとって、

正直、不潔、態度も横柄なため
どうしても好きになれない生徒さんでした。

コーチは、他のスタッフにも知らせるためカルテに
「素行不良。
 レッスンの対応に気をつけるように」
と記入していました。

ある時、
受付の女性からの記録が
目に止まりました。

「とても朗らかで、親切で
 ご自宅でもレッスンの復習に熱心で
 今後の上達が楽しみ」

とありました。

コーチは、これは何かの間違いだろう
他の生徒さんの記録に違いない、
そう思いました。

さらに、受付の女性によるの書き込みによれば、

「母親が病気で、
 介護が必要。レッスンに遅刻するかもしれない」

と書かれていました。

そして、しばらくして彼は
レッスンを休みがちになりました。

電話を取った受付の女性は
「母親の病気が悪化し、
 疲れが貯まっている、
 レッスンも急に休む時がある」
と書き記していました。

しばらくして、
またスタジオに電話がありました。

他のスタッフはこう書き残していました。
「母親が死亡。ゴルフにも打ち込めずにいる」

コーチの胸には、痛みが走りました。

ダメだと決めつけていた生徒さんが
突然、深い悲しみを生き抜いている
一人の人間として、自分の目の前に現れた瞬間でした。

コーチにとって、
目を開かされた瞬間でした。

少し落ち着いてから現れた彼に、
レッスンの後、コーチは生徒さんに声をかけました。

「このあと、実は時間があるんですよ。
 よかったら、二人で近くの練習場に行きませんか?

 実際の出玉を見ながら、ゴルフのこと相談に乗りますよ。
 もちろん、ボランティアです(笑)」

生徒さんは、笑顔で
「嬉しいです!ぜひ!」と答えました。

それから毎週、生徒さんは、
レッスンに今以上に熱心に打ちこむようになりました。

スタジオで開催するコンペにも顔を出してもらえて
彼が優勝した時は、

コーチにもとても大きな喜びが沸き起こりました。

実際、一番嬉しかったのは
彼が楽しそうにラウンドしていることでした。

生徒さんは自信を持って
ゴルフに励むようになりました。

それからしばらくして、
彼が急にスタジオに電話をくれました。

「実は、仕事の転勤で
 レッスンに通えなくなりました。

 前回のレッスンが最後になってしまいました。
 ありがとうございました。」

そして1年後、
スタジオに1枚の手紙が届きました。

そこには、

「私は1年前に、コーチに熱心にゴルフを
 教えてくれたことを今でも思い出しています。

 あのままダメになりそうだった私を
 ゴルフとコーチが救ってくれたんです。

 あなたのレッスンで
 ゴルフがどんどん楽しくなっていきました。
 そのおかげで立ち直れました。

 あなたは私にとって最高のゴルフコーチです」

さらに、
「来週東京に戻れそうなので、
 ラウンドに一緒に行きませんか?」

とも書いてありました。

生徒さんがコーチとの出会いで
人生の励みになった物語であると同時に、

この生徒さんによって、
新米コーチが育てられた物語でもありました。

生徒さんを一方的に判断してしまいがちな
レッスンコーチという職業。

しかし、生徒さんにより親身に接して
一緒に人生を歩むことで
お互いがもっと幸せになれるのだなと思います。

ー服部コースケ

<本日のオススメ>
あなたは練習しすぎて
うまくスイングできなくなっていませんか?

毎週打ちっぱなしも行く、
スライスを治すドリルもやっている
シャドースイングもしている

それなのに、いざボールを打とうとすると
手が止まったままで
頭の中は真っ白…

もし、あなたがこんな症状で
悩んでいるなら、、、

原因は、あなたがスイングのための
あるルールをしらないからかも…

http://g-live.info/click/sl_151110/

※明日11/16(月)で終了です

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「体」ゆっくり溜めて一気に吐き出す

2015.11.15
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「体・ゆっくり溜めて一気に吐き出す」

というお話をさせていただきます。

同じ筋力があったとしても、その使い方次第では、
そのパフォーマンスはまったく別次元のものとなります。

今回は、その使い方の肝を伝授させていただきます。
「今の筋力に自信がない」
そんなあなたにも役に立つ内容です。

筋力がない人にこそ

また、本当に筋力があまりにも低い状態なら、
トレーニングを始めたばかりでは、一気に運動能力がアップして、
やった甲斐があったと感じるものです。

ところが、ある程度筋力もある人が、
ウエイトトレーニングをやったり、スクワットを何回やろうと決めて、
一生懸命に体を鍛えても、なかなか結果に結びつきません。

そのため、せっかく始めたトレーニングも、
ある段階からやる意欲が失せてしまうこともあります。

そんな場合には、筋肉の使い方を見なおしてみましょう。

今回お話する筋肉の使い方をイメージして、
トレーニングでも同じような動きをするやりかたに変えるだけで、
効果は大きくアップします。

ゴルフのスイングの運動時間

ゴルフのスイングでの時間からすると、
最大筋力が発揮できる前に、ショットは終わってしまいます。

力を入れようとしてから、最大筋力に達する時間は、約0.4秒

トップの切り返しから胸の高さまでは、約0.2秒

ダウンスイングの胸の高さからボールヒットまでは、約0.1秒

これらの数字を見ている限り、
あなたの体の最高のパフォーマンスを出せない状況に見えます。

なぜなら、最大筋力に達する時間が約0.4秒に対して、
切り返しからボールヒット、さらには、本当に力を思いっきり出そうとする
ダウンスイングでの胸の高さからボールヒットまで約0.1秒ですから。

しかし、何かうまくパワーを出来る限り発揮できるための、
良い作戦はないものでしょうか。

自然の中に、そのアイディアのきっかけとなるものを探ってみます。

カンガルーの腱は長くて細い

カンガルーは、ご存知のとおり、ものすごい跳躍力ですね。
体重に対する筋肉量で見た場合に、跳躍力が最もある動物とも言われます。

そして、時速70kmで爆走できるだけではなく、
1日に100kmも移動するという、驚きの運動効率を発揮しています。

爆発的パワーを、驚異的な効率の良さで叩き出しています。

そんなカンガルーを研究すれば、
私達にもできる運動として、あるヒントが見えてきます。

カンガルーの腱は長くて細いことが特徴となっています。

実際、物理的にも、同じ力で伸ばすなら、しなやかな物を伸ばそうとするほど、
より多くのエネルギーを貯めることができます。

カンガルーは地球上の生命の中でも、際立って、細くて長い腱を持っていて、
それを伸ばして、それが縮む力を利用して、ピュンピュン飛び跳ねて
パフォーマンスを出しています。

ジャンプして着地するときに、脚の腱を伸ばします。

その時に、しなやかな腱には最高に多くのエネルギーを蓄積できます。

そのエネルギーを一気に開放して、跳躍します。

空気抵抗や体で熱になってしまう摩擦抵抗など、
無駄に消えてしまうエネルギーを、少し筋肉で補ってあげれば、
跳躍はだんだん大きくなります。

そして、比較的大きなしっぽで、絶妙なバランスをとりながら、
跳躍にちょうどいいタイミングで筋力を発揮させています。

カンガルーでは、腱にうまくエネルギーを溜めて、
それを利用するという、動き方です。

単に筋力で頑張って、上にあがろうと蹴っているのではないのです。

筋力は出だしのジャンプと、後は、先ほどお話した無駄に消えてしまう
抵抗分だけ補っているだけの使い方をしています。

筋肉が発揮できる力の大きさ

筋肉は、自分から力を出そうとしたときには、
動かそうとする速度が早いほど、出せる力は小さくなります。

逆に言うと、ゆっくり動かす時ほど、大きな力を出せるということです。

ですから、筋肉をできるだけゆっくり動かす中で、
腱に時間をかけてエネルギーをため、それを一気に開放させてあげればいいです。

まさに、指ぴゅん運動ですね。

片方の手の人差し指を、もう一方の手で反らせて、
それを外した時、放たれた指は、驚くほど高速に跳ね返ります。

この時、本当は腱だけではなく、筋肉で特別な反応が発生しているのですが、
今回は腱のお話だけにしておきます。

腱を考えただけでも、かなりのパワーを吐き出してくれます。

ところで、人差し指をしならせるのではなく、
親指をしならせてみてください。

人差し指ほど、素早くは、跳ね返ってくれません。
なんせ、親指は、人差し指に比べ短くて太いですね。

そうなると、腱もそれなりの差になっています。

ようするに、腱が細くて長い人差し指の方が、
楽にゆっくりしならせることができて、より多くのエネルギーを貯めて、
一気に吐き出すことができることがわかります。

ヘッドから足の先までは3m

さて、ゴルフスイングで、この腱の使い方を考えてみます。

そうと聞いたら、ここまでのお話から、あなたは、
体を一番長く使うことを思い浮かべませんでしたか。

そうです、体をできるだけ長く使うことができれば、
簡単に大きなエネルギーを、体に蓄積することができます。

クラブも含めて、一番長いラインは、ヘッドから足の先までとなります。

そして、その長さはだいたい3mぐらいですね。

当然、身長や持つクラブの長さで違いはありますが、
ま、それぐらい長~い部分が、あなたの体にも存在しています。

そうなったら、その長~い部分を、
できるだけそのまま使ってあげられたらいいですね。

ヘッドスピード測定での様子

体を長~く使うことは、実は本能が知っています。

あなたもご存知のことと思いますが、
ヘッドスピード測定が簡単にできる用具が、いろいろと出回っています。

機械式なら数千円、電子式でも1万円前後であります。

そんな機械を使って、ヘッドスピードを測定しようと、
みんな集めてやり始めると、どんな動きをするか、見ていると、おもしろいです。

特に、ボールを打たなくて、とにかくヘッドスピードだけ測ろうというと、
その動きは顕著に出てきます。

その特徴的な動きとは、トップに向かって、ヒールアップです。

そして、ヒールアップした左足を地面に落とすことで切り返し動作をします。

これは、初心者の方からトッププロまで、すべてそうかというと、
そうでもないのですが、100を切れたぐらいの方から上は、
ほぼ、その動きを自動的に行うものです。

これは、やはり、体を長く使った方が、パワーを出せるということを、
本能的にわかっているからです。

更に、トップに向かっては、ゆったり大きく振り出します。

可能な限り上半身をリラックスさせて、
体が大きく引き伸ばされるように、バックスイングしています。

これも、本能的に、体を大きく伸ばして、
エネルギーを貯めることがわかっている証拠です。

ただし、ボールを打つとなると、
それほど大きく体を伸ばさなくなったりします。

実際の体の使い方

ここまでお話してきたら、どう体を使ったら、
ゴルフスイングでエネルギーをゆっくり溜めて、
一気に吐き出す動きができるのか、見えてきましたね。

トップに向かって、ヘッドをできるだけたくさん動かして、
それによってできるだけ体の腱や筋肉を引き伸ばし始めます。

この引き伸ばし始めるという点が重要です。

バックスイングですでに少しずつ体全体にエネルギーを溜め始めます。

そして、ダウンでは、ヘッドからできるだけ遠いところである、
足を先に動かし、その動きをヘッドに向かって順に連動させて動かします。

それによって、さらに大きな力で体全体にエネルギーを溜めます。

ヒールアップして、その時、左足、左膝、左のお尻、左腰、左わき、
左肩甲骨、左上腕、左前腕の順に、動くようなイメージで体を動かせば、
シャフトも含めて、約3mもの長い部分がゆっくり大きく引き伸ばされます。

シャフトは縦方向へ伸ばされるというより、横にしなるということになります。

バックスイングの腰の高さからダウンスイングの胸の高さまで約1秒ですから、
この1秒近く、体とシャフト全体で構成される、長い部分を伸ばすことを行えばいいのです。

グリップが胸の高さまでは、ゆったりですが、
胸から下に降りてきたあたりからは、完全にヒールダウンも完了します。

ヒールダウン完了からは、両脚でしっかり地面を踏みしめ、
あたかも両脚ジャンプする時のように、しっかり両脚を伸ばす動きで腰を回転させます。

上半身は、下半身が重力で下に引っ張られる力にプラスして、
バックスイングで引き伸ばしたエネルギーを吐き出しながら、腰は回転してきます。

腰は、セットアプでのボール方向を向いた角度よりも、
さらに打ち出し方向へターンが進みます。

しかし、最高に力を出せる腰の回転角(30~45度)を過ぎて、
下半身の牽引力が弱まった瞬間から、それまで伸ばされてきた腱と筋肉は、
一気に縮み始めます。

筋肉では、腱と同じ動きにプラス、神経系のすごい働きが発生して、
さらに強く縮み、パワーを発揮してくれます。

これが、じっくり溜めて、一気に爆発させる体の使い方です。

あなたも、カンガルーになったつもりで、バックスイングから切り返して
グリップが胸の高さあたりまで降りてくるまで、でゆっくり大きく
体全体にエネルギーを溜めてみましょう。

そして、胸から下では、一気に下半身を爆発させ、
それを上半身の筋肉と腱を引っ張ること使って、
グリップが腰から下に降りてきてボールヒットに向かって、
一気に筋肉と腱がゴムが伸ばされて縮むように、収縮のパワーをヘッドに伝えてみましょう。

最高の飛びは、すぐそこまで来ています。

では、また。

追伸

毎回、参加者にお喜びいただいている限定レッスン会ですが
今月も開催します。

今月だけではなく、今後の予定もアップしておきましたので、
少しでも気になった方はぜひ、下記から日程をご確認下さい。

来年の話をすると鬼が笑うとか言いますが、
事前にスケジュールを決めたいという方は
早めに予約申し込みをしていただくのもいいかもしれません。

http://g-live.info/click/oole1511pdf/

 
 
<本日のオススメ>
小原大二郎プロが明かす、
ライバルに決して知られたくなかった
完璧な秘密を期間限定で公開中…

http://g-live.info/click/sl_151110/

※明日11/16(月)で終了です

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