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「ビハインド・ザ・ボール」の誤解

2013.02.28
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
前回、インパクトの頭の動き(正面)についてのお話でしたが、
今日はその話の続きで、
“インパクトのビハインド・ザ・ボール”
について、より突っ込んでお話ししていきます。

■全て「ビハインド・ザ・ボール」が正しいわけではない
スイングを練習する中では、どのクラブを使用しているかによって
全てのクラブでビハインド・ザ・ボールにならないように気をつけましょう。
そのためにもアイアンは鼻の下、ドライバーは左というふうに、
それぞれのクラブでの適正な位置というのをまず知ることが
大事になってきます。
ボールの位置が左に来れば来るほど、少しずつボールのインパクトの位置も
左にずれてくるということを理解して、評価していきましょう。
そこを間違えてしまうと、間違ったスイング作りをしてしまうことになります。
長いクラブでのアドレスでは、ボールの位置が左になって、
インパクトはビハインド・ザ・ボールになります。

しかしながら、短いクラブでのアドレスはボールの位置が頭のほぼ真上であり、
インパクトはボールの位置が頭のほぼ真上になります。
結局のところ、どのクラブにおいても、アドレス時の頭の位置と
スイング中の頭の位置は変化しないということです。
これはドライバーもアイアンも問わず、どのクラブでも同じになります。
■クラブによっての適正な位置
よくプロなどの映像を見ると、ドライバーショットの映像を見ながら
解説の人が「頭が残っていますね」と表現するので、
全てのクラブで頭を残そうとしすぎてしまうのかもしれません。
しかし、それはあくまでクラブによって適正な位置が
違ってくるということを知っておく必要があります。
つまるところ、どのクラブで打つときもアドレス時の位置から
頭の位置が変わらなければ正しいのです。
しかし、初心者だけではなく、ある程度独学で勉強しているような人であっても、
ビハインド・ザ・ボールが全てだと思っている人も多いようです。

 

そのために頭を右に残そうとして、結果として「すくい打ち」のような
形になり、必要以上に高くボールを打ち上げて、
いわゆる「明治の大砲」のようになるということもあります。
繰り返しになりますが、
1.アドレスの位置から頭を動かさない

2.クラブによってボールの位置が違う

3.アドレスの位置を基準にする
この3つが重要になってきます。
アドレスの位置、どのクラブでどのボールの位置なのかを
しっかり知っておいた上で、この3つのポイントを押さえておきましょう。
次回も、インパクトについての話を続けます。
またメールします。
小原大二郎

 
追伸
「あれ、そういえばアドレスの基本って何だったっけ?」
そんな100切りを目指すゴルファーにはこちらがオススメです。

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動画レッスン:ドライバーとアイアンの関係性?

2013.02.27
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

ウィークリーレッスンの配信日がやってまいりました。

今週のお悩みは、、、

「ドライバーがいい時はアイアンが悪く、
アイアンがいい時はドライバーが上手くいきません。」

という内容です。

こういった経験、誰にでも一度はあるのではないでしょうか?

今回はゴルフスイングという観点からお話をさせて頂いています。
少し難しい内容になるかもしれませんが、ぜひ参考にしていただければと思います。

http://obara-daijiro.com/member/?page_id=984

またメールします。
小原大二郎

追伸:
ドライバーとアイアン、、、クラブは違えど大切なのはビジネスゾーン。
深く学びたい方はこのプログラムがお役に経つかと思います。

http://7golf-program.com/ss/

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絶対につかってはいけない言葉?

2013.02.26
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅から、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日のお話はあなたのゴルフ上達にも役立つと思いますが、
あなたがお仕事をされているならそちらにも通じるかもしれません。
そういった視点で聞いてもらえれば幸いです。

さて、あなたがゴルフを生涯楽しみたいと思っているのであれば
絶対に使ってはいけない言葉があります。
それはいったいなんだと思いますか?
・・・・・・
・・・
・・
残念ながらこの言葉は上手くいっていないゴルファーがよく使う言葉です。
なぜならこの言葉を使うことへの誘惑があるからです。
この言葉に逃げてしまえば楽なんです。
・・・・・・
・・・
・・
でも、どんなに楽になるからと言って、この言葉は使ってはいけません。
本当にゴルフが上手くいかなくなってしまうからです。
その言葉とはなんでしょうか?
・・・・・・
・・・
・・
それは、「人並よりは上手くなりたい」です。

また、事業をされている方や自営業の方が
「食っていければいいや、、、」と言っているのを聞いたことはありませんか?

これも全く一緒。
上手くいかない方が使う言葉として共通です。

もしかしたら、あなた自身も使っていたりしませんか?

■言葉のイメージは現実になる
「人並みよりは上手くなりたい」
「食っていければいいや」という言葉。

この言葉は自分に悪いプログラムをします。

つまり、どんなに大きく上達したり成功できるチャンスがあっても
「人並み以上」「食っていけるレベル」に落ち着いてしまうのです。

自分のイメージを「人並み以上」「食っていけるレベル」と
勝手に限界を決めてしまうのです。
そうするとその限界が心地よい状態になります。
そこが心地よくなると、その上に行くための
エネルギーは湧きっこないのです。
どんなに有効な上達法があっても、きっと取り組む意思が湧かないでしょう。

だから、この言葉は使ってはいけないのです。

どうせなら仲間の誰よりもうまくなりましょう。

他人の目を気にして、
自分の可能性に蓋をするのはやめましょう。

他人の目を気にして、
自分に変なイメージを入れるのはやめましょう。

あなたのゴルフ上達の可能性を
あなた自身が潰してしまわないようにしてくださいね。

またメールします。
小原大二郎

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100%の力を引き出すには?

2013.02.25
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅から、、、

おはようございます、小原大二郎です。
先日近くの公園を散歩していたら、子供たちがサッカーをしていました。

小学生くらいの子達が5対5に分かれて、
鉄棒の下をゴールにして、やっていました。
私はサッカーについては詳しくないのですが、
しばらくベンチに座って眺めていると、
どうやらその中で一人だけとても上手な子がいるようでした。
周りの子よりも一回りも大きく、体もガッシリとしていて
リーダー的な立場にいるようでした。
 
また、5人というチームプレーにも関わらず
ほとんどその子がボールを持っている状況が多く、
まわりの子はちょっとつまらなそうな顔をしていました。
きっと、とても負けず嫌いなんだろうと思いました。
・・・と、そんな感じで勝手な想像をしながら試合を見ていたわけですが、
しばらくして一番小さな子が素晴らしいプレーを魅せました。
なんと、体の大きい子からボールを奪ってそのままゴールを決めたのです。
周りの子供たちも「すげーー!」なんて声を上げて
その子を賞賛していました。
サッカーが上手な子は相当ショックだったようで
小さな子からわざと離れて不満そうな顔をしていました。
明らかにイライラしているのは私から見ても分かりました。
そしてその後の試合では、さっきまで上手だった子がミスを連発。
しまいには怒って勝手に帰ってしまいました。
残された子供たちも呆気にとられて、試合は中段となってしまいました。
■本来の力が発揮できない・・・
なぜ元々サッカーが上手だった子が急に本来の力を
発揮できなくなってしまったのでしょうか。
この子の場合は典型的な自信過剰です。
この子の中では自分が一番うまいから
誰にも負けないはずだ、絶対勝ってやるという気持ちがあったはずです。
それが、下手な子に負けたことで崩れてしまった。
ムキになって結果を取り返そうとすればするほど
本来のプレーとは程遠いことしかできなくなってしまった。
例えばオリンピックで金メダルの最有力と言われているような選手でも
あまりにあっさりと負けてしまうことはよくありますよね。
しかもそれは格下の相手の場合によく起こります。
その全ての原因が自信過剰だとは言いませんが、
少なくとも自信を上手くコントロールできないことは私はマイナスだと思います。
そうすると必ずパフォーマンスは落ち、
技量は高いのに望む成果を得れないという「結果」になります。
■結果を手放す
これはゴルフでも同じでレッスンをしていて少し上手くいくと
ほとんどの方は天狗になってしまいがちです。
「あ、これは感覚を掴んだ!」
そう思うことは大事ですが、自信過剰になると
一度結果が崩れた時に取り戻すことが難しくなります。
「結果を気にせず、自分にできることをやる」と言って
高いパフォーマンスを発揮している選手もいます。
例えば野球のイチロー選手や、サッカーの長友選手。
結果を残している彼らを見ると一見矛盾した考えに聞こえるかもしれません。
しかし、結果を手放すことによってパフォーマンスが上がり、
逆に結果が手に入りやすくなるわけです。
きっと、プレーをしていても気分がいいはずです。
結果を第一に考えるのではなくとにかく
自分に出来ることをするという考えでプレーするので、
無理をせず最高のパフォーマンスが発揮できるからです。
公園で出会った小学生の話から少し飛躍してしまいましたが
「結果を気にせず、自分にできることをやる」ということを頭の片隅に置いてみてください。
きっとあなたのゴルフでも結果が少し変わってくるはずです。

またメールします。
小原大二郎

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インパクトにおける頭の動き(正面)

2013.02.24
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
インパクトについてのお話を続けていますが、
今回もその話の続きで、
“インパクトの頭の動き(正面)”
について、お話ししていきます。

■一番のチェックポイントは「ビハインド・ザ・ボール」

インパクト時の頭の動きで大きなチェックポイントになるのが
「ビハインド・ザ・ボール」

すなわちインパクトの時に、頭を常にボールの後ろに保ちなさい、
ということが言われます。
しかしながら、頭の動き(正面)のスイングを評価するときには、
まずどのクラブで打っているのかというのを基準にしないといけません。
どのクラブで打っているのかによって適正な位置が変わってくるからです。
具体的には、アイアンで打つ場合というのは、
俗にいうビハインド・ザ・ボールにはなりません。
特にショートアイアンなどでは、ボールは足と足の真ん中、
センターに置いてありますから、インパクトの瞬間、ボールの位置は鼻の下、
顔の中央あたりでボールを捉えられるようになります。
そうすることでボールの左側にターフをとっていくようなスイングが可能になります。

■クラブによってビハインド・ザ・ボールは異なる

アマチュアの人というのは何でもかんでもビハインド・ザ・ボールに
しなければいけないと思っている方もいらっしゃいます。
ショートアイアンでも頭を右に残そうとしすぎてしまうのですね。
しかしながら、ボールの位置がもともと最初から左側にある
ドライバーであれば、当然ビハインド・ザ・ボールになります。
このチェックリストを使ってインパクトの頭の動きを評価するときに、
何番のクラブを使用しているのかというのが大事になってきます。
したがって、ドライバーなどの長いクラブになればなるほど、
ビハインド・ザ・ボールのほうにチェックが入って、
短いクラブの場合は変化なしにチェックが入るというのが正しいということになります。
このインパクトの頭の動きという項目については、ビハインド・ザ・ボールが
適切な場合もありますし、変化なしが適切な場合もあります。
しかし、左に動くというところにチェックが入ることはありません。
これはいわゆるデスムーブと言われるもので、頭が左にスウェーすることはありません。
スイングを練習する中では、どのクラブを使用しているかによって
全てのクラブでビハインド・ザ・ボールにならないように気をつけましょう。

次回も、インパクトについての話を続けます。

またメールします。
小原大二郎

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