From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます。小原大二郎です。
今日は、素直にゴルフをすることの重要性について書かせて頂きます。
つい先日、とある生徒さんのレッスンをしていた時のことです。
その日の生徒さんは、会社役員のSさんという方で
レッスンが終わって談笑していたときのことです。
お互いに子どもの話をしていたんですが、
Sさんには小学生くらいの娘さんがいるそうで、
その子が可愛くて仕方ないらしいんです。
その気持はとってもよくわかりました。
Sさん「うちの娘、ちょっと前まで虫が大好きでよく外に虫を採りに走り回っていたんですよ。
ところが、先週くらいから「虫はもう嫌い!」って言い出したんです。」
小原「そうなんですね。なぜ、娘さんは虫が嫌いになってしまったんでしょう?」
Sさん「それが、周りの友達が「虫ってきもちわる~い!」って騒いでたそうなんです。
それを聞いて、娘も嫌いって言うようになったんです。」
小原「確かに、周りの子の影響って大きいですもんね。」
周りの空気を読むということ
娘さんが周りの方に同調して、虫を嫌いというようになったと、
そんなお話でした。
お子さんはどんどん成長しますから、
周りにもっと気を使うようになったり、
周りの人からの影響をどんどん受ける年頃ですよね。
そして虫が好きだったのに、嫌いというようになってしまった。
それだけ、周りからの影響は大きいことの証拠でした。
さらに言えば、、、Sさんの娘さんのように、
実は、あなたも知らず知らずのうちに
周りから影響を受けています。もちろん、ゴルフにおいても。
とある交流レッスンでこんな場を見たことがあります。
参加者の一人がレッスン前の軽い練習で
「基礎練習なんてやっても意味ない」
と言っていると、、、
それに合わせて周りの人たちも
うんうんとうなづいてしまう光景です。
ここで一人黙々と基礎練習をすることが
できるくらいの気持ちが欲しいものですが、
なかなか難しいようです。
大人になればなるほど、「空気を読まなければいけない」という
想いが強くなってしまいます。
気を使わなくてはならない相手とゴルフを
しているときは、さらにそうです。
そうなると、どうしても自分を出す事ができなくなってしまうこともあるでしょう。
空気を読みすぎるのと、
空気を読まなすぎるのってどっちが良いと思いますか?
難しい質問ですね。
自分に素直になれる環境があなたを成長させる
周りに振り回されずに、
自分をコントロールするというのは大人になれば必要なことです。
周りに合わせるということも最低限することができないと、
社会に反した行動をしてしまうことになり、
ゴルフでは、大切な人とのラウンドを台無しにしてしまうこともあります。
それでは、ゴルファーとしても大人としても失格です。
とはいえ、ゴルファーとして成長していくときに
大事なのは自分の個性をしっかりと出していく瞬間なんですね。
これが難しいところです。
普段から自分を出しすぎるると角が立ちすぎるかもしれません。
だからこそ、自分の個性を素直に出せる空間というのは大事ですよね。
親の前では、子供が「虫が好きだ」と自信を持って言えるような
雰囲気にしなければいけないなと、私も気をつけねばなとおもいます。
そして、ゴルフで恥ずかしい失敗をしても
困らないそんな、素直に振る舞える環境で
ゴルフを出来ればあなたももっともっと成長できるでしょう。
またメールします。
小原大二郎