From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は私が大好きな
あるプロゴルファーの話をしたいと思います。
きっとあなたもご存知だと思いますが、
アイアンの魔術師と呼ばれた
あのセベ・バレステロスについてです。
彼は2011年5月7日に54歳という若さで
惜しくもこの世を去りましたが、、、
現役時代のセベは天才的でした。
私のなかでヒーローでした。
私が若い頃すごく憧れた選手で
彼のビデオや写真を繰り返し見ていました。
でも、私がセベに憧れたのは実は
スイングを真似したいからではありませんでした。
私はセベのプレーを通じて、
ゴルフにおいてとても大切なものを
教えてもらったんです。
セベ・バレステロスとは・・・
現役時代のセベはスペインの星と呼ばれ、
多彩な技術を魔術師のように操るプレイヤーでした。
欧州ツアー50勝、米PGAツアー9勝と
全世界通算では91勝を挙げている名プレイヤーです。
スペイン北部のベドレニアで生まれ、
キャディをしていた兄から古ぼけた3番アイアンを貰い
ボール遊びをしたのが7歳の時。
そのクラブ1本で、いつの間にか
自由自在にボールを操れるようになったそうです。
そして16歳でプロになり、2年後の76年には
欧州ツアー賞金王を獲得しています。
セベは全盛期にはまさに天才ゴルファーで、
その存在感は圧倒的でした。
セベの凄さをクローズアップしている映像があったので
ちょっと紹介させてください。
中でも印象的名だったのは、
79年全英オープンの16番ホールのこと。
ティーショットが大きく曲がり、
臨時駐車場からの第二打でなんとバーディを取り
そしてそのまま優勝。
カーパークチャンピオンと呼ばれていたそうです。
セベから学んだこと・・・
ここまでセベの紹介をしてきました。
単純に私はセベのファンなんです。笑
でも、ここで私が言いたいのは
あなたにセベのスイングを真似て欲しい
ということではありません。
セベのように神がかり的なショットを
打てるようになってほしいということでもありません。
これはどうしようもないことですが、
やはりセベはゴルフの神様に選ばれた
プレイヤーの一人でした。
だから私たちがセベのスイングを真似しても
それはあまり再現性はありません。
私がセベを通じてあなたに知ってほしいこと、
それは「ゴルフを楽しむ」ということです。
セベの訃報に対してジャックニクラウスは
「情熱を持ち、偉大なエンターテイナーであった」
とコメントしています。
また、石川遼くんも隣のホールや林の中からの
リカバリーショットなどの伝説にあこがれていた
と語っていました。
どうしたってセベと同じようなプレーは出来ませんが、
でもセベのプレーや話を聞くとワクワクしますよね。
やっぱりゴルフって最高だな、
と改めて思わされますよね。
これだけでいいと思うんです。
セベに関わらず、超一流のプロから
私たちが学ぶべきこと。
それはスイングの綺麗さではなく、
ゴルフのワクワクをもらうこと。
意外と忘れがちですが、
これを思い出してみてほしいんです。
そういったワクワク感、昂揚感をもって
ゴルフが出来れば自ずとあなたのプレーにも
いい影響を与えてくれます。
大げさでなく、これは重要です。
また、メールします。