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学び上手な人、そうでない人。。。

2013.06.15
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、学び上手な人とそうでない人の違いについてお話ししたいと思います。

私のレッスンにいらっしゃる方や、このメールをお読みの方は、
これからお話するような例は、あまりいらっしゃらないかもしれません。

ですが、長年たくさんの方を教えていると、
どうしても「ちょっと変わった方」にお会いすることがあります。

2つのタイプを分けるラインは?

こういう言い方をすると、誤解を受けてしまうのですが、、、
ゴルフを教えていますと、どうしても

 「この人はけっこう簡単に成果が出るな。。。」

 「この人はちょっと時間かかりそうだな。。。」

こういう2種類のアマチュアゴルファーがいらっしゃいます。

はじめに申し上げておきますが、
これはどちらの方がいい悪い、ということではありません。

事実としてその2種類の方がいらっしゃる、ということです。

たとえば、一番分かりやすい一例といて。。。

レッスンをしていて、以下のような言葉を使われる方というのは、
どちらかというと成果が出にくいような気がしています。

 「つまり~ということですね?」

 「要するに~ということですか?」

つまり、要するに、、、

もちろん、これは個人差がありますし、全てが当てはまるわけではありません。

しかし、、、この「つまり」「要するに」という言葉を多用される方は
どちらかというと上達が他の方よりも遅いと感じます。

もしかしたらあなたは、、、
この「つまり」「要するに」という言葉の何が問題なのか?
そんなふうに思っているかもしれません。

確かに、話し上手な人、まとめ上手な人は、

 「私はあなたの話をちゃんと聞いてますよ」

 「あなたの話を正しく理解していますよ」

というサインを送るために「つまり」「要するに」という言葉を使って、
相手に確認を取ることをしています。しかし、、、

しかし、何かを学ぶということに限った場合に、
「つまり」「要するに」と言っている時というのは、、、

どちらかというと、学んでいるフリをしているだけの場合が多いような気がします。

これはどういうことかというと、、、

「つまり」 「要するに」でまとめるということは、
あなた自身の言葉で言い換えてしまっており、
それはつまり、教えてくれている人のありのままの言葉ではない、、、

そんなことが原因になっているのではないかと思うのです。

桜は本当に世界共通?

たとえば、辞書的に言えば「桜」と「cherry blossom」というのは同じ意味です。

日本人が「桜」というと、花見という楽しいイメージ、
その一方で散る桜という寂しいイメージが同時に連想されます。

一方で外国人が「cherry blossom」と言っても、
「ああ、桜の花か」というくらいのものではないでしょうか?

つまり、同じような言葉であっても、
そこには言葉の裏に別のニュアンスを帯びているんですね。

そしてそのニュアンスが、ちょっとした違いを生み出すことがあります。

たとえば私が「ビジネスゾーン」という言葉を使っていたとして、、、
それをあなたが「インパクトゾーン」という言葉に言い直したとしましょう。

確かに、一般的に言えば同じ意味でしょうから、間違いとは言えないでしょう。

しかし、ある人が「それってつまりインパクトゾーンのことですかね?」と言ったとして、
その人は私が言っている「ビジネスゾーン」をちゃんと理解しているのでしょうか?

しかも、あなたが「インパクトゾーン」と言い直してしまうことで、
本来は受け取れる知恵や技術を受け取れなくなってしまうかもしれない、、、

そんな危険性だってあるのです。

もちろん、教える側と聞く側では違う人生を歩んでいるわけですから、
100%理解してもらえることはあり得ません。

そこで大事なのは、教える側から受け取る言葉を
出来る限り「ありのまま」 理解しようとすること。

これは感覚的なことですが、そういう人が例外なく上達を果たしている気がするのです。

自分の「聞き方」と「使っている言葉」、
一度振り返ってみることをオススメします。

またメールします。

小原大二郎

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いいから黙って、クラブを振れ!(笑)

2013.06.14
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は以前に教えていた生徒さんの話をします。

ちょっと前のことになるのですが、
数回レッスンにいらしたことのある方の話です。

もしかすると、あなたもこの人と同じような「罠」に
はまってしまっている可能性があります。。。

満足していたはずなのに。。。

その人、仮に「Aさん」としておきますが、
私の教えていた方の紹介で私のところにやってきました。

もともと大変真面目な方で、
初回のレッスンで多くの質問をされました。

それらの質問にレッスンをしながら答えたことで、
とても満足をされていたようでした。

 「これでこれからも安心して練習ができます!」

そのように言って、その日はお帰りになりました。

「いやー、よかったー」そんなふうに思っていたのですが。。。
次のレッスンで、、、こんなやりとりがありました。

Aさん「小原先生のレッスンの後、ちょっと考えたのですが、
    スイングがまだあまりしっくり来ないんです」

小原 「ええ、、、」

Aさん「この前小原さんに教えていただいた方法よりも
    △△△△をやったほうがいいかなとも思ったんですが、
    どう思われますか?」

小原 「うーん、、、」

Aさん「それとも、両方やっておいたほうがいいでしょうか?」

小原 「。。。」

考えすぎて前に進めない!

これはいわば、完全なる「オーバーシンキング状態」です。

一度は頭の中が整理されて、やろうと決めた。
でも、まだ一部にハッキリしないところがある。。。

だから前に進めない、、、そんな状態ですね。

こういう状態は、真面目な人、いわゆる頭のいいと言われる人に
よくあるパターンかもしれません。

たとえるなら、、、

 「一直線の道に信号がたくさん並んでいて、
  その信号が全て青にならないと車をスタートさせることができない、、、」

そんな状態に近いかもしれません。

走り出す前に、心配事を全部つぶしておかないと、
前に進むことができないのです。

確かに、普段の生活の中でも、そういう慎重さを求められることも
状況によってはあるかもしれません。

たとえば、外科手術でお医者さんが「とりあえず切ってみましょう」
なんていうことはまずないでしょう。

とにかく前に進もう

しかしながら、、、「ゴルフの上達」においては
この考え方はあまり好ましいとは言えないところがあります。

実際、このAさんには、

 「まあ、深く考えずにとりあえずやってみましょうよ!」

そんなふうに伝えたのですが、、、どうもそれがお気に召さなかったのか、
それからレッスンにいらっしゃらなくなってしまいました。。。

どのやり方がうまくいくか、そんなことはやってみる前に
100%の確証を得ることは不可能です。

もちろん、私のようなプロが入らせていただくことで
その可能性や確率を上げることはできます。しかし、、、

 「やってみなければ、成功確率は0%」

長い間考えたからといって、うまくなるわけではありません。
思いつきのアイディアだからといって、うまくいかないわけでもありません。

それに、、、もしうまくいかなかったとしても、
あなたにとってそれなりの収穫はあるはずです。

まさに「やってみなければわからない」のですね。

それに、そうした失敗経験は、ノウハウを集めたりアドバイスをもらいまくって
「成功の保証」を探すより、よっぽど次の成功確率を上げるのに役に立ちます。

 「いいから黙って、クラブを振れ!」

さすがに生徒さんにはそんなふうに強くは言えませんが(笑)、
それがゴルフ上達の近道だったりもするのです。

またメールします。

小原大二郎

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ゴルフ上達、時間の使い方

2013.06.13
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、ゴルフを上達させることの出来る人と出来ない人、
その違いについてのお話をしたいと思います。

私も多くのゴルファーを教えていて、
上達できない人にありがちなパターンというのがあります。それは。。。

教材を買いあさってもうまくならないSさん

私が今でも教えている人に、Sさんという方がいらっしゃいます。

Sさんは60代の男性で、定年を迎えてからゴルフを始めました。

もともとの凝り性なのか、ゴルフにのめり込んでいって、
始めた当初にはとにかく教材や本を買い漁り、
それを片っ端から読んでいらしたそうです。

でも、いろいろ勉強したのにぜんぜんうまくならない。。。
ゴルフはスコアがよくなれば、もっと楽しくなるのではないか?

そんなふうにSさんは思って、私のところにやってきました。

結果として、私のところに来て、110ぐらいだったスコアが
今ではベストスコアが「88」までに上達しました。

今でも不定期ですがレッスンをさせていただいています。

しかしながら、私が言ったのは大きくたった2つのことだけです。
しかもこれは、ゴルフに直接かかわる技術的なことではなく、、、です。

一体それは、何だと思いますか?

Sさんとの2つの約束

私が申し上げた大きく2つのこと。それは、、、

1.教材を読んだり見たりする時間よりも、
  ゴルフクラブを握っている時間が多いようにする

2.プロのスイングを見る時間よりも
  自分のスイングを録画して見る時間が多いようにする

単なる2つのことに気をつけていただいただけで、
Sさんは88までスコアを伸ばすことが出来ました。

もともとSさんはとても頭のいい方で、理解力も早かったんですね。

ですが、どうしても理解しただけで満足してしまって、
実際にそれを身体を動かしてしみこませるような時間が少なかったのです。

ですので私はSさんに、このようにお伝えしました。

 「教材を見るのはいいですけれど、
  その時間よりもクラブを握っている時間を増やして下さい。

  見るにしても、教材は絞って見るようにしましょう。

  今、教材を見るのに使っている時間をクラブを振る時間にあてれば、
  確実に今よりもうまくなると思いますよ」

はじめは教材を見ることに未練があったようなんですが、
私に言われたとおり、以前のように教材を買い漁ることはなくなりました。

そのことで混乱することがなくなりましたし、
その上、練習の時間を多く取ることができるようになり、上達も早まりました。

自分の恥を知ること

そして、もう一つの約束が「自分のスイングを見る」ということです。

ゴルフをしていると、上手い人のスイングを見ているだけで
うまくなったような感じがすることがありますが。。。

実際は、そんなことはありません。

それだったら、自分の下手なスイングを見ていたほうが、
自分のスイングを反省する機会になりますから、
そのほうがよっぽど建設的で、上達も早いのではないかと思います。

この2つは、上達をする上でとても強力な方法です。

プロのキレイなスイングを見て、安心してしまってはいけません。

うまくなっている人というのは、自分のスイングをしっかりと見つめて、
そこに少しずつ、改善を加えているのです。

あなたは最近、教材を見ている時間のほうが長くなっていませんか?
自分のスイングよりもプロのスイングばかりを見ていませんか?

もしそうなら、あなたのせっかくの上達の機会を
みすみす逃してしまっているかもしれません。。。

またメールします。

小原大二郎

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【ビデオ】アイアンとドライバーの違いについて

2013.06.12
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日はレッスン動画を配信しますね。

今日のテーマは・・・
「アイアンとドライバーの練習の違い」についてです。

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私がビジネスゾーンを言い続ける理由

2013.06.11
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、私が「ビジネスゾーン」をゴルフのスコアアップの
よりどころにする理由についてお話ししたいと思います。

「ビジネスゾーン」という言葉を理解していなかったとしたら、
たとえば「インパクトゾーン」と言い換えてもいいかもしれませんね。

ビジネスゾーンについてのおさらい

この「ビジネスゾーン」というのは、いわゆる
「腰の高さから腰の高さまでのスイング」のことを言っています。

なぜビジネスゾーンという名前があるのかというその由来ですが、、、

プロゴルファー達はこの腰から腰のビジネスゾーンが
いかに正しくできるかで

 「ゴルフでビジネスとして生活できるかどうかが決まる」

、、、そんな意味が込められています。それぐらい大事なものなのです。

ですのでプロゴルファーたちでさえ

 「ビジネスゾーン、ビジネスゾーン」

と言いながら、日々フルショットばかりではなく、
こういった基本練習にたくさんの時間を費やしています。

今ではシード選手にもなっている片山晋吾選手も、
ゴルフでプロになってこれから活躍しようという時期に、
このビジネスゾーンだけをひたすら練習していたそうです。

スイングプレーンvsビジネスゾーン

ビジネスゾーンの重要性は、別にアマチュアゴルファーに限ったことではありません。

私がアマチュアゴルファーを上達させる上で大切にしているのは、
ビジネスゾーンの習得以外の何ものでもないのです。

スコア120以上のゴルファーであれ、80台を出しているような
シングル目前のプレイヤーであれ、ビジネスゾーンを習得することは
練習することで最大の効果を生み出します。

まずは、ビジネスゾーンというものがあなたのゴルフに
どのような影響を与えているのかを理解する必要があります。

ゴルフのスイングを語る上で、よく出てくる言葉の中に
「スイングプレーン」という言葉があります。

このスイングプレーンというのは、スイングをスタートする地点から
フォロー、フィニッシュまでのフルスイングを考えます。

しかし、、、ゴルフというのは結局のところ、クラブがボールを
捉えたところ、すなわちインパクトをどのように迎えたかということが
ボールの最終的な打球を決定づけます。

したがって、インパクトを迎える直前と直後、
腰から腰のビジネスゾーンの部分を整えれば、
結果としてミート率もよくなり、安定したゴルフができるのです。

大きいスイングの罠

よくプロゴルファーがドライバーでキレイなスイングをしている映像を
何度も見せられているので、そうしたフルスイングに価値があると
考えてしまうのかもしれません。

多くのアマチュアゴルファーが、この罠にはまってしまいます。
そういった意味では、テレビやメディアなどの伝える側にも
責任があると言えるかもしれません。

もちろん、大きいスイングから小さいスイングを考える。。。
これもできるかもしれません。しかし、、、

どうしても効率が悪いです。

もう一度言いますが、ゴルフのショットを決定づけるのはインパクトです。

そのインパクトの周辺から作っていくほうが明らかに早いということは、
少し考えればわかることではないかと思います。

そんなことを言うと、ビジネスゾーンというものは
アマチュア特有のものだと感じるかもしれませんが。。。それは違います。

大きいスイングは確かに魅力的。。。
ですが、アマチュアゴルファーがゴルフに使える時間は限られています。

せっかくであれば、確実な結果の出るところに、
あなたの大切な時間を投資してほしいと思っています。

またメールします。

小原大二郎

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*あと2本だそうです。

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