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上達の公式は人それぞれに応じて存在する

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
今日は、「ゴルフ上達の公式」の「イロハ」について、
私の考えを話したいと思います。

 
説明のために、初めにたとえ話を一つします。
これは、教育者としても大変尊敬されていた聖人(しょうにん)の話です。

 
■高い地位の人が発した言葉の影響
・・・年齢を重ねた聖人が、死の床についています。
聖人の周りには、それまで教えを受けていた弟子たちが並んでいます。
聖人は弟子たちを出来の良い順に並ばせました。
最も出来の良い弟子が聖人に一番近い場所に立って、離れるにしたがって出来が悪くなります。
そして、一番遠くには劣等生、誰からも尊敬されない一番出来の悪い弟子が立ちました。

 
聖人は、本当に死の間際にいましたから、一番の優等生はかがみこんで、こう尋ねました。
「聖人様、あなたがこの世から去ってしまう前に、最後にお聞かせ下さい。
一言で言って、人生の意味は何でしょうか?」

 
この弟子は本当に一言で答えてもらいたがっていましたし、
死にかけている聖人も一言で答える他はありませんでした。

 
聖人はその弟子を見上げ、かすかな声でこう言いました。
「人生とは、川のようなものだ。」

 
一番の優等生は、列の次の弟子に伝えました。
「聖人様は、人生とは川のようなものだとおっしゃった。次に伝えてくれ。」
そして、次の弟子も、その次の弟子に言いました。
「人生とは、川のようなものだ。次に伝えて。」

 
そして、その言葉は最後に劣等生のところまで伝わってきました。
誰からも尊敬されない一番出来の悪い弟子のところに。
彼は、自分にその言葉を伝えた弟子を振り返り、こう言いました。
「人生とは川のようなものだって? 一体どういう意味だろう?
どういう意味か聖人様に聞いてくれ。」

 
そして、その質問は、先程とは逆の方向にその列を伝わって行きました。
「一番端っこの奴が分からないってさ。
聖人様に、人生が川のようなものとは一体どういう意味か聞いてくれ。」

 
弟子たちは次々にこう言って、一番端の弟子の言葉を伝えました。
そう、彼は人生が川みたいだとはどういう意味か分からなかったのです。

 
質問は一番先頭の弟子まで戻って来て、
先頭の優等生が死にかけている聖人に身をかがめてこう聞きました。
「人生とは川のようなものだ、とは一体どういう意味でしょうか?」
すると、聖人は目を上げてこう言いました。

 
「分かった。じゃあ、人生は川のようなものではない。」

 
もし、そのとても尊敬されている聖人が劣等生の質問の前に息絶えていたなら、
その後の十何年もの間、聖人の卒業生たちは、
「人生は川のようなものだ」
と国中で説教したり話したりすることになっていたかもしれません・・・

 
■あなた独自の上達の公式
この話のように、高い地位の人が発した言葉というのは
たとえ中身がなかったとしても、ものすごい価値があるものと
思い込んでしまいがちです。
しかし、ゴルフについてもそうですが、誰に対しても効果のある
唯一の上達の公式の「イロハ」などというものは存在しないのです。

 
これはダイエットの例を出せばよくわかると思います。
もし、誰に対しても効果的なダイエット法が存在するなら、
それ以外のダイエット法は一切必要ないはずですよね?
全ての人に通用する上達の公式というものはなく、
人それぞれに応じて上達の公式は多数存在しているのです。

 
では、人それぞれに応じて上達の公式が違うのはなぜでしょうか?
それは、上達した人というのは、様々な方法を試して、
それらの成功体験をまとめて、独自の上達の公式というものを
自分で作り上げているからです。

 
ただ、彼らのような上手くいった人たちにも、ある共通点があるのです。
そして、それこそが私たちが試みようとしていることの重要なポイントなのです。

 
確かに、あなた自身がつかむ上達の公式は、
最終的には私の上達の公式とは微妙に違ってきます。
そして、あなたの隣にいる人の上達の公式も、
間違いなく私やあなたの上達の公式と少し違ってきます。
しかし、私、あなた、あなたの隣にいる人の3通りの上達の公式を見てみると、
ある共通点が浮かび上がってくるのです。

 
その共通点に焦点を合わせていくようにして、
それとは異なる点をそれぞれの方法で見つけ出せば、
独自の上達の公式を作り上げることができます。
私のような、ゴルフの上達をお手伝いさせていただく人間がやろうとしているのは、
人によって上達の公式は様々であることを念頭においた上で、
上達するための共通点に焦点を絞っていく支援の提供です。
先ほどの「人生とは川のようなものだ」という言葉だけで満足せず、
そこにあなたなりの上達の公式を作り上げることが、上達の近道なのです。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

 

 

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ゴルフスイングの基本“アドレス”(2)

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。
今回も前回に引き続き、ゴルフの基本
“アドレス”
についてお話ししたいと思います。

 
■アドレスのライン
前回、
「目標に対して肩のライン・太もものライン・スタンスラインを平行に保つ」

「目標に向かってアドレスを取らないようにする」
ここまでお話しましたので、
今日は具体的にラインのとり方を説明していきます。

 
1.目標へのラインを描く
まず、ボールの後方から目標を確認して、
頭の中でボールから目標に伸びるラインを描きます。
この時、クラブを持ってラインをイメージするのもよいでしょう。

 
2.足を閉じた状態でボールに相対する
次に、ボールに対して体を正対させますが、
まずは足を閉じた状態で体をボールに向けます。

 
3.ラインをイメージしてから足を開く
そして、クラブをボールの位置にセットし、
ボールから目標に伸びているラインをもう一度イメージし、両足を開きます。
最後に肩のラインと目線を目標に対して平行になっていることを確認しましょう。

 
■簡単にラインを確認する方法
肩のラインに関しては、目標のラインと平行になりますので
若干左を向く形になります。
自分のアドレスが正しくとれているかどうかについては、
練習場などで定期的に同伴者に見てもらうなどの確認をするとよいでしょう。
練習場で確認する方法としては、ボールの後方にクラブを置いて目標のラインに乗せ、
アドレスをとったら自分の足にそってクラブを置きます。
そうすることで、その足元のクラブがきちんと目標のラインと
平行になっているかが確認できます。
うまくアドレスがとれない人は、
あらかじめ足元に平行に並べたクラブを置いた状態で
アドレスをとる練習をするとよいと思います。

 
■アドレスの重要性
アドレスとは、スイングをはじめる前の姿勢のことですので、
その姿勢が正しくないと、ショットにも影響を与えてしまいます。
例えば、アドレスで目標に対して、正しい方向を向くことができず
体が右方向を向いていたとしましょう。
すると、アドレス通り正しいスイングをすれば、
当然ボールは右に飛んでいってしまいますよね?
そのアドレスのままで、目標にボールを真っ直ぐ飛ばす為には、
スイングを変えなければいけないいうことになります。
つまり、アドレスが正しくないとその後のショットは
全て正しくできないということです。
そのことを、まずは頭に入れておいてくださいね。

 
■アドレスの3つの要素
アドレスの要素を大きく分けると、
・ スタンス幅

・ 前傾角度

・ 体重配分
この3つです。
スタンス幅についてですが、基本的には、肩幅を目安に足を開きましょう。
長いクラブでは、やや広めでショットアイアンでは狭目にするとよいでしょう。
次に上体を前傾させますが、この前傾の度合いは
身長差によって異なってきます。
身長の高い人ほど、前傾角度が深くなります。
この時、背筋を極端に伸ばす必要はありません。
気持ち胸を張る程度を意識するとよいでしょう。
膝の曲げる具合についてですが、
極端に曲げすぎたり、曲げなかったりするのは避けて下さい。
極端に曲げすぎると体の上下動につながりやすくなりますし、
曲げなければ下半身の動きが制限されてしまいます。
そして、膝を曲げた時の重心の位置としては、
前過ぎても後ろ過ぎてもいけません。
土踏まずに体重が乗っているようにしてください。
両足のつま先の開き具合については、極端に開き過ぎないようにしましょう。
若干、つま先を開いて構えることでスムーズな回転が行えるようになります。
そして、飛球線と平行に足、膝、肩のラインをセットして完了です。

 
良いスイングはすべて良いバランスから生まれます。
アドレスは良いスイングを作る上でとても大事なものですので、
確実に正しいアドレスがとれるように何度も確認して、
スイングの土台を作ってくださいね。

 
次回はまた、別のことについてお話ししたいと思います。
小原大二郎

 

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効果の高い練習を無視していませんか?

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。
今日お話するのは、毎度のことですが、、、
これがなければ、ゴルフはうまくならないのです。
それは、言うまでもなく、

 
練習のことです!

 
練習・・・
練習を話題にする時、まず思いつくのはゴルフの打ちっぱなし練習場でしょうか。
ゴルフの上達を考える場合、必ずスイングのことで問題を抱えることになります。
自宅での練習だけでは、どうしてもスイングの練習は満足にできません。
できたとしても、せいぜいパターマットを使った練習かアプローチ練習、
腰から腰のスイングの練習ぐらいでしょう。
でも、練習場でボールを遠くに飛ばせる環境があれば、
自分の打ったボールの弾道を目で確認することもできますし、
プロが見れば、そのスイングと弾道から的確なアドバイスも可能です。

 
■ゴルフのスイングでお悩みの方へ
しかし、あなたのゴルフスイング、ボールの出球は
様々な要因の集積であることをまず覚えておかなければなりません。
グリップ、アドレス、バックスイング、トップスイング、
ダウンスイング、インパクト、フォロー、フィニッシュ・・・
スイングにマイナスに働く要因というのは、常に無限に存在します。
他にも、個人の年齢や身体の状態、心理状態など、
これら全てがスイングに影響してくるのです。

 
ですが、いろいろなところで言われる「80:20の法則」が
ゴルフのスイングにも当てはまると思います。
ゴルフであなたが悩んでいる問題の80%は、
スイングを形作っている要因の20%に由来するというものです。
では、実際にスイングの問題をどう解決すればいいのでしょうか?

 
■自分のスイングを管理する方法
自分のスイングを管理するということは、
実際には3つのハッキリと異なる状況に対処することを意味します。
1.自分のスイングの長所をもっと飛ばすための練習をすること

2.よくも悪くもないスイングの要因をよい方向に持っていくこと

3.自分のスイングでよくないところを徹底的に改善すること
人によって効果の出るやり方は違ってきますが、
たいていの場合で結果が出やすいのは「3」の改善です。
ここにまずは80%ぐらいの時間と労力を費やすことです。

 
この「3」の改善のいいところは、修正すればすぐに結果が出る点です。
今までそれが邪魔してパフォーマンスが出なかったのですから、
そこを改善すればおのずと短期間で結果が出てくるはずです。

 
■結果はモチベーションに変わる
得意なことはとりあえずは放っておいても今は得意なのですから、
よくないところの改善以外はやらないと決めてしまいましょう。
すぐに結果の出るところから手をつける。
やらないことを決める。
すぐに結果が出ることにフォーカスすることのメリットは、
短期間で結果が出ることはもちろんですが、一番のメリットは
「結果をやる気に変えることができる」
この点ですね。
そのやる気が、新たな改善に向かうエネルギーになります。

 
まずはどこにフォーカスするのかを自分で決めましょう。
もし決められないのであれば、
まずはプロのアドバイスを受けることをオススメします。
またメールします。
小原大二郎

 

 

 

 

 

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ゴルフとの関係はどうなっていますか?

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。
今日はあなたとゴルフがいかに友好な関係を築いていくかについてお話しします。
最近ゴルフに自信がなくなったと悩んでいる人にはピッタリの内容かもしれません。

 
■ゴルフを続けることのメリット
あなたはゴルフとの関係について、どう考えているでしょうか?
なぜこんなことを聞くかというと、
あなたがゴルフを続けることは、計り知れない価値を持っているのに、
ほとんどの人はその価値を見落としているからです。

 
ゴルフを続けることで、
・ 仕事や普段の生活以外での場ができます(生活にメリハリができます)

・ 出会う人が増えます(趣味がゴルフの方は基本的に紳士です)

・ 健康維持に役立ちます(日々のちょっとした練習でも身体を動かすので)

・ 身体のことを気にするようになります(いつまでも元気にゴルフをしたいですよね?)

・ 一つのことに集中する力が維持できます(身体も心も動かすので脳にもよいとか…)
ちょっと考えただけでも、これだけのメリットがあります。
人によっては、他にもあるかもしれませんね。

 
ゴルフであれ何であれ、新しく何かを始めるには時間も労力もかかりますが、
その後適切に付き合っていけば、それは必要なくなります。
もちろん、その後の維持に努めなければ、今まで身につけたことを
どんどん忘れてしまうのはもちろんですが、
一度やめて再開するにしても、最初に始めるより簡単です。

 
■ゴルフとの友好関係
ゴルフは老若男女を問わず、誰でも始めることのできますし、
年齢を重ねても続けることができる数少ないスポーツです。
他のスポーツと比べても、これだけのメリットがあるにもかかわらず、
多くの人がゴルフから遠ざかってしまうのは悲しいことです。
あなたがゴルフを続ける上で、必ず考えていただきたい秘訣がありますので、
いくつか紹介しましょう。

 
1.ゴルフに毎日「触れる」
一日1分でもいいので、クラブを握る時間を作るだけでも、
生活が変わると私は思っています。
クラブを握る時間がないのなら、クラブを振る動作をするだけでもいいですね。
駅で傘を振ってもらってもOKです(周りに気をつけてくださいね)。
ちょっとでも普段からゴルフに触れる時間を作るだけでいいです。
あ、こうして私のメールを読んでいただいている時間も、
ゴルフに触れていただいている時間ですね。^^

 
2.些細な「できること」を増やす
「インパクトが改善して、5y飛距離が伸びた」

「今まではドライバーで10球中9球はボールが曲がっていたけど
曲がるのが6~7球になった」

「3パットが普段4つぐらいだったのが今日は3つに減った」

 
本当に些細なことでいいので、できることを少しでも増やしましょう。
人間というのは面白いもので、できないことができるようになると
ますます欲が出てきて、ゴルフが楽しくなってきます。

 
3.スコアはあくまで結果
ゴルフはスコアを競うスポーツである以上、
もちろんあなたにはベストスコアを更新してほしいですし、
全力でそのためのサポートをしたいと考えています。
しかし、スコアはあくまで結果なので、
そればかり追っていると、心が折れてしまいがちです。
自分のできること以上のことはどうやってもできません。
もし、あなたがゴルフに対して自信を失っているのなら、
スコアにばかりこだわらないようにして、
まずは身の回りの小さな改善にフォーカスしてみましょう。

 
またメールします。
小原大二郎

 

 

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ゴルフスイングの基本“アドレス”(1)

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。
今回はゴルフの基本である
“アドレス”
についてお話ししたいと思います。
■アドレスは土台づくり
アドレスは、正しいスイングをする為の土台となる部分ですので、
しっかり頭にいれて正しいアドレスと作っていきましょう。
具体的に説明していきますね。
直立の状態(気をつけの姿勢)から両足を少し開いて、膝を少し曲げます。
この時のスタンスの幅は肩幅よりやや広めで(使用クラブで若干変わります)、
膝は上から見た時つま先が少し見える程度に曲げます。
この時、体重はかかとにかかっていると思います。
次に、腰を折って前傾姿勢を取ります。
この状態で体重が足の中心に位置し、バランスよく立てていることを感じましょう。
また、お尻は少し出し股関節に重心もかかっていることを感じましょう。
胸は少し張る感じで背骨は丸くならないようにして下さい。
背骨はスイングの軸になるとともに腕や肩関節にも影響してきますので
正しい姿勢をとって下さいね。
※ポイント!
背骨を丸めた状態で、腕を上げた時と胸を張った状態で腕を上げた時では、
可動域が違うということがわかると思います。
そして両腕に関しては、左腕は伸ばし右腕は肩のラインが
飛球線と平行になるように少し肘を曲げます。
※ポイント!
この時、右腕も伸ばしてしまうと肩のラインが左を向いてしまいます。

 

最後に両腕とも余分な力を抜いて力みをなくすことが大事になってきます。
※ポイント!
力を抜く方法としては、ギュッと力を入れてグリップした後、
フッと力を抜くと余分な力みが取れます。
■アドレスの方向性(向き)
ゴルフは、方向性が命です。
その方向性を生むのがアドレスといっても過言ではありません。
アドレスが目標に対してきちんと取れていないと、
良いスイングをしても目標に向かってボールは飛んでいきません。
逆にアドレスがきちんととれていない状態でスイングを続け、
そのショットしたボールが目標に向かうことが多くなってしまうと
、正しいスイングができていないことにつながります。
結果として、スイングを崩してしまうという事態を招いてしまいます。
このような悪循環にならない為にも、
普段からアドレスに対してはきちんとチェックする習慣をつけておきましょう。
基本的に正しいアドレスというのは、
目標に対して肩のライン・太もものライン・スタンスラインを平行に保つことです。
アマチュアの方でうまくアドレスがとれない方の多くが、
目標に向かって体や足のラインをとってしまっています。

 

この目標に対して平行にとれているかどうかというのは、
何度も自分でアドレスを取って確認し、
正しいアドレス時の視界に慣れていくしかありません。
次回は、目標の確認のしかたについてより具体的にお話ししたいと思います。

 

小原大二郎

 

 

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