From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
せっかくいい練習がもうできているのに、
まだ納得がいかないからとラウンドをしない、、、
まだスイングが完璧ではないから、人に見られるのが恥ずかしい、、、
・・・そんな経験はないでしょうか?
ゴルフで成果の出せない人の共通点の一つが、「完璧主義」です。
「完璧でないスイングではスコアは出ないのでは?」
「完璧でないスイングでは満足のいくショットは打てないのでは?」
「自分が納得いかないものでラウンドしたら、恥ずかしい・・・」
などなど。
まあ、そんな気持ちも分からなくはありません。
それは一理あります。
しかし、それでもなお、
「とりあえず完成したら100%でなくても良いから、ラウンドしちゃおう!」
と断言します。
その理由の中でも大きなものを3つ挙げましょう。
もしあなたが完璧主義に陥っているなら、
これで考えを改めてもらえたら嬉しいです。
■理由1 完璧なんてあり得ない
そもそも完璧なスイング、完璧なショット、完璧な結果とは何でしょうか?
どんな素晴らしいものであっても完璧なんて、普通あり得ません。
たとえばおいしいレストランで「星5つ」をもらうようなレストランでも、
「マズい」という人もいるくらいです。
もちろん一方で、同じレストランを大絶賛している人もいます。
実は、プロゴルファーであっても、
ティーショットからのフェアウェイキープ率はだいたい50%程度。
つまり、完璧なんてあり得ないのです。
■理由2 結局、ラウンドしないと分からない
どれだけ「完璧だ!」と思ってラウンドしても、
スコアにそのまま反映されないことだってあります。
「これならいいスコア出るぞ!」と思って回っても、
風が強くてスコアが出なかった、ということもあります。
どんなプロでも、天候が悪ければミスは増えます。
いくらプロでも、いつどこでミスが出るかなんてわかりません。
プロでも、ありえないようなとんでもないミスはします。
それでもプロがプロとして商売をしているのは、
アマチュアよりも成功経験だけでなく失敗経験も多いからです。
おかげで、成功する確率を飛躍的に高め、失敗はリカバリーして
致命傷にならないようにすることができるのです。
成功確率100%なんて人は絶対にいません!
どんな天才であってもです。
また、自分では3割くらいの出来と思っていても、
ラウンドしてみたら意外とうまく回れた、ということも珍しくありません。
逆に、プロから見て75点だと思ったスイングが、
お客さんは自分で40点くらいだと思っていた、なんていう例もあります。
つまり、今の自分の実力なんて、自分で計ることはできなくて、
実際にラウンドしてみないとわからない、ということなのです。
もし100%でないのにラウンドしてうまくいかなかったら?
スグに改善すればいいだけです。
時間とお金を使って、実地で身にしみて分かったことなんですから、
自分だけでダラダラやっているよりも、よっぽど早く改善が可能なはずですよ。
■理由3 実践がないとサビ付きます
完璧主義を目指してはいけない最後の理由は、現実的な理由です。
それは「サビ止め」。
ゴルフというのは技術はもちろん大切なのですが、
カンというか「感性」も重要な要素です。
とくにアマチュアの方は、3ヶ月もラウンドから離れたら、
確実にカンは鈍ります。
練習場に行っていれば大丈夫、と思うかもしれませんが、
実戦のラウンドとは比べ物になりません。
■いいから回っちゃえ!
とりあえず完璧主義はダメなんだということは
頭では理解していただけたと思います。
あとは感情の問題です。
ハッキリ言って、これは私にはどうしようもありません。
今、完璧でないために実戦していないところを「エイっ!」で出してみてください。
意外といい結果がでることもあります。
そうすれば、感情的にも「完璧でなくてもいい」ということがわかるはずです。
もちろん全然ダメダメなのにラウンドばかりしているのは論外です。
いっしょにラウンドしている人にも迷惑をかけますからね。
とはいえ、私の経験上ほとんどの方の「目指しているクオリティ」は高過ぎます。
少し基準を下げてみて、とりあえずラウンドしてみましょう。
練習3日分以上の成果はあると思いますよ!!
またメールします。
小原大二郎