From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は当たり前の事を話そうと思います。
当たり前だけど、多くの人が見落としてしまうポイントです。。。
先日、ゴルフ場のクラブハウスで休んでいたら、
ゴルフに来ていた男性が二人、
ドライバーについてなにやら話し込んでいました。
面白そうだったので、近くに座って話を聞いていました。
話を聞いてみると、最近ドライバーを変えて飛距離が250yに上がった、
おまえもこのドライバーを買うといいよ、という話だった。
最近はこのドライバーがいいらしい、
実はここのドライバーはイマイチ・・・みたいな話でした。
聞いていて、正直ちょっと違和感を感じました。
『ドライバーが250y飛ぶようになった』
『ドライバーが200y飛ばないから悪い』
実はこの数字はあまり意味がありません。
もちろん、ドライバーの飛距離が出るというのはゴルフにとって
大きなアドバンテージであることには変わりありません。
全く同じ状況からのドライバーショットで、
「Aのドライバーで打ったら250y」「Bのドライバーで打ったら200y」
だとすれば、もちろんAのドライバーのほうがいいに決まっています。
■いつでもそうではない・・・
しかし、ドライバーというのは一番ブレがあるクラブです。
場合によっては大きく曲げてしまうこともあります。
・250y飛んで木の近くのラフに入った→残り100yのセカンド
・200y飛んでフェアウェイキープ→残り150yのセカンド
あなたなら、セカンドショットでどちらのボールを打ちたいですか?
しかし、飛距離だけを見ていると、
「250y」「200y」だから、250yがいいとなってしまいます。
これは非常に危険です。
遠くに飛ばそうとすればするほど、ボールが曲がるリスクは上がります。
そうすると、フェアウェイキープ率は下がります。
飛距離うんぬんの問題ではなく、いつでも安定した飛距離が計算できること、
フェアウェイをキープして、安心してセカンドショットが打てること、
こちらのほうがゴルフのスコアアップでははるかに重要です。
■プロセスを見ましょう
ゴルフとは「プロセス」のスポーツです。
プロセスである以上、全体のプロセスを比べないことには、
どっちがいい方法だとかいう事は判断できません。
個別の結果だけを見ていても、正しい判断はできないのです。
ゴルファーとして見なければいけないのは、飛距離ではありません。
プロセス全体の結果なのです。
そして、プロセス全体の結果を見る指標として、最も役に立つのは、、、、
「スコア」です。
簡単、常識、当たり前なことだと思うかもしれません。
しかし、多くの人が飛距離にばかり目が奪われがちです。
ゴルフはスコアを競うスポーツであって、
何ヤード飛んだかのスポーツではありません。
忘れないで下さい。
ゴルフはプロセスです。プロセス全体で考えましょう。
またメールします。
小原大二郎