2023.05.28
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「ダフりはセットアップ右手の向きで激減」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
ダフりと飛距離低下の最大の原因は、
ダウンスイングでクラブのリリースが早すぎることです。
頭が下に落ちるとダフると言われたりしますが、
むしろインパクトに向かってクラブを振ろうとして
起きあがってダフるとか起きあがりすぎてトップにもなります。
そして、リリースが早いということは
まさに手でクラブを振ることになるばかりか、
ヘッドのロフトが大きい状態でのインパクトとなって
飛距離低下に直結しますから怖いです。
そこで、リリースを遅らせることに役立つ、
セットアップでやっておくと効果的なことがありますから
やってみましょう。それは。。。?
(続きはビデオにて)
ダフりはセットアップ右手の向きで激減
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
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(おまけ付き)
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右手のグリップは上から被せる
それは、右手のグリップは
上から被せるイメージにすることです。
セットアップでは止まっている状態でチェックして実行できるので、
誰でも正しい知識さえあればすぐにでも対応できることから
スイング修正にとって非常に重要です。
まさに、セットアップはスイングの問題の8割以上に影響しますから、
まずはセットアップで修正できることはすべてチェックして
正しくしておきたいものです。
そして、特にセットアップで右手をグリップの下から入れると
すくい打ちになりやすく、まさにリリースを早めてしまいます。
右肘のエクボは上を向けたまま手首をリラックスさせて
右手はグリップに対して上から乗せて、
左手の親指に右手の生命線が沿うようにセットします。
そうするだけで、手元が先行してヘッドが後からついてくる
ハンドファーストでのインパクトのイメージが強まります。
その結果リリースを遅らせることができて、
ダフりの確率を減らしたり飛距離アップもできます。
リリースする動作とは
また、クラブをリリースする動作は、
インパクトに向かってヘッドを閉じようとして
左腕の上に右腕を被せるように前腕を左に捻る動きで発生します。
要は、インパクト前にヘッドが開いているとヘッドを閉じる動作が必要で、
まさに手でクラブを振る動きとなってクラブのリリースは早くなります。
そのため、リリースを抑えるためには、ダウンスイングからインパクトにかけて
ヘッドを軌道に対して開く要因を無くせばよいです。
インパクトに向かっての右手のイメージ
そこで、ダウンスイング開始では
右手の平で振り出し後方の窓ガラスを拭くイメージで、
右手の平を振り出し後方へ向けましょう。
そうすると、ヘッドは軌道方向を向いて
開かない状態で落としてくることができます。
そして、インパクトに向かって右手の平でボールの頭をなでるイメージにすれば、
まさに手元に対してヘッドが遅れてついてくる
ハンドファーストでのインパクトにできます。
まずはセットアップで右手をグリップの下からではなく、
上から被せるようにセットしてみましょう。
それだけで右手の平でボールの頭をなでる感じを出せて、
ダフりの確率を減らせるばかりか飛距離もアップします。
右肘エクボを上に向ける理由
セットアップで右肘のエクボを上に向けることには、
重要な理由があります。
それは、右腕がしなった形でシャフトを支えるためです。
手打ちでは右腕を伸ばして左腕の上に右腕を乗せる形で
アームローテーションすることになります。
そのときに、右肘エクボはどこを向きますか?
そうです、振り出し方向である左を向きます。
もし、セットアップから右肘エクボを左に向けていたとしたら、
インパクトに向かって右腕は同じ方向に捻ろうとしてしまいます。
セットアップで右肘のエクボを上に向けておけば、
インパクトでの右腕の理想の形をセットアップで決めることができ
手打ちを阻止しやすくなります。
そして、右腕はバックスイングからインパクトまで
自ら出そうとする力で曲げたり伸ばしたりしないで、
シャフトに押されることに耐えるだけにしましょう。
左手のグリップも重要
また、セットアップといえば、右だけではなく
左手のグリップもスイング全体に大きな影響を与えます。
左腕でストレートパンチを出してみましょう。
そうすると、左腕は内側に捻れて手の甲は上を向いていませんか。
これは、腕が伸ばされると内側へ捻れる骨格と
筋肉の構造になっているからです。
ということは、インパクトに向かって遠心力で左腕が引っ張られると、
左腕は内側である右に捻れてヘッドが開く方向へ動くことになります。
そこで、セットアップではあらかじめ
この左腕が伸ばされた形をつくっておくようにしましょう。
左腕でストレートパンチを出した形を
そのままグリップのところまで下ろしてくれば、
まさに左手のグリップの向きはバッチリです。
左手の3つめのナックルである薬指の付け根が
自分からはっきり見えているなら、
左手のグリップの向きはOKです。
すくい打ちでの飛距離への悪影響
そして、すくい打ちでの飛距離への悪影響も
しっかり頭に入れておきたいものです。
特にアイアンの場合は手打ちで番手のロフトよりも大きなロフトでヒットする
すくい打ち傾向だと、ロフトが大きい状態でインパクトすることで
飛距離を落とします。
番手間の差として、ロフトはほぼ4度で
シャフトは0.5インチ刻みとなっています。
ロフト1度につき2~3yシャフトの長さ0.5インチにつき
2~3yなのでロフトで8〜12yとなりますから、
ロフトでほぼ番手間の飛距離の差を出している感じです。
手打ちですくい打つことでロフトが大きくなることが
いかに飛距離に悪影響しているのか知ることは、
手打ち撲滅のためのヒントになります。
アイアンで6番と7番の平均飛距離が変わらないとか、
むしろ逆転しているなんてことがあります。
それは、長いクラブほど遠くに飛ばそうとして手打ちを助長することで、
すくい打ち傾向になってより大きなロフトでインパクトするからです。
リリースが早すぎるかどうかここをチェック
また、ダウンスイングしてきてシャフトが水平になったときに
手元がどこにあるかで、ダウンスイングでのクラブのリリースタイミングが
早すぎたのかどうかわかります。
シャフト水平のときに手元は右膝の真上より左側である内側にあるなら、
リリースは早すぎない良い動きです。
ところが、リリースが早すぎると手元は右膝の右側である外になります。
右脚で地面を蹴って腰を回そうとして
右膝が打ち出し方向へ早いタイミングで向かっても、
右膝の外に手元が残りやすいです。
しかし、それでもャフト水平のときに
手元は右膝の真上より左側になければ、
ほぼ手でクラブを振ろうとしていることになります。
それは、リリースが早いと腕から先の回転のしにくさである
慣性モーメントは大きくなって、手元は腰の回転に対して遅れて
右脚が先行しやすくなるからです。
セットアップでの右手のグリップは上から被せるイメージで、
リリースを抑えたインパクトでダフりを減らし
飛距離もゲットしましょう。
では、また。
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