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悪天候でもスコアを落とさず楽しむ方法

2021.03.24
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

誰がなんと言おうと、
ゴルフはとても素晴らしい
スポーツだと思います。

広大な自然の中、
まる1日かけてのびのびとプレーできる
スポーツは他にありませんし、

ソーシャルディスタンスという風潮も
ゴルフ界には追い風となっているようです。

ゴルフ・ダイジェスト・オンライン(GDO)の
ゴルフ場送客実績の調査によると
2020年8月のゴルフ場予約が、

なんと、

前年度比の125%以上となり
過去最高を記録したとの発表がありました。

コンペなど大人数で、
法人としてのゴルフ場利用は
激減しているでしょうけど

それ以上に、
個人としてのゴルフ場利用が
急激に増えているようです。

さらにさらに、

20代から30代の
若い方のゴルフ場予約はなんと
2019年の2倍以上!

若いゴルファーが増えているというのは
ゴルフ界の振興にとても良いことです。

「この逆風の中、
 ゴルフ場はいつも賑わっているな。

 しかも若い人が増えているような…」

コースレッスンなどで
全国のゴルフ場に行かせてもらう度に
こんなことを思っていたのですが、

GDOのゴルフ場予約のデータとしても
日本のゴルフ業界が賑わっているということは

ゴルフを生業としているコーチとしても、
ゴルフが大好きな1ゴルファーとしても、
とっても嬉しく感じます。

しかし、、、

“大自然の中でのびのびとプレーできる”

というゴルフの特性は
とっても魅力的な部分であると同時に、

“自然を相手にしなければならない”

という、
ゴルフを難しくしている要素でもあります。

例えば、
もし、ラウンド当日の転記が崩れてしまったら、
あなたは気を落としてしまいませんか?

流石に大雨ですと、
ラウンドをキャンセルすることに
なるかもしれませんが、

キャンセルするまででもない
小雨や風が強い日には、
ラウンドを決行するかもしれません。

でも、天気が悪いと
気分も曇ってしまうことでしょう。

しかも、スコアまでも悪かったら・・・

せっかくのゴルフなのに、
なおさら良い気分でプレーすることが
できないかもしれません。

本日は、悪天候の中でも
特にゴルフに影響がある『強風』への対処法を
ビデオでお伝えしたいと思います。


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



大前提として、
悪天候でのゴルフではスコアも悪くでます。

向かい風が強いと飛距離は落ちますし、
雨なんて降ったらランが出ません。

飛距離にしては平均10~20y落ち、
トータルスコアは5打ちかく落ちるでしょう。

これは私たちに限った話ではなく、
プロの試合でもスコアは伸びません。

ですので、スコアが出にくいということを
あらかじめ頭に入れておいて、

リラックスして、気楽に、
失敗してもストレスがかからないように
プレーするように心がけてください。

それだけでもミスの連鎖を食い止めたり、
最悪の結果を免れることができるでしょう。

悪天候の中のゴルフは
『難しい』という大前提のもとで、、、

本日ビデオでお伝えしたような、
強いアゲインストへの対処法といったような
状況に適応したテクニカルなショットで、

“悪天候のゴルフを楽しむ”

ということが大事だと僕は思います。

難しいのは確かなのですが、
その難しい状況をも楽しめるようになると
ゴルフの充実度はさらに高まるでしょう。

ぜひ、参考にしてみてください。

近藤



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ダウンスウィングで沈み込む感覚を知るには

2021.03.23
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「ダウンスウィングで沈み込む感覚を知るには」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

ズバリ、このダウンでの沈み込みの感覚がない方は
重力のエネルギーを使っていないので
非常に「もったいないスウィング」になっています。
 

では一体どうすれば、この感覚が身につくのか?

沈み込む感覚で一番大切なもの

前回のメールマガジンでは、タイガーウッズのスウィングが
トップからダウンにかけて沈み込んでいる、
という話をお伝えしましたが、

タイガー流・ボールにパワーを100%伝える方法

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今回の話は、それの続編的な内容になります。
(とはいえ、前回の話は読んでいなくても大丈夫です)
 

ダウンスウィングで沈み込む感覚を身につけるために
一番大切なのは。。。
 

 立ち方
 

つまり具体的には、
 

 ・少し足を開き

 ・左右の腰を長い棒が貫通しているイメージで

 ・真っ直ぐ立つ
 

というものです。
 

その(左右の腰を貫通しているイメージの)棒がクルっと
前方に回転させられれば、お尻がキュっと上がります。

そのお尻がキュっと上がった感じで
構えるのがポイントになります。

この前傾した状態で、
たとえば後ろから誰かに飛び乗られたとしても
姿勢が崩れないように、しっかり立って下さい。

股関節に乗せる感覚をつかむには?

次に股関節が入る感覚について、
股関節に上体を乗せる感覚をつかむために
オススメの方法があるんですが。。。
 

それは一体、なんだと思いますか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

(きっとあなたも一度はやったことがあるはずです)
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

オススメの方法、それは
 

 スクワット
 

です。

背筋を伸ばして、膝が前に出ないように
スクワットしてみましょう。

スクワットをすると、股関節を入れるという感覚が
きっと自然にわかるでしょう。
 

背筋を丸めたり、膝が前に出ると股関節は入りませんし、
ひざを痛める可能性もあります。

その点は、どうぞ注意してください。

ゆっくり1回30秒スウィングも有効

良い構えと股関節を入れる感覚がわかったら。。。
 

次は1回につき30秒かけての
ゆっくりスウィングしてみましょう。

この際にも、バックスウィングでは右股関節を入れて、
ダウンからフォローでは左股関節を入れる動きを意識します。

こうすることで、ダウンスウィングで一瞬、
体が沈む感覚がつかめることでしょう。
 

そのあとは、同じことを意識しながら
短いアイアンで練習することで
自然に沈み込み動作が身につくと思います。
 

繰り返しになりますが、ダウンの沈み込み動作の無い人は
重力のエネルギーを使っていない、
もったいないスウィングです。

ぜひ、この沈み込みの感覚を身につけてください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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「飛距離が出ない…」最大限のパワーで飛ばす極意

2021.03.22
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From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

先週の土曜日に春分の日を迎え、

最近の過ごしやすい日が増えたせいか、
ゴルフ場もいささか活気があるように見えます。

この1年で世界的にゴルフ人口は増加したそうです。

ゴルフを新しく始めた方や、
ゴルフを再開された方がゴルフの魅力に気づき、

イギリスやアメリカでは、
平日でもゴルフ場が混雑していたり、
プレーフィーが高騰しているとか…

日本でも若い世代のゴルファーが
増えているそうですね。

やはりゴルフに接点がなかったり、
イメージとしてどうしても敷居が高いと思われがちなので、

ルールやマナーをしっかり守って
ゴルフを楽しんでくれる人が増えていってくれると

いいな、と思いますね(^^)

私のスタジオにも
若い世代のレッスンコーチが新しく仲間に入ってきてくれて、

若い世代のエネルギッシュで初々しいレッスン風景を見ていると、

「負けてられない!」

と、ライバル心なのか?
やる気が満ち溢れてきます(笑)

私もなかなか負けず嫌いなので、
年齢関係なく負けたくないんです。

特に飛距離。

ドライバーショットなんて、
同じ組の人と一目瞭然で飛距離を比べることが出来てしまうので、

「同じ組の誰よりも飛ばしてやるぞ!」

とか、

コンペだとドラコンホールがあったりするので

「自分が1番を獲る!」

なんて意気込みますよね。

私も実際にここ数年、
飛距離アップに取り組み体作りにも力を入れています。

そんな飛距離アップにおいて、
スイングの中で欠かせないものがいくつかあります。

最大限の飛距離を手に入れるには?



その中でも正しい体重移動を
しっかりと行うことができれば、

最適なタイミングでボールに体重を伝え、
最大限のパワーで飛ばすことができます。

飛距離アップには
正しい体重移動が必要不可欠。

飛距離を上げたいなら、
まずはぜひ正しい体重移動の習得に取り組んでみて下さい。

たとえばコースに出た際、

体重を右から左に移すことが出来ず、
右足に体重が残ったままボールを打ってしまう…

練習場ではまあまあ飛ぶのに、
コースに出るとどうしてもうまく飛ばせない…

こういった場合、

正しい体重移動行うことで、
体重のエネルギーを無駄なくボールにぶつけて、
最大の飛距離を手に入れることができます。

飛距離アップのために今回紹介したいのは…



今回飛距離アップを叶えるために紹介したいのは、
一本足打法と言われるドリル。

読んで字の如くなんですが…

片足で立って打つという練習法になります。

まずは通常通りにアドレスを行っていただきます。

そしてバックスイングを上げるときに、
少し左足を浮かせることで右に重心をしっかりと乗せます。

この時に右足の土踏まずに体重が乗っていることを
しっかり意識してください。

体重が右足の外側に乗ってしまうと、
ふらついて倒れてしまいますので気をつけましょう。

そしてダウンスイングでは、
胸が右を向いたまま左足を踏み込んでいくことがポイントです。

上半身から切り返してしまうと、
アウトサイドからクラブがおりてきて、
飛距離の出ないスイングになってしまいます。

そうならないよう、

胸が右を向いた状態で、
右を向いたまま左足を踏み込んでいき、手がおりてくる。

こうした流れです。

振り幅としては最初はビジネスゾーンの振り幅で、
慣れてきたら肩から肩のスイング幅がいいですね。

そしてフィニッシュでは左足に体重がしっかりと乗せる。

ここで一つポイントがあるのですが…

このドリルでフィニッシュを迎えた際は、
ボールの行方よりも、

まずはしっかりと左足に重心が乗っている点を
しっかり意識してください。

量より質の練習を



1つ1つのポイントを
しっかりと行えていることを意識しながら、

全体を通して自然な流れで行えるよう
練習をしてみてください。

体重移動をスムーズに行えるようになると、
スイングの力の流れを無駄なくボールに伝え、

飛距離を最大限だすことに繋がっていきます。

まずは5球連続を目指して
少しずつスタートしていってください。

余裕がある方はもっと回数を増やしてもいいと思います。

ただ下半身にかなり負担がかかりますので、
最初は小さなスイングから打つ回数も少なく。

ここで重要なのは回数ではなく、
正しい体重移動を覚えていただくことですので、

負担のかからない程度に行ってみてくださいね(^^)

まずは目標として
5球連続の片足うちスイングにトライしてみてください。

本日は飛距離アップに繋がる
正しい体重移動のドリルをご紹介させていただきました。

ぜひこの春のゴルフシーズン開幕で
自己最高飛距離を更新してくださいね!



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【ビデオ】呼吸で飛ばすってどういうこと?

2021.03.21
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「呼吸で飛ばすってどういうこと?」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

呼吸とお腹の膨らみの関係は、
以前も何回かお伝えしています。

しかし、今回はまずは一般的な方法をお知らせしてから、
本当にボールを極限まで遠くへ飛ばしたいときに
やることをご紹介したいと思います。その方法とは?

(続きはビデオにて)

呼吸で飛ばすってどういうこと?

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf210321/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

腹圧をあげる

説明の前にまず、呼吸というのは
映像でもなかなかお伝えしにくい内容です。

ですが、お知らせしていることをゆっくり
シャドースイングしながらやっていただけると
理解が深まると思います。
 

ところで、腹圧をあげるとは、
お腹の中の圧力を高めることです。

重いものを持ちあげるときどうしていますか。

息を止めてお腹の圧力を高めていませんか。

そんな不意にやっていることを
スイングで意識的にやってみることで、
極限までの飛距離をゲットしてましょう。

体幹の安定性

そこで、まずは腰から首の付け根である
体幹について見てみます。

ダウンスイングで左脚で地面を蹴る瞬間に、
体幹を固めるためにそれまで吐いていた息をフッと止めて
さらに体幹を強固なものにします。

そうするだけで、ヘッドスピードは
2m/sぐらいはアップしてボールが飛びます。

ヘッドスピードを5.55倍すると大体の飛距離となりますから、
それだけけで10y以上は伸びることになります。

さらに、体幹が安定することでスイングの精度が高くなり、
全てのショットで不意の曲がりが減るばかりか、
ショートゲームでも良い結果がついてきます。

スイング中の呼吸

一般的にはスイング中は息を止めないで、
吐き続けるとされています。

私も実際には息を止めるつもりはなく、
吐き続ける意識でスイングしています。

そして、息を吐く動作を利用して、
お腹の圧力を高めています。

そのやり方は2通りあります。

それは、息を吐きながらお腹を凹める方法と、
逆に膨らませる方法です。

お腹を凹める場合、自然な呼吸でセットアップしてきて、
その終盤で息を口から吐きながらお腹を目一杯凹めます。

お腹を凹めることでは、実は腹圧というよりも
主には筋肉を締める力によって体幹を安定させています。

もう一つがお腹を膨らませる方法ですが、
これは息を吐きながらお腹を膨らませて
まさにお腹の中の圧力を高めて体幹を安定させることになります。

どちらかと言うと、お腹を凹める方法のほうが簡単ですので、
まずはお腹を目一杯凹めてみましょう。

セットアップ終盤で、足踏みをして
気持ち良く振れそうな足場を探しながら
息を吐いてお腹を目一杯凹めれば良いです。

それによってバックスイング開から体幹は結構締まって、
脚の動きで体幹をターンさせることで
その先につながる腕が動いてヘッドまで連動します。

お腹を凹める方法に慣れてきたら、
今度はお腹の下側を膨らませることをやってみましょう。

究極的にはお腹を膨らませる方法で、
体幹を安定化できると良いです。

バックスイングでのコツ

このとき、普段のスイングで体幹を捻ることで
バックスイングしてると、まったく動けないことに気づきます。

体幹を捻ると可動域の問題で捻りにくいものを捻ることになるばかりか、
肩の向きも不意に複雑に変化してスイングは難しくなります。

本来は脚の動きだけでバックスインを開始して
ボールヒットまで脚を主体に動くことで体幹を安定させたまま使えば、
スイングがシンプルでパワフルになります。

バックスイングでは右足母指球の少し後ろで地面を踏みながら、
右膝を伸ばし右股関節も伸ばします。

右股関節は上半身の前傾角度を保つ程度には
伸ばしきらないまま右脚を長くする動きで、
右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込みます。

こうすれば、体幹は極限まで固めていても、
楽に理想的な動きをすることができます。

そして、スタンスの幅をドライバーショットぐらい広くしていたなら、
右脚を伸ばし切ると脚の動きだけで手元は胸の高さあたりまであがってきます。

さらに手元は体のターンで円軌道を描きながら
インサイド寄りに動く中で、ヘッドを真っ直ぐ動かすことで
手首が親指側へ折れるコックが入ります。

コックが入ることで、手元に対してヘッドはかなり高いポジションまで
勢いよくあがってきてくれます。

動き始めたヘッドは、急には止まれません。

そのヘッドの勢いでクラブがトップに向かっている最中に、
左サイドを低く落としてくるイメージで下半身を先行させて
ダウンスイングを開始します。

そして、グリップエンド側にぶら下がる感じで、
体の左サイドに張りとしてのしなりをつくりましょう。

息の止め方

左サイドが落ちてくると、落ちてしまわないように
左脚は本能で地面を支え始めます。

そのとき、左足が地面に着地して
左股関節が曲げさせられはじめることで、
左のお尻の大きな筋肉である大臀筋が伸ばされてきます。

その大臀筋の張りを感じた瞬間ぐらいに、
左脚を蹴って左のお尻を左後ろポケット方向へ押し込むようにします。

そうすると、腰を回そうとしなくても、
腰のターンに連動して体幹も鋭く左にターンします。

このときに体幹をしっかり固めておいて、
脚の動きで体幹全体がターンすることで
左肩甲骨周りをしならせることが飛距離アップの要です。

そこで、ダウンスイングしてきて左脚への圧力が高まるあたりで、
息をクッと止めて体幹をさらに強烈に固めます。

息を止め、左脚を目一杯蹴りながら
両腿をキュッと締めることに意識を集中します。

体幹の急激なターンで脊髄反射が発生して
肩甲骨周りが勝手にしなり戻ることでクラブが振られますから、
上半身は体幹を固めることだけをがんばれば良いです。

ボールヒット後は

ボールヒットしてフォローに入ると、息は自然に吸う感じです。

フィニッシュしたら気持ちよく飛んでいくボールを眺めながら
自然呼吸に入って、左脚一本に静かに立っていられたら
最高のショットです。

ボールが飛ぶためには

体幹を固めることで体重を最大限に利用して
エネルギーを途切れさせることなく100%使い切って、
楽にしなり戻りを使ってボールを遠くまで飛ばしましょう。

体幹をしっかり固めて下半身のパワーが腰から上の体幹のターンに
最高効率で伝わって、上半身をしならせることが肝です。

ボールを遠くまで飛ばしたり精度良くショットするためには、
腕はリラクスさせる中で体幹はしっかり固めることが大切です。

下半身から指先までの連動性があって、
パワーが途切れることなく繋がってヘッドに伝わるイメージのためにも
呼吸で体幹を固めるようにしましょう。

背骨の構造

実際、お腹の後ろ側の腰椎は、
ロックされるような構造で捻るべき部分ではありません。

腰椎は5本の骨でできていますが、
その合計の捻転可動域は平均たったの5度です。

腰椎一本一本は、わずか1度程度しか捻れません。

しかし、背骨を捻ろうとすると、
この可動域の少ない腰椎を捻ろうとするものです。

そうなると、捻れにくいものを捻る動きとなり苦しいばかりか、
腰椎に過度な負担がかかり腰痛にもなります。

また、胸の後ろ側の胸椎は12本の骨でできていて、
その合計の捻転可動域は平均で35度です。

胸椎はそこそこ捻れる構造ですが、
自然後弯と言って前後にカーブを描いて曲がっています。

そのため12本の胸椎のどの部分がどれだけ捻れるかで
肩の傾きは変化しますから、精度良く肩をターンさせるには不向きです。

ところが、肩甲骨は背中の上で浮いている骨で
大きな筋肉がつながっているので、
動かすにしても最適な方向へパワフルにスライドできます。

さらに、肩甲骨は多方向へ大きくスライドできるので、
上半身のしなりの中心となります。

体幹をしっかり固めることで、背骨に無理な動きをさせないで
本来しならせるべき肩甲骨周りをしっかりしならせることができます。

脊髄反射

筋肉は素早く大きく伸ばされるほど、
伸ばされた筋肉を縮めようとする機能がヒトには備わっています。

それは伸張反射と呼ばれる、筋肉と脊髄の間で交わされる
信号によって行われ、脳は一切関わっていません。

筋肉が切れないようにする防衛反応や姿勢制御の補助反応となりますから、
その応答速度は大脳を介する反応よりも高速で強く、
能力の限界までのパワーを発揮できます。

この伸ばされた筋肉やさらに腱が関連する仕組み全体で
大きなパワーを発揮できますが、
その一連の仕組みを伸張短縮サイクルと言います。

自ら出そうと努力するよりも、
倍以上のパワーを叩き出すことのできる仕組みが
伸張短縮サイクルです。

体幹のターンを使って、肩甲骨周りをしならせることで
この伸張短縮サイクルが勝手に発生して大きなパワーを発揮できます。

上半身では体幹以外はリラックスさせて、
しなりやすい状態にすることがこのヒトの素晴らしい
パワー発揮の仕組みを最大限に利用できる要です。

フィニッシュは良いスイングの目安

そして、フィニッシュして、
左脚一本で静かに立って自然呼吸できることは、
しなりをうまく使って無理なくスイングできた証拠です。

右脚は右脚自身の重さを支える程度で、
つま先を地面につけておく感じです。

右脚にそれ以上の重さが乗らないことは、
しっかりターンできた証となります。

背骨を中心にターンすれば、
背骨の前側の重い内臓はターンして向いた方向に移動します。

しっかり左にターンして
おへそを振り出し方向へ向けることができたなら、
体重はほとんど左脚に乗っています。

自ら出そうとする力でクラブを振り回していると、
フィニッシュは乱れます。

良いフィニッシュの形と静かな呼吸が残れば、
ゴルフの本当の楽しさも見えてきます。
 

では、また。
 

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[クイズ]どっちが飛ぶ?グリップ編

2021.03.20
服部hattori

From:服部コースケ
東京の自宅より、、、

おはようございます、
服部コースケです。

いきなりですが、
あなたに1つクイズを出します。
 

1.
グリップエンドの
ギリギリで握ったグリップ

すなわち、
クラブを長く使うグリップ
 

2.
グリップエンドを
余して握ったグリップ

すなわち、
クラブを短く使うグリップ
 

この2つのグリップだと
どちらのほうが飛距離に
有利だと思いますか?

1と2で違うのは、
グリップする位置だけです。

グリップというのは
人それぞれだと思います。

グリップエンドのギリギリで握る方もいれば、
グリップエンドを余して握る方もいると思いますが、

今一度、
どちらのグリップが飛距離に有利か
考えてみてください。

グリップ自体やスイングは同じで、
変えるのはグリップの「位置」のみです。

クラブを長く使ったほうが良いのか、
クラブを短く使ったほうが良いのか、、、

さて、あなたはどちらのほうが
飛距離が出ると思いますか?

ちょっと考えてみてくださいね。

さて、答えは決まりましたか?

では、行きますね。



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普通に考えると・・・

ゴルフのセオリー通りに考えると、
グリップエンドのギリギリで握って

クラブを長く使うことで、
スイングの弧が大きくなりますので、
クラブの先端、つまりクラブヘッドの速度、
すなわちヘッドスピードが上がります。

ヘッドスピードが上がることで、
インパクトの衝撃も大きくなりますので、
ボール初速が伸びて飛距離も伸びる…

これが一般的な
グリップの位置の考え方なのですが、

正直申し上げて、私の経験上、
指の幅2本~3本分短く握ったからといって、
飛距離の差はほとんどありませんでした。

それだけではなく

グリップエンドをすこし余して
クラブを短く握ることで

クラブが身体の回転に
ついてきやすくなります。

そうすることで、
クラブの振り遅れというのがなくなり、
スライスが大幅に改善されて

事実上、飛距離が伸びる
なんてことを私自身も感じています。

もちろん、このテクニックは、
私の生徒さんにもお伝えしていることで、
特に振り遅れでフェースが開いてしまい
スライス気味な生徒さんには

「グリップを短く握ってみてください」

とアドバイスをしています。

グリップを短く握ったことで
逆にヘッドスピードが伸びた
なんて方もいましたので、

ぜひあなたも、グリップの位置、
見直してみるといいかもしれません。

服部コースケ



追伸:

全盛期は237yあった飛距離が
170yまで落ちてしまった69歳男性ゴルファーが、
“たった1ヶ月” で250yにまで飛距離を伸ばした実話

もう読みましたか?

練習に対してマジメな性格なのに
15年間、一向に飛距離アップできなかった彼が
「これが最後」と決めて実践したテクニック

ぜひこちらからお読みください。

https://g-live.info/click/hattori/


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