2019.05.30
From:徳嵩力一
千葉の自宅より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
さて、今日もお客様からの質問から。
「今までは、335グラム位のドライバーを使っていましたが、
もう少し重い(350グラム位)ドライバーを手に入れました。
ドライバーの下は、バフィー(4W)17度で340グラムです。
ドライバーの重さは、下のクラブより重いとまずいですか?
重いほうに変えても、ヘッドスピードは46m/s(Mトレーサーで)
出せているので大丈夫かなと思い、買いました。」
はい、率直に言って。。。
「良いんじゃないですか?」
あれ!? 意外な答えでしたか?
だって。。。もう買っちゃったんですもんねえ。
今から「返してきて下さい」と言っても
無理なんじゃないかと思いますので。。。
(もちろん、そんなことは言いませんが 苦笑)
もちろん、このメールマガジンを長年
お読みでいらっしゃる賢明なあなたであれば、
ドライバーよりもバフィーが軽いのは
徳嵩流フィッティングでは
あまりおススメできる流れとは言えない
ということは、すでにご理解いただいていると思います。
繰り返しになりますが、ゴルフにおいて
クラブの「重量フロー」は、とても重要です。
(重量フローについて、あまりなじみのない方は
下記の記事などを参考にしてください。
これ以外にも多数あると思いますが。。。)
違うメーカーのクラブを併用するメリット
2016.11.10
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シャフトのメーカが混ざっているのはOK?
2017.10.12
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徳嵩のツアー巡回時にやっていた企業秘密…
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ドライバーの調子が悪い…クラブのせい?
2019.04.18
↓
http://g-live.info/click/190418_nikkan/
理想は下の番手もドライバーに合わせて変更
この重量フローの視点から考えていくと、
350グラムのドライバーを使うのであれば。。。
その下の番手を変えていったほうが
良いかもしれないということです。
今回のこの質問だけでは、その350グラムのドライバーの
長さまではわからないのですが、常識的な長さだと考えたとすると
「そのドライバーの下のバフィー(4W)、軽いよね」
ということに、まず間違いなくなると思います。
そして、この方に更に突っ込んで聞いてみたいのは、
「その350グラムのドライバー、
もしかしてアイアンと同じ振り心地を感じませんか?」
「逆に、フェアウェイウッドで引っ掛けたり
トップしたりすることってありませんか?」
つまり、アイアンとドライバーは同じ重量フローっぽい中にあって、
そこにフェアウェイウッドだけが取り残された状態。。。
という可能性もあるかなと思い、
そこは知りたいなとは思いました。
ですがまあ、結論としては結局、
ドライバーがそれだけ良いのであれば、
そこにあわせた重量フローに、他のクラブも合わせたら
もっと良くなるかもしれないですよ
ということです。
クラブごとの振り分けはとにかく非効率
どうしてこれほどにも重量フローの重要性を
お伝えしているかというと、
もう何度も言っていることなんですが、
重量フローを合わせることによって、
全てのクラブが同じ感じで振れるようになる
クラブの流れを整えて、一つのスウィングでやることで
クラブによってスイングを変える必要もありませんし、
全体的なスイングのバランスも良くなります。
繰り返しになりますが、
スウィングの使い分けは、とても非効率です。
ゴルフをわざわざ難しくしていると言っても
過言ではありません。
それと、今回の質問内容からだけではわからないのですが。。。
以前の335グラムのドライバーと、今の350グラムのドライバーでは、
ヘッドスピードの平均値は、どちらが良いのでしょうか。
以前に、ヘッドスピードをそこまで
重要視しないとお伝えしたことはありますが
雑誌を参考にゴルフクラブを選ぶには…?
2017.07.20
↓
http://g-live.info/click/170720_nikkan/
クラブを買い替えているがうまくいかない…
2017.07.27
↓
http://g-live.info/click/170727_nikkan/
平均ヘッドスピードが前より良くなっていたりするのなら
今のドライバーでも良いのですが、
それでも、平均スピードが落ちているのであれば。。。
「ヘッドスピードを落としてまで重いクラブを使う意義って何?」
ということになってしまうかと思います。
求めるのはコンスタントな結果
今のクラブで「コンスタント」にヘッドスピード46m/sが
出ているのならば良いのですが。。。
ヘッドスピードにブレがある、ということなら
本当に350を使うべきは、一度考えた方が良いでしょう。
これも私のメルマガを読んで下さっている方には
お馴染みの言葉になりますが。。。
「絶好調の時は。。。」
「一瞬、〇〇ヤードが出たことがある」
「一度、ヘッドスピード◯◯m/sが出た」
など、偶然出た最高の状態は必要ありません。
「どれだけ再現性があるか」ということが重要であり、
平均してコンスタントに出せる数字で考えないと意味がないのです。
ですので先ほどの話で言えば、350グラムのクラブで
ヘッドスピード46m/sがある程度コンスタントに出るのなら、
そこを基準に重量フローを作っていけば良いですし。。。
そこにムラが出るようであれば、
今は350グラムを使う状況ではない、ということになります。
この質問者様の重いドライバーで、結果が良いのであれば
そこに合わせた重量フローにしたら、
あなたのゴルフがもっと良くなる可能性を秘めている。。。
情報量が少ないため、大まかな回答しかできませんが、
自分たちはそちらの「良くなる可能性」を提案することを
日々の仕事としています。
「チーム徳嵩」フィッティング
ということで、本日お話のあったお悩みについては、
やはりフィッティングさせてもらうのが一番の近道なわけですが。。。
クラブをトータルに診断し、スコアアップに貢献する
「ゴルフパフォーマンスのフィッティング」
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しかしながら、こちらからのお申込みで予約確定ではなく
後日担当者から連絡が行きます。
そこでのやり取りの上での日程確定となりますので、
その点、あらかじめご了承ください。
(必ずご連絡は行きますので、ご安心ください)
繰り返しになりますが、
ゴルフパフォーマンスのフィッティングは有料で、
かつ、ゴルフクラブのご提案もさせていただきますが。。。
必ず購入していただく必要は全くありませんので
どうぞご安心してご来場ください。
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それでは、また次回。
徳嵩力一