最近のブログ

【ビデオ】上下動をなくす3つのポイント

2015.05.27
小原obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今回は、コースでのダフり、トップの原因になる、
スイング中の「上下動」の抑え方3つのポイントをお話しします。

上下動とは、
簡単に言えばスイング中に頭が動いていてしまうことです。

スイング中に頭が不必要に動いてしまうということは、
クラブの軌道が安定していないということなので、

ミスショットに繋がります。

体を上下に動かさないために
3つのことを意識してスイングするようにしてください。

①膝の角度

バックスイングの時には右の膝、
フォロースルーでは左の膝の角度を変えないようにしてください。

この時に、膝の裏側の角度を意識するとわかりやすいですよ。

②正しく股関節から前傾する

以前からここで言っていることですが、
かかとに体重をかけずに、しっかり母指球にかけること!

そうすれば前傾が正しくできます。

さて、3つは動画で見てみて下さい。

やっぱり文字で説明するより動画を見てもらった方が
わかりやすいかと思います。

3つのポイント、
ぜひ覚えてください。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

<オススメ>
グリーン上でイライラすることは
もう二度とないでしょう。

どこに当ててもクリーンヒットになる、
アメリカ生まれの奇跡のパター。

平均2パットを実現します

http://g-live.info/click/cure150522/
※残り10本です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ラフからの打球がグリーンで止まらない人へ

2015.05.26
kajikawa

From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、

皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!

さて、前回ラフからは特にグリーンに止めづらい
というお話をいたしました。

そんな状況では、

 「どのように攻めていくのがいいのか?」

 「またそれに付随して、どのような難しさがあるのか?」

などについて、少しお話ししてみたいと思います。

ウェッジというクラブは、ボールが高く上がってくれます。
しかしラフでは基本的にスピンはききません。

さてこんな状況では、あなたはどのように打ちますか?

通常の打ち方であれば

このような状況であれば、
通常は普段より高くボールを上げます。

高く上げるにはフォローを高くします。
いわゆる少しアッパーブローに打つわけですね。

ですがアッパーブローをあまり意識しすぎると
下からきすぎてダフりやすくなるので注意が必要です。

それでも、グリーンが固いと10yほどは転がっていきます。

ピンが奥ならばバーディーチャンスに付くこともありますが、
逆にピンが手前のときは非常に難しいです。

グリーンの一番手前に落としても
ピンのそばには止まってくれません。

逆にグリーンの手前ぎりぎりに落とそうとすると
当然手前のバンカーなどにも入りやすくなります。

バンカーがいやでキャリーを出してしまうと
ピンより奥に落ちてそこから転がるので
15y~20yのロングパットが残ってしまいます。

こうなると、簡単に2パットではいけません。

ということで、
「ピンが手前のときにはラフに入ると余計に難しい」と思い、
ティーショットでフェアウェーをとらえたいと思う気持ちが強くなります。

心とは裏腹に。。。

ですが「フェアウェーに打たなければ」という
気持ちのときほどラフに行ったりします。

ここがゴルフの難しいところですよね?
それはプロだろうがアマだろうが同じです。

さて、普段のコースではどうでしょうか?
おそらくグリーンが固いという状況は少ないと思います。

たとえばウェッジでボールをラフから高く上げたとき
3~5yほどで止まってくれるグリーンだとすると、
ピンのそばに落ちてもそう遠いパットは残りません。

ピンが手前のときもグリーン手前ぎりぎりを狙う必要はなくなります。

ピンが奥のときにはフライヤーでグリーンオーバーするのがいやで
なかなかつっこみきれなかったりもします。

このような状況ではティーショットも
「ラフに入ってもなんとかなる」と思っているので
フェアウェーに行きやすくなります。

グリーンの影響がティーショットにまで。。。

グリーンが固いコースの場合は、このような具合に
ティーショットの気持ちにまで影響を与えてしまうわけです。

このようなプレッシャーがずっと続くことで
ミスショットも出やすくなってしまったりもします。

これがさらに8Iだと もっと難しくなりますし、
5Iだとグリーンに落とすと確実に奥に外れてしまいます。

ですのでその場合は花道をうまく使うか、
どこか寄せやすい場所を見つけて
そこに外しておくという攻め方になります。

この辺のマネージメントについては
また今後メルマガで書いてみたいと思います。

さて先日、僕のレッスン会にいらして下さるIさんから
アプローチについての質問がありました。

「メルマガで回答してください」とのことでしたので
次回、リクエストにお応えしたいと思います。

皆様にも必ず参考になると思いますので
ぜひ楽しみにしていてください!

ーツアープロ 梶川剛奨

追伸:

5月30日(土)に開催される
シャドースウィングのレッスンですが、
キャンセルが1件出てしまいました。

突然ではありますが、せっかくなので
どなたか1名いらっしゃいませんか?

参加者は全部で3名になる予定です。

シャドースウィングを身に付けるには、
一番良いのが、このレッスンだと思うので、
興味がありましたら、詳細だけでも見てみてください!

http://g-live.info/click/lesson15053011pdf/

<本日のオススメ>
ミスヒットでもカップに入る!?

・全面スイートスポット
・ライ角、重さの調整が可能

世界最新鋭のアメリカ産パター
これで3パットはもう出ません。

50本追加販売セール実施中。

http://g-live.info/click/cure150522/
※50本限定です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

片手シングルになる人の練習法

2015.05.26
小原obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は40歳で片手シングル目前のSさんについての話です。

2年前はスコア140台(!)で回っていたSさんがシングルになれてしまった秘訣を公開します。
これを読むだけで、あなたのマインドは大きく変わるかもしれません。

Sさんはとても忙しくお仕事をされている方で、

「Sさん、そんなに多忙で練習なんてできるんだろうか?」

と、ずっと思っていました。

人柄もとてもよく、温厚、仕事もよくできる方です。
年齢も私と近いので、いいお付き合いをさせてもらっています。

最近、Sさんにこんな質問をして、驚きました。

小原 「いつもどのくらい練習してるんですか? 結構時間取ってますよねー?」

Sさん「えーっと、でも、毎日10~15分ぐらいの練習しかしていませんよ!」

小原 「えっ? 本当?」

それなのに、この前は78で回ったそうです。
もう「片手シングル」目前まで来ています。

2年でスコアが半分?

実は私がお付き合いさせていただく前には、
酷いときは140なんていう、とんでもないスコアで回ることもあったそうです。

それが、お付き合いを始めて半年で100切り、
それから1年半でシングルに。

もう片手シングルも目前です。

正直、私の教えている人はシングルになる人は決して珍しくありません。

ですが、140を叩くような方がシングルになれたというのは、
よっぽど特殊な練習をしているのではないかと思っていました。

ですが、Sさんから返ってきた答えは、その回答でした。

1日10~15分で片手シングル。
しかも驚いたことに「まだまだうまくなれる」と思っているそうです。

同じゴルフでもなぜこんなに「差」つくのか?

Sさんがやっている練習は、何も特別な練習はありません。
きっとあなたもやったことのある練習をやっているだけです。

でも、結果にこれだけの差がある、、、

なぜかとSさんにさらに深く話を聞いてみると、

・練習メニューを決めて、他のことはやらない
・短い時間でもいいから、毎日の練習を休まない

これがキーワードでした。

練習メニューは、日々の練習で確実にこなしていく。
そして、他のことは一切やらない。

一般にあれもこれもと練習したくなりがちですが、
Sさんはできることしかしないというスタンスでここまで来たそうです。

できることをやれば、結果が出ることのいい例ですね。

継続させる仕組み

あなたも聞いたことがあるかもしれませんが、
人は「21日」続けてようやく習慣になるのだそうです。

そして、習慣になると、今度は逆に、
らないと気持ち悪くなります。歯磨きとかと一緒ですね。

このSさんのように「習慣」のレールに乗せるまでに、
その21日間に、通常よりも気を使うことが大切だと思います。

繰り返しになりますが、Sさんがやっているのはオーソドックスな練習ばかりで、
特殊な練習方法しているわけでもありません。

もともと運動神経がいい、ゴルフのセンスがいいというわけでもありません。
だって、以前に140を叩いたこともあるぐらいですからね。

Sさんのようにうまくいく人もいれば、
一般的なゴルファーのように、うまくいかずに悩んでいる。なぜだろうか…。

それはやり方の違いです。

当たり前のことを、当たり前でない
「習慣化」という仕組みでこなしているのです。

ダイヤモンドは自分の中に埋もれている

あなたは「原石」です。

ありふれた練習でも、その練習を習慣化することで、
圧倒的に勝つことができます。

多くの人は「パパッとスコアアップできる方法ないかな??」と、
視線を外に向けています。

でもそれは時として間違っていることが多いようです。

実はプロでさえ、奇抜な練習などはそれほどしておらず、
ありふれた練習を根気よく続けていることが多いようです。

「なにかいい練習方法ないのかな」と探す前に、

・やる必要のない練習をしていないか?
・自分の練習は習慣化されているのか?

といったことを見直してみることをオススメします。

参考にしてみてくださいね。

またメールします。

小原大二郎

<本日のオススメ>
全面スイートスポットの新型パターが再入荷!
限定50本のみの再提供です。

http://g-live.info/click/cure150522/

※ゴルフライブが国内独占販売

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【ビデオ】30・40・50yアプローチの方程式

2015.05.25
koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに

 「25ヤード以内のアプローチはうまくいくのだが、
  50ヤードぐらいのアプローチがうまくいかない」

ということについて、ビデオでお話ししようと思います。

これは読者の方からご質問をいただきまして
そのご質問に答える映像となっています。

特にこの50ヤードで、ハーフスイングを越えたあたりが
うまくいかないというご質問でした。

この話の本題に入る前に、あなたは50ヤードのアプローチ、
どれぐらいのスイングの大きさで振っているでしょうか?

(今日は動画での解説となります!)

30・40・50ヤードのアプローチの方程式

今回のビデオでは、私の場合の
30ヤード、40ヤード、50ヤードの「方程式」についても
お話しをしています。

※ビデオのなかで「パート12」と言っているのは、
 私のプログラムの内容になります。

はい、動画付きでお届けしましたが、
今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。

<オススメ>
□70歳以上
□飛距離が250y以下
□まだ飛ばしを諦めたくない

どれか1つに当てはまったあなたのための、
服部プロ、秘密の飛距離アップ法。

軽々と遠くまで、
美しい軌道で飛ばしたいなら

http://g-live.info/click/hattori150519/

※本日5月25日(月)までのキャンペーンです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「体」パッティングで垣間見る人のものすごい能力

2015.05.24
07

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

今回は

「体・パッティングで垣間見る人のものすごい能力」

について、お話しします。

あなたのパッティングは、脳科学を味方につけることで、まだまだ伸びます。

ジュニア(小学生)のラウンドで、大人のプロのラウンドと決定的に違うと感じる点があります。
それは、パッティングのプレースタイルです。
その違いは、実は脳科学から語る事ができます。

そして、プロになって、ジュニアの時より、パターが入らない、と嘆くプロは意外と多いのです。

実際にトーナメントでも活躍している大人のプロは、ラインをじっくり読んで、きちんとフェースの向きを合わせ、決まった手順のセットアップルーティーンを踏んで、ストロークします。
そして、ほとんどの場合は、ボールにヘッドをセットする直前に素振りをします。

ところが、ジュニアで、難しいパットを、いとも簡単に決めてしまう子供たちは多いのです。

トーナメントで活躍できるぐらいのプロは、ほとんどがジュニアからたたき上げられてきています。

そして、厳しい関門をくぐり抜け、さらに並み居る強豪と競り合って勝ち抜いてきています。
当然、ショットもパッティングも、自分ができる最高のパフォーマンスを追及してきた結果、ショットやパッティングや全体のプレースタイルも、ほぼ最良のところに収束してきた結果です。

でも、なぜ、ジュニアの時の方が、いいと感じているのでしょうか。
本当に、ジュニアの時の方がよかったのか、プロの試合ではグリーンが難しいから、そう感じてしまうだけなのでしょうか。

調子いいジュニアのパッティングプレースタイル

調子いいジュニアのパッティングプレースタイルはどんな感じかと言うと。

素振りもしないで、いきなりヘッドをボールの後ろにポンと置いて、スーとストローク、そしてガツンとホールの反対側の壁にぶつけて、ストンとホールにボールを沈める。

これって、芝の一本一本が見えたともうわさされる、青木功プロのスタイルみたいですね。
少年の脳を温存した結果、青木プロのパッティングは、神がかったすごさがあるのでしょうか。

とにかく、調子のいいジュニアは、
え、そんなに遠いところから、そんなに強く打つの?
というぐらい簡単にバシッと打つのです。

当然、全員がそうでもないし、同じ子がいつもそうとは限りません。

ジュニアで調子がいいときは、ポン、スー、ガツン、ストンなのです。

脳を知れば納得「脳は知っている」

大人とジュニアのプレースタイルの違いを語るためには、脳の働きの驚きを見ないわけにはいきません。

難しい構造とか役割分担、大脳と小脳とかがあって、小脳は運動のパターンを記憶してとかいろいろありますが、その話をしなくても、脳のすごさをがわかる現象はたくさんあります。

脳は知っているです。

意識にはあがってこなくても、脳はかなり多くの、詳しい情報を処理しています。

サブリミナル効果って、お聞きになったことがあるでしょうか。

これは、人には感じない短い時間の映像や音で、人の行動を変えることができるという効果です。

有名な話では、映画館で実験されたという噂があった「ポップコーンとコーラ」の瞬間表示実験があります。

普通に映写している映画の画像に、3000分の1秒という、絶対認識できない短い時間の文字でポップコーンとコーラに関することを写し出したら、ポップコーンやコーラの売れ行きが普段よりもアップ(ポップコーン58%、コーラ18%)したという実験です。

発表当時は大騒ぎだったようですが、実は実際には行われていなかったようです。
誰にでもわかりやすく表現されたことで、話としては一人歩きしたということです。

しかし、サブリミナル効果は、実際にちゃんとした実験でも実証されています。
いろいろ前提とかがあるので、説明が簡単ではないため、「ポップコーンとコーラ」ほどは、知られていませんが。

サブリミナル以外に、意識では感じないことをビジネスにしていることがあります。

それは、ハイレゾ音源、昔でいうと、スーパーオーディオです。
人は20kHz以上は聞こえない、認識できないとされていて、その理由から、CDでは、サンプリング周波数がその約倍の周波数44.1kHzまでとされ、20kHzまで再生できるように規格が決まりました。

実際に、音を鳴らすと、確かに20kHzよりも上の音では、ほとんどの人は音が鳴ったとは感じないのです。

ところが、20kHzよりもはるかに高い周波数である100kHz近くまで再生できるハイレゾ音源が、普通に売られています。
そして、その違いを聞きわけることができるのです。

そして、そのハイレゾ音源を聞くと、録音状態にも依存するので、単純に再生周波数だけでは語れない部分もありますが、20KHz以上の音を、音として認識できない人でも、リアル感がアップすると感じるのです。

脳を知れば納得「脳は勝手に処理している」

さらに、脳は、あなたの知らないところで、いろいろな情報の処理をやってくれています。

だまし絵、ミュラーリヤー錯覚など、絵や図形を見て判断するときに、脳が勝ってに行う判断の不思議です。

だまし絵では、一枚の絵が、見方を変えるだけで、別の物や形にみえる絵です。

ミュラーリヤー錯覚は、一本の線の両端の形で、線の長さが違うように見えたり、へこんだり、出っ張ったりして見えるというものです。

その他にも、色や大きさが本当のものとは違ってみえたり、止まっているのに動いて見えたりなど。
脳が勝手に補正とか状況判断してしまって、見え方が、え、まさかという現象は多いのです。

大人になって悩むジュニア

ところで、ジュニアの時はパターが面白いように決まっていたのが、高校を卒業して、そろそろプロテスト、または、プロテストなども合格して、ツアー参戦というころになると、何かが変わるのです。

パターが入らなくなるのです。

技術的にはむしろ進化しているのに、とにかく実戦で入らなくなるのです。

そして、入らなくなると、今までどうやっていたんだろう、何を考えてパッティングしていたのだろうと、悩み始めます。

そして、考えれば考えるほど、余計にわからなくなってくるのです。

自分を信じることができなくなり、理論や論理でなんとかなるのではないかと。

少年の頃の「脳力」を取り戻すには

でも、時々、信じられないような難しいパッティングが面白いように決まるときもあるのです。

そんな時、何がおきているのか。

そうです、何も考えていないのです。

単純に、、ホールに沈んでいくボールをイメージし、ホールに向かって転がっていくボールがイメージの中で見えている時、少年の頃の面白いように決まったパッティングが戻ってきます。

ストロークのことなど、まったく考えません。

転がって、ホールに飛び込むボールのイメージと、入るような気がするという、わけのわからない自信です。

私が出合った、パッティングがおそろしくうまい人たちから聞いた共通点、それは、
たゆまぬ練習、有りえない事に対する不思議とも言える絶対的な自信です。

たゆまぬ練習

あなたも、箸を持って食事するとき、この指はどう動かすとか考えたことはないですね。

歩いたり、自転車に乗るときもそうです。

機械相手の車を運転するときも、加速するときはアクセルを踏んでとか、止まるときはブレーキを踏むんだなんて、考えません。

漢字も一生懸命書いて覚えた後は、この字を書こうとしただけて、勝手に手が動きます。
わたしは、最近、手で漢字を書くことが激減していて、あれ、この漢字、どうやって書いていた?なんてお恥ずかしい状態です。
でも、あなたもそうだったりして。

思い出そうとして考え始めると、書けなくなってしまうのですが、ふと息を吐いて、大脳のあたふたした状態を鎮めてあげると、手が勝手に書いてくれたりします。
不思議ですね。

潜在意識は意識全体で言うと、氷山の水面下にある部分のイメージです。
氷は水面に出ている部分は、全体の1割程度ですね。

はじめのうちは、あれこれ考えながらでなければ、動かせなかった体です。

しかし、ある時から、何も考えなくても、何をやりたいかだけが明確なら、後は勝手に体が動いてくれるのです。

これは、脳科学的には「小脳プログラム」と言います。

ところで、小脳は大脳に比べて大きさは小さいのですが、細胞数からいうと5倍以上、へたすると一桁ぐらい差があるって、知ってましたか。
わたしは、その数字を聞いたとき、驚きました。

難しさのレベルや程度にも当然依存しますが、小脳にプログラムされるためには、3か月とも1000時間とも言われています。
私の実感では、3か月ぐらい毎日同じ運動を続けると、かなり自動的に動けるようになると感じています。

一生懸命練習すれば、その練習した動きが、何も考えなくてもできるようになります。
この何も考えなくてもいいという状態を作りたいのです。

そんなとき、大脳は考えないけど、小脳は目一杯働いているのです。

(さらに、小脳は体のバランス保持のための体の動きの全体の調整を行ったり、感覚刺激を処理したり、運動の予測まで行う機能があることがわかってきています。
これらの点とゴルフの関係もおいおいお話したいと思います。)

考えると体の動きはギクシャクする

考えるという事は、言語処理になりますが、ほとんどの人では左脳の動きになります。
しかし、右脳に言語中枢がある人もまれにいて、その場合は右脳が主に働きます。

それに対して、言語中枢がない側の脳は、イメージ脳とも言われ、図形判断、空間判断、イメージ処理、全体のバランス調整などを行います。

とはいえ、それほど明確に右・左、言語・非言語と分けることは、多少疑問もありますが。

いずれにしても、考えると、体の動きはギクシャクしてしまいます。
さらに、せっかく鍛えて小脳プログラムしても、大脳が邪魔をして、うまく使えなくなってしまいます。

せっかくの練習成果に、封印をして、使えなくしてしまうということですね。

これと同じように、子供から大人に変わっていくとき、小脳が持つものすごい力に封印するような、大人の考えがどんどん出てきてしまうのではないでしょうか。

大脳がちゃちゃを入れないようにするために、鼻歌などを歌って、大脳をそっちに気を取らせることで、小脳の邪魔をさせないという作戦も有効だったりするのです。

以前、パターやショットなどで、脳波計を使って、アルファー波だベータ波だなんとか波だとか、散々実験したことがありました。

でも、大脳が発する脳波を測定するのではなく、大脳と小脳の活動状況の優越を比較できたらいいのにと感じました。
なんせ、小脳の細胞数は一桁近く大脳よりも多いのですから。

イメージすると想像以上の結果が出る

考えるのではなく、イメージするのです。
さらには、自信を持って、できると思い込むのです。

できると思い込めば、イメージはさらにはっきりしたものになり、脳の中では実際に体を動かしたのと同じように信号が走り回ります。

この実際に体は動かしていないけれども、脳の中では体を動かした時と同じような活動が起きているということは、「運動想起における脳活動」ということで、いろいろ研究されています。

イメージすれば、予行練習を行っているのと同じ事が脳の中では起きるのです。
想起するだけで、筋力までアップするという話もあります。

しかも、小脳では先を予測して、運動が起きる前に、運動するための信号を神経に伝達しているのです。
小脳は事が起きる前に、すでに行動を起こしている、そんなすごいところなのです。
それによって、体全体が調和のとれた動きができます。

パッティングでボールを芯でとらえた心地いいコツンという音、ボールが打ち出される速さ、転がっていく様子、ホールに吸い込まれてカランという音をイメージすることで、そうするための体の活動が脳の中では発生します。

何回もイメージすれば、実際の動きとのずれも小さくなります。

脳の中で、今のイメージでは打ち出しが弱かったとか強かった、ちょっと右へ出し過ぎてホールの右にはずれたなど。あらかじめ、シミュレーションするのです。

このイメージ力をあなどってはいけません。

とにかく、イメージすれば、実際に体を動かしたのと同じ信号が、脳の中では駆け巡るのですから。

脳をなめてはいけません。
なんせ、実力を認識できているのは、氷山の頭の部分である10%にも満たない部分です。

フィクションですが、弓の名人が、肉眼でやっと見えるかどうかぐらい遠くにある米粒を、射落とす練習をしていたら、米粒がだんだん大きく見えてきて、どうやったって外しようがないぐらいに大きく見えたという話もあったような気がします。

(そう覚えていた気がしてのですが、一応、確認してみたら、実は、シラミが大きく見える練習をしていたら本当に大きく見えてきて、通常の的などは百発百中の腕になっていたという話でした。余談ですが、人の記憶というのは、都合のいいように変わってしまうんですね。だって、シラミって、いやなイメージですから。)

青木プロの芝の1本1本も、そんな境地になるまで、練習に励んだ結果なのかもしれません。

パター練習用ボールということで、通常のゴルフボールよりも大きいボールがあります。
これで、パッティング練習していると、通常のゴルフボールに戻した時、ホールがボールに対して大きく見え、簡単に入りそうな気になります。

これは、脳の中でどう認識するかが変化したからですね。しかも、この変化はすぐに起きるのです。

脳をだますなり、仲良くなって、ゴルフのスコアアップにつなげたいものです。

では、また。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加