2013.08.25
From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、
こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。
今回は、目標設定について話してみたいと思います。
自分の心を強力な味方につけて、結果を出すために欠かせない点は
いくつもありますが、人によっても違いはあります。
しかし、絶対外せない点があり、それは、夢を持つことです。
お硬く言えば、目標を設定しましょうということになるのですが。
目標設定の重要性
ここでは例として、ショットでの話を少しさせていただこうと思います。
どこにボールを運びたいかという大目標がなければ、
どんな球筋でボールを運べばいいのかという段階的目標も見えて来ません。
さらに、球筋がイメージできたなら、
どんなクラブでどうスイングしたらいいのかを考えることができます。
ショットでなくても、仕事や人生でも成り行きまかせだけでは、
成るべくして成るということにはなりませんね。
また、たまたま成果が出てしまったという方でも、夢があって、
ああしたいこうしたいという事が自分の中にはっきり見えてきて、
その実現に向かっていろいろなことを自然にやってしまっていたということです。
また、何か難しい事があっても、一気にやろうとしないで、
一歩一歩山の頂に近づくようにすればいいのです。
山でも、一旦下ったり回り道しながら、頂きに向かって進めるものです。
同じように、簡単なことをひたすら積み上げてゆけば、すごいことができてしまうのです。
でも、何を積み上げていったらいいのかわからなかったら、
いつまでたっても成功を手に入れることはできません。
そして、目標設定というのは簡単なようで、
実は効果的な目標設定がされていない事が多いのです。
そこで、目標を設定するということのやり方の例のお話をしてみたいと思います。
参考にして頂いて、正しく目標を設定して、事を成し遂げていただけたらと思います。
大目標を設定しよう
最初に行う大切な作業は、自分がワクワク感じることがいったい何なのかを
意識の中に浮き上がらせることです。
誰かに与えられた目標ではなく、
自分の心の中にあるワクワク感を大切にします。
そして、その事を言葉にして、A4程度の紙に書き出します。
本当になりたい姿をはっきりさせることが最初に行う事ですね。
これが「大目標」となります。
何にワクワク感じるのかわからないという方も多いのですが、
最初は練習だと思って、ほんの小さなことでもいいので、
ワクワク感じることを見つけてください。
次の休みの日にじっくりと家で本でも読んで見ようかと想像した時に、
やってみたくなったら、それを大目標にしてみてもいいですね。
そして、楽しく読める本を見つけて実行に移すのです。
簡単なことで練習しているうちに、ワクワク感度がアップして、
人生の大目標も見えてくるかもしれません。
ゴルフで言えばスコアでもいいですね。
いつまでに100を切るとかというと、かなり一般的ですが、
それにワクワクを感じるならいい目標ということです。
もし、ワクワク感じないなら目標が高すぎるとか低すぎる可能性もあります。
そんな時は、いろいろ数字を出してみて、
どの数字だったらワクワクするのか自問自答してみてもいいです。
書いた紙を貼り出す
次に、その大目標を達成するために必要なことを、分析的に考えます。
先ほどの山に登る話のように、大目標が達成されるためには、
その前に何ができていなければならないのかという段階的目標をはっきりさせます。
この作業は心に聞くというより、頭で考えるということになります。
読んで、達成感のある本と出会えるためには、
ぼーっとしていてはなかなか出会えませんね。
ネットの口コミで調べてもいいでしょうし、
気の合う友人に最近読んだおもしろい本を聞いてみてもいいですね。
本屋で立ち読みで見つけてもいいでしょう。
そのためには、友人と話したり、
本屋に寄ってみる時間を捻出することも計画に入ってきます。
これにはいろいろあるでしょうから、この段階的目標も、
先ほどの大目標を書いた紙に付け足して書き加えます。
そして、、、ここからが、絶対やって欲しいことなのですが、
この書いた紙を自分以外の家族や同僚などが見える所に貼りだしておきます。
家ならば、洗面所の横など、毎日歯を磨くときなどに、必ず見えてしまう所がいいですね。
自分だけではなく、家族なども見ることで、
みんなでサポートしようとしてくれたり、あるいは叱ってくれたりして、
段階的目標達成の力になってもらえたりします。
また、継続的に自分の目標を目から情報として入れることは、
潜在意識に強く働きかけてくれることになり、
無意識のうちに目標に向かって自分を進めることができます。
そんな潜在意識のパワーを味方につけるのかどうかは、皆さん次第です。
今日ここに書いた内容というのは、
一度は聴いたことがあるような内容かもしれません。
でも、これをやるかやらないかで、
あなたのゴルフ、そして人生までも大きく変わってしまうことうけあいです。
では、また。