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練習効果を上げる方法

2013.05.03
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は練習の効果を上げる方法についてお話ししたいと思います。

練習を続ける上で、一番大切なものは何でしょうか?

練習の方法? モチベーション?

それらはもちろん大切ですが、一番大切だと思うのは。。。

1分単位で把握

練習で一番大切なのは、、、練習時間の使い方についてです。

それを、自分で分析することです。
ほとんどのアマチュアゴルファーは、とてつもない時間を無駄にしています。

もちろんプロではなので、時間を無駄にしてしまうのも、
ある意味しかたのない部分ではあります。

しかし、10分、15分、、、たとえ5分、3分であったとしても、
何を何分間やったのかを自分でつけておくようにすることです。

メモ帳でもノートでもいいので、その時間をどのように使ったのか、
1分単位で記入しておくようにするのです。

そうすることで、成果を出すために自分がどれだけの時間を使ったのか、
はっきりと把握することができます。

たとえば、ビジネスゾーンの練習を増やしたら、
ショットが安定してきたというのなら、その練習をさらに増やしてみる、、、

そんなふうに、練習量を調整していくのです。

新しい練習も大切だけれど。。。

いわゆる「真新しい練習」というのは、どうしても魅力的に映ってしまうものですから、
目移りしてそうした練習に飛びついてしまうこともあるかもしれません。

しかし多くの場合、自分のスイングやスコアにブレイクスルーをもたらすのは、
長きにわたってやってきた、一つないしは二つの練習であることが多いように感じます。

可能であるなら、そうした傾向を練習時間の使い方から割り出して、
そこに力を注ぐ、ないしは短い時間でも継続して必ず行うように、
自分の練習メニューを組んでいくようにするのです。

これこそ、ゴルフ上達のために欠かせない「勝利の方程式」です。

逆に、自分がどんなに気に入って練習をしても、
それがあまり効果を生んでいないことが確認できたのなら、
その練習から徐々に離れていくことも、、、仕方ないかもしれません。

もちろん、1日やって効果が出ないというのは問題外ですので、
1ヶ月、少なくとも2~3週間ぐらいは続けてみることです。

そうした「ある程度続いた練習」というものが複数あるのなら、
もし何か別のことでスランプになったとしても、
そこから抜け出すきっかけになるかもしれません。

信頼も上達のカギ

しかし、練習をしていく上で、いわゆるコーチのような存在が必要だと感じることも
もしかしたらあるかもしれません。

しかし、各個人の時間やお金の事情もありますから、
全てのゴルファーがレッスンコーチを受けられるわけではありません。

もちろんプロのコーチからレッスンが受けられればそれに越したことはありませんが、
それが上達の全てかというと、必ずしもそうではないと思います。

たとえプロからレッスンを受けていたとしても、

・そのコーチとのコミュニケーションが円滑にいっていない

・プロの側が生徒の特性や改善点をちゃんと見抜けていない

・そもそも教わる側がそのプロを信頼していない

これらの状況に遭遇すれば、そのレッスンの効果が半減、いや、
全くの効果なしということにもなりかねません。

これは直接教わるにしても、教材という形で教わるにしても、
お互いの信頼関係がなければ意味がありませんからね。

そして、もしあなたがプロからレッスンを受けていなくて、
教材などでゴルフの上達をしようとしているのであれば、、、

まさに最初に述べた「練習時間の使い方」こそが、
信頼を示しているとも言えるのです。

そういう意味でも、練習時間を1分単位でメモ帳やノートに書いておくのは、
大変有効であるとも言えます。

ちょっとめんどくさいと感じる方もいるかもしれませんが、
特に練習時間が取れない人ほど、この方法は効果があってオススメです。

またメールします。

小原大二郎

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【小原大二郎】フォロー(肩から肩)におけるシャフトの位置

2013.05.02
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

肩から肩のフォローについてのお話を続けていますが、
今回もその話の続きで、

 “フォロー(肩から肩)のシャフトの位置”

について、お話ししていきます。

3つのラインを一直線に

肩から肩のシャフトの位置がオンプレーンになっているかどうかを決めるのは、
「1.肩のライン」そして「2.右腕とクラブシャフトのライン」が
一直線となっていることが理想です。

この2つのラインが一直線になっていれば、正しい入射角でクラブを打った証拠になります。

手元の位置がインサイドに入りすぎると、ボールの出玉を左に引っ張りやすくなりますし、
アウトサイドに入りすぎると、ボールが右に飛び出しやすくなります。

ここで思い出さなければいけないのが、フォローというのは
どういうスイングをしたのかの結果であるということです。

ということは「フォローで、インサイドに手元が来すぎているとしたら、
バックスイングかダウンスイングでどういうミスが起きているか」
ということをある程度予測することができるということです。

この肩から肩のフォローでインサイドに来ているとしたら、
ほとんどの場合、肩から肩のバックスイングかダウンスイングで
アウトサイドに上がっているケースがほとんどです。

インサイドからインサイドに来るということはほとんどありません。
一方、バックスイングかダウンスイングでアウトサイドに上がっている人は、
インサイドでフォローを迎えることになります。

やはり一つ前のアクションにさかのぼる

ゴルフのスイングを修正していく時の大切なポイントは、
一つ前のアクションにさかのぼって修正していくことです。

すなわち、オンプレーンの右腕と肩が一直線になっていない人は、
そこだけを直そうとしても直るわけではないということです。

ミスを予測して一つ前にさかのぼってスイングを改善していく必要があります。

これは例えるのなら、身体が痛い時に痛み止めを飲んでいるのと同じです。

痛みを取るために痛み止めを飲めば、痛みはおさまっているように感じますが、
痛み止めを飲んでも根本的な解決にはなりません。

痛みは取れたように感じますが、薬が切れればまた痛みが戻ってくるからです。
結果だけを直しても、根本は治っていないのですから、ダメなのです。

原因がバックスイングだとしたら、原因のバックスイングを
見つめなおすことが必要になってくるのです。

次にお話しするフェースの向きでも同じことが言えますが、
「結果を修正したいのであれば一つ前の原因であるダウンスイングや、
バックスイングを直さないとダメ」ということに気づきましょう。

次回も、肩から肩のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

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足し算は引き算?

2013.04.29
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日はあなたに、
ある話をシェアしようと思います。

私はこの話を聞いたときにガツンとやられた気がしました。。。

あなたの好きな音楽は?

まずは質問です!
あなたが好きな音楽はなんでしょうか?

最近、好きなミュージシャンは誰ですか??

私は結構なんでも聞くんですが、
最近は外国のレディーガガのCDを借りて車で聴いたりしています。

若い人向けの曲かと思ったら、
意外とハマってしまっています。。。笑

これを聴いている時はテンションが上がって、
さあ今日もレッスン頑張ろうという気分になります。

きっとあなたにもそんな一曲があるんじゃないでしょうか?

さて、さらにもう一曲選んでください。

私は福山雅治さんの曲も好きです。

ちょっとしっとりとした感じがいい時なんか、
これも車で聞いたりします。

特に桜坂という曲が大好きで、
車でかけていると思わず一緒に歌ってしまいます。

夕方に聴くとぐっときてしまいますね(笑)

さて、
レディー・ガガも福山雅治も、
私はどちらも好きで聞いています。

じゃあ、両方いっぺんに聴いてみたらどうなるでしょうか?

・・・・・

・・・・・

・・・・・

きっとめちゃくちゃだと思います。

明らかに両方いっぺんに聴いたら、
どっちがどっちだかわけのわからない雑音になってしまいます。

テンションが上がることもなければ、
気持ちが落ち着くこともありません。

足し算をしたら、、、

実はこれ、私の高校時代の恩師に昔言われた言葉。

テニスをしていた時に、そのコーチに言われた言葉です。

私は運動神経も悪く、
またセンスもないなと感じていたので、
とにかく人一倍練習しようと頑張っていました。

毎日遅くまで残って自主トレ。

そして誰よりも早く来て
朝に壁にむかってパコンパコンと壁打ちを続けていました。

ですが、県予選では初戦敗退。

本当に悔しくてテニスをやめたいと思うようになっていました。

そんな時に、コーチが私の耳にイヤホンをいきなり当ててきました。

右のイヤホンからはアイドルが歌っているような曲。
左のイヤホンからは騒がしいロックのような曲が流れてきました。

「おい小原。今のお前の状態は、まさにこれだよ。」

私はそう言われた時にガツンと頭を殴られたような衝撃を受けました。

1+1が0になる

たくさんのことを同時にやろうとする中で、
ひとつひとつの良さを見落としていたんじゃないか?

サーブの練習をしていたのに、
気づけばストロークの練習をしていたり。

このせいで、結局両方とも
効果は劇的に落ちてしまっていたんじゃないか?

そしてすべてが上手くいかなくなっているんじゃないか。。。

このことはテニスのみならず、
ゴルフでも人生でもすべてに当てはまることだと私は思います。

このことに気付いているかいないか、
それだけであなたの上達スピードも急激に変わってくるはずです。

・・・もうこのメルマガで何を言いたいのかは伝わってますよね。笑

今日はちょっと短めですが、
この話をあなたはどう受け止めますか?

これは私の高校時代を支えてくれた言葉の一つです。

また、メールします。

小原大二郎

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フォロー(肩から肩)におけるシャフトの向き

2013.04.28
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

肩から肩のフォローについてのお話を続けていますが、
今回もその話の続きで、

 “フォロー(肩から肩)のシャフトの向き”

について、お話ししていきます。

グリップエンドがターゲットライン上を指す

肩から肩のフォローにおけるシャフトの向きというのは、
グリップが肩の高さに来た時に、グリップエンドがターゲットライン上を
指していることが理想です。

グリップエンドがターゲットラインの内側を指していればスティーププレーン、
ターゲットラインの外側を向いていればアンダープレーンです。

スティーププレーンになってしまうと正しくフェースが返りづらくなるので、
ボールを右に曲げやすくなります。

これは結果論ですが、アウトサイドインのスイングになればなるほど、
フォローにおいてグリップエンドがターゲットラインの内側を向いた
スティーププレーンになりやすくなります。

また、アンダープレーンになるとグリップエンドが
ターゲットラインの外側を向いている状態になりますが、
そのスイングを作るとフェースが返りすぎて、ボールが左に曲がりやすくなります。

インパクト、ダウンスイング、バックスイングも確認

また、スイング軌道としてはインサイドアウトのスイング軌道に
なっていることが多くなります。

理想としてはスイング軌道、そしてクラブフェースともに
スクエアであることが目標ですから、このフォローの位置においても、
ターゲットライン上をグリップエンドが指していることが目標となります。

仮に向いていなかったとしたら、この前の段階

 インパクト

 ダウンスイング

 バックスイング

に問題があるということになります。

このグリップエンドの向きを間違えてしまうと、
ボールの方向性が安定しなくなります。

どのクラブにおいても、基本的には肩から肩のフォローにおいて、
ターゲットラインのグリップの向きが、ターゲットライン上を指していることが理想です。

次回も、肩から肩のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

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ほんとうの「初心」を忘れない

2013.04.27
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日から巷ではゴールデンウィークですね~
そして最近、関東地方はゴルフをするのが本当に楽しい季節になって来ました。

さて、今日はゴルフが楽しくなってきた季節だからこそ、ということで、、、

 「初心を忘れない」

ということにについて、お話ししたいと思います。

「初心忘れるべからず」の誤解

実は私も最近知ったのですが、、、

 「初心忘れるべからず」

この言葉は、

「何でも慣れてくると、準備や練習をしなくてもいいやと思いがちだが、
 始めたときの新鮮な気持ちを忘れてはいけない」

みたいな意味で使われていると思うのですが、、、

実は、初めてこの言葉が使われたという頃のもともとの意味は
少し違うんだそうです。

どういうことかというと、、、ここで言われている「初心」というのは
いわゆる「始めたときの気持ちや志」といった「初志」のことではないんだそうです。

そうではなくて、ここで言っているのは「自分の未熟さ」
「初心者の頃のみっともなさ」というのが本当の意味なんだそうです。

つまり、初心者の頃のみっともなさ、未熟さを思い出すことで、

 「あのみっともない頃には絶対に戻りたくない」

と、そんな悔しさを思い出すことで、さらに向上できるというような、
そんな意味なんだとか。。。

あなたの悔しかった経験は?

ところで、あなたのゴルフでの悔しい経験は何ですか?

もちろん、ツアープロのような息詰まるような体験はないとしても、、、

 「ティーショットを曲げたくないと思ってドライバーで打たなかったのに、
  なぜかその日に限って大きくスライスしてOBに。。。」

 「いつもなら余裕で入る1mのパットが、
  今日に限ってはことごとく外れてしまった。。。」

 「このままのペースで行けば初の100切り。
  でも、後半のホールで一気にスコアを崩して失敗。。。」

ゴルフを続けていれば、上のような経験の一度や二度は
あるのではないでしょうか?

もちろん私も18歳からずっとゴルフをやってきているので、
悔しいことは本当に数えきれないほどあります。

そこで大切なのは、こうした悔しい経験を
ただの「悔しい」で終わらせないことだと思います。

 ・大きく曲げたのなら、、、
  曲げないための練習を徹底的にやってください。

 ・1mのパットを外しまくったのなら、、、
  いっそこれからはショートパットが得意科目にしてしまいましょう。

 ・あとちょっとのところで100切りが出来なかったのなら、、、
  後半で崩さない方法を徹底的に考えてみましょう。

ありきたりな言い方ですが、、、悔しい思いをしたのなら、
それは「上達のためのチャンス」と考えるようにしましょう。

「悪いことは忘れろ」は必ずしもよくない

でも、、、人によっては、

 「失敗した体験をくよくよ思い出すな」

という人がいますが。。。必ずしもそれは正しくないと思います。

なぜなら、先ほども述べたように、そうした暗い過去の経験こそが、
「光」に向かうためには絶対に必要だからです。

ちょっとわかりにくい言い方ですが、、、
暗闇を体験した人にしか「光のある方向」はわかりませんよね?

いつでも光の中にある人は、常に周りに光があるわけですから、
その光がどこにあるのかわからないと思うのです。

私も実際、今までの本当に多くの悔しさが、
自分をここまで連れてきてくれているんだなあと感じます。

たとえるのなら「過去の失敗体験」というのは、
自分の行く先を知ることのできる「羅針盤」のようなものかもしれません。

だから、それを忘れてはいけないのだと、私は思っています。

さて、あなたの「初心」は何ですか?

またメールします。

小原大二郎

追伸:

この方の話を聞いていると、、、
きっと今日話したような「初心」を忘れていないのだろうなと感じます。

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