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マヨネーズは必要か?

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
突然ですが、今日は「マヨネーズ」のお話です。
 
あなたはマヨネーズ、お好きですか?
若い方は好きかもしれませんが、
年上の方は、、、どうでしょうかね?

 
あ、もちろん最後はゴルフに関係する話ですよ。
どうぞ気軽な気持ちでお読み下さい。

 
■とあるファーストフード店にて・・・
あるファーストフード店で、こんな話があったそうです。

 
・・・マヨネーズが好きではない女性が、
マヨネーズ抜きでハンバーガーを注文しました。
すると、その店のスタッフは、その女性のところまでやってきて、
「お客様、先ほどマヨネーズ抜きでご注文なさいましたが、
うちのマヨネーズは、ちょっと違うマヨネーズなので・・・」
そのように言ったのですが、
結局この女性はマヨネーズ抜きでいい、と断りました。

 
しかし、そのお店のスタッフはハンバーガーを持ってきたときに、
「やっぱりこれ、よかったら試してみてください」
と、別の小さなお皿にマヨネーズを入れて、
スプーンといっしょに持ってきました。

 
そして、この女性が半信半疑でそのマヨネーズを試してみたら、、、

 
確かに他のマヨネーズと違って、とても美味しくて、
結局スプーンでマヨネーズを塗って、最後まで召し上がられたそうです。

 
■「マヨネーズサービス」のいい面、悪い面
さて、あなたはこの話を聞いて、どんな印象を持ったでしょうか?
このハンバーガーチェーンのスタッフは、
自分のところのマヨネーズにとても自信があって、
このような接客をしたのだと思います。

 
しかし、これにはいい面と悪い面の両方があるように思います。
このハンバーガーをマヨネーズで召し上がった女性のお客様に限って言えば、
結果オーライ、よかったのだと思います。

 
しかし、、、

 
もしこの女性が、本当にマヨネーズが超苦手だったとしたら。。。
どうでしょうか?
というのも、一度断ったマヨネーズを、さらにもう一度、
わざわざ席まで持ってきて、勧められるわけです。

 
「だから、いらないって言ったじゃない!」

 
こんなふうに怒鳴られて、ものすごいクレームになってしまっても、
ある意味しょうがない状況だと思います。

 
■その押し付けに「愛」はあるか?
たとえば、この話を無理矢理ゴルフに置き換えると、、、

 
「あなたの今のそのスイングよりも、このスイングのほうがいいですよ~」

 
そんなふうにコーチが言われたとしたら。。。
どう思うでしょうか?

 
まず、そのコーチをちゃんと信頼しているかどうかという
関係性の要素がとても大きいでしょうね。
そして、今までのやり方と大きく違った場合には、
最初は反発するかもしれません。

 
もちろん、そのコーチがその教え方しかできなくて、
それでその教え方になっているのだとしたら、、、それは論外です。

 
しかし、多くの教え方のカードのある中で、
「あなたに合ったものはこれだ!」
という選択がされたのなら、、、
一度は嫌いな「マヨネーズ」を試してみるのもアリだと、私は思います。

 
というのも、そのやり方は、そのコーチに出会ったから、
そういう選択肢を与えられているわけです。
それなのに、その「マヨネーズ」を拒絶してしまったら、、、
せっかく出会った意味がないと思いませんか?

 
それが一見すると押し付けに見えるかもしれません。
しかし、もしそこに「良心」と「愛」があるコーチであるならば、
一度は従ってみるのもいいのではないでしょうか?

 
なんだか今日はコーチの側から都合の良いことを書いてしまいましたが(笑)、
そうした素直さが上達につながってくると、私は思います。

 
またメールします。
小原大二郎

 

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練習したくない理由

2012.12.07
obara

 
From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
今日は、練習嫌いのあなたが練習がしたくなる方法についてお話しします。

 
ですがその前に、なぜあなたが練習をしたくないのか?
まずはその理由を明確にする必要がありますね。

 
■しっくり来ない練習

 
「小原先生、私、この●●の練習をやっているんですけど、
最近イマイチ手応えがないんですけど。。。」

 
そう言ってやって来たのはレッスン4回めのOさん。
ゴルフ歴25年で60代の男性です。
スコアはまだ110前半といったところですが、
最近私が見させてもらってから少し感覚をつかんだみたいで、
毎回のレッスンを笑顔で受けていらっしゃいます。

 
Oさんが言ってきたその練習は、
以前に読んだレッスン書で紹介されていた練習法だったそうです。
気に入ってずっと続けていたのですが、、、
近年になって、何となく違和感を感じるようになってきたとのこと。

 
確かに、練習の方法としては悪くなかったのですが、、、
一言で言って、
「年齢に合っていない」
練習だったのですね。

 
■「みなさん」向け練習 VS 「あなた」向け練習
どうしても年齢を重ねると、
その年齢に適した練習、適さない練習というのが出てきます。
そこで無理をして練習を続けると、結果が出ないことはもちろん、
身体を壊してしまうことだって考えられます。

 
これは仕方のないことですが、ゴルフの教材に書かれていることというのは、
どうしても一般的に受け入れられるようなことしか書けません。
どうしても「みなさん」向け練習になってしまうんですね。
特に、年齢が上の人に教えた経験が少ない指導者ですと、
そうなる傾向が強いようです。

 
たいていはほとんどの指導書や教材は、
「1万人の読者に伝える」ということを前提に書かれています。
もちろん、多くの人に受け入れられなければいけないので、
そうなってしまう気持ちもわからないわけではありません。
しかし、それが先ほどのOさんのような、
年齢を重ねることによる「練習の不一致」を生んでしまったのですね。

 
これでは練習をしても逆効果で、
「練習をしたくない」となってしまっても仕方ないと
私などは思ってしまいます。

 
■続けるコツは「あなた」向け練習
思うのですが、練習を続けられるかどうかは、
その練習がどれだけ
「あなた」向けの練習
であるかどうかにかかっていると思うのです。
もちろん、私も不特定多数の方に見ていただく教材を
世に送り出している身としては、正直ジレンマでもあるのですが。。。(汗)

 
でも逆に、その練習を受け取るあなたにお伝えしておきたいのは、
何かの練習法やレッスン指導書を見た時に、

 
「この練習は私のためのものだろうか?」

 
この問いかけを、一度でもいいので
していただくのがいいのではないかと思います。

 
もちろん、教材を世に送り出す側にも責任はあります。
しかし、
「受け取る側がそのような心持ちでいるかどうか」
このことも、練習が機能して、
継続できるかのカギになってくるのではないかと、
最近よく感じるのです。

 
ちなみに、先ほどのOさんには、
年齢に合わせた同じような種類の別の練習法をご紹介したところ、

 
「これなら毎日続けられそうです!」

 
と言ってくださいました。
これからも続けていただけるといいのですが。。。

 
またメールします。
小原大二郎

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バックスイング(肩から肩)のフェースの向き

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
前回もバックスイングの肩から肩の話をしました。
今回もその話の続きで、
“肩から肩におけるフェースの向き”
について、お話ししていきます。
今日で肩から肩のバックスイングの話はいったん一区切りです。

 
■フェースの向きは自分で確認
バックスイングにおける肩から肩の最後はフェースの向きについてです。
まずシャフトの向きが正しいこと、
グリップエンドが正しい向きになっていることが前提です。
このフェースの向きというのは
クローズ

スクエア

オープン
の3つがあって、自分で確認することができます。
シャフトの向きが正しいとして、シャフトのラインとエッジのラインが
一直線上に見えれば、フェースの向きはスクエアにあると判断できます。

 
一方、これに角度がついて見える場合、右や左にボールを曲げる原因になります。
フェースが自分の方向に向いていたらオープンです。
オープンですと、インパクトの瞬間にフェースが開いて右を向いてしまうので、
スライスしやすくなりますし、高い弾道になって飛距離もロスしてしまいます。

 
一方、もしフェースの面があまり見えなくなっていたら
クローズになっています。
クローズの場合はインパクトの瞬間にかぶってしまうので
フックしやすくなります。

 
■肩から肩のバックスイング まとめ

大まかに「肩から肩」のバックスイングにおける前傾角度や、
腰の動き、肩の動き、頭の動きから、シャフトの向き、シャフトの位置、
フェースの向きまでを、一つひとつ確認してきました。
この肩から肩のバックスイングを練習するときの注意点としては、
ここに書いてある順番で練習するようにしましょう。
すなわち、
「前傾角度」「腰の動き(左右)」「肩の回転度合」
「頭部の軸(左右)」「頭の動き(前後)」
を確認してから、
「シャフトの向き」「シャフトの位置」「フェースの向き」
を確認するということです。

 

たいていの人はどうしても手先の動き、つまりシャフトの向きやシャフトの位置、
フェースの向きを先に練習してしまうことが多いようです。
しかし、スイングの軸に関わる部分を先にやった上で、
シャフトやフェースを確認するのが正解です。

 
また、「シャフトの向き」「シャフトの位置」「フェイスの向き」についても、
この順番どおりに練習をしていくことが大切です。
多くのアマチュアゴルファーはフェースの向きだけを練習してしまいがちですが、
球筋(9ボールルールの3つの出球と3種類の曲がり)に与える影響度が
まさにこの順番になっています。
ですので、重要な順に練習することをおすすめします。

 
意外と見落としがちなところですが、
ゴルフの練習をするうえで大切なのは順番です。
練習する順番を間違えてしまうと、成果が得られにくくなってしまいます。
気をつけましょう。

 
ここまで、肩から肩のバックスイングについて、「腰から腰」の時と同様、
かなり細かい説明も加えてしまいました。
もし肩から肩がうまく行かないというときは、
腰から腰に戻ってもう一度確認するようにすることをおすすめします。
そうすることで、正しいスイングで先に進めることができるはずです。

 
次回からは、肩から肩のバックスイングの次の段階、
トップスイングについてお話したいと思います。

 
またメールします。
小原大二郎

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バックスイング(肩から肩)のシャフトの位置

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
前回もバックスイングの肩から肩の話をしました。
今回もその話の続きで、
“肩から肩におけるシャフトの位置”
について、お話ししていきます。

 
■2つのラインでオンプレーンが決まる
肩から肩のシャフトの位置が正しくオンプレーンになっているかを決めるのは、
肩の回転を考えた上で、
1.肩と肩を結んだ線

2.左腕とクラブシャフトの線
この2つによって決まります。

 
肩から肩のバックスイングでのオンプレーンなシャフトの位置とは、
「肩と肩を結んだ線」と「左腕とクラブシャフトの線」の2つが
一直線上に来ていれば、オンプレーンということになります。
一方、肩と肩を結んだ線よりも左腕とクラブシャフトの線が下に来ていたら、
インサイドになります。
その場合、スイング軌道は9ボールルールの
ドロー

プッシュアウト

プッシュスライス
これらの弾道のいずれかになります。
そうなると、ボールをまっすぐ打ち出すことはできません。

 
■オンプレーンには感覚的なイメージが重要
また、肩と肩を結んだ線よりも左腕とクラブシャフトの線が上に来ていたら、
アウトサイドになります。
そうすると、左方向に飛び出して、
プルフック

プル(引っ掛け)

フェード
これらのいずれかになり、ボールを曲げる原因になります。

 
では、この形を正しくできるようになるために、
何がポイントになるのでしょうか。
これはちょっと感覚的なものになりますが、
バックスイングを上げていくときのイメージがカギになります。
どうやるかというと、手元を右肩の上に持ってくるイメージにすると、
自然にオンプレーンスイングになることが多いです。

 
ちなみに、オンプレーンスイングになっている場合は、
ストレートフック

ストレート

ストレートスライス
このいずれかの弾道になります。

 

 
シャフトの向きと同様、シャフトの位置というのは、
どちらもあなたのゴルフに大きな影響を与える要素です。
自分にどのような傾向があって、それを変えるにはどうすればいいのかを
知っておくだけで、あなたのスイングが変わって来るはずです。
常に鏡や自分の目で確認をするようにしましょう。

 
次回も、肩から肩のバックスイングの話を続けます。
またメールします。
小原大二郎

 

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不公平だと感じたら、、、

2012.12.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
 
今日は、ちょっと趣向を変えて
「不公平」
について書きたいと思います。
 
もちろん、ゴルフの話も入っています。

 
■不公平は、なくならない
もし、あなたが今まで、他人と自分を比べて
「不公平だ」と感じたことがあるなら、要注意かもしれません。
あなたは今までに、

 
「ゴルフで上達しつづけている人」

「ハンデキャップが低い人」

「自分よりも少ない労力でうまくなっている人」

「自分よりも先に100切りを達成してしまった人」

「要領のイイ人」
こういう人たちをを見て、
「世の中平等じゃない」とか「ズルイ」とか、思ったことはないでしょうか?
これは何事においてもそうなのでしょうが、
実際、あらゆるものは不公平にできています。

 
たとえば、都会に住んでいる人は人との出会いも多いでしょうけれど、
地方に住んでいる人は、人の集まる場所に出かけるだけでも一苦労でしょう。
あるいは、見た目がカッコイイ人、カワイイ人はいろいろな場面で
得をするでしょうが、そうでない人はそうでないかもしれません。
また、お客さんの多いビジネスをしている人は、
そんなに苦労しなくてもお金が稼げるかもしれませんが、
お客さんの少ないビジネスをしている人は、工夫が必要になってきます。

 
■不公平。でもしかし
でも、、、

 
「そんなもんです。」

 
実際、私の友達にも、見た目もかっこよくて収入も高くて、
性格もよく、男からも女からもモテモテな人がいます。
そんな、ヤキモチを焼いてしまいそうなヤツがいるのですが、、、
(もちろんいいヤツなので、そんなヤキモチは焼きません)
この間久しぶりに会ったら、ますますその魅力が増していました。

 
確かに、そういう彼を見ていると、羨ましいと思うことがあります。
僕は彼と「比較」して勝てるのは、、、
きっとまあ、ゴルフの腕ぐらいでしょう(笑)。

 
「トータルで考えて、不公平だと思うか?」

 
と聞かれたら、迷わず「不公平だ」と答えます。
でも、、、「そんなもんです」よね?

 
自分と彼を比べて、不公平だと言ったところで、
彼の見た目が悪くなるわけでも、
私がカッコよくなるわけでもありませんからね。

 
■もともと全ては不公平
それにもかかわらず、不公平だということを、
自分が成功できない理由にする人がいます。
ゴルフというプロスポーツは残酷なもので、
才能のあるなしが、そのままランキングに跳ね返ってきます。

 
でも、、、
もともと世の中は不公平なんです。

 
・もっと身体が大きければ、飛距離が出るのに。

・もっと仕事が暇なら、練習時間が取れるのに

・もっとお金があれば、最新のクラブでプレーできるのに

・もっと家族に理解があれば、ラウンド数も増やせるのに

・もっと若ければ、身体が言うことを聞いてくれるのに

 
正直言って、キリがありません。
不公平を感じて羨ましいと思うのは、ある意味当然かもしれません。
でもそれを、自分がうまくいかない言いわけにするのは。。。
これはゴルフ以外でもそうでしょうが、
誰かと比べる人生を送っている以上、真の充実感は得られません。

 
もう一度言います。
不公平は、絶対にあります。
そして不公平であれ、公平であれ、
どちらにせよ自分が今出来ることしかできません。

 
であれば、、、
あなたが今、コントロールできること「だけに」集中しましょう。
不公平を受け入れて、自分のやるべきことをやりましょう。
ゴルフでも、何にでも。

 
そうすればいつの日か、周りの人が
「いいなあ、羨ましいなあ」
と言っていることに気がつく日が来るかもしれません。

 
またメールします。
小原大二郎

 

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