From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、ゴルフスイングをよくする方法についてお知らせします。
多くの人は、理想のゴルフスイングがどこかにあると思っています。
しかしながら、、、
それは正しいこともありますが、多くの場合間違っていると考えています。
それは一体、どういうことかというと。。。
違和感の正体は?
私が以前、ちょっとだけ教えていた方の例をお話しします。
この方、仮にOさんとしておきますが、40歳代の男性でスコアは100前後。
生徒さんの紹介で、私のところにやってきたのですが、
「90台が出ることも3回に1回ぐらいはある」
「でも、おしいところで100が切れなかったりするのがくやしい。
特にラウンドの後半で崩れることが多い」
「継続して90台が出せるようになりたい」
ということで、お会いしてお話をさせていただきました。
小原 「スイングが安定しなということでしたが、
何か特別な練習とかはやっていますか?」
Oさん「いやあ、あんまり。
でも、そうですねえ。。。たとえば雑誌とかで特集しているような
何々スイングみたいなものがあると、ちょっと試しちゃいますね」
小原 「なるほど」
Oさん「ただ、そういうのをやっていると、あれって結構極端なんですかね?
どうも身体がキツイというか、違和感があるんです。
それで、本当に自分に合っているのかなって。。。」
小原 「うーん、確かにそれはそうでしょうねえ。。。
確かに、Oさん自身の違和感は正しくて、スイングが安定しないことが
実際のスコアの不安定さにつながっているんだと思います。
そしてその違和感はきっと、
自分の理想のスイングを『外側』に求めているからなんですよ」
Oさん「え、それってどういうことですか?」
あれもこれも試してしまう。。。
Oさん自身が「スイングが安定しないことでスコアが安定しない」
というところに目をつけたところまでは、正しかった。
しかしながら、いけなかったのは
「自分の理想のスイングがどこか外側にある」
Oさんがそう考えてしまったことに、問題があったのだと思います。
しかし、これはOさんが悪いのではありません。
多くの人は、たとえば別のところ、あたかも着る服を選ぶかのように
「自分の理想のスイング」があると思っています。
でもそれは誤解で、実際の理想のスイングというのは
「自分の身体を離れて存在することはない」のです。
今までのゴルフのキャリア、普段の練習量はもちろん、
年齢、筋力、身体の柔軟性、過去のスポーツ経験などは人によって違います。
そうした中で、全ての人が同じスイングすることは、実質不可能です。
プロのスイング改造とは違う
でも、このような話をすると、
「え、だってプロも、かなり大きくスイングを変えたりしていますよね?」
そんなふうに思った人もいるかもしれませんね。
確かに、プロは結果を出すために大規模なスイング改造を行うことが確かにあります。
しかし、それは必ずリスクを伴っていることには変わりありません。
そうした改造のリスクを回避するために、大幅な改造の裏でプロは
とてつもない量の練習を自分に課しているのです。
そのようなことができる時間もお金もあるアマチュアであれば話は別ですが、
アマチュアの方でそのようなことが出来る人はほとんどいないでしょう。
実際にプロゴルファーも、そうした大規模なスイング改造ではなく、
身体の負担がかからないようにスイングを少しずつ変えていくことは
決して珍しいことではありません。
必ず自分の身体を離れてスイングを変えることはない、ということです。
多くの人が「何か別のところに理想のスイングがある、、、」
「雑誌のスイングが自分の理想だと思い込む、、、」そんな誤解をしています。
しかし、あなたのスイングは身体を離れて別に存在するものではないということ、
少しずつずらしていくところに、あなたの理想のスイングはあるのです。
その際には、スイングの基本を離れてはいけないということ、
やり方を間違えないためにも、できればプロの目で見てもらうこと。
もちろん、いわゆる「我流」でもゴルフが上手い人は、確かにいます。
でも我流だと、あとあとの伸びが悪いこともあるので、
アマチュアゴルファーの場合は注意が必要ですね。
またメールします。
小原大二郎