フォロー(腰から腰)における頭の動き(左右)

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2013.03.24
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回から、腰から腰のフォローについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、

 “腰から腰における頭の動き(左右)”

について、お話ししていきます。

頭の向きはインパクトの時と同じ向きに

クラブがフォローの腰の位置に来た時、
頭の向きはインパクトの時と同じ向きになっているようにします。

同じ向きとは、具体的には顔が正面を向いていて、ボールのところを見ている状態です。

ちなみに頭が右に動くとインサイドアウトのスイング軌道を描きやすくなりますし、
左に動くとアウトサイドインのスイング軌道になりやすくなります。

プロゴルファーの中では、フォローの時に顔がターゲットの方向を
見ている人もいますが、この方法はあまりおすすめしません。

たとえば、かつてアメリカ女子ツアーで賞金女王にも輝いたアニカ・ソレンスタムなどは
「ルックアップスイング」(ターゲットの方向を早く見る)ということをやっていました。

ですので、絶対にダメというわけではないのですが、通常はあまりよくないこととされています。

やはり基本としては、腰の位置にクラブが来るまでは
目線と顔の向きをボールに向けておくこと、顔の向きをインパクトの瞬間、
顔がボールに向いていることが大事だということになります。

フォローのところで右に頭が動く人はあまりいませんが、
頭を残そう残そうとしているような人はそのような状態になることもあります。

頭部のゆれ=目線のずれ

顔の向きはまっすぐ向いているのが理想だとお話ししましたが、
まっすぐ向く必要があるのはどうしてなのでしょうか?

それは頭がゆれることで目線がずれてしまうからです。

たとえばもし、あなたが頭を振ってみたら、普通は目が回りますよね。
目線がずれるということは、カメラのレンズが早く動くということです。

カメラのレンズが早く動いてしまうと、ボールを正しく捉えられない、
知覚できないことになります。

そのため、インパクトが不安定になってしまうのです。

ですので、インパクトを迎えて、そしてそのあとのフォローのところに来るまでは、
顔の向きをなるべく正面を向いていることが大事だということなのです。

頭の動きを抑えるには?

では、どうしたら頭の動きを抑えることができるのでしょうか。

まず一番大切なのが、先ほどからも触れている目の使い方、目線の使い方です。

スイング軌道をずらさないように、意識として目線をインパクトの瞬間まで
ボールからそらさない、離さないようにすることがポイントです。

どうしてもボールの勢いを早く知りたい、結果を早く見たいと思うと、
初心者のみならず上級者でもルックアップのスイングになりやすくなります。

しかし、目線を離れてしまうと、顔の向きが変わってしまうので、
なるべくインパクトの瞬間から腰の高さにクラブが来るまで、目は動かさないようにしましょう。

そのためにも、眼球を動かさないということがポイントになります。

かといって、目線を動かさないように、頭を右に残そうと意識しすぎると、
かえってそれがスイング軌道をずらしたりする原因にもなるので、気をつけましょう。

次回も、腰から腰のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

パッティング時の「体のゆるみ」が気になる方にはコレ。

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

フォロー(腰から腰)における頭の動き(左右)」への2件のフィードバック

  1. 山本清

    3月下旬からメールが来ていません。先生の具合でも悪いのですか?心配です。

    返信
  2. 中迫明美

    いつもわかりやすく、かつ実行しやすいアドバイスありがとうございます。 私の悩みはテイクバックの際右に腰がスエーし、体重移動する前にボールに当たってしまうことがあり、スライスが出てしまうことが多いことです。振り上げた時スエーしたのがわかり、大急ぎでコックして矯正しながら振り下ろすのですが、へたをすると左側へ高いフックボールが出て、OBが出てしまい、ひどい目にあってしまいます。先日もこれが出てもう途中で帰りたくなりました。ゆっくり振るとうまくいくこともあるのですが、スコアがくずれてくると、もはや平常心も失われ慌てふためいてバタバタして終わってしまいます。お助けください。

    返信

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