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フォロー(腰から腰)における重心の位置(左右)

2013.03.21
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回から、腰から腰のフォローについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、

 “腰から腰における重心の位置(左右)”

について、お話ししていきます。

体重が左に乗った状態でボールをとらえる

ここで言う左右の重心の位置というのは、
体重が左に乗った状態でボールをとらえているか、
あるいはセンターで捉えているか、右で捉えているかということです。

重心の位置が若干左に体重が乗っている状態が理想の重心です。

重心の位置が左に乗りすぎてもいけませんし、
右に乗っているのはデスムーブになりますので気をつけましょう。

まず右足重心について簡単に説明しましょう。

なぜ右に重心が乗ったままインパクト、フォローを迎えてはいけないかというと、
そもそも正しいインパクトはハンドファーストです。

そのインパクトの結果が重心の位置と関連していて、
ハンドレートなインパクトというのは、どうしても右足体重で残ってしまいます。

そうするといわゆる「明治の大砲」と呼ばれるスイングになってしまい、
飛距離をロスしてしまったり、フェースの向きを不安定にしてしまうことになります。

特にある程度のゴルフ経験者の場合、
右に体重が残った形のインパクトになりやすいようです。

これはどうやら気持の上でボールを高く飛ばしたいとか、
ボールを遠くに飛ばしたいという気持ちから体重を右に残したインパクト、
フォローになりやすいようです。

こうした場合は「心の力み」を取ることが、
正しく適切な左足重心の位置になることにつながるでしょう。

適切な左足体重とは?

もしインパクトで右足に重心が残っていたら、
ハンドレートでボールをインパクトしている可能性が大きいと言えます。

その時にはおそらく弱々しいボールが出ているはずですので、
自分のボールの出球、弾道を見ればわかるでしょう。

逆にしっかりと重心の位置を左に寄せてボールを捕らえることで、
結果としてハンドファーストなインパクトにつながって、
力強い安定した方向性が出せることになります。

そのようなわけで、適切な左足体重にしていかないといけないわけですが、
ここで適切な左足体重と左足体重になりすぎているかどうかの判断が
難しいと思っていらっしゃるかもしれません。

それでは、左に重心が乗りすぎているのと、
左に適切に重心が乗っているのとの違いはどこになるのでしょうか。

何を基準に判断するかというと、左足の中でも、
左足の土踏まずに重心を感じているかどうかです。

左足に体重が乗りすぎているよくあるパターンとしては、

 「左足に体重を載せてインパクト、フォローをしている場合」

 「左足に体重が乗っていたとしても、左足の小指側のほうに体重が乗っている場合」

この2つです。
この状態ですと、いわゆる左にスウェーしている状態であると言えます。

左にスウェーした状態ですと、ボールを曲げる原因にもなるし、
ミスヒットにもつながってしまいます。

ここでの腰から腰のフォローでの重心の位置では、
しっかりと土踏まずに重心、体重を感じているかどうかが大事です。

次回も、腰から腰のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

飛ばしの秘訣、明日3/22(金)までみたいです。

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【ビデオ】コースでのアドレスの向きを定めるには

2013.03.20
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今週のビデオレッスンをお届けしますね。

今日のテーマは、、、

「コースでのアドレスの向きを定めるには」です。

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固定概念を打ち破れ

2013.03.19
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、固定概念についてお話ししたいと思います。
あなたは自分では気がつかない間に固定概念を持っていませんか?

ぜひ、肩肘を張らずに読んでみて下さい。

動物園で飼われているゾウのお話しです。

人間に飼われているゾウは、
小さな杭でつながれた鎖が足にはめられていると、
おとなしくしているそうです。

つまり、逃げようとしないんです。

なぜでしょう?
鎖につながれて不自由な状態なんてゾウはきっと嫌ですよね!

でも実は、
これにはワケがあるんです。

ゾウが逃げ出さない理由

それは、まだゾウが小さな頃。

まず最初に、小ゾウの力ではビクともしない
地中深く埋められた鉄の杭に鎖でつなげるのです。

当然、その小ゾウは、

「もっと動き回りたい!」
「ジャングルに帰りたい!」

などと動き回ります。

しかし、どれだけ力を入れて鎖を引っ張っても
小ゾウにその杭を動かすことは不可能です。

そして、それを繰り返すうちに、

地面に杭がある = 逃げられない

という思考パターンが出来上がるわけです。

そうして成長して力が強くなったゾウが、
すぐに抜けるような杭に変わっているのにも
関わらず、、、

「逃げられない」

という思い込みから
逃げ出そうとしないんです。

固定概念って怖いですね。。。

固定概念はゴルフでも同じ

「もっとこうしなければいけない」
「これは自分には無理だ」
「この練習は自分には合っていない」

などといった固定概念があなたにもありませんか?

特に、その固定概念が経験に裏打ちされているものだと
変えるのがなかなか難しいです。

誤った固定概念は、間違った練習をするだけではなく、
間違ったスイングや、癖を生み出していまう原因となってしまうことがあります。

それじゃあ、
固定概念を払拭するにはどうすればいいのか?

たとえば、

・行きたくないところに行ってみる
・読まないジャンルの本を読んでみる
・聴きたくない音楽を聴いてみる
・聞きたくない話を聞いてみる
・話したくない相手と話してみる
・嫌いな食べ物を食べてみる
・やりたくない仕事をしてみる

など。

要は・・・

自分のやりたくないこと、
してみたことがないことを敢えてやってみる。

ここで大切なのは、
「自分で行動する」
ということです。

もしもあなたが、現状のスイングやスコアに悩んでいて、
それを変えたいと思っているのなら、

「自分の考え方(固定概念)を、変えて行動する必要がある」ことを、
理解することが大切です。

同じ考え方からは、同じ結論しか生まれません。

違う結論を導き出すには、
今と違う考え方が必要になります。

たとえば、

「2+2 という考え方を変えたくないのですが・・・、
答えがいつも4になって、困っています」といっても、
何らかの要素を変えない限り、いつまでも足し算の結果は4にしかなりません。

現状を変えたいけれど、自分を変えたくない、
というのは、それと似ています。

多くの人が、困ったことや変化したいことがあっても、
変わるための行動が起こせないのは、

「現状に、嫌なことがあるのは確かだけれど、
満足している部分もあって、そこは変えたくない」

と、思っているからではありませんか?

是非、あなたも自分の中の固定概念を
払拭してみて下さい。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

サイト公開が3/22までなので注意してください。

固定概念を振り払ってぜひ一度サイトをご確認ください。

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練習以上のパフォーマンスが出る時

2013.03.18
obara

おはようございます、小原大二郎です。

今日は少し昔のことをお話しようと思います。

まだ私がプロを目指していた頃の話です。

その当時はまだ二十代前半の頃。

ガムシャラで、
とにかく早くプロになろうと必死に練習していました。

当時は練習場でアルバイトをしながら、
夜はJRの配線工事のバイトをして、、、
といったギリギリの生活をしていました。

寝る時間が本当になかったのですが、
空いた時間を見つけては練習場やアパートで
ビジネスゾーンの練習をひたすら繰り返していました。

上手くいかないことばかりでしたが、
今振り返ってみると、それはそれでとても充実していました。

そんな毎日でしたが、
ひとつ自分の中で引っかかっていたことがありました。

もしかしたらあなたにも当てはまるかもしれません。

あれ!?うまくいく・・・

できるだけ時間を見つけてはコースに出るようにしてました。

たぶん皆さんもそうかもしれませんが、やっぱり練習場で出来ても
コースでは上手くいかないことが往々にしてあったからです。

そんな中で、不思議だったことがありました。

それは日によってものすごく調子がいい日があったことです。

私は当時、ドライバーが右にも左にも曲がることに
とても苦しめさせられていました。

日によってはOBが止まらなくなり、イライラが止まりませんでした。

ですが、それこそ日によっては
自分でも信じられないくらい上手くいく時があったのです。

「あ、これ絶対うまく打てるな・・・」

と、直感的に分かる時がありました。

そしてそういう時は絶対に狙った場所に打てるのです。

グリップがいつもよりしっくりきて、
クラブと一体化したような感覚になりました。

不思議な高揚感も湧いてきて、
とにかく打てば思い通りに飛ぶ想像ができるのです。

そういう時は必ず、
本当に思い通りの場所にボールを運べました。

もちろん今でもその感覚になることはありますが、
試合中になった時の、あの何とも言えない感じは忘れることができません。

ガムシャラな気持ち

今振り返ってみると、そういう気分になる時は
何が何でもアイツにだけは負けない!という気持ちの時に多かった気がします。

当時、私にはライバルと思う選手が何人かいたのですが、
彼らが私よりうまくいっている時には、よくそういう状態になっていました。

そう見えないと言われることが多いのですが、
実は私は負けん気が強い方なんです(笑)

プロのスポーツ選手で、テニスの杉山愛さんや水泳の北島康介選手が
テレビで話していたのを見たことがあるのですが、
そういう状態になることを「入る」と表現するそうです。

練習以上のパワーが発揮できる。

自分の力以上の何かが降ってくる。

特に世界選手権やオリンピックで金メダルや優勝という結果を得るときは
そういう状態になることが多いそうです。

彼らに比べれば私の経験など小さいものかもしれませんが
その話を聞いたとき、とても共感を覚えました。

きっと私もそういう時「入って」いたんだなと。

彼らと共通しているのは、そういう状態に入るときは
とてもガムシャラな気持ちになっているのではないかと思います。

「負けたくない!」

「勝ちたい!」

「もっと上手くなりたい!」

そう強く思っている時には
普段以上の力を発揮することができるのではないかと思います。

それこそ、スポーツの神様というか、
そういう見えざるものの力を感じざるを得ませんが
常識を超えた部分で起きる出来事のひとつなんじゃないか今でも思っています。

あなたにも体験して欲しい

なんでこんな話をするかというと
この状態を体験することで、あなた自身の大きなステップアップにつながると思うからです。

うまくいった体験というのは
その後の自分に大きなプラスをもたらします。

「自分にも出来る!」

「練習した成果が出た!」

やはり人は成功体験を得なければ成長できないものだと思います。

誰かに褒められたり認められたりすると
大きな自身に繋がり、もっとやろうというモチベーションになりますよね。

あれと同じだと思うんです。

ゴルフというのは他のスポーツに比べても
個人競技で、とても孤独になりがちなものだと思います。

そんな中でこういった成功体験は
後のモチベーションに大きく影響を与えます。

私自身、競技に出て「入った」体験をすると、
その後の練習のやる気も出ますし、自分はやれるという自信がつきました。

この体験が得られるのは、
精一杯練習しているという実感がある時、
また、負けん気がとても大きくなっている時に限られると思います。

だからあなたも、自分で感じるくらい練習して欲しいし、
こいつだけは負けない!というライバルを持つべきだと思います

冗談じゃなく、これは上達に大きく影響を与えます。

ちょっと昔の話になってしまいましたが、
どこか胸の内に、この感覚を持とうという意識を持ってみてください。

あなたのゴルフが変わるきっかけになると思います

またメールします。

小原大二郎

追伸:

日本を代表するレッスンプロ、江連忠さんの飛ばしの秘訣が公開されているようです。
私もとても尊敬している方ですが、あなたにも参考になる部分はとても多いと思います。

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フォロー(腰から腰)における前傾角度

2013.03.17
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回までは、インパクトについて
何回かにわたってお話ししてきました。

ここからは、インパクトの次の段階、

 “腰から腰のフォロー”

について、お話ししていきます。

今日はその一番最初、フォロー(腰から腰)の前傾角度についてです。

フォローでも角度が変わっていないことが第一

腰から腰のフォローでも、アドレスの時と全く同じ角度で
変わっていないのが正しい角度になります。

念のための確認ですが、ここでいう前傾角度というのは、
股関節と胴体部分の角度のことを言っています。

この前傾角度がアドレス時からフォローまでが全く変わらず、
クラブが腰の高さに来るまで変わらずに行くのが理想です。

忘れないようにしましょう。

伸び上がりとは、フォローの時点で前傾角度が保たれずに
起き上がってしまうことを言います。

逆に沈み込みとは、体が下に沈んでしまうことを言います。

この伸び上がりと沈み込みを引き起こす可能性のある体の場所は、次の3つです。

 1.膝の前傾角度

 2.股関節の前傾角度

 3.背骨の前傾角度(猫背にならないようにする)

もしこのフォローの時点でアドレス時よりも前傾角度が伸び上がっていれば、
それはすなわちインパクトの瞬間にすでに
身体が起き上がってしまっていることを示しています。

逆に、前傾角度が深くなって沈み込んでいれば、
インパクトの瞬間に沈み込んでいるということを表しています。

前傾角度がミスヒットの原因に

当然フォローでそうした伸び上がりや沈み込みの動きがあると、
ダフリやトップなどのミスヒットが出てしまいます。

腰から腰の高さのスイングは、いわゆる
「ビジネスゾーン」に当たるところでもあり、大変重要です。

沈み込めば当然ダフリやすくなりますし、
伸び上がればトップしやすくなると言えます。

したがって、フォローでも腰から腰の前傾角度が
変わらないようにすることは、絶対的に大切なことです。

これが変わってしまっているとスイングに大きな影響を与えて、
ミスヒットにつながります。

ボールがフェースにきちんと当たらない、
あるいはダフリ・トップが出るような人は、
この腰から腰のフォローの前傾角度もチェックするようにしましょう。

そうすることで、アドレスの角度を保って
フィニッシュを迎えることができるようになります。

繰り返しになりますが、前傾角度に関しては一言で言えば
「アドレスの角度を保つ」ということになります。

当然ですが、この腰から腰のところで前傾角度で
起き上がっているとしたら、、、

インパクトの瞬間だけではなく、
その前のダウンスイングやバックスイングの時点でも
伸び上がりや沈み込みが起こっている可能性が高いです。

フォローの部分だけを直そうとしてもダメなので、
前に前にとさかのぼって、
どこの段階でそれが起こっているのかを突きとめるようにしましょう。

次回も、腰から腰のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

追伸

3/19(火)までキャンペーン中、、、だそうです。

http://obara-daijiro.com/product/?page_id=1055

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