フォロー(腰から腰)における前傾角度

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2013.03.17
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回までは、インパクトについて
何回かにわたってお話ししてきました。

ここからは、インパクトの次の段階、

 “腰から腰のフォロー”

について、お話ししていきます。

今日はその一番最初、フォロー(腰から腰)の前傾角度についてです。

フォローでも角度が変わっていないことが第一

腰から腰のフォローでも、アドレスの時と全く同じ角度で
変わっていないのが正しい角度になります。

念のための確認ですが、ここでいう前傾角度というのは、
股関節と胴体部分の角度のことを言っています。

この前傾角度がアドレス時からフォローまでが全く変わらず、
クラブが腰の高さに来るまで変わらずに行くのが理想です。

忘れないようにしましょう。

伸び上がりとは、フォローの時点で前傾角度が保たれずに
起き上がってしまうことを言います。

逆に沈み込みとは、体が下に沈んでしまうことを言います。

この伸び上がりと沈み込みを引き起こす可能性のある体の場所は、次の3つです。

 1.膝の前傾角度

 2.股関節の前傾角度

 3.背骨の前傾角度(猫背にならないようにする)

もしこのフォローの時点でアドレス時よりも前傾角度が伸び上がっていれば、
それはすなわちインパクトの瞬間にすでに
身体が起き上がってしまっていることを示しています。

逆に、前傾角度が深くなって沈み込んでいれば、
インパクトの瞬間に沈み込んでいるということを表しています。

前傾角度がミスヒットの原因に

当然フォローでそうした伸び上がりや沈み込みの動きがあると、
ダフリやトップなどのミスヒットが出てしまいます。

腰から腰の高さのスイングは、いわゆる
「ビジネスゾーン」に当たるところでもあり、大変重要です。

沈み込めば当然ダフリやすくなりますし、
伸び上がればトップしやすくなると言えます。

したがって、フォローでも腰から腰の前傾角度が
変わらないようにすることは、絶対的に大切なことです。

これが変わってしまっているとスイングに大きな影響を与えて、
ミスヒットにつながります。

ボールがフェースにきちんと当たらない、
あるいはダフリ・トップが出るような人は、
この腰から腰のフォローの前傾角度もチェックするようにしましょう。

そうすることで、アドレスの角度を保って
フィニッシュを迎えることができるようになります。

繰り返しになりますが、前傾角度に関しては一言で言えば
「アドレスの角度を保つ」ということになります。

当然ですが、この腰から腰のところで前傾角度で
起き上がっているとしたら、、、

インパクトの瞬間だけではなく、
その前のダウンスイングやバックスイングの時点でも
伸び上がりや沈み込みが起こっている可能性が高いです。

フォローの部分だけを直そうとしてもダメなので、
前に前にとさかのぼって、
どこの段階でそれが起こっているのかを突きとめるようにしましょう。

次回も、腰から腰のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

追伸

3/19(火)までキャンペーン中、、、だそうです。

http://obara-daijiro.com/product/?page_id=1055

The following two tabs change content below.
小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
カテゴリー: メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

フォロー(腰から腰)における前傾角度」への2件のフィードバック

  1. 宇佐美栄邦

    「フォロースルーまで前傾角度を保つこと」の重要性がよくわかります。これを、実際のフルスイングあるいはラウンドで保持するようにできるためには、やはり練習場での腰から腰、肩から肩のスイングを徹底的に意識して練習し地道に身につけるしかないということですね。がんばります。

    返信
  2. 横尾隆則

    非常に参考になっています。今度ラウンド(3月20日)するのが楽しみです。

    返信

コメントを書く

投稿コメントの反映までは、3営業日ほどお時間がかかる場合がございます。

おすすめ商品

Z3 SOFT クラウドファンディング発 Z3 SOFT

ゴルフライブ限定
¥4,480
税込4,928円(送料無料)

ARK ゴルフ特化型偏光サングラス ARK サングラス

ゴルフライブ限定
定価¥35,800
税込38,500円(送料無料)

e-PuttGate 小原プロ開発の飛距離+ミート率アップのスイング改善特化アイテム

ゴルフライブ限定
¥14,800定価¥21,780
税込16,28円(送料無料)

PIN STRIKER PIN STRIKER - ピンストライカー -

ゴルフライブ限定
¥17,800定価¥21,780
税込19,580円(送料無料)