From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今回も前回に引き続き、ゴルフの基本
“アドレス”
についてお話ししたいと思います。
■アドレスのライン
前回、
「目標に対して肩のライン・太もものライン・スタンスラインを平行に保つ」
「目標に向かってアドレスを取らないようにする」
ここまでお話しましたので、
今日は具体的にラインのとり方を説明していきます。
1.目標へのラインを描く
まず、ボールの後方から目標を確認して、
頭の中でボールから目標に伸びるラインを描きます。
この時、クラブを持ってラインをイメージするのもよいでしょう。
2.足を閉じた状態でボールに相対する
次に、ボールに対して体を正対させますが、
まずは足を閉じた状態で体をボールに向けます。
3.ラインをイメージしてから足を開く
そして、クラブをボールの位置にセットし、
ボールから目標に伸びているラインをもう一度イメージし、両足を開きます。
最後に肩のラインと目線を目標に対して平行になっていることを確認しましょう。
■簡単にラインを確認する方法
肩のラインに関しては、目標のラインと平行になりますので
若干左を向く形になります。
自分のアドレスが正しくとれているかどうかについては、
練習場などで定期的に同伴者に見てもらうなどの確認をするとよいでしょう。
練習場で確認する方法としては、ボールの後方にクラブを置いて目標のラインに乗せ、
アドレスをとったら自分の足にそってクラブを置きます。
そうすることで、その足元のクラブがきちんと目標のラインと
平行になっているかが確認できます。
うまくアドレスがとれない人は、
あらかじめ足元に平行に並べたクラブを置いた状態で
アドレスをとる練習をするとよいと思います。
■アドレスの重要性
アドレスとは、スイングをはじめる前の姿勢のことですので、
その姿勢が正しくないと、ショットにも影響を与えてしまいます。
例えば、アドレスで目標に対して、正しい方向を向くことができず
体が右方向を向いていたとしましょう。
すると、アドレス通り正しいスイングをすれば、
当然ボールは右に飛んでいってしまいますよね?
そのアドレスのままで、目標にボールを真っ直ぐ飛ばす為には、
スイングを変えなければいけないいうことになります。
つまり、アドレスが正しくないとその後のショットは
全て正しくできないということです。
そのことを、まずは頭に入れておいてくださいね。
■アドレスの3つの要素
アドレスの要素を大きく分けると、
・ スタンス幅
・ 前傾角度
・ 体重配分
この3つです。
スタンス幅についてですが、基本的には、肩幅を目安に足を開きましょう。
長いクラブでは、やや広めでショットアイアンでは狭目にするとよいでしょう。
次に上体を前傾させますが、この前傾の度合いは
身長差によって異なってきます。
身長の高い人ほど、前傾角度が深くなります。
この時、背筋を極端に伸ばす必要はありません。
気持ち胸を張る程度を意識するとよいでしょう。
膝の曲げる具合についてですが、
極端に曲げすぎたり、曲げなかったりするのは避けて下さい。
極端に曲げすぎると体の上下動につながりやすくなりますし、
曲げなければ下半身の動きが制限されてしまいます。
そして、膝を曲げた時の重心の位置としては、
前過ぎても後ろ過ぎてもいけません。
土踏まずに体重が乗っているようにしてください。
両足のつま先の開き具合については、極端に開き過ぎないようにしましょう。
若干、つま先を開いて構えることでスムーズな回転が行えるようになります。
そして、飛球線と平行に足、膝、肩のラインをセットして完了です。
良いスイングはすべて良いバランスから生まれます。
アドレスは良いスイングを作る上でとても大事なものですので、
確実に正しいアドレスがとれるように何度も確認して、
スイングの土台を作ってくださいね。
次回はまた、別のことについてお話ししたいと思います。
小原大二郎