From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
今日なんですが、
「高尾山に酸素ボンベは必要か?」
ということで、あなたにお話ししたいと思います。
「はあ? 徳嵩さん、頭おかしくなりましたか?」
いやいや、実はこれ、ゴルフのスコアアップを考える上で、
とても重要な真実が隠されているんです。
あ、ちなみに高尾山(たかおさん)は、
東京の八王子市にある標高599mの山です。
東京都心からも近いので、
一年を通じて多くの観光客や登山者が来ます。
さて、その本題に入る前に、
実は先日、こんなことがありまして。。。
3番ウッドが入ってない
先日、フィッティングをさせていただいた
お客様がいらっしゃいました。
クラブを注文していただけたので、
お礼と、注文内容の確認でメールを入れたんですね。
そうしたら、こんな返答が帰って来ました。
「徳嵩さん、3番ウッドが入っていないんですが」
確かにフィッティングの時にお話しした時、
「自分はセカンドの飛距離がないので、3番ウッドを入れて欲しい」
という要望をいただいていました。
その場では一応話は聞かせていただいていたのですが、
結果的に、入れないほうがいいのかなと思い、入れなかったんですね。
もちろん、こんなことを言うと
「徳嵩はなんて傲慢な。。。」
そんなふうに思われる方も、いるかもしれません。
ちなみに自分は、フィッティングの前に
「最近のスコア」「目標のスコア」など
カルテ的なものを書いていただいているんですが、
そこには、このように書いてあったんですね。
・最近のスコア=105
・ハンディキャップ=30
・目標のスコア=95
このお客様の場合「95を切れればいい」
という目標を、かかげていらっしゃったんですね。
正直、5番ウッドがギリギリか…?
一番注目したのは、この「95が切れればいい」というところ。
その「95」を達成したいのであれば、3番ウッドを入れると、
今以上にミスが増えのではないかと判断しました。
正直、5番ウッドでギリギリですね。
それ以上に番手が上がると、ミスが出るだろうと。
ここで自分が考えられるセッティングは、
だいたいこんな感じでしょうか。
◇ウッド 1W、5W、7W
※5Wだけ、7Wだけという選択肢も
◇アイアン 6I、7I、8I、9I、PW、AW、SW
※ウッドをドライバーともう一本だけにして、
ウェッジを4本体制にする選択肢もあり
◇パター PT
「あれ、徳嵩さん、11本しかないですよ。。。?」
はい、パターを入れても全部で11本で、
現状3本ぐらいの余裕がある状態です。
ここに、足りないクラブを入れていくということですね。
さて、改めて冒頭の質問です。
「高尾山に酸素ボンベは必要か?」
たとえば登山で、世界最高峰のエベレストに登るとなれば、
それなりの装備が必要になりますよね。
ですが、高尾山、筑波山(標高877m)レベルの山であれば、
酸素ボンベのような装備はいらないわけです。
この話をゴルフに置き換えれば、
もちろん72で回るという目標があるのなら、
それを実現するために、それなりに装備が必要です。
ですが、今回のお客様の現状の目標は「95」。
もちろん、今後その先を目指すことがあったとしても、
今からその装備は必要ない、という判断だったわけです。
そうした事情をお話しして、今回のフィッティングをしました。
もちろん、重さはきちんと番手ごとに流れるようにして、
以前と振り心地もそれほど変えないようにはしています。
きっといい結果を出してくれるのではと思っていますが、
今から結果が楽しみです。
それでは、また次回。
徳嵩力一
<本日のオススメ>
「70歳を超えて、250y以上ものロングドライブを
飛ばせるようになるわけがない」
初めは私もそう思っていました。でも。。。
なぜ、なぜ、それが可能なのか、
これからこのお手紙で証明させてください。
↓
http://g-live.info/click/md160202/
※このお手紙は2月8日(月)までしか、
お読み頂くことができません。