From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
前回に引き続き、今回もお客様からの質問も多い
“コースマネジメント”
についてお話ししたいと思います。
前のメールでは、コースマネジメントの全体について解説しましたが、
今回はコースマネジメントを考慮したティーショットについてお話したいと思います。
■ティーショットが後のマネジメントに影響を与える
まず、当たり前のことですが、
ティーショットはそのコースにおける第1打目です。
当然、ティーアップしてショットできますし、
ラフでもなく極端な傾斜もありませんので、最高のライからのショットと言えますよね。
でも、一度ティーショットを放つと、セカンドショットからはそうはいきません。
深いラフもあれば、左足下がりや左足上がり・前上がりや前下がりなどの傾斜、
そしてバンカーなどもあります。
当然、セカンドショット以降というのは、
あるがままのところからショットしていかなければいけなくなります。
ですので、難しいライからのショットでは当然ミスの確率も上がってしまいます。
つまり、ティーショット次第でセカンドショット以降に与える影響が、
とても大きくなるということになりますね。
■ティーグラウンドでの注意点
では、ティーグラウンドではどのようなことに注意すればよいのでしょうか?
まずは、どの方向に打っていくかを決めましょう。
コースレイアウト、その時の風の方向、自分の持ち球、
使用クラブ、ティーグラウンドの傾斜などによっても
打っていく方向が変わってくるということを頭に入れておいてください。
簡単な例で説明すると、左がOBで右が斜面となり受けているようなコースでは、
狙いは右サイド寄りとなります。
風が右から左に吹いているのであれば、
当然左にボールが行きやすくなりますので、狙う方向は右となりますね。
持ち球がドローボールであれば、狙いはコースの右サイド寄りを狙います。
■ティーグラウンドで右に立つか? 左に立つか?
ここで、1つポイントがあります。
それは、ティーグラウンドの右サイドに立つのか、左サイドに立つのかということです。
この立つ位置によって、コースを広く使えるか使えないかということにもなりますので
頭に入れておきましょう。
そして、持ち球によっても立つ位置が変わります。
右がアウトで左が広い場合で、持ち球がスライスだとすると、当然左サイドに打っていきますが、
その場合、ティーグラウンドでは右サイドに立つことでコースを広く使うことができます。
このように持ち球とコースレイアウトによって、
また風の向きもあわせて考慮しティーグラウンドの立つ位置を考えましょう。
次回も引き続き、コースマネジメントについてお話ししたいと思います。
小原大二郎