From:宮本大輔
神戸の自宅より…
おはようございます、宮本です。
大体、良い当たりをした時って
まるでテニスボールでも打ったかのような
確かなインパクトを感じると思います。
俗に言う
「分厚いインパクト」というものですね。
こういった強いショットを
毎回打つためには、頭の中で
しっかりとスイングイメージを作る必要があります。
その時に意識してほしいのは
じつはインパクトではなくフォローなんです。
どうしてか?
今日はその理由と
効果的な練習方法を
ご紹介出来ればと思います。
インパクトは通過点に過ぎない
これ、すごく大事な言葉なので、
今一度心に留めていただければと思います。
ゴルフはインパクトが全て。
それは紛れもない事実ですが、
ゴルフスイング全体で考えれば、
インパクトは通過点に過ぎません。
もし、インパクトをスイングの
終点にしてしまえば、例えドライバーで
フルスイングしても、100ヤード飛ぶくらいでしょう。
ただ、私がレッスンさせていただいていても
皆さん、それは理解されているんです。
ですが、ラウンドになると、
どうしても当てることに集中してしまい、
インパクトに意識がいかなくなってしまう…
このパターンが多いと思います。
分厚いインパクトを生むフォローとは?
ということで、強い当たりを
生む大前提をお話しましたが、
ここからもう少し詳しく解説します。
まず、厚いインパクトというのは
「フェースとボールが接する時間が長いこと」
というように解釈出来ます。
といっても、1秒以下の単位の話なので、
実感することは難しいですが、、、。
出来れば毎回そんなショットをしたいですよね。
では、一体どんなことをすれば良いのか?
お話したいところなのですが、
全部話そうとするとプログラムが
一個出来上がるくらいの量になります。
なので、逆にこれでは
分厚いインパクトが打てない
3つの動作をご紹介します。
それは、
1、インパクトからフォローにかけて
左の壁が出来上がっていない
2、ボールを上げようとして伸び上がる
3、インパクトの時点でコックが解けている
この3つです。
まず1に関しては、飛ばしたいという願望が
強ければ強いほど、人は体が突っ込みやすくなります。
これを直すには、左足の外側でボールを踏む、
もしくは左足のつま先を飛球線とは
逆の方向に少し曲げると必要以上に動かなくなります。
ただ、怪我の可能性もあるので
慎重に行ってくださいね。
次に伸び上がり、すくい打ちに関しては
良い方法があります。
それは、打った瞬間に
ボールを追いかけるように歩いてみてください。
すくい打ちの傾向のあるゴルファーは、
右足に体重が残ることが多いです。
なので、打った後歩いてみてくださいと
言われても、スイングした流れでは
前に進めないんですね。
これ、意外に効果的なので是非試してみてください。
そして、3に関しては先程お伝えしました
「インパクトが終点」になっているタイプの
方に非常に多く見受けられます。
ゴルフの終点はフォローが終わった後の
フィニッシュでピタッと止まった状態のこと。
一概には言えませんが、
「インパクトは通過点」という
スイングを常にイメージするだけで、
けっこう変わります。
最後に
今日は分厚いインパクトについてお話しました。
分厚いインパクトが打てるということは
ミート率も良く、方向性も良く、飛距離も良い
ということになります。
なので、まずは日々のビジネスゾーンで
しっかりとボールをミートさせることから始めましょう。
<本日のオススメ>
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