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胸の向きで出球をコントロールする方法

2013.01.27
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
腰から腰のダウンスイングについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
“胸の向きで出球をコントロールする方法”
について、お話ししていきます。

■胸の向きで出玉をコントロール
前回の話では、胸の向きは「右斜め45度がスクエア」で、
胸の向きが正しくなければ、インパクトの瞬間に何かしようとしても
意味がない、ということをお伝えしました。
しかし、ここで逆に考えてみると。。。
ダウンスイングの腰から腰の位置、クラブが腰の高さに降りてくるときの
胸の向きを意識してコントロールすることができれば、ボールが飛び出していく方向、
すなわち出玉をコントロールすることができるようになります。
たとえば、意図的に捻転差を大きくして、胸が右を向いた状態で
ダウンスイングに至っていればドローボールが打ちやすくなります。
一方、あまり捻転差を使わずにドアスイング気味にクラブを下ろしてくれば、
フェードボールが打ちやすくなるというわけです。
特に上級者にとってはこうしたダウンスイングの胸の向きを
コントロールする体の動きを作っていく中で球筋を実現させていくのは
とても大事な考え方です。
ダウンスイングで腰の高さにクラブが降りてきた時に
胸の向きがどうなっているかで、振りぬく方向とボールが飛び出す方向が決まります。

■ドローやフェードを打つためのポイントに
ドローボールやフェードボールを打つ方法の一つとして、
この胸の向きを意識することは球筋をコントロールする上で
一つのポイントになります。
このように、腰から腰のダウンスイングの胸の向きというのはとても大事です。
よく野球のバッターやピッチャーでも、肩が開く、胸が開く、
開かないというような表現をすると思います。
バッターにしてもピッチャーにしても、開かない動きのほうがいい動き、
身体がターゲットを向くのが遅ければ遅いほどいいとされています。
ゴルフでもほぼそれと同様に、胸の向きが適切に調整されている必要があります。
ターゲットが自分の身体の左にあるというゴルフという動きの特性上、
がまんする意識がないとスイングはどうしても左に開きやすくなっています。
しっかりと時間をかけて、ポジションを確認しながらシャドースイングをして、
いい胸の向きで下ろしてこられるように気をつける必要があります。
ここでは主に胸の向きだけに絞って説明をしていますが、
腰のラインは当然肩のラインと並行になってるわけではありません。
下半身リードで、ターゲットの方向により向いているはずです。
腰から腰のダウンスイングで胸の向きが右斜め45度で降りてきたときは、
下半身はほんの少し先に回転していることになります。
もちろん、今後お話しするインパクトでは、インパクトを迎えた時は胸が正面、
腰が更に左側に回転しているはずです。

次回も、腰から腰のダウンスイングについてお話しします。

またメールします。
小原大二郎

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効果的な練習をするために

2013.01.26
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日は、効果的な練習をするための方法についてお話しします。
ところで、、、
効果的な練習をするためには、何を考えればいいのでしょうか?

■スコア構成要素の全てを練習
ゴルフの上達を達成するためには、、、
 ・ドライバー

 ・ミドルアイアン

 ・ショートアイアン

 ・30yショット

 ・グリーン周り

 ・ロングパット

 ・ショートパット

 ・コースマネジメント
これらのスコア構成要素の全ての練習をしないといけない。。。
そんなふうに思っていませんか?
それはある意味においては真実なのですが、
しかし、必ずしもそうではありません。
ゴルフの上達をうまくやるためには、
 「スイング」
そう、上記の要素全てに共通するスイングを磨くのが近道です。

■正しいインパクトのスイングを身につける
そのスイングを身につけるための練習が大切なのはわかりました。
 「スイングを身につける」

でもスイングをみにつけるためには、具体的に何を行えばいいのか?
それが、私の提唱している「ビジネスゾーン」になります。
結局ゴルフにおいて一番大切なのはインパクトの瞬間に
 クラブのスイング軌道
 クラブのフェースの向き
これらが自分の意図するようになっていることが大切です。
このインパクトの瞬間がうまくいっていないと、
どのクラブで打とうがダメでしょうし、
思い通りの所にボールを運ぶこともできません。
腰から腰のビジネスゾーンの練習を繰り返し行うことで、
確実なインパクトを手に入れることができるのですね。

■地味だけれど。。。やっぱり結局は近道
次に重要な部分、、、それは「アドレス」と「グリップ」です。
なぜかというと「正しいアドレス」「自分に合ったグリップ」が
その後のスイング決定づけてしまうからです。
しかし、、、この「アドレス」と「グリップ」の話はとても地味で、
これを読んだからといって、明日からアドレスとグリップに気をつける、、、
そんなふうには、なかなかならないというのが現実です。

しかし、それでも敢えて私が言い続けるのは、
 「やっぱり重要だから」
 「できているようでてきていないから」
これに尽きます。

実際、スイングが良くない人の8~9割は、
アドレスとグリップに原因があることがほとんどです。
私の指導の中で、アドレスとグリップをいじっただけで
ものすごくスイングが改善してしまった、、、そんな例も少なくありません。
ちょっと厳しいことを言いますが、そうした現実があるのに、
それなのになぜ「自分は違う」と思ってしまうのでしょうか?
効果的な練習をするためには、スイングを作る、
そして、アドレスとグリップに気をつける。
地味なこと極まりないですが、結局はそれが近道です。
今日はなんかものすご~く平凡なメルマガになってしまいましたが、、、

またメールします。

小原大二郎

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「ゴルフのセンスがない」ほうが幸せ?

2013.01.25
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日は、いわゆる「ゴルフのセンスがない」ほうが幸せ、という話をします。
「いや、自分にはゴルフの才能ないから」
そんな方にこそ、今日は読んでいただきたい内容です。
スポーツの上達を考える上では大切なことをお話しします。

■天性でやれてしまっている人。。。
特にプロゴルファーなどはそうなんですが、アマチュアでもいわゆる
 「天性」
のようなものでゴルフができてしまっている人というのも、
実は少なくなかったりします。
子どものころから、身体を動かすことに慣れていたり、
いわゆる野球などでバットを振り回すスポーツをしていたりして、
クラブを振るときに「カン」が働いてしまうような人ですね。
そういう「カン」を持っている人が、
これも持って生まれた「負けず嫌い」の気持ちでゴルフの練習をすると、
やり方は適当でも、ある程度のところまでいけてしまう。。。
多くはないかもしれませんが、そういう人も少なからずいらっしゃいます。
実際、そうした天性やカンをお持ちの方というのは、
努力で積み重ねている人がものすごい苦労をしているところを、
あっという間に乗り越えてしまいます。
そんな人を見ていると、
 「自分には到底無理だ。。。」
 「これで自分が努力してゴルフをやる意味なんてあるんだろうか。。。」
そんなふうに思ってしまう人もいらっしゃると思います。

■天性は再現性がない
私も大人になってからゴルフを始めた人間ですから、
そうしたアマチュアゴルファーの気持ちは、とてもよくわかります。
でも、ハッキリ申し上げて、そうした天性やカンだけでは
長いゴルフ人生を戦えないというのも、また事実です。
これは別にプロゴルファーだけではなくて、アマチュアも同様です。
そうした天性のカンをお持ちの方は、いい面ももちろんあるのですが、
何も考えていない分、欠点もあります。
その最大の欠点は、、、
 「一度忘れてしまうと再現するのが難しくなる」
ということです。

これはどういうことかというと、、、
いわゆるセンスがある人というのは、
そのセンスは意識して身につけたわけではないので、
何をすればうまくなるのか、うまくならないのかを知りません。
そうすると、たとえば何かのきっかけで上手く行かなくなったときに、
どうすればいいのかわからない、、、ということになってしまいます。
天性には再現性はないんですね。

■実はセンスがある人は「不幸」?
じゃあ、天性のある人であれ、ない人であれ、
 「正しい努力を継続すること」
これこそが、最終的には近道なのだと、私は思います。
センスだけでやっている人というのは、
いわゆる「努力のしかた」がわかりません。
でも、それこそセンスのカタマリのようなプロゴルファーでさえ、
普通の人では想像もできないような努力を重ねてプロになっています。
ハッキリ言って、センスだけでゴルフをするなんて、
うまくなる喜びを知らないわけですから、
それはゴルファーとしては「不幸」とも言えるのかもしれません。

しかし、正しい努力を知っていること、
ゴルフには何が大切で、何が大切でないかを知っていれば、、、
ゴルフのセンスがなかったとしても、
一つひとつの壁を乗り越えていくことができますし、
その壁に達成感を感じることもできるでしょう。
そういう意味では、センスがない人のほうが、
ゴルフをやることの喜びを知っている人、と言えるかもしれません。

センスがある人は確かに幸せです。
でも、もしあなたがセンスがなかったとしても、
センスがある人以上の喜びを、ゴルフは与えてくれるかもしれませんよ。

またメールします。

小原大二郎

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ダウンスイング(腰から腰)における胸の向き

2013.01.24
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回から、腰から腰のダウンスイングについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
 “肩から肩における胸の向き”
について、お話ししていきます。

■胸がどの方向を向いているか?
ダウンスイングで腰から腰の位置、おしりの位置にクラブが降りてきた時に、
胸がどの方向を向いているかということがとても大事になってきます。
胸の向きとしては、
 「クローズ」

 「スクエア」

 「オープン」
の3つの向きがあります。
正しいスクエアというのは、
胸の向きが右斜め45度を向いている状態のことを言います。
右斜め45度よりも右を向いているのがいわゆるクローズの状態、
左を向いているのがオープンの状態ということになります。
ここで、ダウンスイングの初期の切り返しの順番を
思い出してほしいのですが、切り返しではまず下半身から動いて、
次に上半身が動くのが理想の切り返しでした。
この下半身から上半身へのスムーズな連動が起これば、
この腰から腰のところに来ても、胸の向きが右斜め45度を向く
スクエアな状態で腰のところまで降りてくるはずなのです。

■胸の向きで飛び出しの方向が変わる
しかし、ここで必要以上に身体の捻転差の大きいスイングにしてしまうと、
極端に胸が右を向いたままの状態でダウンスイングを迎えてしまいます。
そうするとインサイドアウトのスイング軌道を描きやすくなり、
いわゆる9ボールの右方向にボールが飛び出して、
 ドロー

 プッシュアウト

 プッシュスライス
これらの弾道のいずれかになります。
逆に、ダウンスイングでクラブが腰の位置まで降りてきた際、
右斜め45度を向いているスクエアの状態よりも左を向いている状態は、
下半身リードではなく上半身リードの手打ちの状態になっているということです。
これはボールを打つ前にもかかわらずボールと正対してしまうような状態ですので、
そうするとインパクトでは更に左を向いた状態でボールを打つことになります。
したがってアウトサイドインのスイング軌道になりやすく、
9ボールルールの左方向にボールが飛び出しやすくなります。
つまり出球は、

 プルフック

 プル(引っ掛け)

 フェード
これらのいずれかになります。
胸の向きはオープンにしても、クローズにしても、
いずれもストレートボールを打つには適していないので注意が必要です。
ここで何度も申し上げているように、
初心者の方やこれからゴルフを本格的に始めるような方は、
スクエアなスイングを目指して練習してほしいと思っています。
もし、ダウンスイングの腰から腰のところに来た時点で
すでに胸の位置が開いてしまっているとすれば、
アウトサイドインを誘発しまいます。
その状態でいくらインパクトの瞬間に何かをしようとしても、
そのようなその場しのぎのやり方は再現性が低いと言えます。
胸の向きがスクエアよりも左を向いていたら、
インパクトのところだけを何とかしようとしても意味がありません。
次回も、この胸の向きについてはお話を続けたいと思います。

またメールします。

小原大二郎

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ゴルフがうまくなる一番の方法

2013.01.23
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、ゴルフがうまくなる最良の方法についてお話しします。
最近レッスンをさせていただいたとある方を見て、
改めてこのことを実感してしまったので、
あなたにもシェアしたいと思います。


■久しぶりのレッスン

最近レッスンをさせていただいた方がいらっしゃいます。

その方、仮にSさんとしておきますが、
50歳代後半の男性で、スコアはだいたい95前後。

以前に1年ぐらいレッスンを見て、100切りを達成されて、
それからしばらくいらしていなかったんですが、
この前ひさしぶりに連絡がありました。

「ラウンドはしているんだけど、
以前のようにちょっとスコアが安定しなくなってきて。。。

100を打っちゃうこともけっこう多くなってきたんで、
ちょっと一度見ていただけますか?」

そんな連絡があって、レッスンをすることになりました。

レッスンはいつものゴルフ場でのラウンドレッスン。
ラウンドに同行して、レッスンを行うことにしました。

■何も考えずに打ってみる

こんな時に私がすることはただ一つ。

「スイングを見ること」
やっぱりこれが一番になります。

「とりあえず何も考えずにティーショットを打って下さい」

とりあえず、最初のホールのティーショットで、
スイングも撮影したりしますが、
まっさらな気持ちで打ってもらいます。

時間は経っていますが、以前に見させていただいていたこともあって、
何となく問題点は把握していたので、
おそらく原因はここかな、みたいなことは何となくわかりました。

ラウンド中にスイングをいじるのはあまり良くないのですが、
お互いによく知っているので、そのへんは遠慮なく直していきます。

「ああ、確かに以前に言われたことができなくなってますね~」

今回のレッスンで、Sさんはそんなことをおっしゃっていて、
かつてのいいスイングを何となく思い出していただけたようでした。

■やっぱりスコアの決め手はスイング

午前中はそんなこんなで修正を加えながらのレッスンだったので、
ハーフが54と、あまり振るわなかったのですが、

午前中にしたレッスンで、午後はSさんもカンが目覚めたらしく、
午後のハーフは46と、まずまずの結果に。

スコアはトータルで100ぴったりでしたが、

「小原先生、どうもありがとうございます。
おかげで次はもっといいスコアが出せそうです。

やっぱりレッスンは定期的にやったほうがいいですね。
また来月、連絡させてください。」

そんなふうに言っていただけました。

今回のSさんの例でもそうなんですが、

「やっぱりゴルフはスイングなんだな」

と、つくづく思います。

私のレッスンはビジネスゾーンから確実なスイングを
作り上げていくのですが、一度結果を出すとそのへんのことを
すっかり忘れてしまうようなんですね。

「わかっちゃいるけど、、、」

「それを継続するのって、なかなか難しい」

アマチュアの方の事情は、私もわかっているつもりですが、
やはり一時的なレッスンや練習ではなく、
定期的なレッスンや毎日の練習をオススメしているわけです。

定期的なスイングのメンテナンスが出来る仕組みをつくることが、
やはりスコアアップ、スコア維持の決め手なんですね。

もし、あなたが今ちょっとした伸び悩みを抱えているのであれば、
やっぱり一度、スイングがどうなっているのか、確認してみて下さいね。

特にビジネスゾーンのチェックを定期的に行うことが
上達の最短ルートであるということを確認しておきましょう。

またメールします。

小原大二郎

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