最近のブログ

フォロー(腰から腰)におけるシャフトの向き

2013.04.04

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回から、腰から腰のフォローについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、

 “腰から腰におけるシャフトの向き”

について、お話ししていきます。

地面とクラブシャフトが平行になったときにチェック

フォローの腰から腰、フェースの正しい向きについては、
フォローでシャフトが腰の高さに来て、地面とクラブシャフトが平行になったときに
どういうフェースの向きになっているかをチェックしなければなりません。

フォローのところで、ヘッドが腰の高さのところに来た時の正しいフェースの向きは、
時計の短針でたとえると「12~2時の間」に納まっているのが正しい範囲です。

理想としては「12時」を指しているのが理想です。

これが1時、2時になっていくと、ボールがだんだん捕まりづらくなり、
いわゆるボールが右に曲がるということを覚えておくといいと思います。

12時に近づくほどにフックしやすくなりますし、
逆に2時に近づくほどにスライスしやすくなります。

アマチュアゴルファーの傾向として、アマチュアのほとんどは
スライスに悩む傾向があります。

ですので、なるべくならばフォローでフック系ぎりぎりの12時を目標に
していったほうがいいかと思います。

スイング全体のスキルが高い人は。。。

しかしながら、上級者など、スイング全体のスキルが高くなってくると、
フェースの向きを12時にすると少しドローがきつくなる人もいます。

そういう人は半分の1時を目標にしましょう。

または中上級者で球筋をスライスボール、いわゆる目標が
フェードボールの球筋の人は、2時を目標にしてもかまいません。

アスリートゴルファーや筋力の強い人の場合は、12時にすると
ボールが左に曲がってしまうので、2時寄りにしたほうがいい場合もあります。

1時、2時というように段階的にそれを試して様子を見るようにしましょう。

しかし、2時を超えて3時とかにすることはありませんし、
逆にスライスしやすいからといって、12時を超えることはありません。

フックとスライスの上限というのがだいたいこの12~2時の範囲の中にあります。

ですので、その傾向を踏まえて、必ずこの12~2時の範囲の中で
自分のフェースづくりをしていきましょう。

次回も、腰から腰のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

私も以前ジョイントさせていただいた筒さん監修のドライバーの紹介が
このビデオでやっているらしいです。

http://obara-daijiro.com/product/movie/130402/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【ビデオ】アプローチが安定しない、トップする、ダフる

2013.04.03
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は質問に答えてみようと思います!

頂いた質問は、
「アイアンショットでトップする、ダフる。安定しない。」

という内容です。

きっとダフリトップで悩んでいる人というのは
とても多いと思うんですね。

100切りで悩んでいる人には
特に多い悩みだと思います。

逆にダフリトップを攻略できれば
100切りまで一気に近づけるようになります。

ではどのように改善していけばいいのか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

スイングを真似るということ

2013.04.02
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

4月に入り、関東はまだ寒い日もありますが、暖かくなってきました。
新たな気分でゴルフに向き合いたい季節ですね。

さて、今日は「スイングを真似る」ということについてお話しします。

真似る、、、それは自分で意識的にせよ、無意識にせよ、
必ずやっている方法だと思いますが、それにはいい点、悪い点があるのです。

盗むことで身につけられるもの

あなたは毎日、私のメールをお読みいただいているわけですから、
ゴルフに関しての情報収集をとてもがんばっていらっしゃるのだと思います。

私がお伝えするゴルフスイング、ゴルフの考え方以外にも
たくさんの理論が世の中にはあふれていますし、
それを目にする機会もおおいですよね。

もちろん、私があなたにお伝えするスイングの考え方というのは、
実際のところ完全なオリジナルということはありません。

今までに多くのスター選手や先輩方のやり方を見て盗んで、
身につけてきたものも、もちろんあります。

私たちプロも、素晴らしいゴルファーの方々を参考にする過程で、
色々な方のスイングを盗むことで、
意識的に自分自身のスイングを作っているわけですね。

そうした中で身につけたものの中で、あなたにお役に立つものは、
できるかぎりあなたにもお伝えしようと思っています。

でも・・・ストレートに真似をしていけない理由

そんなわけで、

 「あなたも他のゴルファーのいいところを真似しましょう!」

という話になりそうなものですが、、、
実際、それはあまりオススメしません。

どうしてか? それは。。。

 「人間は悪いところや悪いクセを真似しやすい」

という性質があるようなのです。

これは書道の世界でよく言われることなのだそうですが、

 「師匠のいいところではなく、悪いところばかりを真似してしまう」

という現象が、書道ではよくあるようなのですね。

これと同じような現象で、お子さんをお持ちの方であれば、
お子さんが「いい言葉」よりも「悪い言葉」のほうをはるかに早く覚えてしまう
という体験を必ずしているのではないでしょうか?

人間というのは不思議なもので、いいことよりも悪いこと、
欠けているところにフォーカスするようにできているようです。

それはきっと、人間の防御本能(マイナスや危険なものをいち早く察知する)
とも深い関係があるようにも思いますが。。。

単純な真似の「もう一つの落とし穴」とは?

もちろん、見たものを見たまま真似ができる人というのも
ある一定数は存在する、、、これも事実です。

そういう器用な人というのは、あまり教えなかったとしても、
「見よう見まねで何となくできてしまう」ということは、確かにあります。

よく言う「センスがいい人」というのは、この部類に入るのかもしれませんね。

実際私も、いろいろなゴルファーを見て、
自分もああいうゴルフができるようになりたいと思って、
マネをしていた時期もあります。

しかし、真似をすることには、先ほどもお伝えした
「悪いところを真似しやすい」ということの他にもう一つ、
大きな「落とし穴」があると思っています。

それは何かというと、、、

 「真似したものがあなたに合っているかはわからない」

ということです。

あなたが「これいいな」と思ったスイング。
それはきっと、あなたがいいと思ったのですから、
何かしらの共感があったのでしょう。

しかし、、、だからといって、それがあなたに合っているかというと、
それは全く別の話です。

 ・自分の体格には合っていないかもしれません

 ・身体に負担がかかりすぎるかもしれません

 ・一度身につけると変なクセがつくかもしれません

いいと思っても、そうしたリスクを知らず知らずのうちに
背負うことになるとしたら、、、

せっかくやったことなのに、逆の結果を生むことにもなりかねません。

そうした中で、一番いいのはやはり、
できるだけ人を選ばない、本質的なスイングを身につけること。

その際には、ゴルフのことをよくわかっているコーチが
ついていたほうがいいのは、言うまでもありません。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

一昨日の女子プロオープン、堀奈津佳プロが初優勝しましたね。
優勝の裏側では、この練習がかなり貢献していたのだとか。。。

http://obara-daijiro.com/product/e-putt_cam/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたのゴルフの価値は?

2013.04.01
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

突然ですが、物には値段がありますよね。

例えばこのメルマガを書きながら
私が飲んでいるブラックコーヒーは220円。

そしてメルマガを書いているこのパソコンは
20万円くらいします。

もちろん、これは私がお金を払って買ったものです。

タダでは何も手に入りませんよね。

欲しいものがあっても、たいていの場合はタダでは手に入りません。

まあ、女性ならプレゼントということもあるのかもしれませんが^^;

欲しい物には対価が必要

何かを手に入れるなら、対価を払う必要があります。

そして、成功や達成にも対価が必要です。

例えば医者になりたいと思ったら、小学校からしっかり勉強して
大学の医学部に入る必要がありますよね。

そして国家試験を受けて合格して、、、

これだけやることがあるから
医者になるのは簡単なことではありませんよね。

もちろんその対価として手にするのは、
医師としての尊敬だったり、高額な報酬です。

ずーーっと遊び人で、特に努力もしていない人が
「医者は金持ちだからいいよな」
と言っていたら、あなたは同意しますか?

あるいは、オリンピックで金メダルを取った人に
「才能だから」の一言で片づける人がいたら?

医者になった人間は対価を払った。
友達が外で遊んでいる時に家で勉強していた。

オリンピックで金メダルを取った人は、
友達が遊んでいる時に必死に練習をしていた。

当たり前のことですが、この事実を私たちは忘れがちになります。

ゴルフに対価を払っていますか?

あなたの支払う対価によって
あなたがゴルフで得られる技術やスコアは決めることが出来ます。

もっと言えば、ゴルフで味わう楽しみや感動を決めることが出来ます。

現代の風潮もあるのかもしれませんが、
私たちはすぐに結果を求める思考になりがちです。

すぐに結果を出したいなら、それなりの対価が必要です。

初心者の方が1ヵ月で100を切りたいなら、
それはいくらいい練習法があっても、それに取り組む努力が必要です。

もちろん私の生徒さんでも1か月で100を切ってしまう方は
もちろんたくさんいらっしゃいますが、
その影でしっかり努力という名の対価を払っています。

何もしなければ、何も手に入りません。

自分が望むスコアと同じくらいの対価を払う準備ができてないなら
それはいつまでたっても夢で終わってしまいます。

対価とは、、、

対価とは、

第1に努力であり、
第2に時間であり、
第3にエネルギーだと思います。

面白いのは、ここにどれだけの比重を置くかで
結果がいい方にも悪い方にも傾くことです。

あなたがゴルフに対して対価を払っていますか?

払った対価によってあなたのゴルフの価値は上がっていきます。

今のあなたのゴルフの価値はいくらでしょうか。

ちょっと考えてみてください。

またメールします。

小原大二郎

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォロー(腰から腰)におけるシャフトの位置

2013.03.31
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回から、腰から腰のフォローについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、

 “腰から腰におけるシャフトの位置”

について、お話ししていきます。

シャフトの位置は足のつま先のラインのところに

フォローのシャフトの位置は、バックスイング、そしてダウンスイングと同様です。

どの位置かというと、腰から腰の位置に来た時、シャフトの位置がつま先のライン上、
足のつま先のラインのところに来ているのが正しい位置になります。

これよりも前に動いていたり、後ろに動いていることのないようにしましょう。

もしこのフォローの時にシャフトの位置がずれている場合は、
その前段階で適切な手と体のバランスが保たれなかったということを意味しています。

すなわち、シャフトが足のつま先の位置に来ておらず、
ターゲットラインの内側に来ている場合は、インパクト、そしてダウンスイングが
外側の遠いところ、アウトサイドから降りてきたことを示しています。

またその逆に、フォローの時に体からシャフトの位置が離れてしまっている場合は、
インサイドから降りてきていることになります。

9ボールルールで常にチェック

このシャフトの位置がつま先のラインよりも前や外側に来てしまうと、
インサイドアウトのスイング軌道になり、ボールが右方向に飛び出して、

 ドロー

 プッシュアウト

 プッシュスライス

これらの弾道のいずれかになります。

逆に、シャフトの位置が内側に来てしまうとアウトサイドインの
スイング軌道になりボールが左に出やすくなります。

具体的には、9ボールルールの左方向にボールが飛び出しやすくなって、

 プルフック

 プル(引っ掛け)

 フェード

が出やすくなります。

もしフォローのところでこのようなずれが生じている場合は、
インパクト、ダウンスイングのシャフトの位置が正しいところに
降りてきているかをチェックしましょう。

そうすることで、フォローの位置でも正しいところにもって来られるようになります。

シャフトの向きとシャフトの位置はどちらもあなたのゴルフに
大きな影響を与える要素になります。

したがって、常に正しい位置に戻せるように、鏡や自分の目で
繰り返し確認しておきましょう。

次回も、腰から腰のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

  • このエントリーをはてなブックマークに追加