From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
このメールマガジンも4回目になりました。
毎回ステキなコメントをいただきまして、
どうもありがとうございます。
今日も感想をお待ちしています。
少しでも感じることがありましたらぜひ、
下のコメント欄に書き込んでみてください。
さて、突然ですがあなたに質問です。
「風が吹けば桶屋が儲かる」
っていう言葉がありますけれど、
どうして風が吹くと桶屋さんが儲かるか、知っていますか?
ネズミが桶をかじるから?
これは江戸時代の本に書いてある話なんだそうですが、
こういうことなんだそうです。
大風で土ボコリが立つ
↓
土ぼこりが目に入って、目が見えない人が増える
↓
目が見えない人が三味線を買う
(当時は目が見えない人は三味線を弾いていました)
↓
三味線を作る猫皮が必要になり、ネコが殺される
↓
ネコが減るとネズミが増える
↓
増えたネズミが桶をかじって、桶の需要が増える
↓
桶屋が儲かる
ちなみに、これには他にも諸説あるそうで、
「桶」が「棺桶」の意味で、何かの理由で死ぬ人が増えて
棺桶の需要が増える、という話もあるのだとか。
ともあれ、一見すると全く関係がない出来事が
別の場所や物事に影響する、という意味は同じですね。
なんで「桶屋」が儲かっているのか?
突然なんでこんな話をしたかというと、、、
ゴルフとこの「風が吹けば桶屋が儲かる」は
ある意味似たところがあるんですね。
どういうことかというと、たとえばあなたが
クラブを早く正確にスイングしたいとしましょう。
そのためには、軸を中心としたシンプルな
円運動を形成することが、一番重要な課題なわけです。
そして、スイング軸を中心に体が回れば、
その回転に引っ張られるように腕が振られます。
これが無駄を排除しエネルギーロスの少ない
合理的なスイングなのです。
ところであなたは、雑誌に載っているプロゴルファーの
スイングの連続写真などを見て、
そのスイングの形を真似しようとしたことはありませんか?
これには心当たりがある人も多いはずです。
たとえば、ハンドファーストのインパクトの形を
真似てみたいと思った人、多いと思います。
でも、これをやると、たいてい右に抜けるような球が
出てしまった経験はありませんか?
どんな「風」が吹いている?
そんなことをやっているうちに、
「ああ、これは所詮、プロだけができる技術なんだな」
「自分には到底無理なんだな」
そんな風に思って、すぐに投げ出してしまい、
また自己流に戻ってしまう。。。
そんな経験、あなたもありませんか?
でも、そもそもいきなりハンドファーストのインパクトの形を
意識しても、うまくいくはずがないのです。
うまくいかないのは当然なのです。
ゴルフスイングというのは、先ほどの桶屋が儲かるではないですが、
アドレスからフィニッシュまで、一つの流れでつながっているのです。
いいフィニッシュをとるためには、
フォロースルーがよくなければなりません。
いいフォロースルーをとるためには
インパクトがよくなければなりません。
こうしてすべての部分は、
その前の部分を土台にしてできあがっているのですね。
つまり、ハンドファーストのパワーインパクトの形を
身に付けたければ、その前が大事なわけです。
その前の段階、すなわち
「トップ→バックスイング→アドレス」
といった部分がよくなければできないのです。
言ってみれば、
「桶屋が儲かる前に、どんな風が吹いているのか?」
これが大切なんですね。
もしあなたがこの話で何か気づいたことがありましたら、
ぜひ下のコメントに書き込んでみてください。
あなたのコメントが、他の人の「桶屋が儲かる」を
作るきっかけになるかもしれませんから。
それでは、今日はこのへんで。
≪古賀公治からの「挑戦状」!?≫
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