2021.04.11
From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「体重で振ってますか」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
パワーと正確性のためには、
今ある体重を使って体とクラブをしならせて
ヘッドを走らせることが成功の鍵です。
体重をうまく使っているかどうかは、
外見的には見えにくいです。
しかし、意識としては重要で、
この意識があるとないとでは
ショットはまったく別物になります。
では、その体重を使った
スイングの具体的な方法とは?
(続きはビデオにて)
体重で振ってますか
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(おまけ付き)
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切り返しで体重を使う
そして、体重を最大限に利用できるタイミングは、
まさにトップに向かう切り返しです。
バックスイングしてきてヘッドの勢いで
ヘッドがまだトップに向かっている最中に
左サイドを落としてくることで、
体の重さで左肩甲骨周りを伸ばそうとしましょう。
まさに、つり革にぶら下がるイメージで、
グリップに引っ掛けた左腕で
左サイドに落ちようとする体重を支えるようにすれば
スイングの中で最高に体重を使えます。
トップの形の問題
トップに向かう切り返しでは、一旦、両脚で地面を捉えて
バランスの良い大勢を整えることで、
地面に対して大きなパワーを精度良く伝える準備ができます。
しかし、このときにどうしても右寄りに落ちやすく、
両脚に乗ってくることが案外できていなかったりします。
その最大の理由はヘッドがまだトップに向かっているので、
上半身は振り出し後方である右に引っ張られているからです。
さらに、トップでは、体の多くの部分が右サイドにあります。
腰から首の付け根である体幹も背骨を中心にして
右にターンすることで、腕や重いお腹は右に向いて
重さが右にかかっています。
この右に偏った状態から両脚で地面を踏んで
パワーを地面に伝えやすい体勢に素早く入るためには、
単に両脚で地面を踏もうとするだけだと足りなくなったりします。
両脚で地面を踏むことをかなり強く意識すれば、
問題なく両脚で地面を捉えることができます。
しかし、単に下に落ちようとするだけだと、
どうしても右サイド寄りに落ちてしまいます。
それでは、パワー不足になるばかりか、
ダフりやすくなります。
また、落ちてから両脚で踏めるポジションに入ろうとしても、
体重は最大に利用できません。
そのため、かなり左へ落ちてくる意識を持つことが、
スイングで体重を最大に利用するためのキーとなります。
体重を使って左サイドを落としてくる意識で、
ちょど良く地面を両脚で捉えることが出来ます。
左脚を着地させながら蹴る
そして、左脚を着地させながら蹴るようにすることは、
最大のパワーで左脚で地面を蹴るための要です。
左脚がドカンと地面に落ちてから
左脚を伸ばして地面を押そうとしても、
能力の限界までのパワーは発揮できません。
左サイドを落としてくることで、
左脚は地面に向かって落ちてきます。
そして、左脚は曲げさせられる力を受けることになります。
この曲げさせられることに耐えるようにして力を発揮することで、
能力の限界までのパワーを発揮できます。
まさに、地面に落ちながら蹴る感じです。
これなら、体重を最大に利用したスイングができて、
ボールを遠くまで精度良く飛ばすことができます。
落下のエネルギーは大きい
体の落下のエネルギーは思っている以上に大きいものです。
体重70kgの人が階段1段分ぐらいの20cm落ちれば、
220y飛ばすことに匹敵する位置エネルギーが発生します。
しかし、ほとんどのゴルファーは
それをうまく利用できていません。
その理由は、自ら出そうとする力でクラブを振りにいったり、
右脚や左脚を捻る動きで腰を左に回そうとするからです。
伸張短縮サイクルで最大のパワー発揮
ところで、左脚が着地しはじめると、その落ちてきた勢いで
左脚の中でも特に左股関節は曲げさせられる力を受け、
尻の大きな筋肉である大臀筋が伸ばされ始めます。
この左足がまだ完全に着地しないで
地面との圧力を高めはじめたあたりで、
左脚を骨格の方向に対して縦に使って
左のお尻を左後ろポケット方向へ押し込むように地面を蹴ります。
そうすると、大臀筋は伸ばされながら縮もうとする
「伸張性収縮」となることに加え、
伸ばされた筋肉は勝手に縮もうとする脊髄反射が発生します。
そして、この脊髄反射は伸張反射といい、
大臀筋を収縮して脚を伸ばす力となります。
この伸ばされながら脊髄反射で筋肉が収縮して
腱まで伸ばされて縮もうとする「伸張短縮サイクル」によって、
能力の限界までのパワーを出せます。
弓を引くがごとく
弓はゆっくり引いて、
弓全体にどんどんエネルギーを溜めます。
そして、つるを開放してそのしなりとして溜めたエネルギーを
一気に開放することで、弓の矢は遠くまで精度良く飛んでいきます。
まさに、ゴルフでも同じことを行えば、
最高のショットです。
体とシャフトをしならせることは、バックスイング開始から始まり
ボールヒット直前でピークに達します。
コックはしなりにとって重要
まずは、手元が体のターンに従って
円軌道を描くようにインサイドに入ってくる中で、
ヘッドを振り出し後方へ真っ直ぐに動かすと
手首が親指側へ折れるコックが入ってきます。
そして、バックスイングでゆっくりコックを入れ始めることで、
グリップエンドと左肩はだんだん離れていきます。
そうすると、左肩甲骨も左腕に引っ張られて、
胸の方向へスライドする形でしなりを溜め始めます。
ここで、素早く大きく伸ばすほど伸張反射は大きな信号となるため、
左肩甲骨周りを急激に伸ばしてしまうと、
伸張反射で左肩甲骨周りの筋肉は縮もうとして硬くなります。
そうすると、左肩甲骨周りにエネルギーを溜めにくくなります。
しなやかな物ほど、同じ力で伸ばすなら
より大きなエネルギーを溜めることができます。
トップに向かう切り返し直前までは、
ヘッドはたくさん動かして勢いをつけます。
そして、そのヘッドの勢いがあるほど
切り返しで体をしならせやすくなってボールを飛ばせます。
しかし、そこまでは体の動きはゆっくりなほど、
より大きなエネルギーを溜めることができます。
コックを使えば、体の動きはコンパクトな割りに
ヘッドは大きく動きますから、まさにこの体はゆっくりで
ヘッドは勢い良くを両立するための要がコックです。
「手元はインサイド、ヘッドは真っ直ぐ」
さえやろうとすればちょうど良い具合でコックが入りながら、
ヘッドは切り返しに向かって勢いを増してくれます。
正しいコックからのヘッドのループも重要
また、「手元はインサイド、ヘッドは真っ直ぐ」をしっかり実行すると、
ヘッドは結構アウトにあがった感じになります。
そのアウトにあるヘッドは切り返しでは
インサイド寄りに動いてきた手元に引っ張られて、
インサイドに向かおうとします。
まさに、トップに向かう切り返しで
シャフトが背中側へパタンと倒れる感じで、
ヘッドが体の後ろ側にループしてくるイメージです。
そこで、ヘッドの自然なアウトから
インに向かうループを意識します。
そうすると、トップへ向かうヘッドの動きも感じやすく、
切り返しの時間も長くなることで
体重で左サイドを斜め下に向かって落とすことがやりやすくなります。
このイメージでスイングしたら、まさに自分の体重を使って
クラブを振っていることが実感できます。
結果として、上半身のしなりはもちろん、
シャフトがしなることもしっかり感じることができて
物凄く気持ち良いショットを打ち放つことができます。
ヘッドの勢いに合わせる
そして、切り返し直前までに加速してきたヘッドの勢いがあるうちに、
下半身では両脚で地面を踏もうとする先行動作を行います。
そうすると、ヘッドと下半身の真逆の動きに挟まれた、
上半身の中でも特に左肩甲骨周りは
大きくしならせられ始めます。
あたかも、下半身の動きでヘッドの勢いにブレーキをかけるイメージなら、
下半身からヘッドまで力の連動性が維持されて
エネルギーが無駄なくしなりに使われます。
ボールヒットに向かっては一気に爆発
そして、最後にボールヒットに向かっては
下半身の動きを一気に爆発的に使うことで、体幹の左ターンに対して
できるだけヘッドを置いてくるようにします。
そうすると、左肩甲骨周りは急激にしならせられ、
大きな伸張反射が発生して左肩甲骨は元のポジションである
背中の方向へスライドします。
その結果、左腕が引きあげられ、
テコの力点としてグリップエンドが動き、
右腕がシャフトに押されることに耐えるように支点となれば、
作用点としてのヘッドが走ります。
実は、ヘッドが走るというよりも、
テコの原理でシャフトがしならせられると言ったほうが
現実をさらに詳しく表していることになります。
テコの動きで左肩甲骨のスライド量が大きく増幅されて
シャフトを振ることになった結果、ヘッドが置いていかれて
その分シャフトがしなりを強めます。
そして、しなりが大きくなるほど
シャフトはしなり戻ろうとする力を強め、
左にターンしようとする下半身の限界の力を超えると
しなり戻りが急激に発生します。
まさに、体とシャフトを弓のように使ってスイングできることで、
ボールは遠くまで精度良く飛んでいきます。
では、また。
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