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[ビデオ]飛距離を損しているかもしれません…

2020.07.01
志賀さんプロフィール写真

From:志賀康平
千葉の自宅より、、、

こんにちは、志賀康平です!

本日は動画レッスンをお届けしようと思います。

ズバリ…

飛距離アップについて

なんですが。

飛距離アップに重要なのが

飛びの三要素

つまり
初速、打ち出し角、スピン量が適正値になると
飛距離アップに繋がるのですが、

その中でもスピン量は
多すぎても少なすぎてもいけないという

少し厄介なのですが
飛距離アップには重要な要素です。

多すぎるとボールがフケ上がってしまい前に進まず…

少なすぎると揚力が発生せずすぐドロップしてしまう…

スピン量の適正値は
2000~2500ほどなのですが

多い方の場合ですと
スピン量が5000回転ある方もいらっしゃいます。

こうなるとボールが高くフケ上がり
本来出るはずの飛距離を損してしまっています。

そこで本日は
スピン量が多くて飛距離を損してしまっている方
おすすめな飛距離アップドリルを
ご紹介させていただこうと思います!


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。


いかがでしたでしょうか?

スピン量が多いと
本来の飛距離がでなくなってしまうので
とてももったいないです。

スピン量の他にも、打ち出し角や初速を
適正値に近づけて行くことで
飛距離がぐっと伸びていくので

ぜひ今日お伝えした足閉じドリルで
まずはスピン量から適正にし、

飛距離を伸ばして、
さらにゴルフを楽しんでくださいね。


〈本日のおすすめ〉

「飛距離を伸ばしたい」
「方向性を安定させたい」
「ミート率をあげたい」
「練習する時間があまりない」…

もしあなたが
このような悩みを抱えていたら朗報です。

なぜならこの悩みを一気に解決できる
徳嵩フィッターによって開発された
アイアンが再入荷されたからです。

しかし限定受注生産のため
お出しできる本数が限られています…

なくなり次第終了となってしまいますので、
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練習場のナイスショットをコースで打つ方法

2020.07.01
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

「練習では上手くいくのに、
 コースに出ると全くダメ」

先日のラウンドレッスンで、
参加してくださった方から
こんな相談を受けました。

「練習場ではナイスショットが打てるのに
 同じようなショットをコースでは打てない」

これはゴルフの
お悩みランキング第一位に
ランクインしそうなくらい

ほとんど全てのゴルファーが
悩まされる不思議な現象ですよね。

なんで練習場では真っ直ぐ飛ばせるのに
コースに出たら連続で右に打ち出してしまったり、
アイアンのダフリトップが止まらなくなるのか?

練習場で調子が良く、
意気込んで挑んだラウンドだと
余計に心にきますよね。

この相談をしてきてくれた方も
僕のラウンドレッスンを申し込まれた日から
普段以上に練習場に通い詰めて
準備を整えてくれたようなのですが、

いざ、
ラウンドレッスン当日となると

ドライバーは右に曲がり、
アイアンはダフってばかりで
かなり落ち込んでいました。

きっとあなたも、
彼と同じような経験が
あるのではないでしょうか?

でも一体、なぜ、
練習場で打ったナイスショットを
コースで再現することが
できないのでしょうか?

練習場でのショットの意外な盲点

「練習が足りない?」

いやいや、
練習場でナイスショットが打てるのであれば、
少なからずナイスショットを打てるだけの
実力は身に付いているはずです。

10球中何球ナイスショットを打てるのか
その割合を増やす練習は必要ですが、

そのナイスショットがコースでも
再現することは可能なはずです。

「じゃあ、練習場は平らだけど、
 コースに平らな場所はないから?」

これには一理あります。

練習場では必ず、
真っ平らに敷かれた人工芝の上から
毎回同じ条件でボールを打つことができます。

それに対してコースでは、
真っ平らな場所からショットを打つことなんて
一切といっても良いほどありません。

自然の地形ですから、
少なからず傾斜がありますよね。

あの平らに整えられてそうな
ティーグラウンドでさえ、
若干傾いているのです。

なので練習場では練習することができない
微妙な傾斜地での打ち方というのは
身に付けておくべきなのですが、、、

“練習場では打てるのに
 コースではナイスショットが打てない”

という悩みには、
僕たちが無意識のうちに見落としている
根本的な原因が潜んでいるのです。

それは、、、

連続で同じクラブを使わないこと

そうです、練習場では普段
1つのクラブでボールを連続10球、20球、
多い時は50球、100球と打つことがあります。

すると、人間の体は、
嫌でもクラブの扱い方に慣れてきて
球が次第と安定してくるのです。

そのため、
ナイスショットを連発出来たり、
打ってるうちに飛距離のコントロールが
出来るようになったりするのですが、

実際のコースでは
そんなことはあり得ませんよね。

ティーショットでドライバーを握り、
セカンドでウッド、そしてアイアンを握る。

さらにはアプローチでウェッジを握り、
最後にグリーンでパターを握る。

このように、長さも重さも、
扱い方も違うようなクラブを次々と握り、

1回1回のショットが
『ぶつけ本番』状態です。

なので、練習場のように
7番アイアンの感覚をつかむまで
打ち続けることや

ドライバーが真っ直ぐ飛ぶまで
打ち続けることは出来ず

やり直しのきかない
最初の1発でナイスショットを
出さなければいけませんし、

『ぶつけ本番』のショットを100打ほど打って
やっと1ラウンドを回りきることができるのです。

逆に考えれば、
練習場で打てるショットが
コースで打てなくても仕方がないほど
ゴルフは難しいスポーツなのです。

でも、そうだとしても、
スコアを良くしたいという気持ちは
消えることはありません。

なので、「じゃあどうすればいいの?」
というお話まで、しっかりとお伝えしますが、

この問題の解決策は
とてもシンプルです。

『練習場でも1打ごとにクラブを変える』

コースと同じように1打ずつ、
ドライバーを打ったらウッドを握って、
次はアイアン、次はウェッジと、

1ホール回るようなイメージで
クラブを1打ごとに変えて練習するのです。

そうすることで、

コースでの立ち回りと同様に
『ぶつけ本番』の状況でもナイスショットを打てる
技術を磨くことができるでしょう。

クラブを毎回持ち替えると
効率は落ち、球数は減ってしまいますが、
質の高い練習でスコアは必ず縮まります。

とてもシンプルですが、
実践ラウンドでとても役立つ技術ですので、
ぜひ練習場に行ったら試してみてください。

近藤



<本日のオススメ>

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遠心力に逆らうな!

2020.06.30
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「遠心力に逆らうな!」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

キレイにオンプレーンに下りてきているスウィングなのに、
正面から見たら左ひじがひけている。。。

そんな人は、いらっしゃいませんか?

今日はこの問題に悩んでいる方には
ぜひ読んでいただきたい内容です。

なぜ、左ひじが引けてはいけないのか?

正面から見たら
左ひじがひけているスイング。。。

こうしたクラブの動きは
実は自然な動きとは言えません。
 

ではなぜ、左ひじが引けてはいけないのでしょうか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

(ちょっと考えてみてください)
 

 ・
 

 ・
 

 ・

左ひじが引けてはいけない理由。それは。。。

答え:遠心力が使えなくなるから

はい、まさに冒頭のタイトルが答えになります。
 

左ひじが引けてしまうと
クラブの動きにブレーキをかけてしまい、
遠心力が使えなくなってしまうのです。
 

クラブはいったん動き出すと遠心力がかかります。
 

自然なクラブの動きを身に着けるためには、
その遠心力に逆らわないように
スウィングすることが大切になってきます。
 

もう少しイメージしやすい説明をしてみましょう。
 

 ・ひもで吊るした5円玉を用意します。

 ・最初に軽くブンブンと揺らし、わずかな力を与えると。。。

 ・あとは5円玉が勝手に回り始めます。
 

これが、遠心力が働いている状態です。
 

大げさにいえば、この5円玉の軌道上に
ゴルフボールを置いたら、必ず当たるわけです。

ところが、遠心力を使わずにひもをつかみ、
5円玉を振り飛ばすようにして球にぶつけようとしても。。。

力をたくさん使うのに軌道は安定せず、
5円玉はなかなか球に当たりません。
 

つまり、遠心力を使えないということは
エネルギー効率が悪いということが
ご理解いただけるでしょう。

そしてもちろん、反復性、正確性に欠けてしまうのは、
言うまでもありません。

ひもで吊るした5円玉を…

これはゴルフクラブでも同じことが言えます。
 

クラブも遠心力を使えば、勝手に動くと
イメージできるでしょうか。

クラブの持ったエネルギーを上手に
球に伝えられないから、
 

 ・力を使ったわりに飛距離が出ない

 ・方向性も悪い
 

という結果が生まれます。
 

そして。。。ここからが本題です。

ひもで吊るした5円玉を、遠心力でクルクル回している最中に
指でひもを押さえると、どういなるでしょうか?
 

その指が5円玉の行きたい方向を遮り、
指にひもがグルグル絡まって、回転は止まります。
 

フォローで左ひじが引けている人は、
まさにこのように、クラブの行きたい方向を
体が遮(さえぎ)ってしまっているのです。

これは左ひじがひける人だけではなくて、
 

 ・手打ちの人

 ・上体が突っ込む人

 ・伸びあがる人
 

こういった人はまさに、クラブの遠心力の動きを
邪魔してしまっている状態です。

これでは、いくら力を入れても飛ばないし、
弾道も安定しないでしょう。
 

遠心力の力を利用できるかは
ゴルフの上達に大きくかかわってきます。
 

ぜひ、お試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

石川遼プロ
松山英樹プロ
渋野日向子プロ

実はこの3人の選手は、
スイング調整に「ある道具」を使うという
共通点があるんです…

「一年以上、コレばっかり振ってました」(渋野プロ)
「いい状態のスウィングの立ち返れる」(石川プロ)
「学生の頃から使ってます」(松山プロ)

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ダフリやトップからの卒業で100切りに王手!

2020.06.29
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

もう6月が終わってしまいますね。

連日厚い雲に空が覆われ、
一日中気だるかったり、
雨によってレッスンが中止になってしまったりと、

体調だけでなく
ゴルフをプレーできるかも
左右されるのが梅雨ですが…

梅雨が開け、
猛暑日が続くかと思うと

ゴルファーとしては
またまた憂鬱な時期です…(笑)

今年はコロナの影響で
ベストシーズンと言われる時期に
ちょうど自粛が要請されていたので、

せっかくゴルフができるようになったのに
雨予報なのをみると地団駄を踏みたくなります。

ところでその日の天候って
1日の気分や充実度を
左右しませんか?

私は太陽がギラギラしているときと、
どんよりとした厚い雲が空を覆っているのとでは

パフォーマンス力に
多少影響があるんじゃないかと
思っています(笑)

もちろん
ゴルフをする時は
アドレナリンのスイッチが入って
どんなときもパワー全開ですが…

あなたもゴルフをされるときは

「目指せベストスコア更新!」
「+◯yrd飛距離を伸ばすぞ!」

なんて
なにか目標や意気込みをもって
ラウンドに挑んだり、

ゴルフ仲間と楽しく過ごしたい、
という方もいらっしゃると思います。

ただそんなときに
ダフリやトップがでてしまうと
せっかくの気分が
どんよりしてしまいますよね…

コンペ前半はまずまずだったのに
後半は崩れてしまうなんて方も…。

ダフリやトップが減らせたら、
ゴルフをもっと楽しめる

という方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか?

そこで本日は
100切りに王手をかける
ダフリやトップの必見改善メソッドを
お伝えしようと思います。

トップやダフリの原因

ダフリやトップを克服すると、
100切りやそれ以上の
スコアを狙っていけるので、

もしダフリやトップが出てしまう
という方はスコアアップに大きく関わってきますので、
ぜひ克服していただきたいです。

そこでそのダフリやトップが
でてしまう原因から
お話させていただきたいのですが…

そもそも
ダフリやトップといったミスショット

その原因の1つは
左右の軸ブレによる
スイングの乱れにあります。

クラブヘッドは
振り子のような動きをしているため、

体の軸が左右にぶれてしまうと、
クラブヘッドの最下点も
ずれてしまいます。

その結果、
スイング時のインパクトが
伝わらずにダフリやトップが
出てしまうんです。

アドレスからスイング
そしてフィニッシュまで

体の軸がブレることない
スイングを習得すると
ダフりやトップの癖を
克服することができます。

ダフリやトップの改善で100切りを…

さて、
ダフリやトップが出なくなると
100切りやそれ以上のスコアを狙っていけると
お話しましたが、

そのための改善方法について
アドバイスをさせていただこうと思います。

練習場でやっていただきたいのが、
ビジネスゾーンの肩から肩のスイング。

スイングの癖を直す場合などは、
基本的には小さなスイングから
癖を修正していくことが

上達の近道です。

この小さなスイング中には
両足が地面につけている
ベタ足の状態になっていることを
意識してください。

そしさらに意識していただきたいのが
バックスイングからフォロースルーまで
重心は土踏まずに置くことです。

しっかりと
足や重心位置に注意しながら
スイングをすることで

自然とダウンブローの
スイングをすることができます。

手首や頭の動きにも原因が…

ダフリやトップのミスショットの原因には
手首を使いすぎによるものや、
頭の上下のブレによるものもあります。

手首を使いすぎという方は、
フィニッシュのときに
クラブヘッドが手元に対して
左側に来すぎています。

正しい位置というのは
フィニッシュのときに手元に対して
クラブヘッドが右側にある形です。

また頭の上下のブレというのは、
自分のスイングを確認していただくのが
一番わかりやすいと思いますが、

ダウンスイング時に頭が下がってしまい
そのままスイングをしてしまう。

もしくはダウンスイングで頭が上がって、
ダウンスイング時に頭の位置が下がってしまう。

こんな場合は要注意です。

スイング動画を撮ってみたり、
スイングをするときの頭の位置に意識を向けてみて
頭の位置のズレをセルフチェックしてみてくださいね。

左右の軸ブレや手首の使い方、
頭の上下のブレはミスショットを誘発します。

今日アドバイスさせていただいたことは
スコアに大きく影響を及ぼす

ダフリやトップの癖を
改善することができるので

スコアアップやナイスショットを目指して
ぜひ行ってみてくださいね。

〈本日のおすすめ〉

「クラブでボールを
打っているだけで、
スイングのタイミングが
勝手によくなる」

「飛距離も伸び、
ミート率も、方向性も良くなる」

そんな魔法のような
驚異的なゴルフクラブの
存在をご存知ですか?

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【ビデオ】スライスはグリップとバックスイングで完治に向かう

2020.06.28
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「スライスはグリップとバックスイングで完治に向かう」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

スライスがなかなか直らないなら、

 ・ウィークなグリップになっていないか

 ・バックスイングでフェースを開いていないか

を疑いましょう。どういうことか?

(続きはビデオにて)

スライスはグリップとバックスイングで完治に向かう

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf200628/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

スライスの一番の原因

スライスとは、ボールが右に曲がることです。

ゴルフをはじめたばかりのころのスライスは、
ほぼ左に出てから右に曲がるプル・スライスです。

そして、ある程度経験すると、
右に出てさらに右に曲がるプッシュ・スライスが出ます。

そもそもスライスの原因の一番は、ヘッドの軌道に対して
フェースが開いてボールヒットすることです。

そして、このフェースが開く最大の要因は、
ウィークなグリップです。

セットアップ終盤で、
左手の3つ目のナックルである薬指の付け根が自分から見えているなら
ウィークではありませんから、常にチェックしましょう。

それに加えて、バックスイングでフェースを開く動きを
知らないうちにやっていることも、さらにスライスを深刻にさせています。

これらのダブルパンチで、
ボールヒットでは前腕を強く左に捻らなければ
ボールは真っ直ぐに飛びません。

そして、軌道に対してフェースが開く原因の2番目は、
ヘッドの軌道がアウトからインに抜けるアウトサイド・イン軌道です。

トップから上半身で自ら力を出してクラブを振ろうとして打ち急ぐと、
ダウンスイング序盤で手元が落ちないでボール方向へ出ます。

そうすると、ヘッドの軌道がインパクトの面の
上から下に抜ける軌道になります。

まずはグリップを正しくしてフェースの向きだけでも
できるだけ開いてヒットしないようにすることで、
軌道もだんだん良くなってきてスライスを完治させることができます。

アウトサイド・インの軌道を改善

そして、ボールが右に曲がっていくと次からは
もっと左に振ろうとしてしまい、
余計にスライス回転をかける軌道になる悪循環となります。

もっと悪いことに、右にボールがいくと
左を向いてできるだけ左に打ち出そうとしてしまったりしますが、
これがさらにスライス回転を助長します。

左を向くということは、軌道はさらにアウトサイド・インに傾くからです。

アウトサイド・インの軌道を改善する根本は、打ち急がないことです。

それは、上半身から打ちにいこうとすることばかりではありません。

実は、下半身を使おうとして腰を左に回そうとしても
手元は外に出るので、アウトサイド・インの軌道を誘発します。

下半身も上半身もトップからいきなりがんばりすぎることは、
飛ばしたい気持ちからなかなか直せないものです。

本来は、ダウンスイング序盤では下半身の動きで上半身をしならせて、
まだまだエネルギーを溜めたいタイミングです。

そこで、とりあえずアウトサイド・インの軌道を改善の方向へ向けさせる
簡単な方法がありますからやってみましょう。

それは、フォローを高くしようとすることです。

フォローが高くなるということは、
ボールヒットでインパクト面の上にヘッドが向かうことになります。

そうなると、ボールに当たる直前ではインサイド寄りから
ヘッドを入れるようにしなければ、フォローを高くしにくいものです。

セットアップに入る前から、
フォローが高くなることを強くイメージしましょう。

そうすれば、軌道もだんだん良くなってきて
スライスを根絶することができます。

バックスイングでフェースを開く問題

最近の慣性モーメントの大きい大型ヘッドドライバーでは、
バックスイングでフェースを力で開く動きを行ってしまうと
良いことはひとつもありません。

開いてあげると、ボールヒットに向かって無理やり前腕を左に捻って、
フェース閉じてボールヒットでフェースを
セットアップの向きまで戻すことはかなり難しくなります。

いずれにしても、大型ヘッドではなくても、
ヘッドスピードが速いボールヒット近辺で
フェースの向きをコントロールすることは難しい動きとなります。

そのためにも、グリップは当然としてもバックスイングで
フェースを開かないようにしたいものです。

バックスイングでシャフトが水平となるハーフウェイバックで、
ヘッドのリーディングエッジの傾きが
上半身の前傾角度と同じになっているようチェックしてみましょう。

また、ハーフウエイバックまでは
フェースがボールの方向を向いているようにすれば、
フェースを開く動作を防止することができます。

本来はバックスイングで脚を使い切って右膝が伸びきるまでは
フェースを開かないようにしたいところですが、
まずはヘッドが腰の高さで開いていないようにすれば良いです。

そして、フェースを開く動きをそれまで長く続けていたとしたら、
その悪い動きは小脳にプログラムされています。

そのため、意識としてはフェースを閉じるつもりにならなければ
なかなか修正できません。

閉じるつもりになれば悪い小脳プログラムはだんだん消去されて、
終的には何も意識しなくてもフェースが開かなくなります。

アウトサイド・インの軌道とは

ところで、アウトサイド・インの軌道とはよく聞かれる言葉ですが、
ここでその意味を確認しておきます。

ゴルフでは上半身は前傾させてクラブを振るので、
軌道面は斜めになっています。

そのため、インパクト面の上から入るということは
体の正面方向である外側からインパクト面に近ずくことになり、
アウトサイドという言い方になります。

また、インパクト面の下に抜けていくと、
体に近ずく方向へ動くことになるのでインサイドと表現します。

フェースを閉じようとするほど自ら出そうとする力で振ってしまう

また、フェースを閉じようとすると、
右腕を伸ばそうとするものです。

なぜなら、腕は伸ばされたり伸ばそうとすると、
前腕は内側へ捻れるからです。

それは、筋肉が骨格に対して
斜めに走っている構造からくる動きです。

そのため、右腕を使ってフェースを閉じようとすると、
右腕を伸ばす動きも発生します。

そうすると、それはまさに右腕でクラブを振ることになりますから、
打ち急ぎを誘発してしまいます。

打ちにいけばいくほど外から入る

また、打ちにいけばいくほど、
その分余計に外から入ります。

ボールを打ちにいこうとすると、手元は体の正面方向へ出ます。

特にトップからいきなり力で振りおろそうとする打ち急ぎでは、
ダウンスイングの序盤で手元が外に出ることになります。

そうなると、インパクト面の上に大きく外れた状態で
ボールヒットに近くので、ボールヒットに向かっては
インパクト面に向かって力で手元を引きつけようとします。

誰だってヘッドをボールに当てたいので、
そんなつもりはないとしても本能で引きつける力を使うことになります。

そうやって、なんとかヘッドはボールに当たったとしても、
ヘッドの軌道は外から入って内側に抜ける動きとなり、
フェースが軌道に対して開きやすくスライス回転がかかります。

軌道の問題解消のために

スライスを直すための第一歩であるウィークなグリップの修正と
バックスイングでフェース開かないようにすることはやったとしても、
軌道の問題は残ります。

フォローを高くすることで軌道に対しても改善に向かいますが、
スライスを誘発する軌道の根源を潰しておきたいものです。

そのためには、トップからの打ち急ぎである、
上半身と下半身の動きを根本的に正しくしなければなりません。

基本的には、ヘッドスピードが遅い
できるだけダウンスイング序盤で、
インパクト面にクラブを乗せることを目指します。

まさに車でスローイン・ファーストアウトで
カーブを曲がることで高速にカーブワークできるのと同じです。

ダウンスイング序盤のヘッドのスピードが遅いときに
インパクトの面にクラブを乗せて置いて、
その後パワーを全開させます。

ボールヒットに向かってインパクト面にクラブを乗せながら
ヘッドを振ろうとしていては、
ヘッドスピードをあげることに集中できずヘッドは走りません。

手元もクラブもインパクト面にしっかり乗せて、
そこからパワーを加えるようにすれば
清々と振り切ることができます。

そのためには、トップに向かう切り返しから
下半身先行動作を行います。

その先行動作は、左膝をセットアップの位置に戻そうとするか、
両股関節を少し入れて重心が下に落ちる動きで
両脚で地面を踏もうとすることでうまくできます。

左膝を意識するか
股関節を入れる事を意識するかのどちらかをやろうとしてみて、
やりやすい方を選択します。

いずれにしても下半身の先行動作で、
下半身の動きとクラブヘッドの真逆の動きを利用して
上半身のしなりを楽に大きくつくることができます。

この動きをフルショットでいきなりやろうとしても、
効率良く改善できません。

サンド・ウエッジで15yキャリーさせるショット(SW15yC)や、
1回のスイングを20秒以上かけておこなうゆっくり
シャドースイングでやってみましょう。

これらの練習でうまくできる感触を得るようにして、
できたかなという感じになったら
フルショットで試すということを繰り返しましょう。
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

石川遼プロ
松山英樹プロ
渋野日向子プロ

実はこの3人の選手は、
スイング調整に「ある道具」を使うという
共通点があるんです…

「一年以上、コレばっかり振ってました」(渋野プロ)
「いい状態のスウィングの立ち返れる」(石川プロ)
「学生の頃から使ってます」(松山プロ)

ご紹介のコレは、プロ仕様ではなく
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