From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
ゴルフを教える上で、一番教えるのが難しい部分。。。
それは「何を練習すればいいのか」を教えることです。
なぜなら、ゴルフのスイングは人によって異なるもので、
全ての人に通用するものというのは、究極的には「ない」からです。
今日の話は、ちょっと難しい話だと感じているかもしれませんが、
そんなことはありませんので、少しお付き合い下さい。
誰でもうまくなれるスイング?
今でもゴルフ界では常に「最新理論」のようなものが出てきています。
しかし、多くのアマチュアゴルファーがそうした理論に惑わされてしまい、
無駄なことをしているというのは、無視することができない事実としてあります。
スイングそのものについては、科学的な視点から多くのことがわかっています。
しかし、そのスイングの考え方が、誰には合っていて、誰には合っていないのか、
そういうということは、教える側の「カン」のようなものに頼っているのが現状です。
だからこそ、その人に合ったスイングをどう身につけさせるか、、、
そこがプロコーチの腕の見せ所ということになってくるわけですね。
ただ、ここで一つだけ言えることは、
「確実に誰でもうまくなれるスイング」
というものはない、ということです。
しかし、、、スコアに直結するスイングの考え方というのは、あります。
これは一体、どういうことか?
どんなスイングにも変わらない要素
私が何を言おうとしているのか、もう少し詳しく説明させてください。
スイングというのは、やっかいなものです。
なぜならそれは、年齢や環境によって、大きく変化するものだからです。
同じ場所にとどまっていることが許されないものだということです。
「このスイングのまま、一生を終える」ということはありません。
しかし一つだけ「スイングにおいて変わることのない真実」があります。
それは何か?
「インパクトの瞬間」
これによってどういう出玉が出るのか、それはどんな「スイング理論」にそって
スイングをしているにせよ、変わりません。
スイング軌道とフェースの向き、それによって合計9つの弾道になる、、、
私がことあるごとにお伝えしている「9ボールルール」ですね。
どんなスイングをしているにせよ、ゴルフクラブを振っているのであれば、
このルールから外れることはありません。
結果から逆算する
だとすれば、その9ボールのうち、どの弾道を求めるのか?
その弾道を求めるのに、今のあなたの身体、
そして目標とするスコアがどこなのか?
そこを考えずして、自分のスイングを考えることはできないのです。
単に「新しい理論だから」とか「何だかかっこいいから」とか、
そういうことで選ぶのではありません。
スイング選択は、自分の目指すスコアに焦点をあてるのです。
「100切りなら? 90切りなら? 80切りなら?」
「病み上がりでスイングで身体に負担がかけられない。。。」
「あまりに不恰好なので、スコアよりまずスイングをキレイにしたい」
たとえば、上記のような目的があるはずです。
逆に言えば、こうした結果から逆算しないかぎり、
自分の望む結果が得られるはずがない。。。
あなたの望む目的は何ですか?
またメールします。
小原大二郎
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