From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、上達するのにこれはやってはいけない、
ということについてお話をしたいと思います。
私もいろいろなところでこの話をしているので、
「同じような話を聞いたなあ。。。」
もしかしたら、そんなふうに思うかもしれません。
ですがそういう方は、確認程度でお読みいただければと思います。
ゴルフやめたほうがいいかもしれません
私が教えている方ではないのですが、
ちょっとゴルフをご一緒したことがあった方がいます。
その方、、、名前は忘れてしまったのですが、
仮にAさんとさせていただきます。
Aさんは、私がレッスンしている人とのラウンドレッスンで、
いっしょに連れていらした方でした。
ラウンドしながらレッスンと簡単なアドバイスをさせていただいたんですが、
レッスンが終わってから、3人を交えてお話をしていました。
Aさん「私はもしかしたら、ゴルフをやらないほうがいいのかなと、
よく思うんです。」
小原 「え、どういうことですか?」
Aさん「いやあ、やってもあまりうまくないですし、
他の人は、私なんかよりも後で始めても、
すぐに置いて行かれてしまうんです」
小原 「そうなんですか」
Aさん「はい、こんなんだったら、やってもしょうがないかなと」
小原 「でも、今日いっしょに回らせていただいても、
ゴルフ自体は楽んでいらっしゃるように見えましたよ」
Aさん「ええ、ゴルフは好きです。でもやっぱり、
素質がない自分を知ると、いやになりますね。。。」
頑張っているのに。。。
Aさんは実際、ラウンド中もゴルフ自体はとても楽しそうに回られていて、
話を聞く前までは、そこまで深刻に考えているようには見えませんでした。
しかし、話を聞いていて、ある一点が引っかかったんですね。
それは何かというと。。。
「他人をゴルフの基準にしてしまっている」
ということです。どういうことかというと、、、
・自分はゴルフで人と比べてこんなにもできていない
・その一方で、あの人はこれもできる、あれもできる
・人と比べて劣る自分は、もうゴルフをやめたほうがいいんじゃないか
そんな考え方をしてしまっているということです。
ちなみに、そういう人は頑張っている割に上達が遅い人が多いです。。。
他人を基準にしない
ゴルフは基本的に一人で行うスポーツです。
だからこそ、他人がどうかというところから始めるのではなく、
・自分が今どうなっているか?
・自分の問題は何か?
・最終的に、自分はどうなりたいのか?
常に自分というところから考え始める必要があります。
しかし、どうしてもスコアが思うように伸びない頃というのは
自分に自信がないですから、自分にフォーカスするのは難しいです。
しかし、結局自分を変えるのは自分でしかありません。
そもそも人のためにゴルフをするのではありません。
自分のためにするのですから。
もちろん、他人が行っていることをリスペクトすることは大切です。
その人がどうやってうまくなったのか、その話を聞くことで、
自分の上達に結びつけることもできるかもしれません。
しかしその先に「じゃあ、自分はどうするのか?」
ここを忘れてはいけません。
人間というのは常に自信を持ち続けることは難しいかもしれません。
ですが、自信を持たなくても、自分を客観的に見ることとは別ですから、
たとえ自信がなかったとしても、自分を見つめられるかどうかが大切です。
他人を基準にしたゴルフの上達は、
はじめはうまくいくこともあるかもしれません。
ですがどこかで必ず壁にぶち当たる可能性があることを、
改めてお伝えしておきたと思い、このようなことを書きました。
またメールします。