From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
「いろんな上達法を試してみたけど、うまくいかない…」
「やらなきゃいけないとわかっているけど、行動できない…」
「仕事やら何やらで忙しくてできない…」
このメールをまじめに読んでいらっしゃるあなたにも、こんな経験はないでしょうか?
実際、私のまわりにいらっしゃる方からも
そのような相談を多くいただきます。
そこで今日は、モチベーションを維持するための方法をいくつか紹介します。
あなたもすでに知っている内容かもしれませんが、
この機会に自分が実践できているかどうかを確認してみてください。
■成功する人・成功しない人の差
まずその前に、成功する人としない人の差は
このモチベーションというものが大きく影響すると思います。
モチベーションが高ければ、何度も失敗しても、前進が遅くても
あとで必ずうまくいくようになるのが現実です。
よく「成功曲線」とか「成功のJカーブ」といわれますが、
自分が描いた理想型よりはるかに遅れて成功というものがやってくるのです。
これは、ゴルフの上達も同じだと思います。
しかし、ガンバっているけど結果が出ないという時に、
だいたいの人はあきらめてしまうのが現実です。
つまり、このモチベーションというものをコントロールすることさえできれば、
成功する可能性が極端に上がっていくんですね。
■モチベーションをコントロールする3つの方法
さて、それでは本題、モチベーションをコントロールする方法です。
通常人間は、「○○をもらっているから××しなければならない」
という気持ちで動いていますが、このコントロール方法を導入すれば
「自ら××したい」という行動に変わっていきます。
これはゴルフだけではなく、仕事などでも使える方法だと思います。
嘘だろー、と思うかもしれませんが、それなりに効果を感じることができるでしょう。
◆1.本当の動機を明確にする
「100を切りたい」
「90を切りたい」
「シングルになりたい」
あなたもこのような目標を持っていると思いますが、
でも、この目標の裏には必ず何らかの動機があるはずです。
人は何か行動する際に「動機づけ条件 → 行動」という原則があります。
当たり前ですが動機がなければ動かないのです。たとえば、
「100を切りたい」
→ 仲間とラウンドしていて恥をかきたくない。
いいところを見せたい。
60歳、70歳になっても100を切れれば自信になる。。。
などなど、行動に直結する動機をより明確にする必要があります。
この動機は特に人に言う必要のないものなので、
できれば人には言えないような「ドロドロした」(笑)もののほうが効果があります。
◆2.行動ポイントカードを作る
つまらないことと思うかもしれませんが、
「自分でスタンプシートを作って、毎日の練習をちゃんとやったらそこにハンコを押す」
こんなことでも、モチベーションを維持できます。
自分なりに決めた行動を実行したら小さなご褒美をあげると
不思議とモチベーションが上がっていくのです。
「パターマットで5分練習をしたら1ポイント」
「ダンベル運動を3分したら1ポイント」
「クラブの素振りを50回したら2ポイント」
こんなふうに、自分の行動を可視化して評価していくのです。
何ポイント貯まったら何かを買うなど、
自分へのご褒美を用意してもいいですね。
◆3.行動をグラフ化する
棒グラフ、折れ線グラフなどを使って、
一日一日の行動量を可視化すると自然とモチベーションが上がります。
素振りを何回やった、ボールを何球打った、足腰のために何分歩いた、、、
などなど、紙やパソコンに記録するのです。
できればちょっと面倒でも大きな紙に書いて、
目につく場所に貼っておくとよいでしょう。
このグラフ化はよく会社などでも使っている一般的な方法ですが、
やはり効果はあります。
自分の行動を計測し、視覚化することで人は認識し、
それに対して自然と改善案を考え出すのです。
以前、「レコーディングダイエット」というもの流行りましたが、
あれは自分が食べたものを記録して、カロリーを書き出すことで、
常に問題意識をもち、ダイエットに対しての危機意識を芽生えさせる方法です。
ゴルフも同じで、常に数字を可視化、そして量を日ごと、月ごとに可視化することで
モチベーションを維持していけます。
■やるかやらないか
こうした方法は地味ではありますが、やれば結果が出るものばかりです。
ただ、多くの人がこのモチベーションを保つ方法を教えても、
この方法自体をやらないのです。
「やれば結果が出る、でもやらない」
さすがにこれでは無理です。
私も「100を切りたい」「シングルになりたい」という人をたくさん見てきましたが、
うまくいかない人はなんだかんだいって行動していないのです。
このメールを読んでいるような意識の高い方はそうではないと思いますが、、、
悲しいことに、行動する方法を教えても行動しないのです。
結局、人間は自分が本当にやりたいと思ったことしか、がんばれないものなのかもしれません。
「最近なんだかゴルフに身が入らないなあ」と思っている人は、最初に書いたように、
まず自分がどうなっていきたいのか、その理由をしっかり考えることをオススメします。
またメールします。
小原大二郎