FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
私の生徒さんで、
メキメキと力をつけているTさんという方がいます。
Tさんは34歳の会社員、まだお若い方です。
とてもやる気に満ちていて、
練習も毎日やっていて、スコアも伸びてきています。
Tさんはとにかく何でもやってみるタイプの方です。
正直飽きっぽいところもあるんですが(苦笑)
上達を実感できる練習に出会うと一気にやりこみます。
なので、短期間でも上達することが出来ます。
初めてお会いした時は始めたばかりだったのに、
2年経った今では私の生徒さんの中でもかなり上手な方に入ります。
Tさんのストレス?
でも、そんなTさんに最近ストレスがあると言います。
周りから見たらまだ若いし、
スコアも伸びてきているし、
ドライバーも平均より飛ぶ方なので、
とても順調にいっているようにしか見えないと思います。
でも、そんなTさんに最近ストレスがあると言います。
先日、その話をTさんに聞いて、
なぜそんなにストレスが溜まるのかが分かりました。
これはもしかしたら、
あなたも同じ症状に陥っているかもしれません。
注意して聞いてみてください。
Tさんのストレスの原因は他人にありました。
他人の言動が許せないのです。
Tさんはよく、
会社の部長さんにゴルフを誘われるそうです。
部長さんの平均スコアは95くらい。
Tさんの平均スコアは85くらいです。
そんな部長さんは、
とにかくTさんのゴルフにケチをつけるそうです。
アドレスからスイングまで、
そうじゃない、もっとこうだと言われるそうです。
「僕のほうが上手いのに!
なんでこんなに言われる筋合いがあるんだ!」
Tさんはちょっと叫び気味で私に語ってくれました。
その上、プレーをしながら煙草を吸ったりと、
マナーも悪い・・・と。
部長さんの話をしている時のTさんは目がギラギラしていて、
相当怒ってるんだなーっと感じました^^;
ゴルフ自体は大好きなのに、
部長の誘いだから断ることもできず、
このままだとゴルフがストレスになってしまいそうだとおっしゃっていました。
原因はあなたにある?
この話を聞いて、確かにTさんは気の毒に感じます。
でも、残念なことですが、
ゴルファーが100人いれば100通りの考え方があるわけです。
マナーが悪い人もいれば、口が悪い人もいるでしょう。
それにいちいち腹を立てていたら、
いつまでたってもその怒りから逃れることは出来ません。
そう。さっき私は他人が原因だと言いましたが、
実はTさんのストレスの原因はTさん自身の中にあるのです。
つまり、Tさんの頭の中には、
部長さん=怒りの対象
になってしまっているのです。
でもいくらイライラしたところで、
部長さんの態度が変わるわけでも、なくなるわけでもありません。
これは裏話ですが、
プロの世界ではもっとむちゃくちゃな人はいっぱいいます^^;
名前は出せませんが、、、
私も若い頃はイライラ、イライラしてました。
大切なのはそういった言葉や態度を聞いて、
どう感情をコントロールするかだと思います
そして次回からはどう接すればいいのかを考えること。
怒っているだけでは
同じことを繰り返すだけですよね。
すべては自分自身の中にある。
Tさんの部長さんへの怒りは、
極めてネガティブな対応だと思います。
その怒りは周りの人にも悪影響を与えて、
自分自身にストレスとなって返ってきます。
Tさんにはこの話をその場で言いましたが、
怒りの話をずっと聞いていたら、
私自身ちょっと元気がなくなってしまいました^^;
全ては自分自身の中から始まっている
誰でも、自分の基準に沿って相手が行動すると
期待してしまいます。
盲目的な期待はストレスの原因になります。
これは真面目でポジティブで行動力のある人には
起きやすい現象です。
真面目な人は他人も
自分と同様に真面目だと思ってしまいがちだし、
そうあるべきだと思っています。
盲目的に期待することはやめましょう。
他人が自分の基準とずれていたとしても
怒ったり、落胆することはやめましょう。
大切なのはそれに
どう対応するかだと思います。
自分はこうはならないぞ、
と鼻で笑ってやれるくらいになりましょう。
また、メールします。
小原大二郎
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