2015.07.21
From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、
皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!
前回のメールで、
バンカーのアドレスについて少しふれました。
バンカーで飛ばないアドレスをしている方が多いという事で、
僕は一緒にラウンドするとき、まず僕がアドレスをします。
そして、生徒さんにその足跡にアドレスしてもらいます。
そうすると、今までよりいいバンカーショットが出て、
喜んで頂く事が多いんですね。
いきなりアドレスだけでピッタリ寄るというわけにはいきませんが、
今までと全く違う球筋が出たことにビックリして頂ける事が多いです。
ですが、僕の足跡にアドレスしても
結果が全く良くならない方ももちろんいらっしゃいます。
それは何故でしょうか?
ホームランが怖い…
その理由は、僕の足跡にアドレスしてもらった後、
生徒さんにとってボールが非常に中(右足寄り)に感じる方が
多いようなのです。
そうするとホームランが出そうな気持ちになり
余計多く砂を取ってしまう、という方もいらっしゃいます。
まず、アドレスがかなり大事なのは少しわかって頂けたと思います。
そしてアドレス同様に バンカーで大事なこと。
それは「クラブの落とし所」です。
まあ、これは当たり前と言えば当たり前です。
ところであなたはクラブを具体的にどこに落とそうという事を
考えたことがあるでしょうか?
前回話した「絶対出す」のショットが必要な方たちは、
とにかくホームランを避けて、大きくダフらせるという意識でしょうから
だいたいボールの10cm~20cm手前ですね。
僕がバンカーを教えるときは
「ボールの5cm手前にバンスを落としてください」
と教えています。
ちなみにバンスというのはクラブのソールの中で一番出っぱっていて
地面に最初に着地するソールの一部分です。
バンスというのはフェースを開くと大きくなりますし
ハンドファーストにアドレスすれば小さくなります。
5cm手前にバンスを落とすという事は
ソールの大きさにもよりますが、リーディングエッジは
2cm~3cmのところに落とすという事になります。
「え、そんな難しいこと出来ないよ…」
「そんなのじゃホームランしそう」
という声が聞こえてきそうですね。
でも僕はスコアが100前後の方にも
「5cm手前にバンスを」と教えています。
繰り返しますがリーディングエッジは2cm~3cmです。
もちろんホームランも出ます。
確かに難しい事なので、
すぐに出来なくてももちろん構いません。
100球打って、ほとんどうまくいかなくてもいいのです。
ダフりとホームランはたくさん出てもいいのです。
なぜかというと、100球くらい打つと
何球かいい所にバンスが落ちてくれます。
その時非常にいい感覚が手に届きます。
スコアが100前後の方が
今まで打ったことのないようなスピンの効いた
綺麗なバンカーショットが出ます。
「あっ、バンカーってこんな風に出るの?」
そんな驚きとともに感動してくれます。
ここでもう一度、あなたがゴルフを始めた時を思い出して下さい。
しばらくまともに当たりませんが
初めて芯に当たったとき非常に気持ちが良かったと思います。
その感覚と感動をバンカーでも味わって頂きたいと思っています。
この「いい感じ」を知っているのか知らないのか
味わったことがあるのかないのかでは、あとで大きな違いになります。
なぜ大きな違いになるのかは
皆様なんとなくお分かりかと思いますが
それについては次回、改めてお伝えさせて頂きます。
さて、話は変わりますが、
今回千葉のレッスン会には3名の方が2回目のご参加でした。
皆様ご自宅でも熱心にシャドースウィングを続けて頂いて
進化したシャドースウィングを見せて頂き、とても嬉しく思いました。
非常にいいアイアンショットも見せて頂きました。
そして今回初めて、パターのレッスンも行いましたが、
「目からうろこです」
「もう、このレッスンだけでもいいですね」
と非常に好評だったので
このレッスンも続けていこうかなと思いました。
ご参加、どうもありがとうございます。
ちなみに次回は
・愛知開催:8月14日・15日
・千葉開催:8月21日・22日
を予定しています。
これから正式に決定しますが、非常に暑く体力的に大変な時期なので、
夕方開催で、時間も短めにしようか検討しています。
興味のある方はゴルフライブさんからの案内を
気にしてみてください。
ーツアープロ 梶川剛奨
追伸
そういえば、今日から僕の教材DVD
「バンカーショットを極める」がキャンペーン中とのことです。
前回からお話ししているバンカー攻略法が満載ですので
ぜひ一度、こちらのページをご覧になってみてください。
↓
http://g-live.info/click/kb150721/
*ページには大きく「80切り」と書いてありますが、
今日も話したように、100切りを目指すゴルファーにも
ぜひ知っておいてほしい内容です。