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オレの話を聞けぇ~♪

2013.10.19
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、、、書こうか書くまいか、ちょっと迷ったことを書きます。

と、こんなふうに書き始めている今でも、
「これ、やっぱり書かないほうがいいかな。。。」と思っている自分がいます(笑)。

何の話かというと、ちょっと前のことなんですが、
以前レッスンをしていた時のことです。

いいか、こうやるんだ!

とある某所で、私がレッスンをしていた時のこと。。。

普段その場所ではあまり見かけないコーチがレッスンをしていらっしゃいました。

たまたま私が、そのコーチの近くでレッスンをさせていただいていたのですが、
その教え方がなかなか個性的で。。。

まあ簡単に言うと、かなりの「スパルタ」だったんですね。

 ・スイングはこうだ!

 ・私がやっているのと同じスイングをしろ!

 ・そのやり方じゃダメだ。今まで誰に習ってたの?

終始こんな感じでレッスンをしていらっしゃいました。

そうしたいわゆる「オレオレ的」なところも気になったのが、
もうひとつ気になったことがありました。それは何かというと、、、

そのコーチ、とにかく話が長いんですね。

レッスンの生徒さん、1時間ほどのレッスンだったようですが、
そのレッスン中、ほとんどゴルフクラブを振っていなかったんじゃないかな。。。

 ♪オレの、オレの、オレの話を聞けぇ~♪

有名な曲にそんなフレーズがあったかと思いますが、
そんなBGMが、私の耳に流れてきました(笑)。

クラブを振ってナンボ

私もゴルフのレッスンコーチとしてお仕事をさせていただいている手前、
このようなことをお話するのはまさに「天に唾する」ようなもので、

 「そういうお前はどうなんだ?」

そんなふうに言われてしまいそうですが。。。^^;

まあ、その先生は、話していらっしゃることは基本的にそれほど間違ったことを
言っているわけではなかったのが救いですが、とにかく話が長い。

そのせいで、生徒さんはクラブが満足に振れていませんでした。

確かに、言葉でしっかりと説明することももちろん大切です。
コーチからのたった一言で、ゴルフ人生を変えることだってあるかもしれません。

ですが、、、ゴルフというのは技術のスポーツですから、
クラブを振ってナンボ、というところはあります。

これは人によってのやり方なのでしょうが、、、

私はどちらかというと、レッスン中はできるだけクラブを振る時間を長くして、
身体にスイングをしみこませてほしいと考えている派かもしれません。

そしてもう一つ、私がその隣のコーチで気になったことは、、、

 「スイングとはこういうものだ」

そんなふうに決めてレッスンをしてしまっていたことです。

スイングは誰のもの?

もちろん、ゴルフスイングで絶対に外してはいけない基本というものは存在します。

そして、教える方と同じようなスイングをすることで、
うまくいくことも確かにあります。

やりかたをプロに教わっているという安心感も手伝って、
その信頼が上達に導いてくれることも、確かにあるでしょう。しかし、、、

結局のところ、自分のスイングはコーチのものではありません。
他ならぬ、かけがえのない自分のものです。

どんなに素晴らしい方法であろうと、どんなに素晴らしいコーチであろうと、
ゴルファーにとっては、自分のゴルフがよりよい方向に向くことが大切です。

それなのに、コーチのやり方を押し付けたところで、
本当にそれが、その人のためになるかどうか、、、

そのコーチのレッスンを受けていた生徒さんは、
とても素直にコーチの言うことを聞いていたように見えました。

ですが、それが本当に自分のためになっているのか、、、
そこまで考えていたかどうかは、今となってはわかりません。

「スイングのここがこうなっていませんか?」と一言言ってあげるだけで、
自分のスイングについての見方が変わり、自然にいいスイングになる。。。

その一言が、ゴルファー人生を変えるぐらいの一言であるためには、
頭ごなしに言うのではなく、自分の言いたいことをいうのではなく、、、

真剣に生徒さんのことを知ろうと努力する必要がある。。。そう思います。

今日の話は、自戒を込めての話でもありました。
あなたにはあまり関係のない話と感じたのであれば、すみません。

またメールします。

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ボールマークでアンダーパー

2013.10.18
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

かなり前のことですが、私の同級生が私のレッスンにきてくれて
ゴルフを教えたことがあります。

そのときは、偶然同窓会であったことをキッカケに
ゴルフを教えるよという話になったのですが、

この同級生はもともと110前後で回っていました。

ところが、私にレッスンを習ってから
ゴルフ熱がさらに増したようで、練習にさらに打ち込まれるようになり
100切りを達成しました。

そして、いつのまにかなんと・・・

アンダーパーで回るまでになっていたのです。。。

「君は確かに練習を沢山していたと思うし、
 何故こんなに早くアンダーパーで回れるようになったの?」

と聞いてみたところ、

答えは、「ボールマークを直すようになったから」でした(笑)
はじめは何かの例えかな?とおもったのですが、そのままの意味でした。

「小さなこと」でチャンスを逃す

彼がスコア110前後のとき、ゴルフ自体が比較的忙しかったと言っていました。

もともと不慣れで、同伴者にも気を使ってプレー
していたので、どうしても硬くなってしまっていた。

さらには、とにかく早く打つことに気を使っていたので、
パッティングは思い切りで打っていました。

ですが、私のレッスンに来てくれて、練習するうちに
ゴルフが上達してきて心に余裕が出てきたようです。

余裕が出てきたことで特に効果が現れたのが
グリーン周りでした。

今では確かにグリーンまでの移動は早足でしますが、
グリーン上ではゆっくりとグリーンの状態をみてパッティングできるようになったそうです。

その証拠が・・・

「ボールマークを直すようになったこと」でした。

勿論、同級生もボールマークは元々直していましたが、
今まで気づかなかったようなボールマークに気づくようになりました。

グリーンをぼーっと見つめていると
意外にボールマークがあることがわかったそうなんです。

よくよく見たらば、自分のパッティング線上にも
ボールマークがあったり。

そんなボールマークを1つ1つ直しているうち、
今度は、ボールマークを探そうと
グリーンをぐるぐる周ってみたそうです。

ボールマークを探しながらグリーンをぐるっと回っていると
グリーンの傾斜や状態がよく把握できて
どうパッティングしたらいいかイメージできました。

パターの数が本当に減ったそうです。

「小さなこと」が大きな差を生む

ボールマークを直すという行為は、マナー上大事な行為で
後続のプレーヤーや芝を気遣うために重要ですよね。

ですが、今回の同級生の例は面白く

ボールマークを探すという行為自体で
スコアアップできるのですから

大変おもしろいですよね。

あなたもボールマークを探してみてくださいね。

直した数だけ、スコアアップできますよ(笑)

ちなみに、ボールマークの直し方を間違えると
芝が枯れてしまいますから、直す際は周りの芝を寄せるようにして
直してくださいね。

またメールします。

小原大二郎

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まずはクラブを握ろう

2013.10.17
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

突然ですが、あなたに質問です。

 「あなたが最近クラブを握ったのは、いつですか?」

もちろん、このメールをお読みの方はゴルフを心から愛している方が多いので、
あなたも「もちろん毎日振っていますよ」とお答えになるかもしれません。

しかし、、、お仕事や体調などの何らかの事情で
「最近クラブを握っていなくて。。。」という方もいらっしゃるのではないかと思います。

久々のゴルフでグリップにズレが。。。

私が前から教えていらっしゃる方で、少し前に
「またレッスンをお願いしたい」という方が最近いらっしゃいました。

名前は仮に「Sさん」としておきますが、
おそらくレッスンをするのは1年ぶりぐらいだと思います。

Sさんは1年前までは定期的にレッスンをしていた頃は、
いいときは80台、悪くても100を超えることはないところまで行きました。

しかしながら、その後ちょっとだけ体調を崩されたのをきっかけに、
レッスンから足が遠ざかっていたんですね。

正直、今はかなりレッスンのスケジュールがキツキツの状態だったのですが、
せっかくのSさんのお願いということで、ちょっとだけ見ることになりました。

Sさん「お忙しいところすみません。
    最近サボっていたんで、ちょっと見てもらおうと思いまして」

小原 「いえいえ。最近ラウンドしていますか?」

Sさん「いえ、実は来月久しぶりにラウンドがあるので、
    久々クラブを振っていたんですが、、、しっくり来なくて」

小原 「そうですか。。。ちょっと何球か打ってみましょうか?」

Sさん(ボールを打つ)

小原 「なるほど、、、ちょっと以前に比べてグリップがウィーク気味になってますね。
    もしかしたらそのへんが違和感の原因かもしれませんね」

Sさん「え、本当ですか?」

小原 「ええ、ちょっとだけ自分の意識ではストロング気味に握ってみてもらえますか?」

Sさん(再度ボールを打つ)

小原 「どうですか?」

Sさん「ああ、確かに、以前打っていた感覚って、こんな感じだと思います」

小原 「そうですよね。体調を崩されても、グリップを握るだけならできますから、
    体調が悪いときでも、グリップの感覚は続けたほうがいいかもしれません。
    クラブを握っているだけでも、気分転換にはなりますしね」

Sさん「なるほど。。。ありがとうございます。
    ああ、やっぱり無理言って来てよかったです」

悪いグリップからいいスイングは生まれない

極めて当たり前のことですが、、、
ゴルフをする上で、クラブを振ることなしには結果は出ません。

「クラブを振る」と一言で言ってしまいがちですが、
そこにはスイングということだけではなく、
グリップやアドレスという、スイングの前段階に当たる要素もあります。

グリップやアドレスの基本がしっかりしていなければ、
どんなにいいスイングをしていても、いい結果が出ないことは多いのです。

先ほどのSさんを例に取れば、Sさんのような実力的に80台が出せるような人でも、
グリップやアドレスに変なクセ出てしまって、思うようにスコアが伸びていない。。。

レッスンをしていると、そんなケースによく遭遇するのです。
まさしく、

 「悪いグリップからいいスイングは生まれない」

ということですね。

自分がどんなクセがあって、そのクセが出ないようにする方法、
活かす方法がなければ、あなたが望むような結果はついてきません。

もしあなたが今、Sさんのようにブランクがあってスイングが安定しない、
あるいは、ゴルフでちょっとしたスランプ状態にあるのなら、、、

まずはグリップとアドレスを一度確認してみることをオススメします。
そこでの小さなズレが、大きなズレとなっている可能性もあるからです。

ゴルフ上達の3つのポイント

ですので、日々グリップやアドレスを自分で確認することで、
そうしたズレを確認することができます。

そこで、こうしたグリップやアドレスの確認も含めて、
ゴルフ上達のための3つのポイントをおさらいしておきたいと思います。

◇ポイント1 グリップ、アドレス、スイングはプロのアドバイスを

ゴルフスイングについては、見ていただけるプロがいるのであれば、
直接見てもらうのが一番です。

もちろん、お金や時間の問題もあるので、
人によってはなかなか難しい面もあるかもしれません。

しかし、そうすることで次の間違いを減らすこともできますし、
「本当にこれでいいのかな?」という疑いを持ちながら練習をすることもなくなります。

◇ポイント2 練習は自己責任

いくらプロにスイング全般を見てもらったとしても、
それを実際にやらないのであれば、全く無意味になってしまいます。

極めて当たり前のことですが、、、
自分のスイングを、自分で作っていくより仕方ありません。

プロに見てもらったから安心、という考えは捨てましょう。
見てもらっても、あくまでそこからがスタートラインと考えて下さい。

◇ポイント3 常にクラブを握ること

先ほどのSさんのように、2ヶ月、3ヶ月とクラブを握っていないと、
その感覚を忘れてしまうことは少なくありません。

それを継続するためには、常にクラブを煮る感覚を持ち続ける必要があります。

かといって、別に毎日フルスイングでボールを打てというわけではありません。

小さなスイング、たとえば腰から腰のビジネスゾーンの確認や、
ボールは打たなくても、日々グリップを握って確認するだけでもいいのです。

これを続けることで、あなたが積み上げた時間や労力を無駄にせずに済むのです。

この3点、いつも私がお伝えしていることと重なる部分はあるのですが、
いい機会なので改めてお伝えしようと思いました。

とにかくクラブを握ること。
それがあなたのゴルフをサビつかせない一番の方法なのです。

またメールします。

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【ビデオ】朝イチ、午後イチのティーショットのミスを減らす方法

2013.10.16
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日はウィークリーレッスン動画を配信します!

今日のテーマは、、、
「朝イチ、午後イチのティーショットのミスを減らす方法」です

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アイアン選びは恋人選び

2013.10.15
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

アイアンの昔話・・・

ゴルフライブの読者のみなさんは
ゴルフ経験が豊富で、私がこんな話をするのは
少々気が引けるのですが、今日は昔話をしたいと思います。

アイアンの昔話です。

その昔、アイアンというのは
今のアイアンと少し違っていました。

どう違ったか?

ご存知でしょうか。

昔のアイアンというのは
重心が高く(均一だったと言ったほうが正しいかも)、

スイートスポットも小さかった。

ロフトも今のクラブより
立っていなかった。

つまりは昔のアイアンは・・・

今よりも飛ばないし、

今よりもミスショットしやすい難しいクラブだったということです。

アイアンの進化

アイアンはこの30,40年でかなり進化しています。

大雑把に言えば、形は変化していないかもしれませんが、

低重心化が図られ、ロフトが立ち、
スイートスポットが大きく作られるようになったことで
ボールがよく飛び、ミスショットが少ないクラブへと進化しているわけです。

アイアンの元々の形というのは大きくは進化していませんが
確実に進化しています。

ゴルフは手でボールを投げるスポーツではなく、
クラブがボールを運ぶスポーツですから

クラブの進化というのは、
ゴルフの結果に大きく影響を与えます。

もしかしたら、この読者にも
同じアイアンを30年使っているという方も
いらっしゃるのでしょうか。

アイアンにも寿命がある

今お話したように、アイアンの性能はこの数十年で
かなり進化しました。

勿論、数十年同じアイアンを使っていらっしゃる方には
ぜひ新しいアイアンをお求め頂くことであなたの
スコアアップに繋がる可能性も高いと思います。

ですが、そもそもアイアンにも寿命があるのは御存知ですか?

アイアンには、溝がありボールを捕らえて
スピンをかける働きをします。

この溝が、ショットを打つたびにすり減ってしまって
ボールの止まりが悪くなったり、打感が悪くなったりします。

ほかにもシャフトの耐久性も無限ではありません。

使い方によっては故障する場合があります。
曲がってしまったり、折れてしまったり。

どこかに、故障箇所が出てくると、
振り回す道具なので、安全性の問題も出てきます。

ですから、アイアンというのは性能の進化以外にも
寿命があるので、ずっと使い続けられるとは限りません。

ただ、とはいえども
道具を変えるときというのは

ゴルファーにもっとも怖い瞬間の一つだと思います。

クラブ選びは恋人探し

新しいクラブに変えることは本当に怖いです。

お金もかかるし、自分が今まで打てていたボールを
これからも打つことが出来るか不安です。

でも、変えないことで
自分が一打、一打を損しているんじゃないか

と感じるのもイヤです。

クラブ探しというのは、
現状に不満をもったカップルが
新しい恋人を探すかのようです。

本当に難しいです。

例えば、新しいクラブを探さなくとも
今のクラブを補修しながら使い続けるという方法もあります。

すり減った溝を再生加工してくれる
お店などもあります。

もし、あなたが今のクラブを
気に入っているなら、ぜひ使い続けて下さい。

ただ、不満があるなら
積極的に新しいものにアクションしていくとよいでしょう。

それだけで、
ボールの飛びが変わってくるかもしれません。

道具はそれだけ、
ゴルフにとって大事ですので。

またメールします。

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