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考え過ぎは損をする?

2013.04.12
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は「考え過ぎは損をする?」という話をします。

もちろん考えればいい結果を生むこともあることは事実です。
しかしながら、それが全ての場合に当てはまるわけではないようです。。。

「何も考えずに」わずか2ヶ月で100切り達成!

私のレッスンのお客様には経営者の方が多いのですが、
その中の一人であるMさんは、まさに経営者タイプの男性です。

現在50代後半なのですが、平均はスコアは90台後半。
性格は、、、とにかくパワフル。

親はいわゆる固い職業だったそうなんですが、
自分はそうはなりたくないという反動もあったそうで、
20代の頃に事業をおこされたのだとか。

一言で言えば、ホントに感覚的な感じなんですね。
その性格はゴルフにも現れています。

小原 「お、今のスイング、とってもいいですね!」

Mさん「え、そうですか? 特に何も考えずに振っているんですけど。。。」

小原 「オススメした練習の成果が出ているんじゃないですか?」

Mさん「うーん、言われたことを特に何も考えずにやっているだけなんですけどね。。。」

いつもこんな感じで「何も考えてない」が口ぐせです(笑)。

そんなMさんですが、私のところにいらした時には
スコアはだいたい110付近をフラフラしているような感じでしたが、、、

レッスンに来てからわずか2ヶ月で、100を切ることができました。

その間、レッスンにはたった2回しか来ていらっしゃらないんですが、
「何も考えない練習」を続けたのおかげで、
あっさりと「100の壁」を超えてしまいました。

本当に「考えてない」?

こんなふうに言うと、まるでMさんが何も考えないでスコアを
アップさせたように思われる方もいるかもしれません。

 「単にもともとのセンスがよかったんじゃないの?」

そんな声も聞こえてきそうです。

しかしながら、ハッキリ言ってMさんはどちらかというと
器用なタイプでは決してありません(Mさん、ごめんなさい 汗)。

じゃあ、なぜうまくいったのかというと、、、
「やったあとに、よく考えてみる」タイプなんですね。

言われた練習は、言われたとおりにやる。
レッスンも素直な気持ちで受ける。

そして、やってから、、、

 「なんで今日のスイングはスムーズじゃなかったんだろう?」

 「この前小原先生から言われた『いい』の理由は一体なんだったんだろう」

 「だったら明日はこんな感じで練習をしてみようか」

そういうことを、毎日の練習やラウンドの中で考えながら、
日々のレッスンをしていたんですね。

自分の持っている手帳にも書いたりしていたそうです。

「商売でも同じなので」

何も考えないにしても、効果のないこと、むしろ逆効果のことしてしまっては、
せっかくうまくなるものもうまくなりません。

しかし、それが一定の効果の出る練習であれば、あまり細かいことは考えずに
とにかく愚直にやったほうが、早く効果は出るのではないかと思います。

そして、そのためには「やる前に考える」のではなく、
「やってから考える」ということ。

それは私が多くのアマチュアゴルファーを見ていて感じることでもあるのですが。
後者のほうが、結果が早く出る場合が多いようです。

Mさんはもちろん「やってから考える」というタイプですね。

このメールを読んでいらっしゃる方は、
どちらかというと「やる前に考える」タイプの方が少し多いかもしれません。

でもハッキリ言って、考えている間は技術は身につきません。
技術を身につけることができるのは、とにかく実践でしかないのです。

Mさんにそのへんの「やってから考える」ことを聞く機会があったのですが、
面白いことをおっしゃていました。

 「これは私の商売でもそうなんですが、
  いいと言われたことは、とにかく納得するまでやってみるんですよ。

  やるときにはあまり考えずに、ただひたすらやります。
  だってやらないと、それがいいか悪いかなんて、
  結局はわからないじゃないですか。

  でもやってからは、なんでよかったのか、
  なんでダメだったのかは、ちゃんと考えますよ。
  ゴルフ同じかなと思って、そんなふうにやっていますけどね」

「仕事が出来る人はゴルフもできる」
そんなことをいう人もいらっしゃいます。

もちろん、これが必ずしも当てはまらない人もいるのですが、
Mさんの場合は、そのタイプだったのかもしれません。

もしあなたが「やる前によく考える」タイプなら、
Mさんの考え方も参考にしてみるといいかもしれません。

 「考えることは大事。でも、考えている間は技術は身につかない」

 「技術を身につけるには、とにかく実践しかない」

これはゴルフでも当てはまることですので。。。

またメールします。

小原大二郎

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フォロー(肩から肩)における前傾角度

2013.04.11
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

前回までは、腰から腰のフォローについて
何回かにわたってお話ししてきました。

ここからは、腰から腰のフォローの次の段階、

 “肩から肩のフォロー”

について、お話ししていきます。

今日はその一番最初、フォロー(肩から肩)の前傾角度についてです。

3つの角度を保ったまま肩から肩へ

肩から肩のフォローの前傾角度は、3つの角度を保ったまま、
肩から肩の位置まで行く必要があります。

伸び上がり、変化なし、沈み込みの3つの段階があります。

伸び上がりとは、フォローの時点で前傾角度が保たれずに
起き上がってしまうことを言います。

逆に沈み込みとは、身体が下に沈んでしまうことを言います。

この伸び上がりと沈み込みを引き起こす可能性のある身体の場所は、
以下の3つです。

 1.膝の前傾角度

 2.股関節の前傾角度

 3.背骨の前傾角度(猫背にならないようにする)

よく前傾角度を変えないために、頭の頂点の高さを変えないようにと
意識する人は多いです。

しかし、頭の頂点の高さを意識して変えないようにするのではなく、
変えているのは結局この3つの角度が原因です。

ですので、この3つの角度に特に気を配るようにしましょう。

3つのうち一番重要。。。膝の前傾角度

はじめに確認しておきたいが膝の前傾角度です。

スイングのフォローでよく質問されるのは

 「膝の角度は伸ばしてもいいんじゃないですか?」

というものです。

たとえば、プロゴルファーの中にも膝の角度が伸びてしまっている人もいます。
たとえばタイガー・ウッズなどは、フォローで膝の角度を伸ばしています。

しかし基本的には、アマチュアの方が膝を伸ばすような動きというのを
意識して練習することは避けたほうが無難です。

その理由としては、膝の関節に負担がかかるということ、そして、
膝の角度が伸びるということは、頭の高さが変わる原因にもなるからです。

飛ばそうという気持ちが強くなると、
膝でジャンプするような動きが出てくることもあります。

あくまでもアドレスの角度を保ってフォローまで行くことが、
頭の高さを変えないでインパクトすることにつながっていきます。

そうすることで、ダフリやトップが少なくなります。

そして、膝を伸ばす動きをしないことで、
膝に負担がかからないスイングになるわけですから、

ゴルフを長く続けられるスイング作りにもつながります。

そういった意味では、膝の角度はしっかりと保って、
変えずにやることが大切です。気をつけましょう。

次回も、肩から肩のフォローについてお話しします。

またメールします。

小原大二郎

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【ビデオ】完璧なショットを求めすぎて、、、

2013.04.10
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日はレッスン動画をお送りします。

今日のテーマは

「完璧なショットを求めすぎてダメになってしまう」

という悩みです。

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無意識の領域

2013.04.09
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日のテーマは、
『無意識の領域』です。

私は、ゴルフの基礎知識も無く、
練習も独学でゴルフを学んできました。

ましてや、
ゴルフに触れたもの18歳と遅いスタートでした。

人一倍練習をしてきたつもりではあるものの、
誰かに指導してもらったわけでもありません、、、

本当に試行錯誤の連続でした。

いつも「本当にこれであっているのだろうか?」
と自問自答しながら練習し、レッスンしてきました。

その中でようやくたどり着いた一つの答えがあります。

テクニックとスコアアップは必ずしも比例しない

私達レッスンプロは、
ともすると「生徒さんに凄いテクニックばかりを教え込まないといけない」
と考えがちです。でも、

実際のところ、
「凄いテクニックとスコアアップは必ずしも比例しない」のです。

「え?なんでですか?
テクニックが向上したらスコアが良くなるんじゃないんですか?」

という考え方もあるかと思いますが、
私の場合、教えているレッスン生の8割ぐらいはテクニックの指導ばかりではなく、
「ある練習」をきっかけに急激なスコアアップを果たしています。

では、そのある練習とは何でしょうか?

私のゴルフレッスンに来られる方の多くは
マジメにゴルフに取り組んでおられる方ばかりです。

そして自分なりに自己分析をして、
自分なりに悩んで色々な雑誌やメディア、DVDを見て練習しています。

しかし、
その「練習」が必ずしも「効率的な練習」ではないんです。

逆に言うと、伸び悩みを抱えている方によくあるのが、
自分なりに続けている「練習」と今の自分に合った
「正しい練習」にズレがあるというもの。

結果として
遠回りな練習ばかりを続けてしまっているということなんです。

残念ながら、ゴルフ雑誌やレッスンDVDなどの中には、
その場しのぎの意味のない方法や、アマチュアに全く役に立たない情報が
氾濫しているのが現状です。

そういった真新しい練習ばかりに目を向けるのではなく、
基礎練習が何よりも大切だということ。

人間の集中能力

人間の集中能力を100として、
練習全体の基礎部分、
練習全体の練習部分、
にわかりやすく割り振るとします。

練習中に基礎部分に集中力50取られる人
基礎「50」+練習「50」と、

ほぼ無意識で基礎に集中力が5しか取られない人
基礎「 5」+練習「95」では、

人間として同じ100の集中能力なのに、
練習結果で圧倒的に差がつきます。

無意識に基礎が出来ている人にとっては、
その上達スピードが楽しいという好循環すらもたらします。

ただ実際は、これがひとつひとつの練習であって
ぱっと見てこのように数字として測れるものではありません。

どこに大半の意識コストを使ってるか、
自分でも分かってないことが多いと思います。

だからこそ、
意識して基礎を振り返り疑う必要があります。

基礎を無意識に落としこむためには、、、

単調な繰り返しや、
反復練習が必要となるでしょう。

 ・「基礎をしっかりやる」

 ・「基礎だけに集中してしっかりやってみる」

こんな当たり前のことが日々の練習の中で
少しづつ忘れられている気がしています。

基礎練習をおろそかにしてしまうことで、ゴルフがうまくならない・・・
しかもそれは、楽しくない地道な反復練習。

正しい上達のための基礎練習をすれば誰でもうまくなれる。
それがゴルフの大変な所でもあり、最大の楽しみでもありますよね?

あなたは、ゴルフの基礎練習を怠ってはいませんか?

また、メールします。

小原大二郎

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この練習キットを試してみてください。

畳一畳程のスペースがあれば
いつでも自宅でアプローチの基礎練習ができるので、オススメです。

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あなたが怖がっているのは、、、?

2013.04.08
obara

FROM:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先週末の関東はひどい嵐でした。

やっぱりレッスンは青空の下でやりたいものです。。。

さて、今日はひとつあなたに質問があります。

ゴルフで、一番怖いものはなんですか?

こう質問したらあなたは何と答えるでしょうか?

・朝イチのティーショットでOBすること?
・突然シャンクが出だして止まらないこと?
・上手くいくイメージが全然湧かなくなること?

こんな風に想像された方が多いのではないでしょうか。

生徒さんで、ホールインワンかアルバトロスが出ること!
なんて答えた方もいらっしゃいました。

確かに。。。(笑)

あなたが怖がっていること、、、

さっき挙げたようなことも確かに怖いですが、
今日の話はそれだけではありません。

もっともっと根深い話です。

朝イチのティーショットが怖いのも、
スライスが出だしたら止まらないと怖がるのも、
あなたが根底で「あること」を怖がっているのが原因です。

そして、あなたはきっと「あること」を怖がっているはずです。

どうしてハッキリそういえるかというと、
「あること」を怖がっているのはあなただけではないからです。

私も含めて、ほとんど全員がそれを怖がっています。

怖くてどうすればいいのかわからなくなる、、、
そのくらいビビっているはずです。

その「あること」とは何なのか?

あなたが「あること」を怖がらなくなれば、
途端にゴルフが上手くなるでしょう。

あなたが「あること」を怖がらなくなれば、
もっともっとゴルフが楽しくなるでしょう。

「あること」の正体は何なのか?

出来ればあなた自身で気づいてほしい、、、

・・・・・

・・・

・・

それは恥です。

そう、私たちは「恥をかきたくない」生き物です。

コレに対して強い恐怖心、警戒心を持っていると思います。

特に日本人は、誰もがこの感情を持っていると思います。

そしてここで絶対に知っておくべき、
ある事実があります。

成長は恥のあとにやってくる

そう、ほとんどの成長は恥をかいた後にやってきます。

たくさん恥をかいて、大きく成長することが出来ます。

たくさん恥をかいて、技術やメンタルが成長していきます。

少し私の話をさせてもらいたいのですが、
昔プロを目指していた頃にゴルフ場の常連さんと
一緒にラウンドする機会がありました。

その頃の私のスコアは80前後。

プロになるには到底及びませんでしたが、
その常連さんは90台が平均スコアでしたので、
まあ私の方が上手だったんですね。

ですが、、、

なんと私はそのラウンドで
102というスコアを出してしまったのです。

不調だったというのは言い訳ですが
当時の私からすれば本当にありえないスコアでした。

1年間やってきたことが
ガラガラと音を立てて崩れていきました。

イライラしすぎて、訳もわからず泣いていました。
たぶん周りからみたら変人だったと思います。(苦笑)

本当にゴルフ漬けの日々だったので
もう、普通の思考回路ではなくなっていたのかもしれません。

「もう、ゴルフなんてやめよう・・・・」
と本気で思いました。

恥に考え方を変えてもらった

ですが、このラウンドが転機になりました。

102というスコアを出してから自分を
とても客観的に見られるようになり、
そこから安定したスコアが出せるようになったんです。

練習スタイル、ゴルフの考え方、
そして取り組み方をガラリと変えました。

今までと同じじゃダメだ!と強く思うようになりました。

だから、あなたにもどんどん恥をかいてほしいのです。

極端なことを言えば、
ゴルフを始めて3日の素人に負けるような体験です。

強烈な恥は1ヶ月くらいあなたを悩ませるかもしれません。

ですが、そのことであなたは
今までにない感覚を手に入れるはずです。

恥を恐れることで
あなたはいつまでも同じ場所にいることになります。

恥をさらすことで
あなたは今よりもっともっと成長することが出来ます。

恥を恐れることで、
あなたは時間をとても無駄にしている可能性があります。

それでも恥はさらしたくない!
という方には、もちろん無理にいいません。

あなたは今のままでしょうか?
それは自分次第です。

また、メールします。

小原大二郎

追伸:

アプローチに悩んでいる方は、この練習キット試してみてください。
自宅で出来るミート率アップ練習です。

家で出来るので、奥さんから嫌な顔をされるかもしれませんが(笑)
ぜひ恥をかいてでもやってほしい練習です。

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