From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原です。
このメルマガを読んでくれている方から、
いつも頂く質問があります。
それは、、、
「ビジネスゾーンって何ですか?」
という質問です。
もう十分理解されている方もいると思いますが、
最近このメルマガを読み始めたという方は
良くわからない方も多いかもしれません。
私は口を酸っぱくしていつも
ビジネスゾーンが大事だと言います。
ビジネスゾーンはゴルフにおいて最も重要で
何よりも最初に習得するべきものです。
あの片山晋呉プロもゴルフをはじめた頃は
ビジネスゾーンしか練習しなかったと言います。
先日、そんなビジネスゾーンについて、
インタビュー形式で語った記事があります。
けっこう好評だったので(笑)
ぜひ、あなたも読んでみてください。
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テーマ:「ビジネスゾーンってなんで重要なの?」
2014年9月30日(火)skypeインタビュー
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■小原プロ、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
■小原プロは『ビジネスゾーンが大事だ!』とよくおっしゃっていますが、どのようなきっかけから『ビジネスゾーンが大事だ!』と強く思うようになったのですか。
強く思ったきっかけは、自分がツアーを目指していた時ですね。
基本的に僕は、スイングをフルスイングで作っていたのですが、好不調の波が荒かったんです。
特に僕の場合はドライバーの左曲りであるチーピンボールに悩まされていた時期があって、とにかくものすごく左に曲がっていたんです。
この曲りは、練習しても練習してもなかなか直せなかった。
それをよく言う「スイングを小さくする。軽く振ることで解決される。」と言う一般理論があるのですが、それをしてみたらある一定の効果はあったんです。
でも完全には解決できなかったんですよね。
ちょっとスイングを小さくして、軽く振る。でもそれって本来の距離を落とす訳です。
自分の最高のポテンシャル通りの飛距離を出す為には、やっぱり軽く振るとかそう言うごまかしで修正してはダメで、根本的にスイングを直していかなければいけない。
そういったところで、「どうやって自分のスイングを直していくか」ってなった時に、たどりついた所がビジネスゾーンと言う練習だったんです。
■軽く振るって言うのは、フルスイングを軽く振るって言うことですか。
そうですね。フルスイングの大きさで、スイングをちょっと小さくするとかね。
僕の場合は左に曲がっていたのは、アプローチでもフック回転で左に曲がっていたからね。
だからそもそも、アプローチではもっと真っ直ぐな回転、ストレートな回転を打てるように。長いクラブを直すと言うよりは、もっと短いクラブから直そうと言う安易な気持ちで取り組んだのがビジネスゾーンなんですよね。
■なるほど。ビジネスゾーンを知る前と知った後とでは、どのような結果が出ましたか。
ビジネスゾーンを知る前は、毎日バラバラの練習をしていました。
それこそ、雑誌を見て雑誌に載っていることを今日はやる。
あるいは、プロのビデを見たら、そのプロのスイングを真似してやる。
そんな、一つの筋の通っていない練習をずっとしていました。まぁそれでも上手くはなっていったんだけど…。
それでもやっぱり、自分が何で曲がるのかだとか、どうやったら問題を解決できるのかって言うのがわからなかった。
ビジネスゾーンの練習に取り組み始めて、ボールの曲がる仕組みがすごくわかるようになった。どこを直せば右に曲がって、あるいは左に曲がるのかとか。
どこを意識することでダフるのか、トップするのかがわかるようになった。
例えば自分の調子を見て、「今はどこを意識した練習をすればいいのか」ということが体系化されていったということですね。
■なるほど。そうなのですね。ビジネスゾーンをやろうと思い始めた頃は、スコアで言うと大体どのくらいで回られていたのですか。
70台の後半ですね。
■70台の後半になってもやっぱりそういう、基本と言うか、そういうところに立ち返ってみたということですか。
そうだね。ビジネスゾーンの練習って言うのは、基本的にプロだからやるとか、アマチュアだからやるとか言うのではなくて、ゴルフの基本。
昨日、今日ゴルフを始めた人も取り組むべきものだし、トッププロでも取り組むべきもの。基本と言うのは常にやり続けなければいけないものなんでね。
基礎ではない、基礎と基本の違い。
■あーなるほど。基礎と言うとそういう風に感じるってことですね。
基本練習は上級者も初心者もやるべきもので、基礎の練習と言うのは、スキーで言えばボーゲンみたいなものだから。『ハ』の字にして滑る形。そういう形をトップスキーヤーはしないでしょう。そういうのと同じです。
それと同じで、ビジネスゾーンは基礎トレーニングではないということです。
■これからビジネスゾーンを始める方に向けて、一言お願いします。
ビジネスゾーンを練習することで当然100も切れるだろうし、ビジネスゾーンをやり続ければ、72にも到達できます!
ゴルフをやる限り、ずっとビジネスゾーンの練習をやって突き詰めてください。
そうすると、ある日を境に自分のミスの原因をビジネスゾーンで直せるように段々なっていきます。
■調子が悪くなっても自分でセルフチェックして、何とかできるってことですね。
そうそう。
多分、みんなはゴルフが何で上手くいかないのかって言うことがわからない。
何でこんなになっちゃったんだろうって。
それが、この練習をすればわかるようになるし、直せるようになる。
結局ゴルフって言うのは1人でプレーするから、自分で直せるようにしないといけないんだよね。
人にレッスンを受けて、人に言われて直すのではなくて、自分の悪いのはここだからこれを練習すればいいって答えを出せなくちゃいけない。
でもほとんどの人は出せないですよね。
僕はコーチをやっているけど、それを自分でわかるようにしていくのが、コーチの仕事だと思うし…。聞かれないとわからないじゃなくて、自分である程度わかるようにしてあげないといけないって思っています。
ビジネスゾーンの練習をすると、その答えを出せるようになります。
■なるほど。今日は、どうもありがとうございました。
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小原プロ、今晩は。
ビジネスゾーンと解体新書「出直しゴルフ」を買いました。
どちらも同じ基本そのもので派手さは全然無いのですが、誰に対しても間違いの無い教え方だと思います。
基本はじっくりやらないと駄目だと、私も思います。やっとはっきりした基本に出会えました。有難うございます。
概ね、基本に近いことをしていたと思うのですが、その差は大きいと思いました。
体の中に骨組みが出来てきたように思います。本当に良いことだと思います。自信が着いて来るような!。
ひとつ教えて戴きたい事が有ります。形が良くなっても、困る事があるのです。それは、力が抜けない事で長年の苦しみなんです。
その力が、一瞬のうちに台無しにしてしまう!これが原因で上達しきれないように思います。現在59歳ハンディ13 ゴルフ歴17年。
他にも沢山いると思うので、力の抜き方を教えてください! お願いします。
ビジネスゾーンは、新しい言葉として、聞きました。
基礎的な振り幅としては、従来から教わったと思いますが、
目的としては、距離をつかむ為と思っていました。
改めて、スコアーアップを目指して、基本を練習して行きたいと思っています。
鈴木